小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
湊かなえさんの本を初めて読みました。
感想を書くのがすごーーく難しいのですが、本当に面白い作品でした。
まるで自分がその場にいるような臨場感を感じて、次はどんな告白がくるのかとページをめくる手が止まらなかったです。第1章のホームルームでの告白は、自分も生徒として席に座って話を聞いているような感覚でした。
続きが気になりすぎて一気読みしたのは久しぶりでした。
「教師の娘がプールで溺死した。しかし実は生徒による殺人事件だった。」このひとつの物語を軸に、いろんな人物の目線から語られています。登場人物が全員なかなかに狂っていました。
第6章の森口先生の正論パンチ炸裂が最高に好きでした。知性と狂気 -
Posted by ブクログ
日本文化×ミステリー。
日本大好きなLA出身の留学生が探偵役という設定や、コミカルな雰囲気の装丁、それに青柳碧人って、赤ずきんとか昔ばなしシリーズとか書いてる人だし、キャラクターで攻める、コメディ調のライトミステリーなのかな…
…とか思っていたが、読み始めたら全然違った!
日本文化を題材にした短編集で、割としっかりした(?)殺人事件が起きたり、随所に散りばめられた伏線がキレイに収斂されていったり、紛れもない本格ミステリーだった。
青柳先生、ごめんなさい。。
登場人物も皆それぞれ魅力があるし、ライトな感じのやり取りも楽しめる。
大学生たちの青春を感じるところもあり、全てがバランスよく調和さ -
Posted by ブクログ
JA対馬で起こった20億円超の大不祥事の真実を暴いたノンフィクションですが、すさまじい一冊でした。
事件は、JA対馬の職員で、日本一の営業マンであった西山義治が自ら運転する車で海へ転落し自殺した事件の真相を追った内容ですが、とにかく闇が深すぎます。
この書籍の前提として、日本に約500あるJAの単協の8〜9割は農業部門で赤字になっており、その経営は保険(JA共済)と金融(JAバンク)で成り立っています。ただ、想像に難くないと思いますが、保険も金融も、基本的には大手保険会社や金融機関と比較すると、サービスの魅力に欠けているため、衰退が続いています。
じゃあ、そんな中でJAはどうなるの?と言 -
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ネタバレ上巻で感想を書いたので
こちらではネタバレの感想を書かせて頂きます!
未読の方はスルーして下さい
始めに利根川で全裸の若い女性の死体が発見される。
まさにリバーの幕開けです
刑事たちの脳裏をよぎる10年前の連続殺人未解決事件、同一犯なのか模倣犯なのか
上巻の序盤の方で早くも犯人らしき人物が登場
ちょっと早すぎでは?と思いましたが
その後の展開を読んでいると容疑者が3人に絞られて
本命は刈谷だと思いつつも、もしかしたら
違うかもしれない、とドキドキしながら読めたので良かったです。
被害者遺族の松岡さんの行動力と執念が凄い
と思いました。彼の執念が無ければ 刈谷にたどり着く事は難しかった -
Posted by ブクログ
ネタバレ今まで読んできた中で過去1衝撃度が高かったと断言できる気がする!ドラマで面白いな〜と思って原作がどうしても読みたくなったので、買って読んだらページを捲る手が止まらなかった、、、
4人それぞれが大切な人を思いやる気持ちがとても強く、自分の人生を犠牲にしてきた…
佐久間兄は本当にどうしようもない人間だった…
23年前の事件の真実に関係なく、どう転んでも誰かは佐久間兄を殺していたように思う… 人殺しは許されないけど、同情したくなるくらいクズだった…
でもやっぱり許せないのは小杉!人を殺しただけでなく、たくさんの人の人生を潰してきたわけで、、
まさか淳一が撃っていなかったなんて…
その真 -
Posted by ブクログ
ネタバレ千早茜さんの本の中ではじめて読んだ作品。
性や食を題材に、主人公の生きる姿を鮮やかに、生々しく描いている。
特に印象的だったのは、階段を登り、カラカラの喉を潤すために、桃を齧る主人公の描写。不老長寿の象徴である桃を貪り食う主人公と、それをただ見つめる全さんの、若さと老いの対比が悲しく、美しかった。
父親ほどの年齢である全さんと過ごしていくたびに、心惹かれていく主人公の心情に呼応するように、全さんが魅力的に見えてきて不思議だった。年齢を感じるようなカサカサの皮膚、レンズ越しの冷たい目、主人公をあしらう姿。家族や知人からは、祝福されるはずのない関係が、二人の関係の密度をぐっと高め、忘れられない -
Posted by ブクログ
ネタバレカエルの親指の続編ということで楽しみにしていた。
読み始めてすぐにテツがでてきて「誰!?」となったが、やひろと貫太郎の子供だと知り「子供出来てる!」と嬉しくなった。
今回新しく登場するキョウとテツが大人顔負けの活躍をするのにはすごく驚いた。
キョウの作戦には当たり前のように騙され、テツの機転の利いた立ち回りに惚れ惚れした。
ほんまに学生か?と何度も思うほどだった。
十数年経った後もみんなで仲良く協力して久しぶりのペテンを仕掛ける様子はとても見ごたえがあったしワクワクした。
途中、タケが急にスキンヘッドになって笑ってしまったが、あれは映画版「カラスの親指」からの逆輸入だと知って映画も見て
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