小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ久々の三浦しをんさん。やっぱり面白い。
書家の遠田薫。筆耕を依頼してくる実直なホテルマンの続力を振り回すw
振り回しぶりが、どっかの便利屋さんみたいだw
遠田家の猫、カネコ氏も、なんともいい味をだしていて好き。
遠田の書道教室の子供たちもかわいい。
代筆を頼んでくる依頼人たち、そんな大事な手紙だったら、なおのこと自分で書けよ、とは思った。ま、大事だから自分ではなんともできないんだあーーー、っていうのもわからんでもないがw
終盤、あの老人が出て来て、あんな単語が出てくるから、やばい気がしてたんだよね。でも、うん、ああなってよかった。 -
Posted by ブクログ
ここ最近読んだ警察小説の中でもかなり熱い印象を受けました。主要人物である刑事たちに血潮が通っている感じがして、個人的にすごく好きです。非常に読み応えのある、素晴らしい小説でした。
ひとつの事件を軸にして昭和から平成が描かれ、そして令和に繋がっていくお話ということで、ボリュームが凄くて内容も濃い。
最初は登場人物や事象を頭に入れるのに集中しており淡々と読み進めていましたが……。担当した未解決事件を諦めきれず、追い続けて、その先を次の世代に託して繋げていく刑事たちの熱量に引き付けられるようにして、気付けば物語に没入していました。
語られるその時代の空気感や事件の捜査を追体験してるような気持ちになり -
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Posted by ブクログ
ネタバレなにしろ、スクルージときたら、握ったが最後、死んでも離さない男でした。ひっつかみ、もぎ取り、絞りあげ、こそげ取る、欲の皮のつっぱった罪深い男-それがスクルージだったのです!
「いい朝ですなあ!楽しいクリスマスを!」
のちになってスクルージがよく言っていたことですが、世の中には楽しい音はいろいろあるけれども、この言葉ほど楽しく響いた音はまたとなかったそうです。
過去の幽霊、現在の幽霊、そして未来の幽霊。
3人の幽霊に会って変わっていくスクルージの姿はとても美しい人間の姿だった。
クリスマスに、読めてよかった。
神様のお恵みが、みーんなぜんぶにありますように!ティム坊やのこの言葉がかわいす -
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購入済み
数年前、まだ学生だった頃に、このエッセイを読みました。当時は正直、途中で読むのを辞めてしまいました。朝井リョウさんの生き生きとした学生時代が目に浮かんできて、自分と比べて、何で同じ大学生なのに、こうも違うんだろう?と卑屈になる自分が嫌いでした。何年経っても色褪せないような、強烈な思い出があることが羨ましい、と嫉妬していたのかもしれません。
大人になってから、改めて読んだら、今度は、クスッと笑いながら、最後までしっかり読めました。私も大人になったのかな、と思いました。