あらすじ
「久々に、派手なペテン仕掛けるぞ」
詐欺師から足を洗い、実演販売士として生きる道を選んだ武沢竹夫に、
訳ありの中学生・キョウからとんでもない依頼が。
母親が残酷な詐欺被害にあったのを境に、厳しい現実を生きることになったキョウ。
武沢は彼女を救うため、かつての仲間を再集結、大仕掛けを計画する。
シリーズ累計70万部の人気作!
感情タグBEST3
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『カラスの親指』の続編
面白かった。
騙されて、騙されての繰り返しだった。
何も気づいてなかったので驚きと
なるほど・・の連続。
テツ君やまひろさんのその後も気になるので
続編希望!!
続編にテツ君に弟か妹が居たらいいなぁ〜
(=^▽^)σ
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カラスの親指のメンバーが戻ってきた!
やひろとましろと貫太郎、3人とも歳取った感が否めないけど、新メンバー、テツがいい感じ。にくめないマセガキっ!
カラスの続編だから、そりゃどんでん返しだよなね、って思いながらの読書だから道尾さんも大変よね。話の展開も時間を飛ばして回想にしたりと
工夫が凝らされてましたが、小さな仕掛けが多く、やられた感はなかったかな?
でも、ましろの恋の行方は描いて欲しかった!
やっとましろがトラウマから卒業できそうだったのに、どーなったの!
気になる!
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気持ちの良いどんでん返しのスケール感は前作カラスの親指の方が上でしたが、ラストの希望を感じさせる終わり方はカエルの小指の方が好みです。素敵な読書時間でした!
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カラスの親指読んですぐ読んだから今度はどこで騙されるか見破ってみたいって気持ちで読んだのに同じようにどんでん返しをくらっておもしろい。
人を救うために欺くこと、それで救われる人がいること、今回はそれを上回る作戦をキョウが持ってたけど、カラスの親指のときよりさらにタケさんたちのことを見守りたくなった。
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今回もまた最後まで欺されました!
途中から、役者さんが紛れ込んでるのかなぁとの予感もしましたが、下手に予想せずに読んだ方が物語にのめり込める気がしたので、あえて欺されにいきました。
『カラスの親指』もそうでしたが、みんなで考えた作戦を実行している時が一番ドキドキします。なぜかいつも途中で不穏な出来事があって、予定通りに進まなかったりするんですよね。でもそれが面白い( ー̀ωー́)⁾⁾ウンウン
あと、缶詰のフタ、ライター、セロハンテープで合鍵を作る方法には驚きました。
ライターで鍵をあぶり、すすで真っ黒になったらセロハンテープを貼りつけて剥がし、鍵のかたちを型取る。
その後、缶詰のフタに鍵の型が浮き出したセロハンテープを貼り付け、型通りにハサミで切ると即席の合鍵になるそうです。
少し不安になったため、自宅の鍵を確認してみましたが、すすの跡などはついてなかったのでホッとしました。
しかし、これは実際に作ってみたら誰でも開けられるんですかね…?それともテツくんがとてつもなく器用だっただけ…?
また、この作品は実演販売やそれに似た仕事をしている方にもオススメしたいです。
おそらく人間関係を把握するのに時間がかかってしまうので、前作『カラスの親指』を読んでからこちらを読むのを強く推奨しますが、フリップを135センチのゴールデンラインの高さに掲げたり、相手の利き五感にトークを合わせたりと実演販売のテクニックが詰まっています。
例)えっ!2冊とも分厚そうに見える!?いやいや奥さん、それほど読みごたえがあるってことです!それにホラ、表紙にお札が描かれていますよね。類は友を呼ぶって言いますし、これを持っているだけでお金が貯まるかもしれません!(なんだか実演販売士というよりも詐欺師っぽいセリフになってしまいました…すみません(^-^;)
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カラスの親指の続編
タケさんのかつての仲間たちが集まり
また、騙されました。
私の中では、キョウの父親がタケでもありだった。たまには、幸せになって欲しいな。
みんなのキャラクターが良すぎる。
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面白い。初っ端からテツが登場し、暫く、あれ?あれ?となって混乱してました。
色々ミスリードにより、作者の思うツボ。やられた感も心地よい。とても面白い作品ですが、「カラスの親指」を読んでから読んだほうがより楽しめると思います。
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え?今これどういうこと?どうなってんの!?となりながらも勇気を出して戻らずに読み進めれば、あー!なるほどそうきたか!となります。
そして私は完全に騙されてましたけども。笑
前作がもうあたくしの読書史上でも上から数えた方が早いくらい最高だったのでそれと比較したら多少あれですがそれでもやっぱり最高です。
キャラが立ちまくりです。
道尾秀介さんてこの2冊しか読んでませんけどなんかすごい振り幅なんですよね?それが怖くて他のが読めない。。
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傑作「カラスの親指」の続編。舞台は前作から10年以上が経過した設定。武沢と前作の仲間のまひろ、やひろ、貫太郎はもちろん登場し、更に新しいキャラクターが加わる。
そもそも前作で武沢は詐欺から足を洗ったはずなにの何でまた???というところから始まるが、もちろんそこには再結集するだけの理由がある。本作はどんでん返しもそれほどでもなく、詐欺のテクニック?や中身もたいした事はないが、やはりお馴染みのメンバーが活躍するのは読んでいて楽しい。
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前作もそうだったし、このシリーズのテーマは「欺す」だから注意して読んでたけど、初っ端からやられたし最後まで欺かれてた
竹沢達の協力プレイや掛け合いも最高だった
私は自分自身で稼いだ金しか信じないので投資詐欺の説明にはちんぷんかんぷんだったけど笑
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「カラスの親指」を読んでからすぐに続編である本作を読んだ。
前作から10数年後の様子をまた読めるということだけでも胸が躍った。
タケ達の勘違いによって、「生きてて良かったと思えた」とキョウが言ったことが印象に残った。「人はどこから来たかではなく、どこに向かうかが大事」というのもここに繋がるのだと思った。
貫太郎が「孤独は1日煙草15本吸うよりも悪い」と言っていたが、登場人物がこれから孤独から脱出できるのかなと考えたけど、、
やひろと貫太郎、テツは家族として。
まひろは雁井と?
キョウは祖父母、そしていつか目覚める母親と。もしかしたらテツと??
タケは??と思ったけど、まひろはないか。父親みたいなもんだしな。
と見苦しい妄想してしまった。
カラスの親指を読んだ人全員に勧めたい作品だった。
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めっちゃいい。
中盤までにいろいろな仕込みが行われてそれを終盤までに明かしながら二転三転のどんでん返しと人間ドラマを描く。
さすが。
3039冊
今年267冊目
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「新しい絵の具で塗られた」色
喜びと幸せの反対が、「全ての色を混ぜた時に出来上がる色」
大好きな登場人物たちに再び会えて嬉しい
まひろはどうなったのかなぁ
騙されてたことが騙されていて、それもまた騙されていて、前作カラスの親指を彷彿とさせる作品
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カラスの親指の続編というコトで思わず読んじゃいました、続編の難しさを改めて痛感、ストーリーが継続する上下巻ではなく、一度完結した物語の続編は前作がハードルとなり中々超えにくいですよね。
そんな印象が続編にはありますが本作は前作のその後を上手く繋いで新たなストーリーを展開した印象で面白かった。
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前作の方が好きだったけど面白かった。
読んでいくごとに登場人物の主観が変わって、色んな目線からペテンの行動を見ることができた。
どんでん返しがある作品はやっぱり面白い。
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どんでん返しがたまりません!
詐欺を辞めた仲間たちが、詐欺で人生をめちゃくちゃにされた少女のために大掛かりなペテンを仕掛ける物語。
本当の詐欺師が野放しなのは許せませんが、それも含めてこの作品の味わいだと思います。テツさんが大好きだったので、彼の志をついだタケさんと、タケさんを慕う仲間たちが協力してペテンを仕掛ける壮大なストーリー。最後まで手に汗握ります。
成功?!と思いきやのどんでん返し、そこからの着地まで圧巻でした。
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大好きなカラスの親指の続編が!と大喜びで読み始めました。世界観は、そのままに。今作も優しさ溢れる詐欺を楽しませていただきました。
次は主役が、テツになるかな?楽しみです。
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前作「カラスの親指」から10年後を舞台に描かれた本書。ゆるーい雰囲気の中、思惑が交錯し、いくつものだましネタが結末に向けて加速していく。
なんか登場人物、誰も傷つかない感じがいい。勧善懲悪の優しい人たちが彩る物語が心地よい。
ギミックが前作を踏襲しすぎている感じもあったのでオマケなしで星は4つとしたい。
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めっちゃ面白かった。
詐欺によって母親を自殺に追い込まれたキョウ。かつてみんなで大ペテンを仕掛けたメンバーと共にその詐欺師にペテンを仕掛けるカラスの親指の続編。
まず道尾秀介さんの作品はすごく読みやすい。
サクサク読んでいけるしすごくドキドキさせてくる。続きが知りたいんだけど読み進めたくないというジレンマ。
特にまひろが本当にナガミネに恋しちゃうところはモヤモヤがやばかった。なんでやひろも応援しちゃうのって思ってたけど、それも全部知った後だと逆に2人がどうなったのかすごく気になる。
今回もしっかり騙された。キョウの作戦乗ったフリをして偽物のナガミネを用意する。
でもそのテレビに出演するっていうのがキョウの目的でキョウとタケさん達がお互いに騙されてるっていうのが面白い。
他にも実はキョウの母親が死んでなかったり、瀬谷ワタルがキョウの父親だったり、しっかりヒントがあって、事実が分かるとアレってこれのことだったのかって思う。
あとはキャラがいい。
前作出てきたキャラはもちろん、やひろと貫太郎の息子のテツがマジでいい。
こいつ本当に小6?ってくらい頭がキレるし行動力がある。ジョジョ4部の川尻颯人みたいなキャラ。しっかりテツさんの血を引いてるって分かる描写があるのがいい。
ストーリーもいいしキャラもよくて面白かった。
Posted by ブクログ
面白かった~
前作からのキャラも登場して、日常の会話劇も楽しい
■叙述トリック
寺田美知子が死んでいると明言されていないのは気がついたので恐らく生きているだろうと思っていたし、前作のトリック同様関わっている人間が仕込みなんだろうとは思っていた。
さすがにキョウの思惑や瀬谷ワタル父親説までは辿り着かなかった…
逆に津賀和が仕込みだと思った
依頼料が安すぎるのにカラスであるタケが疑わないのはどうなんだ?簡単に騙され過ぎ
前作に比べてインパクトは劣るがとてもよいストーリーだと思う
■自殺
本人の意思だから被害にカウントされない、というのはあまりにも理不尽
詐欺にあって泣き寝入りしたり人生が壊された人がどれだけいるのか…
■詐欺師の結末
前作でヒグチは多額の被害を被って仕返しした感があったが、今回津賀和やナガミネは殆ど被害を受けておらずのうのうと生きているのでは?
キョウが父親と和解できたのはよい結末だけど
結局あいつらが罰を食らっていないのはちょっと気にくわない
タケさんのトラウマがあるのもわかるが
その点のスッキリ感が少ないので低めの点数
やはり道尾作品は面白い!
次は何を読もうかなぁ
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前作が良かったから期待し過ぎたのか、衝撃度は少なかった。
前作の10数年後の物語の為、みんな大人になってしまってハチャメチャ感がテツだけでは足りない。
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前作を読んだのも大分昔なので比較が難しいが、著者の初期作品に見られるような巧妙な叙述トリックとかを期待していた分ちょっと期待外れ感は否めないかな。ストーリー構成はしっかりしてて読み易くはあった。
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カラスの親指の続編。
前作のどんでん返しとハラハラ感は上回らなかった印象。
キョウを加えたメンバーで新たな欺しが繰り広げられる。
ミスリードが多くあり、良い意味で予想は裏切られるし、最終的に色々なものが解決するので爽快感はあり。
Posted by ブクログ
『カラスの親指』続編。『カラスの親指』を読んだの可成り前なので殆ど内容を忘れかけていたのですが……。
あーこんな人居たなぁと思い出し乍ら懐かしい面々と再会。作中でも十年以上の時間が経過していて、感慨も一入でした。
『カラスの親指』を気に入ったなら此方も併せて読む事をお勧めします。何なら間に何冊か別の本を挟んでも、時間経過が味わえて乙な趣向になるかも知れませんね。
Posted by ブクログ
カラスの親指の続編です。
色んなところで裏切られて、読んでいるこちらも時々迷子に。親子の関係がずっとこの作品の軸にあるので、詐欺行為うんタラよりも家族愛の話。続編にしては薄口で個人的にはちょっと物足りなかったかな。
Posted by ブクログ
「久々に派手なペテンを仕掛けるぞ」
「カラスの親指」から10数年後、あのメンバーが再集結!
前作同様、癖のあるキャラ達がドタバタとコンゲームを繰り広げ、二転三転する展開を楽しむことができました。文庫解説をヨビノリたくみさんが書いており道尾愛を熱く語ってます!