ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 書店怪談

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     本好きや読書好きにとってワクワクする場所である書店がもし身の毛もよだつ怪異が蔓延る場所へと変貌してしまったら、という切り口で紡がれるモキュメンタリーホラーで、全国の書店から集められた怪談がどれも不気味で極めてリアリティが高いような作りで不穏な余韻を残すラストも恐ろしかった。

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    2025年12月23日
  • 新世界より(中)

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    中巻においては上巻でのこの物語との出会いによりわたしの中の「内的世界」が少しずつこの物語により広がっているので、よりこの「新世界」の世界観に浸りながら読み進めることができた。
    「呪力」の存在がもたらした奇妙な未来の「新世界」は、主人公に「確かにあったはずの出来事」に歪みを生み出しこの世界の見え方を、意思を持って変更しているような展開が上巻含め少しずつなされていた。
    この「新世界」における現実は果たして、虚構なのか?真実を知る存在はどこにあるのか?をワクワクしながら読み進めることでよりわたしの中でこの「新世界」のイメージが醸成されているように感じる。
    子どもたちの深層心理に閉まっている「新世界の

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    2025年12月23日
  • そして少女は加速する

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    ネタバレ

    イラストレーターの名前は表記されていないが、表紙絵に魅かれて。
    ほんの数十秒の勝負に賭けて己を鍛え、成長していく彼らは尊敬せざるを得ない。続編あるのかも。期待。

    舞台となる高幡高校の「高幡」は東京都日野市高幡の真言宗智山派別格本山の金剛寺(こんごうじ)、通称「高幡不動尊」のことのようだが、「高幡高校」は日野市にも現実にも存在しない。

    なお日野市の架空の学校は、有名な作品に結構登場する。
    『ゆりてつ 私立百合ヶ咲女子高鉄道部』の私立百合ヶ咲女子高
    『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』の都立「程久保」高校。
    『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『

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    2025年12月23日
  • 鳥がぼくらは祈り、

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    青春小説の
    新領域。
    文体が暴れまわる。

    「オン・ザ・プラネット」で芥川賞候補の新星
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    個人的にはとても好みでした。
    たぶん20代で読んでたら、
    もっと好きになってたと思います。笑

    日本一暑い熊谷に住む高校生4人。

    短い本なんですが、そのなかにむわっとするような暑さとか空気とか閉塞感とか、とにかくぎゅっと詰まってます。

    行き止まりの先に行こうとするというか。

    通勤電車の中で読み終えたのですが、
    あまりにも良くて、
    変なテンションのまま職場に行きまし

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    2025年12月23日
  • 博士の愛した数式

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    ネタバレ

    2024/11/28 第1回本屋大賞受賞以来新潮文庫がものすごく売り出している作品ということは以前から知っていて、何かの折に購入したきり本棚に眠らせていました。数日前にこの作品に触れているメディアを目にする機会があり、読み始めた次第です。

    「ママが博士を信用しなかったからだよ。博士に僕の世話は任せられないんじゃないかって、少しでも疑ったことが許せないんだ」
    というルートの言葉が強く心に残っています。本文を通して、純粋で思慮深く、思いやりに満ちた少年だと感じました。

    もちろん博士の記憶が80分しか持たないことが話のメインとなりますが、「私」と博士とルート、それぞれの関係性や言葉の掛け合い、ま

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    2025年12月23日
  • ちょっと不運なほうが生活は楽しい

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    アンガールズ田中卓志さんのエッセイ。読みやすく面白かった。
    私はアンガールズのジャンピンというPodcastを愛聴しているので、聞いたことのあるエピソードがいくつかあったが文章で読むとまた違う印象だった。書き下ろしの山根さんとの出会い・結成エピソードを読んで、2人の深みある関係性を羨ましいと思った。
    でも1番印象に残ったのは大木さんがストイックだったこと。大木さんのことを見る目が変わっちゃったよ。

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    2025年12月23日
  • 老乱

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    認知症介護者は偉大な力を持っている。
    それは東洋で言われてきた「孝」の力だ。
    西洋なら「愛」のパワーだろう。
    いずれも無償のエレメントである。
    著者の先手必敗の考えには賛同できる。
    症状もないのに早期発見は意味がない。
    異常もないのに検査を受けてしまって
    余計な不安を抱えることはゴメンだ。
    手遅れで結構。生物は死すべき運命なのだから。

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    2025年12月23日
  • マリエ

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    離婚って、
    幸せになるための
    選択なんじゃない?

    恋愛がしたいと、夫は言った。
    降って湧いた
    離婚という言葉は
    まりえの日常を、
    大きく
    変えた。

    直木賞作家が紡ぐ、結婚と幸福をめぐる物語
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    千早茜さんの作品は「ひきなみ」がとても好きで、
    (と言ってもそれしか読んだことない)
    他も読みたいと思い書店で手に取るんですが、
    裏のあらすじ読んで、
    恋愛だぁ〜と戻す日々でした。苦笑

    今回は本当にたまたま、
    新刊で手に取って、
    主人公が40歳目前で離婚を経験する

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    2025年12月23日
  • 畏れ入谷の彼女の柘榴

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    木偏シリーズ第三弾

    いつも通り短編3編
    一作目 あれ?舞城さん・・・だよな?あれ?
    二作目 そうそうそう、舞城さんはこういうもんだよ
    三作目 さすが私の舞城さん!最高や!

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    2025年12月23日
  • 星の王子さま

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    2025/6/22 良い翻訳だと思いました。大人になってしまったからこそ読むべき本という感じ、、ずっと変わらず素晴らしい物語です

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    2025年12月23日
  • 桜が散っても

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    家族にとっては父親は自分たちを捨てたと思ってしまうのも無理はない
    しかし父親は家族に対してちゃんと大切なものを託していた
    またその大切なものは家族だけでなく、たくさんの人を笑顔になってしまうようなもので、思わず私も読みながら笑顔で幸せな気持ちになった

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    2025年12月23日
  • 最後の証人

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    ネタバレ

    よくある復讐劇だと思って読んでいたら
    とんでもない展開がやってきて
    驚きのあまり「えええええ」と声が漏れた。
    「罪を憎んで人を憎まず」とはよく聞きますが
    島津に至ってはそんなきれい事では済まされぬ。
    キッチリと落とし前つけて欲しい。

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    2025年12月23日
  • 孤島の鬼 江戸川乱歩ベストセレクション(7)

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    江戸川乱歩、小説がうますぎる。

    あまり前情報を入れずに読んだので驚いた。
    もしも自分が江戸川乱歩がバリバリ現役の時代に生まれていたら、危うく彼を神と崇め、彼の作品の二次創作執筆に没頭していたかもしれない。

    怠惰で行動力のない現代人でよかった。

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    2025年12月23日
  • 舟を編む

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    色んな本を手に取っていると、たまに「この本に出会えてよかった」と感じる本がありますが、この作品も自分にとってはそんな一冊です。

    「何かに夢中になることについて」「才能とは何か」「人はなんのために働くのか」「言葉が持つ力とは」「人を愛するとは」…ただ面白いというだけでなく、読みながら色んなことを考えさせられました。

    変わり者で辞書編纂に全てを捧げる主人公の馬締はもちろん魅力的ですが、物語にリアリティを与えて、より多くの読者の共感を呼ぶのは、後輩の才能に嫉妬し、軽薄でお調子者に見える(しかし辞書作りにプライドを持っていて後輩思いの)西岡のキャラクターではないかと思います。ただただ「小説って面白

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    2025年12月23日
  • しっぽのカルテ

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    #しっぽのカルテ
    #村松由佳

    表紙やタイトルから想像される、ほっこり動物病院ものではなく、村山さんらしいかなり骨太な物語。ハッピーエンドとはならないところもとてもリアルで、自分の胸にストンと落ちた。院長は最高だし登場人物も魅力的。続編確定だね。
    動物と暮らしている人は共感することは間違いないし、胸に刺さって深く考えさせられるお話だと強く強く思った。

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    2025年12月23日
  • HACK

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    タイででハッカーの仕事を受注して暮らしている樹生は小さい頃から憧れていた元アイドルの咲桜に再会する…。アジア各地の生活、裏社会のマネーロンダリング、各国のインテリジェンスの世界、そして最後は北朝鮮のハッカー集団が暗号資産の奪取へ。盛りだくさんで楽しめる作品!小説も楽しめる。

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    2025年12月23日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    学校に行けなくなったまいは田舎のおばあちゃんと1ヶ月共に暮らすことに。魂の存在を信じたいまいにおばあちゃんは自分が死んだら教えてあげると約束するが…。わだかまりを残したまま別れて2年後、約束を忘れてなかったおばあちゃんの優しさが胸を打つ。

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    2025年12月23日
  • 神に愛されていた

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    ネタバレ

    とても読みやすかったです。
    普段本を読まない私でも1日で読み終わりました!!

    前半の憎みが後半でどんどん晴らされて、気づいてって叫びたくなるような感覚で、気づいたら泣いてました。
    なんだか不思議な感じでした ⊹˚.

    最後のヨルシカ、とてもびっくりしました。
    Twitterでなんか良さそうって思って買って読んだのに、ヨルシカを聴いていたとか、青森とか、私と共通点さまさまで嬉しかったです。笑
    八月、某、月明かりと、強盗と花束と、ノーチラスと…⟡.·

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    2025年12月23日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    挟んだった!年末に話題書を(もう良いって)
    実は映画で観ようと決めていたので読まないでいるつもりでした。
    ところがTomoyukiさんのレビューを拝見して原作にいたる病にかかってしまい、どうしようもなくなって読んでしまった。
    度々ブク友様方に私の本棚は濃い、濃い!とご指摘いただくのですが、実は私だって話題書を読めるんですよ!(新しい文盲のような言い方)

    これで万が一、映画の出来が悪くても「違うんです!原作は面白いんです!」と劇場内で駆け回る事が出来るという訳ですよ(やった事ないけど)
    でも映画は間違いなく面白いと思います。
    原作では主人公のグレースが何故独りで宇宙で目覚めたのか、じっくりと過

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    2025年12月23日
  • 永遠の0

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    献身性?

    明確な悪役
    新聞記者
    行間を読み取れない男

    多くの遺書には、愛するものに対する限りない思いが綴られているから。喜んで死にい者に、あれほど愛のこもった手紙が書けるものか。


    宮部久蔵。
    愛の尊さ?言語化できない。心が洗われる感覚。芯を持った人間はここまで美しいのか。周りに影響を与えるのか。
    周りに流されず、自分の信念に生き、愛する人との約束を守るために。
    昔の人はこうだったのかな。
    今の人間は終わってるかもしれない。

    死と隣り合わせ。その環境だからこそ生み出せる思考や局地をきっとまだまだ浅いところだけど少し触れることができた気がする。
    全てに感謝。そりゃそうだよな。この世に

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    2025年12月23日