ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ネバーランドの向こう側

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    30歳箱入り娘の実日子は両親を亡くし、人生初めての一人暮らしを開始。失敗の多い日々は学びの多い日々だ。登場人物が魅了的で好きだなぁ〜、特に椎名さん。何歳になっても新たな挑戦はわくわくするものだと前向きになれた。いい歳だからと諦めたらもったいないね

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    2025年12月24日
  • 俺たちの箱根駅伝 上

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    何度も目を潤ませてしまい、ハラハラドキドキしっぱなし。学生連合チームと箱根駅伝を放映するテレビ局の様子が同時並行で語られていく。年明けの箱根駅伝に間に合うよう、下巻まで読み終わりたい。箱根駅伝の裏事情もこの本を通じて知り、ますます素晴らしい大会と再確認できた。ずっとずっと応援したい。そして、いつか実際に沿道で応援したい。

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    2025年12月24日
  • 書く仕事がしたい

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    ライターが知りたい「書く以外のこと」が詰まっていて、一つ一つとても心に残る内容で。私にしては珍しく、「後でメモする用付箋」が8枚も入りました。
    書籍ライター、インタビューライターについても詳しいので、これらに興味がある人にもおすすめ。

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    2025年12月24日
  • 国宝 下 花道篇

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    下巻をカフェで読み終えたんですが、危なく泣きそうになりました。

    荒筋はだいたい皆様ご存知のとおりだと思いますが、任侠の家に生まれた喜久雄が歌舞伎の女形として大成するまでの物語。先に映画を観てから原作を読みましたが、これが大当たりでした。

    不勉強で歌舞伎の事はズブの素人ですが、映画を観ていたことで歌舞伎の演目の描写の場面では鮮明にその映像が蘇り、また映画には登場しない演目も沢山出てきますが、観ているといないとでは脳内イメージの精度が全然違うもので、なんとなくではあるものの舞台の情景が目に浮かんできました。

    映画では語られなかった部分、異なるストーリー展開、登場しなかった人物の活躍など、全く

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    2025年12月24日
  • シリアの家族

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    ネタバレ

    2024年12月、半世紀以上にわたり続いたアサド政権が突如として崩壊した。
    本書は、その歴史的転換点の前後を、シリア人の夫を持つ写真家である著者が、自身の立場と経験を通して描き出した記録である。政権崩壊前のアレッポ訪問、ヨーロッパへ向かう難民たちの姿、そして崩壊直後のシリア。日々断片的には報道されるニュースでは捉えられない、人々の生き様が静かだが強い筆致で浮かび上がる。

    取材から帰還した直後、著者を待っていたのは、夫から突然切り出される「第二夫人」の話だった。文化的背景として理解しようと努めながらも、理性では整理しきれない動揺と怒りが率直に綴られている。

    圧巻なのは、政権崩壊直後に著者が訪

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    2025年12月24日
  • ブロードキャスト【電子特典付き】

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    湊かなえさんの青春部活ストーリー。
    交通事故に遭い、道半ばで陸上全国大会出場の夢が叶わなくなってしまった町田くんが、放送部に入って高校一年生の期間を過ごして変わっていく。

    もう一つ収録されていた「ラジオドラマ」は町田くんを放送部に誘った宮本くんの師匠(現パン屋のおばちゃん)との話。同じ短いシーンを小説、テレビドラマの脚本、ラジオドラマの脚本それぞれで書く上でどう違うかわかりやすく教えてもらう場面があって、私自身も勉強になって面白かった。

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    2025年12月24日
  • 正体

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    重いテーマ、ひとつずつ。
    ネタバレしないで読んでいくのが幸せだった。
    決して軽い、楽しい話では無い。
    本を読む楽しさと幸せを改めて教えてくれた。
    ノンフィクションのようかの、ドキュメンタリーのような小説。
    映画を観たい

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    2025年12月24日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    本書で言う「本を読む」とは、文字通り読書という意味でもあるが、それを含め、読者自身それぞれが生活に必要不可欠な文化のことである。
    私はガッツリ読書が趣味なので、なおさらタイトルに惹かれた。ホント読めないんだよ、本。なんでだ、という思いで手に取った。

    働いている(働きすぎな)ことで、そもそも物理的に時間がなくて「読めない。」
    仕事に全身全霊で取り組むことで、こころに余裕がなくなり、働く私が求めている情報(仕事に役立つスキルだったり)じゃない情報を受け入れられなくて、そんな情報が集まっている本は「読めない。」
    タイトルの言葉には、概ねこのような意味があると理解した。
    あと、個人的に最近感じている

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    2025年12月24日
  • トマト缶の黒い真実

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    お店でよく見るトマト缶はイタリア製でも、トマトそのものは中国ウィグルで作られてきた! トマトピューレよりも、トマトがトマトのかたちをしたままで買いたくなった。

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    2025年12月24日
  • ミカ×ミカ!

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    「幸せになる権利がある」で終わった前作から、 幸せに向かってどんどん進んでいく物語だった。

    恋愛でもそうじゃなくても、 本当の幸せって「自分のことをわかってくれるだれか」に出会うことなんだろうな

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    2025年12月24日
  • 風と共にゆとりぬ

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    ひょうきんな友だちがわたしのためにエピソードトーク拵えてくれたみたいでずっとニヤニヤしてる。
    ビーチバレーの話だ〜いすき

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    2025年12月24日
  • 神の光

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    大長編のメイントリックに使えそうな大ネタをそれぞれの短編に惜しげもなく詰め込んでいる。圧巻。
    特に表題作「神の光」や、「藤色の鶴」などは、小説としての情感もあり、見事というほかない。

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    2025年12月24日
  • 『罪と罰』を読まない

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     隅から隅まで面白かった。「“読む”は読む前から始まっている」という考えは、私もぼんやりと思っていたことではあるが、この四人のおかげで私の罪と罰読書も、読んでないけど始まったぞ!と感じた。
     四人の自由で対等な雰囲気がまたとても良かった。罪と罰を読んでない者同士で話すという企画なんだから対等なのは当然だが、誰かの持っていた文学や歴史の知識がヒントになるときも、ガイド役の学者先生的な人の授ける解説を拝聴するみたいな空気は一切なく、プロ作家としての作劇的勘で何かを言い当てようとするときも、「ここできっと二人の対話が八十ページ続くんですよ」とか「結婚式で繰り広げられる七日七晩にわたるロシアの宴の描写

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    2025年12月24日
  • シッダールタ

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    釈迦の出家以前の名、シッダールタの名を冠した主人公の話。主人公シッダールタはあくまでも釈迦を題材にした架空の人物なので史実としての釈迦からは自由にシッダールタの人生や内省が描かれていきます。悩みや苦しさと向き合いながら内省が深まっていく人生を描くのはヘッセの真骨頂という感じですが、本作品では東洋哲学的な苦難と悟りとが詩的に、リズミカルな文章で表されていて、これは翻訳の仕事も素晴らしいと感じますが、ヘッセの最高傑作の一つといえるのではないかと思いますし、インドはもちろんのこと、世界中で宗教を問わずに愛されてきたのも頷けます。

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    2025年12月24日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

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    文章がすごく綺麗だと思った。そんな大舞台に立ったことはないが、登場人物の感情がありありと書かれていてドキドキするし、どちらかに偏りそうな心情も、大人から少年の書き分けられていて読みやすかった。
    読みやすさではマーガレットとか、そのくらい少女漫画を読んでいるような感覚。
    胸熱くなる小説を読むならこれだと思う。

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    2025年12月24日
  • ほんのささやかなこと

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    1985年、寒さ厳しい冬のアイルランド。家族とのつつがない暮らしを守る実直な石炭商人の男。世界が誰にとっても完全に良いものになることはないのかもしれないし、どんなに善く生きたいと願っていても誰ひとり取りこぼすことなく全ての人に手を差し伸べることはできないが、彼の選択に勇気をもらう。

    自分を驕るでもなく、他人を羨むでもなく、これまでのささやかなことの積み重ねで今の自分があると知り自分でこれから進む方向を決めるって何よりも豊かなことだ。クリスマス飾りのように煌めく文章や描写の全てに、心が潤される。

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    2025年12月24日
  • 虚弱に生きる

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    自分は虚弱なのかなと思って、参考にできればと手にとった本でしたが、それは大変な間違いでした。
    ASDグレー、場面緘黙症疑いがあるとはいえ、著者のように運動を習慣づける努力もしていない怠け者だと思い知った次第でした。
    しかし著者はこの本をプレッシャーと感じないでくださいと書かれていたので、前向きに自分も頑張る方に捉えます。
    体力が人並みになくても、自分にできること、やりたいことを粛々とこなしていこうと思いました。

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    2025年12月24日
  • バリ山行

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    芥川賞受賞作品
    難しいかと思いきや半日で引き込まれるように読めた作品。初めて読む作家さん。

    バリ山行とは山登りの正規ルートでなく、バリエーションルートで山を登る危険を伴う山登り。山登りのシーンは描写が細かく、本当に道なき山を登っているような気持ちになれた。
    この作品からわたしが読み取った事は、日常の暮らしもバリ山行のようなもの、先は心配しても分からない。、分からないことに無駄に悩むくらいなら目の前の与えられた仕事を黙々とこなして行くだけだ。

    最後の終わり方が絶妙に好きだった。

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    2025年12月24日
  • 小泉八雲集(新潮文庫)

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    小泉八雲といえば、怪談話の蒐集だけが有名ではあるが、実はそれが総てではない。此処に紹介されている話の多くは「怪談」ともいえない「ちょっと不思議な話」が多くある。

    江戸時代。蔦屋重三郎の耕書堂の店先に展示されている本の数を、絵やドラマなどで確かめると、せいぜい20種類にも満たない。毎月様変わりして行ったとしても、せいぜい100作ぐらいが毎年の刊行著作だったろう。
    そのうち、黄表紙滑稽本以外の著作はどれくらいあったのだろうか。

    人は常に物語を欲している動物である。

    ちょっと怖いけど、なんかスッキリしない、なんか悲しい、なんか心があったまる、なんか腹立たしい、そんな話を聞いて、人はなんか心を整

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    2025年12月24日
  • すみれ荘ファミリア

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    面白かったんだけど途中から青子さんがめっちゃ怖くてビビったーーーーーー!!!

    おうじくんの情緒がお兄ちゃんといることで育つと良いなと思う。

    うちの両親はどの子供にも分け隔てなく愛をくれたなぁと思った。

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    2025年12月24日