ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • タイタン

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    至高のAIによって人類が仕事から解放された社会で、機能不全に陥ったAIのカウンセリングという「仕事」と向き合うことになるお話。SF・ロードムービーとしての物語の広がりにワクワクさせられ、ページを捲る手が止まらなかった。
    「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」を読み、現代の労働のあり方と半身社会への提案について思索した後に本書を読み始めたのもあって、連作と思うような読み口の良さだった。

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    2026年07月07日
  • 廉恥 警視庁強行犯係・樋口顕

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    廉恥 警視庁強行犯係・樋口顕
    樋口顕のもとに殺人事件の一報が入る。被害者は、キャバクラ嬢の南田麻里。彼女は警察にストーカー被害の相談をしていた。未だにストーカー殺人事件は後を絶たない。今回もか?と特捜本部では誰もが心配する。そうだとすると警察の責任は免れない。しかし、捜査線上に上がる容疑者はことごとくシロとなっていく。誰が犯人なのか?今回も警察庁から派遣された女性捜査官が犯人の足がかりを付けていく。飛び切りの美人警視のキャリアだ。樋口顕が世話係として抜てきされ一緒に行動を共にする。そして事件解決へと繋がるのだ。樋口顕の一般の刑事と違う感覚と性格はどんな相手も傷つけずに味方に引き込んでいく。これ

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    2026年07月07日
  • ホルモー燦燦

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    20年越しの最新刊。懐かしい面々や、あらたな青春、そして鬼たち。難しいことは忘れて、ただただ、鬼たちのいる世界で遊べます。

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    2026年07月07日
  • 向日葵の咲かない夏

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    最高に面白い。
    本当にどこかでこんなことが起きていたらと思うとどきどきわくわくする。ぜひ夏に読んで欲しい。

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    2026年07月07日
  • 禁忌の子

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     読み始めてどんどん物語に引き込まれて行き、結末も衝撃的で全く予想外の展開で驚かされました。
     読後、自分の生い立ちや、家族、家庭環境に改めて想いを巡らせ、この世に生まれた瞬間から運が悪ければ不幸になる、どんなに綺麗事を並べても事実として有るんだろうなと複雑な気持ちになりました。

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    2026年07月07日
  • シンジケート[新装版]

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    ネタバレ

    あまりにも好きすぎる。

    何回も読んでるし、何回引っ越してもつれていく本。
    装丁が美しいし、紙であることに意味がある。
    余白も含めて味わえる。

    これを読んでから
    たまに自分も日記かわりに拙い短歌を詠みだした。
    ながながと書くほどじゃないけど、
    その一瞬の感情だけを残したい時ってある。

    ふつうにしてたら
    いつか忘れちゃうけど31音に残すことで
    一瞬でその時の情景や気持ちが思い浮かぶのって
    すごい。ほんとタイムカプセル。



    特に大好きだった歌

    ほんとうにおれのもんかよ冷蔵庫の卵置き場に落ちる涙は

    「靴ひもの結び方まで嫌いよ」と大きな熊の星空の下で

    「海にでも沈めなさいよそんなもの魚が

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    2026年07月07日
  • 光の帝国 常野物語

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    ずっと積んでいたシリーズ。
    超能力一族が出てくるファンタジー小説なんだなぁと予想して読み始めたが、そんなあさっい展開を予想をしていた自分が恥ずかしい…
    一度覚えたことは忘れない、未来予知ができる
    など、不思議な能力を持つ人々が出てきますが、
    超能力を使ってドンパチ戦闘!という展開の物語ではありませんでした。
    短編集でしたが、連作というよりは、「常野」という土地をバックボーンとした登場人物達が、
    各地で普通の人として普通に暮らしている中での物語です。
    子を想う親の愛に涙したかと思えば、得体の知れない存在に慄かされたりと、
    色んな面で楽しませていただきました!
    最後の話は音楽を愛するチェリストとフ

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    2026年07月07日
  • 月の立つ林で

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    心に栄養が欲しくなったので手に取りました!
    本屋大賞ノミネート常連となっている青山美智子さんの連作短編集。
    それぞれの物語に出てくるのは、退職し今後の人生に悩む元看護師や、夢を諦め切れない芸人など、今の自分の状態に迷いや悩みを抱えている人物が主人公となります。
    今作の魅力は、心を温める小説ではあるが、決して説教くさくないというところ。
    物語の中で、主人公たちは「ツキない話」という、毎朝七時にポッドキャストで配信されるラジオ番組を聴く中で、誰かに、
    「〇〇すべきだ」「君は素晴らしい」
    みたいに他人から直接干渉されて進んでいくのではなく、
    ラジオでさりげなく聞いた内容から、自分自身で悩みに対する答

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    2026年07月07日
  • ダクダデイラ

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    今日本中を震撼させる今作。
    こりゃまたトンデモない作家がホラー界に現れてしまった…
    モキュメンタリー形式で構成されている作品ですが、写真や絵というよりかは、ブログや2ちゃんねるの書き込み、Xやfacebook•Instagramなど、インターネット上のあらゆる怪文書的な存在を集めまくってまとめました!というスタイル。
    この作品の凄いところは、各章一つづつで見たとしてもめちゃくちゃ怖いし面白いというところ。
    トンデモない数の人間が建物内で行方不明になる「関東地方にあるイ◯ンについて」 
    女性Vチューバーのコメント欄に遺された、呪われた人物による不気味すぎる書き込み「死が産まれる」 
    蛾を口の中に

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    2026年07月07日
  • なぜ「あしか汁」のことを話してはいけないのか

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    ここ二、三年大人気のジャンル「モキュメンタリーホラー」
    あしか汁って何??
    と思わず気になってしまい読んでみました。
    突如交通事故でこの世を去った大叔父が残した日記。
    その中には、
    •十三本数
    •あしか汁
    •アカマシ マカマシ アトナシ
    という謎の書き込みが…
    大叔父は一体何を調べていたのか??
    調査を続けていく中、あしか汁についての話をすることで立て続けに周りの人間が亡くなり、しまいには自分も◯されかける展開に鳥肌が止まりませんでした。
    モキュメンタリーホラーの中ではミステリー色の強い作品で、訳のわからない写真や絵が乱用されているわけではないので非常に読みやすく、ストーリーが進むにつれどんど

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    2026年07月07日
  • 二人一組になってください

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    ここ数年大注目の作家、木爾チレンさんの
    夢中になって読みました。
    教室で突如始まるデスゲームから目が離せませんでした!
    とある女子高の卒業式の日。
    「二人一組になってください。」
    教師は”いじめ”の制裁として、デスゲームを開催することを高らかに宣言します。
    二人一組になれずに余った生徒は失格となり、◯亡!というめちゃくちゃ理不尽な設定。
    一度手を繋いだ相手とはペアを組めない、2人になるまでゲームは続く。
    カースト上位の発言権を駆使して生き残り続ける一軍女子や、カースト下位に位置する三軍女子はなすすべなく余っていく様がとにかく残酷!
    かと思えばカースト上位陣も次第に仲間割れが発生したり…
    一体誰

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    2026年07月07日
  • サクラ咲く

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    桜の咲いているギリギリのタイミングで滑り込み読破!
    中高生の若き青春時代に流れる空気を、大人になった今これでもかと味わうことができるとは!
    読書ってやっぱりいいなぁと、改めて実感しました。

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    2026年07月07日
  • 汚れつちまつた悲しみに…… アニメカバー版 中原中也詩集

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    人生何度目か。
    購入したのは3回目。
    呼んだのは数え切れない。
    最初に手に取ったのは、両親の本棚から、こっそり拝借したのは、多分小学校高学年。
    詩が好きだった母の本だったのか。
    大人に憧れて、親の本をこっそりちょいちょい読んでいた。
    最初に読んで、言葉のリズムに情景が浮かぶ事を楽しんだ。
    何回も読んで、お小遣いから自分で最初に購入した詩集。
    何回も自分のお気に入りのノートに書き写した。

    5月から病んで活字離れし、病の回復で活字に植えて久しぶりにこの詩集の言葉を浴びた。

    汚れちまった悲しみに…何となく今の私の気分にピタリとハマった。

    活字を読める自分に、活字を読める生活に、自分が元気にこの

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    2026年07月07日
  • 逆ソクラテス

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    魅力的なキャラクター•あらゆる伏線回収により、読者の心を離さない伊坂さん。
    今作は、小学生視点で描かれた5つの短編が収録されています。
    伊坂さん、子供の気持ち描くの上手すぎませんか?
    小学生視点での物語ではありますが、内容が子供向けというわけではなく、周りの人間に誠実である理由や、「〇〇だ」と先入観のみで決めつける事の恐ろしさ等々が、一切説教臭くない的確な説明がされていて、大人こそ読むべし一冊だと思います。
    •逆ソクラテス…先入観をもつ教師との戦い
    •スロウではない
    •アンスポーツマンライク…人はいつからだってやり直せる。
    •非オプティマス…人に迷惑を故意にかける事は、悪い評判により結果として

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    2026年07月07日
  • 世にも奇妙な君物語

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    世にも奇妙な物語を書く事が、朝井リョウさんの最高のストレス解消法であることから生み出された短編集。
    朝井リョウさん、多彩すぎます。
    「シェアハウさない」•••一見中の良さそうな4人だが、お酒を過剰に避けるなど、何か違和感が拭えない生活。
    その先に待ち受けているこの家の衝撃の真実に一話目からブッ飛びました。
    「リア充」•••コミュニケーション能力促進法により、抜き打ち試験がなされる日本。SNSでなんでも見せびらかす現代社会への皮肉がピリッと効いていました!
    不合格となった時の罰則(スポーツバーで知らない客とハイタッチ100回、先輩の家での鍋パに強制参加等)が面白かったです笑
    「立て!金次郎」••

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    2026年07月07日
  • チルドレン

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    短編集。学生時代ぶりの伊坂作品。初めの銀行強盗の話を読んで、軽快なアップテンポさに、そうだ、伊坂幸太郎はこんな感じだったと思い出す。
    チルドレンをはじめ読むと、あらしっとり系?と思いきや、やっぱりしっかりウィットに富んだやり取りが繰り広げられてるのはさすが。子どもに限らず、人と会う上で、特に大事にしたいことばかりで、めちゃめちゃ頷きながら読んだ。関わった子が自分の子どもと言いたくなるのも分かる。トイレの名言集とか、最後の短編のクマの着ぐるみのところとか、思わず声に出して笑ってしまうことも。子どもが見て恥ずかしくない、かっこいい大人になりたいなと思った。29歳の最後に読めて良かった。

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    2026年07月07日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    ネタバレ

    5人の作家さんによる、短編集。
    あまり短編集って好んで読まないんですけど、
    好きな作家さんが多かったので、購入。
    読み終わった最初の感想は、どれもが圧巻の作品でした。
    流石、今話題の作家さんたちだな、という印象です。
    一気読みしました。
    ページをめくる手が止まらなかったです
    個人的にはチレンさんの脳JILLが一番好きですね
    元々チレンさんの作品どれもすごく好きなんですけど、
    次はこう来たか、!!という圧巻の出来でした。
    チレンさん、次の本も待ってます

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    2026年07月07日
  • 時をかけるゆとり

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    イラストや写真もなく、ただただ文章だけで笑わせられる朝井リョウのセンスというか才能というか、直木賞作家は日記すら面白いのかと驚かされた。

    中でもお気に入りは「❺モデル(ケース)体験をする」で、朝井リョウの顔面が見習い美容師の合否に影響を与えた話は衝撃的で本当に笑った。

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    2026年07月07日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    ネタバレ

    ★4.9/5.0

    うん、良かった。結末良かった。
    『雨宿り』っていうお店の話はさておき、人間関係面の繋がりの温かさが見えたのはとっても良かった。
    店長、ももちゃん、黒田さんの3人の関係性みたいに、家族のような温かい関係性が私も欲しいなって思いつつ、私がこう思ってる時点でこの3人はものすごく素敵な関係性を築けているのではとも思うし。
    桃子と父のやり取りの中で、「〇〇でありたかった」「〇〇であってほしかった」みたいな部分があるんだけど、そこがめちゃくちゃ泣けた。泣けたというか、泣きそうだった。電車じゃなかったら泣いてました。

    これを、桃子と同じ30歳くらいで読んだらまた見え方変わりそうだなと思

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    2026年07月07日
  • 黒い糸

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    あとがきをきいて、遺伝には抗えないと考えるか遺伝に逆らうかが軸になっている本だったんだと学んだ。笑
    普通に面白かった。こたろうが小学校6年生なってもお母さんと一緒にお風呂に入っていてお母さんをすごく頼りにしていているのが伝わった。親とお風呂入ってたのが懐かしい。
    長谷川のお兄さんは弟思いで、いろんな考えがある人で面白かった。友達にしたい。
    ひなたちゃんは何を思いその後どう生きたんだろう。
    遺伝かあ、、私は嫌なことがあっても寝たら忘れるのは母親似かも。なんだかんだ楽観的に考えられるところも母親似かな。でもそんな親と自分を客観的に見ている自分もいるからこれは私の味だと思う。
    全然関係ないけど、長谷

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    2026年07月07日