ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 間の悪いスフレ

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    シェフは名探偵シリーズ、面白くて文庫化されているものは一気読みしてしまったのでこれもその流れで読みました。今回はパンデミックやアプリでの出会いも織り込まれています。どこも飲食店は経営状況が厳しいところ、この店はどう対応するか。そしてお客さんの身に何が起きるか。
    気になったのは鶏肉とレモンコンフィのタジン鍋。(「知らないタジン」)レモンコンフィは日本で言えば梅干しみたい存在だと。レモンコンフィって甘いんじゃないの?と検索したがやはりレモンの砂糖漬けばかり出て来る。さらに調べるとレモンの塩漬けというものがあって、どうやら日本で最近流行り出した塩レモンというものがそれらしい。レモンコンフィと言ってし

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    2026年04月05日
  • 拷問依存症

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    ネタバレ

    廃墟と化したラブホテルで、男性と思しき全裸の遺体が発見される。所持品はなく、指は切断され、歯も抜かれ、身元の特定は難航。検死の結果、全て被害者が生存中の所業だった。あまりの惨忍さに「せめて怨恨であってくれ」と願いながら捜査に当たる高比良巡査部長らだったが、再び酷似した事件が発生する、というお話。
    グロテスクな描写と巨悪のカリスマ・浜真千代でお馴染み「依存症」シリーズの第4弾ですが、グロいのに読ませる力がすごい。
    記述トリック、時系列、視点切り替え等、様々なミステリー要素を使いこなし、しっかりストーリーとしての面白さが担保されているところが素晴らしいです。

    続編の話は未だ無いですし、作品として

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    2026年04月05日
  • タルト・タタンの夢

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    『タルト・タタンの夢』『ヴァン・ショーをあなたに』『マカロンはマカロン』一気読み。読みやすくて退屈しないからあっという間に読み終えてしまった。いずれも短編だがそれぞれ味わい深い。TVドラマは見ていませんが、配役とは少しイメージが違いました。

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    2026年04月05日
  • 宇宙の戦士〔新訳版〕

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    現実主義の最高の教科書。共感するかは別として、これを読んでいない、またはこの本に類する思想に到達していない愛国者の言葉など信用に足らん。権力にはそれ相応の責任が伴うのだ。

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    2026年04月05日
  • この夏の星を見る 下

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    すごくいい。人と人との繋がりを強く感じるし、なによりも夜空を見上げてみたくなる。
    私にも望遠鏡つくれるかな、いつかチャレンジしてみたいなと思いました。

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    2026年04月05日
  • 今日未明

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    切ない。世知辛い。
    あーそのままじゃダメだよ、っていう不穏さが、最悪な形で現実になる。人間って完全な悪人も善人もいないよなぁ。
    ニュースにはバックボーンなんて載らず、結果だけが淡々と知らされていくんだな。

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    2026年04月05日
  • 生殖記

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    「共同体感覚」を手放したいと思っちゃう尚成の気持ちもなんかわかるし、「共同体感覚」を手放さないように見張ってくれるものを欲する樹の気持ちもわかる。

    私は、次はどんな新商品化したいんだろう、と考えようと思った。

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    2026年04月05日
  • いのちの車窓から 2

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    1から続けて読むと、源さんの思考の変化が分かる。前向きな、今を大切に生きていこうとする気持ちもあれば、社会や現状に打ちひしがれている時もある。
    こうやって思い悩み考えながら人は日々変化していくものだよな、と感じた。
    そして、源さんの思考の変化が、私のこれからを生きる糧にもなりました。ありがとうございました。

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    2026年04月05日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    最後???ってなってしばしの放心状態。
    内容が分かった時には、ああ、YouTubeの本紹介で2度読み確定と言われた意味を理解した。

    もう一度読み直したいがエログロ+サイコパス過ぎて読めないかな。。
    内容やトリックはさすがでした。

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    2026年04月05日
  • レーエンデ国物語 夜明け前

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    全て繋がっている。歴史のうねりを感じる。
    ファンタジーだけれど、夢のような話ではなく別世界の現実というか、生々しく地道な革命のお話。
    続きが気になって仕方ない。

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    2026年04月05日
  • 蜘蛛の糸・地獄変

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    【収録作品】袈裟と盛遠/蜘蛛の糸/地獄変/奉教人の死/枯野抄/邪宗門/毛利先生/犬と笛

    最も好きな近代作品が地獄変なので、それだけでも満足できたが、やはり全体を通して文体の完成度が高い。芥川自身は耽美主義ではないが、地獄変をはじめとする幾つかの作品には退廃的な美しさがあるので、耽美作品が好きな人は是非読んで欲しい。

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    2026年04月05日
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記

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    彬子様が自身のイギリス留学経験を振り返って書いた本。皇族ならではの経験に加え、ロンドンでの生活経験、そして研究者としての経験、それらがユーモアたっぷりに語られる。大英博物館で貴重な史料を発見したり、展覧会の準備に四苦八苦したり、博士論文で悩みに悩んだり、研究者としての経験談がとても面白かった。

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    2026年04月05日
  • はつ恋

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    すっっっっっごく良かった。
    アンナカレーニナは楽しめなかったのにこれはめちゃくちゃ面白かった。
    ロシア貴族のフランスかぶれなかんじとか久しぶりに思い出したわ。
    読み終えてやっぱりロシア文学すごいな、いいな、偉大だなって思った翌日(今日)にロシアがウクライナ侵攻して憂鬱。ロシア頭おかしい。


    2026年4月5日再読。
    四年は前の私は一体何をそんなにいいと思ったのかよくわからない。

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    2026年04月05日
  • 札幌誕生

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    日本の国土は太古の昔から不変ではない。北海道はその最たるもので江戸後期から明治にかけて幕府ないし政府が開拓したものだ。その経緯においてアイヌへの迫害ないし同化があり、ロシアとの領土争いがあった。

    この本はその時代の開拓者たちの物語だ。都市計画、農業、宗教、短歌、文学、土木とさまざまな分野の開拓者たちが描かれる。激動の時代だと評される昨今だが、この物語を読むと必ずしもそうではない気がしてくる。むしろなんと生易しく安定した社会に生きているのだろうかと思わされる。今、我々が生きているこの環境は、先人たちが汗水をたらし命を削って行った開拓の上にあるのだと実感する。札幌に行った際はこの本を片手に先人の

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    2026年04月05日
  • 旅のラゴス(新潮文庫)

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    新たな景色に触れ、知らない学問を修める。人生の旅の中で自分はどれだけ老後に語り合える話を身につけることができるだろうか。今は家にいながら色んなことを知れる世の中で、現地に赴く意義は昔よりは薄れているかもしれないが、やはり行かなければわからないことは存在し続ける。自分の知識欲が刺激される良い小説であった。
    中高生以来の再読となったが、その時どんな気持ちでこの本を読んだのか、それがその後の人生にどう影響したか。詳細を覚えているわけではなかったが、登場人物の名前や壁抜けは印象に残っていた。さながら昔に立ち寄った集落を再訪したかのように。

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    2026年04月05日
  • 恩讐の鎮魂曲

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    恩師のために弁護する御子柴が、感情出して熱くなってるシーンに感動した。 
    今までは全く見えなかった人間らしさが見えた。
    新情報がどんどん出てくるのでわくわくしながら読み進められた。

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    2026年04月05日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    芦沢さん
    タイトルが良い!
    なんか、昔、良くこんな言葉で怒られたような…(−_−;)

    内容と関係ないけどの短編5つ

    「ただ、運が悪かっただけ」
     こんなんで悩むか…
     ほんまに、運悪かったとしか思えんけど…
     でも、理屈くささで、掘り返してみると…
     運やないんか…
     日頃の行いやん…_| ̄|○


    「埋め合わせ」
     まぁ、結果良かったんやから、ええか!
     って感じ。
     ミスって、色々、小細工したけど…
     何やったんや…とは思うけど。


    「忘却」
     年取ると忘れるもんな。
     自身が忘れた事が、とんでもない事態を起こしたかも?って恐怖する事があるかもしれんな。
     こんな上手く答えが分かるわ

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    2026年04月05日
  • カレーの時間

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    とっても大好きな作品。装丁もステキ、、美味しそう。

    最初は頑固でデリカシーがない祖父のことが苦手だったけれど、過去の回想を読んでいくうちに、家族への愛情や決意がちゃんとあったことを知れて、見え方が変わっていった。

    ただ、その過去を知れるのは読者だけで、桐矢たちはそこまで知ることができない。だからこそ、すべてが解決するわけではないもどかしさがあって、それがとてもリアルだった。

    人は簡単には「いい人」「悪い人」で分けられないし、過去も消えない。でも、一緒にカレーを食べる時間の中で少しずつ距離が縮まっていく感じがとてもよかった。派手な話ではないけれど、じわじわ心に残る、人間らしい物語だった。

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    2026年04月05日
  • 書棚の本と猫日和 雨上がりの空と明日への栞

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    シリーズ第二巻
    棚主さん達が緩く繋がっててすごくいい雰囲気のシェア型書店が舞台。
    色々な人が訪れて、ほんの少し人生の雨宿りをして。
    爆速で小説を一気読みする方なんですが、コレはゆっくり、1日かけてちょこちょこと読み進めました。

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    2026年04月05日
  • ルームメイトと謎解きを

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    全寮制の男子高が舞台。
    転校生のエチカと元気な空手少年ヒナのやり取りが可愛らしかった。
    ネクタイを結ぶのが下手で動物が大好きなエチカがお気に入りの人物に。
    ちなみに自分の推理は大ハズレだった。

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    2026年04月05日