あらすじ
花山病院の副院長・大矢は、簡単なオペでのミスを新任の看護婦・リカに指摘され、“隠蔽”してしまう。それ以来、リカの異様な付き纏いに悩まされる。一方、病院内では婦長の転落を始め陰惨な事故・事件が続発。そして、大矢の美しき婚約者・真由美が消えた。誰もいないはずの新築の病棟で、彼が対面したのは……。シリーズ史上、最も酸鼻な幕切れ。
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Posted by ブクログ
『リバース』『リセット』『リフレイン』『リハーサル』『リカ』『リターン』『リベンジ』『リメンバー』が時系列に沿っている、と聞き順番に読もうと決めた。
リカシリーズの4作目。
花山 病院の副医院長、大矢昌史をターゲットに決めた雨宮リカ。
昌史を狙うため、邪魔になる人間を次々殺す。
最後まで昌史の婚約者、真由美が生存していたので恐ろしさにドキドキ。
やっぱり……
副医院長、早く動かなきゃ!とこちらは気持ちが焦る。
描写がかなりグロテスク。
どうしてリカは、あちこちで言われるほど、体臭が強いのか、医者がするはずの注射、メスの使い方などが上手い訳。
Posted by ブクログ
花山病院編、、『リカ』『リターン』でちょこちょこ出てた名前の人達が登場!
読めば読むほど、、最近まで関わってた女に似ている、、
あ『会話が噛み合わない。全て自分が正しいと思い込んでる』所です!
殺人は犯してません、、たぶん、、
Posted by ブクログ
リカ史上恐怖度MAX
作者、五十嵐貴久先生の苦悩があとがきに記してあるけど、このリカシリーズは、読み続けると心が病んでしまうので注意。
主人公の大谷先生のダメさ加減に少々苛立ちました。
Posted by ブクログ
すっかりハマってしまったリカシリーズ。
リカから始まりリターン、リバース、リハーサルと回を増すごとに面白くなっている気がする。
清々しいほどに怖い女のリカが登場するたびにゾクゾクしました。
今回はいっぱい登場してくれて嬉しかった。
化け物のようなリカの言動に怖さを通り越して笑ってしまう事も。
本当おっそろしい女だよ!
リカ好きだよとっても面白いから面白くてあっという間に読めるよリカ本当に大好きこれからもいっぱいかつやくしてねやくそくだよだいすき。
Posted by ブクログ
リカの行動が予測不能すぎてやっぱり常識で読んじゃいけないシリーズだなと改めて思いました('ω'`)
あとタイトルのリハーサルの意味がわかった(ような気がする)のですっきりしてる
Posted by ブクログ
リカの看護師時代の話。
もう怖くて一気読み。(こんなところで読むのをやめた日には、続きが気になって怖いわ!)
リカのことを本当に好きになってくれて、大事にしてくれる人と結ばれたら、きっと幸せになるのかなぁと思いつつ、でも、それはないなぁと、改めて思いました。
今回は、怖かったです。
リカファン
リカシリーズの中でも 一番と言っていいほど
面白い
初めはテレビで見てリカにハマった。
もっと 読みたい直ぐ読むきってしまう。
単行本 本など読まない私が リカシリーズは全て買って読んでいる。
テレビで見た高岡早紀のイメージが強いので
本とは 違うけど両方見るとハマりやすい。
サイコー傑作です。
Posted by ブクログ
評価は5.
内容(BOOKデーターベース)
花山病院の副院長・大矢は、簡単なオペでのミスを新任の看護婦・リカに指摘され、“隠蔽”してしまう。それ以来、リカの異様な付き纏いに悩まされる。一方、病院内では婦長の転落を始め陰惨な事故・事件が続発。そして、大矢の美しき婚約者・真由美が消えた。誰もいないはずの新築の病棟で、彼が対面したのは…。シリーズ史上、最も酸鼻な幕切れ。
RIKAシリーズはいくつか読んだはずだが・・・RIKAってこんなにぶっとんでいたっけ?ここまで来ると怖さを通り越して寒くなる。
Posted by ブクログ
リカシリーズ四作目。
なんだかリカへの恐怖を通り越して哀しくなってきた。
もちろんターゲットにされる人たちはこの上なく理不尽だと思う。
でもリカも、こんな『リカ』になってしまった現実から救われる手はないのか…
Posted by ブクログ
リカシリーズ第四作品目、現在九作品が幻冬舎から刊行されているという。
第一作目、「リカ」を興味本位で読み始め二作目…三作目うっ?違和感があったと思ったのは僕だけではない筈です。
調べてみると、どうやら読む順番があるらしい。読書の友達もそれを指摘しています。著者は、一作目で止めるつもりだった。ところが、出版社の薦めで続編を書いているうちにどんどん物語が膨らんでいき、版を重ねていったという。
うわぁ~ヤダね~。こんな怪物なんてと思いながら、ちまちまと読んでました。
夜中に読んでいたから、一日に読むページが少なくて、数日で読むつもりだったのに意外と日数がかかってしまった。←(単純に遅読なだけ)
それでも怒涛の様に進む展開に吐き気を催しましたが、やっと読めたという感じかな。次は「リメンバー」 楽しみはいつの日にかに取っておきます。
因みに読書ノートは書いていない。というより「リカ」に燃やされてしまいました(爆)
読書は楽しい。
ドリフターズの志村けんさんのコント知ってる?
「リカみたいな看護師さんがいたら嫌やろなシリーズ」みたいな小説でした。
作家さんは本気で書いているのに失礼ですね
Posted by ブクログ
看護師募集の張り紙を見て、花山病院へ応募してきた女性の中に、あの雨宮リカがいた!
通称『リカ』事件を起こす約10年前、リカが看護師として勤務していた花山病院では陰惨を極める数多の事故が起きていた。これらは全て、雨宮リカが引き起こしたものなのか、それとも…?
リカシリーズ第4弾。いや〜、今回も雨宮リカ絶好調でした。
時系列としては、リカシリーズの一作目『リカ』よりも10年ほど前の出来事ということですが、あの事件起こす前にこんなこともしちゃってたんですね。そりゃもう眼球抜き出すとか、腕解体するとか、朝飯前にできちゃうハズだわ…。こっわー。
あの何とも言えない、虫唾が走るような癪に障るリカの喋り方も、4作目までくるとだんだん慣れてきて違和感がなくなってきました(笑) むしろ、「リカさん、次は何やらかしちゃうんだろ〜!?」と清々しい気分で頁をめくっている自分に気づきます。
今作まででリカの過去が明らかになりました。5作目は一体どんな展開になるのでしょう?
Posted by ブクログ
何を言っても都合のいいようにしか捉えない。弱みを握って外堀から追い込んでくる。今回は話の通じなさがツボ。こんな人相手にしたらこちらの精神が崩壊だ。グロ少なめかと思っていたら、ラストは顔を顰めてた。
Posted by ブクログ
今作は年代的にはリカシリーズの1作目のリカの一つ手前の物語。
リカが様々なことを知り、より自分の都合が良いように、残虐性が増した背景が垣間見ることができた。
ただ、整形手術は成功したのかな?
失敗したから、メールからの妄想に入ったのかもしれませんね。手紙の流れは、しっかりと3作目にあった。
怖かったですが、面白いという不思議な感じです。
Posted by ブクログ
よくもまあこれだけの事を思いつくものだ。中盤までの展開はこの手の作品だと王道そのもので「こうなるだろうな」ではあったが、終盤に度肝を抜かれた。目を覆いたくなった。ただ、目を覆ったとしてもそこにはあの光景が残っているので無駄なのだが。
彼女の執着はどこへ向かうのか。承認欲求が過ぎると人は人である事を止めて化け物に変じる。これは惨い。
Posted by ブクログ
相変わらず読み易いのはこの作者のこのシリーズずっと思ってるだけど、この巻になってようやく面白く感じてきた!
まだどうもリカの気持ち悪さはある。
ストーカーとか粘着の気持ち悪さじゃなくて、ネカマっぽい気持ち悪さというか、おじさんがギャル文字使う気持ち悪さと言うかそう言うのを感じてたんだけど、流石に4冊目で慣れたのか半分気にならなくなってきた!
さぁ!面白くなって来ました!
Posted by ブクログ
リカの看護師時代の物語で、再びリカの残忍な姿が表現されていた。ただただミステリーを展開している訳ではなく、心理的分析も交えた物語は非常に興味を持って読み進めることが出来た。
Posted by ブクログ
副院長である大矢の対応が安易すぎ、危機感が無さすぎて大丈夫かこいつ、となる。
オペでのミスに関してはパニックになってたから仕方ないにしても、その後雲行きが怪しくなってきてからの対応よ!ぬるすぎる。
リカが戻ってきた!
久々の読書で『リカ』シリーズ。
初めてリカを読んだ時の衝撃は忘れられないけど、その後の『リターン』『リバース』がちょっと面白くなくなったから、そこまで期待してなかったけど、今作はリカのぶっ壊れ具合が健在で、常に付き纏う理不尽さと恐怖の一冊だった。
リカ…微妙にクセになるw。
Posted by ブクログ
リカシリーズ1作目にチラッと話が出てきた、以前リカが看護師として働いていた病院の話。今まで3作読んできて、今回はちょっとパンチが弱く感じた。いったいリカは何歳で今までに何人の命を奪ってきたのか…。
こんな人いるわけないと思っていた1作目から、なんとなくリカ側の気持ちになって読んでいるときもあったりと不思議に思う。
Posted by ブクログ
リカ・クロニクル第4弾。
『リハーサル』は、あの事件の予行練習なのでしょうか
ある病院の看護師募集に現れたリカ。
するすると病院内に入り込み、気づけば誰もが彼女に巻き込まれていく。
ストーカーの異常性も、狂気に呑まれていく日常も、どこかで読んだ記憶が——
けれどこれは、まだ“本番”ではない。
すべては、あの“リカ”へと続くリハーサル。
……こわっつ。
「私、リカよ」
その一言に、ふと思い出したのはあの懐かしい“リカちゃん電話”。(現在もあるらしい)
あまりに対極な存在が、同じセリフを使っている。
もし偶然なら、なかなかのマッチング。
もし意図的なら——五十嵐さん、あなた天才です。
Posted by ブクログ
2025/7/1
リカ!!!
サイコパス胸糞話。
表紙裏のあらすじが書きすぎでダメすぎる。
本編の9割が書かれてる。
心がしんどい時だったから、読むのがしんどかった。荒唐無稽だしスッキリもしない。
胸糞読みたいときには最適かも。
Posted by ブクログ
序盤からイカれたリカの言動と行動が全開で、求めていたものはこれだよ、って感じでサクサク読めました
1作目で読んだ狂気のゾクゾクした感じを再認識できてエンタメとして面白かったです。
Posted by ブクログ
リカシリーズ第4弾。リカが他の看護師や女の人のこと医者(男)に媚びるばっかりの馬鹿女って言ってるけど、リカの男に対する態度が男に媚びるバカ女なのがイライラする。なので4作読んでリカとリハーサルが読むのがキツかったんだと思う。
2作目と3作目はあんまりそういうシーンが無かったから怖さに没頭できた気がする。今回が1番頭がイっちゃってるぶりがキツかった。
Posted by ブクログ
本間と出会う前のリカ。
リカが人に惚れやすいのは前作までで分かったけど、面接の数分でターゲットにされちゃうんだったらもう天災レベルの災難としか言いようがない。
ただ、主人公がなんだかんだ理由(というか言い訳)をつけて、隠蔽しようとしたり嘘ついたりしてて自業自得だなと思う部分も多々。
この作品を発売当初読んで、少しのミスでも隠蔽しようとして嘘をつくと取り返しのつかないことになるというのを痛いほど実感して正直になろうと思ったことを思い出した。
それにしてもリカは柏手先生の家族を解放する気は当初からあったんだろうか。監禁してる人に解放してと話すから携帯電話を探して、みたいな発言があったってことは協力者がいるということでは。でも、一作目も二作目も単独だったし最初から殺すつもりだったのか。柏手先生が大矢を刺さないルートも気になるな。結末はあんまり変わらないだろうけど。
Posted by ブクログ
シリーズ第四弾。時代は第一弾の前になる。花山病院に看護師として就職し、副院長の大矢を気に入り、大矢に関係する人たちを次々と手にかけていくリカ。帯にリカシリーズ史上、最も酸鼻な幕切れとあるが、確かに悲惨な最後。でも気になって、ドンドン読んでしまった。
Posted by ブクログ
リカが花山病院で看護師をしていたときの話。花山病院が看護師を新たに募集したことからこの物語のすべてが始まります。副院長・大矢の危機感の無さが気になりますが、証拠も何もなく計画的にターゲットを追い詰めていくという点で、精神的な恐怖はシリーズ1番。
リカ誕生の物語「リバース」から歪んだ人間性が生まれ、「リハーサル」でより確かなものになった印象。術後の回復は異常な早さだったけど、「リカ」よりはまだ人間らしさが残っていると感じました。
相手を自分の都合の良いように操るイメージだったから、自分の顔を整形するのは意外でした。
ということは、「リカ」で美の残骸と表現されていたあの顔は、真由美の顔…?
Posted by ブクログ
雨宮リカ、自称28歳、切れ長の大きな目を持ち、長い黒髪、スレンダーな体型
外見だけを聞くと、とても素敵な女性を連想するが、その身体からは常に異臭が放たれ感情の起伏が激しくなるとそれに伴い体臭が強くなる。
花山病院内で次々起こる陰惨な事故・事件。
犯人はリカしかありえないが何も解決せぬまま物語は進む。
自分をリカと呼び、全く噛み合わない会話、人を人と思わないリカの言動はサイコパス以外の何物でもない。
ひたすら不気味で背中がゾワっとする様な感覚を味わうがリーダビリティの高さで一気読み。
ドキドキしたい方にオススメの1冊。
Posted by ブクログ
❇︎
リカシリーズ
4作目『リハーサル』
1作目『リカ』、2作目『リターン』で
目にしたリカの過去の経歴が明らかになる。
誕生が描かれた『リバース』から、
リカという歪んだ意志と思考の個体が
ある意味の成長とも言える進化を遂げて
いく過程を描いた物語。
ストーカーなんて言葉では生ぬるい、
リカの狂った行動にブレーキなんてない。
嘘が嘘として成立するのは、
発してる本人が嘘だと認識できてるからで
リカはそもそも自分の望む現実しか
受け入れないので認識が人と異なりすぎて、
話が噛み合わず嘘に無自覚。
リカとの噛み合わない会話に昌史同様に
イライラしつつも、リカの突き抜けたズレ感に
異常な狂気を感じて怖くなる心境がありありと
伝わります。
決して心地よい読後感が味わえないのは
分かっているのに、リカの愛の対象になって
しまった人物や不快の対象にカウントされて
しまった人がどうなってしまうのか気になって
仕方ない。
『毒を食らわば皿まで』
もうシリーズを読むしかないのが悩ましい。
Posted by ブクログ
関わる人全てに不幸をもたらす禍々しい存在「リカ」のシリーズ4作目。本作でも腐臭を撒き散らし悪意全開で凶行を重ねます。2018年の連載にしては医療現場の描写が古臭いと思ったけど舞台が1990年なんですね。
本文中に西暦が書いてあれば少しは違和感が軽減されたかな。
Posted by ブクログ
リカが大矢医師や本田たかおを選んだ基準はなんなのだろうか?
面接の場で既に…ということは、彼女の思い込み、直感、運命…になるのだろうか。
大矢医師の死を経て、生きている(だけの)恋人を作るに至った経緯が理解できた。
リカ事件(本田たかおの件)より前の事件について知ることが出来たという意味で、満足度としては中程度である。