警官の血(上)(新潮文庫)

警官の血(上)(新潮文庫)

825円 (税込)

4pt

昭和二十三年、警察官として歩みはじめた安城清二は、やがて谷中の天王寺駐在所に配属される。人情味溢れる駐在だった。だが五重の塔が火災に遭った夜、謎の死を遂げる。その長男・安城民雄も父の跡を追うように警察学校へ。だが卒業後、その血を見込まれ、過酷な任務を与えられる。大学生として新左翼運動に潜りこめ、というのだ。三代の警官の魂を描く、空前絶後の大河ミステリ。

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  • 映画化

    「警官の血」

    2022年10月28日公開
    出演:チョ・ジヌン、チェ・ウシク、パク・ヒスン

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警官の血(新潮文庫) のシリーズ作品

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1~2件目 / 2件
  • 警官の血(上)(新潮文庫)
    825円 (税込)
    昭和二十三年、警察官として歩みはじめた安城清二は、やがて谷中の天王寺駐在所に配属される。人情味溢れる駐在だった。だが五重の塔が火災に遭った夜、謎の死を遂げる。その長男・安城民雄も父の跡を追うように警察学校へ。だが卒業後、その血を見込まれ、過酷な任務を与えられる。大学生として新左翼運動に潜りこめ、というのだ。三代の警官の魂を描く、空前絶後の大河ミステリ。
  • 警官の血(下)(新潮文庫)
    825円 (税込)
    安城民雄は、駐在として谷中へと還ってきた。心の傷は未だ癒えてはいない。だが清二が愛した町で力を尽くした。ある日、立てこもり事件が発生し、民雄はたったひとりで現場に乗り込んだのだが――。そして、安城和也もまた、祖父、父と同じ道を選んだ。警視庁捜査四課の一員として組織暴力と対峙する彼は、密命を帯びていた。ミステリ史にその名を刻む警察小説、堂々たる完結篇。(解説・吉野仁)

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警官の血(上)(新潮文庫) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    あらすじ
    昭和二十三年、警察官として歩みはじめた安城清二は、やがて谷中の天王寺駐在所に配属される。人情味溢れる駐在だった。だが五重の塔が火災に遭った夜、謎の死を遂げる。その長男・安城民雄も父の跡を追うように警察学校へ。だが卒業後、その血を見込まれ、過酷な任務を与えられる。大学生として新左翼運動に潜り

    0
    2019年11月05日

    Posted by ブクログ

    直球。どストライクの豪速球。
    これぞ大河小説の基本、ってな感じの重厚なお話。

    話自体は地味なんだけど、読ませる、面白い。
    ページを捲る手が止まらない。
    読後「読んだ~」という達成感といい
    程よい疲れも素晴らしすぎる。

    これを読むと、上っ面だけの読み物なんぞ
    足元100kmにも及ばないって実感でき

    0
    2017年11月11日

    Posted by ブクログ

    およそ60年間、警察官三代の人生を追った壮大な物語。その上巻、清二・民雄編になる。
    北海道警察シリーズなど佐々木さんの作品は読んできたけど、これも含め共通して言えるのはストーリー完成度の抜群の高さ。素晴らしいと思う。
    この作品は東京下町が舞台で、馴染みある地名がたくさん出てきて個人的にはそこも楽しめ

    0
    2015年02月11日

    Posted by ブクログ

    佐々木譲、直木賞獲りましたね。今更ながらの感もするけど、まずはご同慶の至りということで。
    さて本書、戦後から現代に至る昭和の時代の中で、親子三代に亘って警察に奉職した家族の物語。
    ウチで例えると清二が父で、民雄が私で、和也の時代は私の二人の息子たちの時代ということになるのか。確かに私たちはこういう時

    0
    2015年08月23日

    Posted by ブクログ

    ⚫︎実に読ませる一冊だ!
    ⚫︎親子3代に渡る警察小説なんてそうそう無い。
    ⚫︎実名で当時の事件が出てくるから妙にリアルさがあるな。
    ⚫︎特に過激派潜入のシーンはハラハラする。
    ⚫︎とにかくテンポが素晴らしく、研ぎ澄まされた文章。周りがみんな知り合いである町内から事件の鍵を見つけていくのがいい。
    ⚫︎

    0
    2024年07月07日

    Posted by ブクログ

    安城清二はなぜ死んだのか?
    重要人物は浮かび上がらせている。
    孫まで続く展開でどうはっきりさせるのだろう?

    0
    2023年04月08日

    Posted by ブクログ

    清二が追っていた2件の未解決事件の犯人は?

    清二が死んだ真相は?

    すべてがここにつながっていくのか…

    三代に渡る真相は…

    0
    2022年04月06日

    Posted by ブクログ

    過去の「このミス大賞」1位。3世代に渡り警察官となった親子の物語。1代目の戦後の混沌とした時代の上野、谷中近辺の様子や当時の警察官の役割、1代目から3代目の時代の移り変わり、最後まで興味深く読んだ。馴染みのある場所が舞台だと読んでて情景も浮かぶのでより良い。

    0
    2021年09月16日

    Posted by ブクログ

    2014/4/3最初、進まず何回か積読だっが、民雄の項からスピード感が出て面白くなってきた。下巻が楽しみです。★4

    0
    2019年08月29日

    Posted by ブクログ

    時代ごとの警察人小説
    警察官も普通の生活があり家族がある。それでも警察官としての使命を負っているのはどの時代でも同じなんだろうなと
    下巻が気になるところ

    0
    2018年12月27日

警官の血(上)(新潮文庫) の詳細情報

  • 映画化

    「警官の血」

    2022年10月28日公開
    出演:チョ・ジヌン、チェ・ウシク、パク・ヒスン

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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