エトロフ発緊急電

エトロフ発緊急電

1,023円 (税込)

5pt

1941年12月8日、日本海軍機動部隊は真珠湾を奇襲。この攻撃の情報をルーズベルトは事前に入手していたか!? 海軍機動部隊が極秘裡に集結する択捉島に潜入したアメリカ合衆国の日系人スパイ、ケニー・サイトウ。義勇兵として戦ったスペイン戦争で革命に幻滅し、殺し屋となっていた彼が、激烈な諜報戦が繰り広げられる北海の小島に見たものは何だったのか。山本賞受賞の冒険巨篇。

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エトロフ発緊急電 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    太平洋戦争開戦を巡る諜報活動の話。択捉島の取材なんてできなかったと思うが、リアルな描写に引き込まれる。佐々木譲さんの主人公は皆すごい能力を持っているのに恵まれない境遇で何処か諦念感漂う人が多い。
    NHKドラマの「エトロフ遥かなり」見たいな…

    0
    2023年12月15日

    Posted by ブクログ

    第二次大戦秘話三部作の2作目。

    最初は本当に多くの登場人物が出てくるし、場所も東京、択捉島、アメリカと様々なので、どこで、どのようにすべてが繋がって関係してくるのかが分からないため、読むスピードが遅くなりがちなのですが、だんだんと関係性が見えてくると、スパイ活動を中心に描いているので面白くなってい

    0
    2022年10月09日

    Posted by ブクログ

    ずーっと前(25年くらい前かな?)、NHKのドラマで見てから、ずっと原作を読みたいと思っていた。
     昭和16年の日米開戦前夜の話。
     1月、連合艦隊司令長官 山本五十六は、ある大胆な作戦を立てる。それは、もし日米開戦が避けられないことだとしたら、開戦初日に米国太平洋艦隊をハワイで撃滅するしか方法はな

    0
    2021年06月13日

    Posted by ブクログ

    国際謀略小説のなかで、日本人が残した逸品。
    太平洋戦争の始まりに踏み込んだ作品。めのつけどころがさすがと。佐々木譲にはまることになったきっかけになりました。

    0
    2021年03月28日

    Posted by ブクログ

    本の厚さに躊躇していた一冊。流石に600頁は時間がかかったが、ぐいぐい引き込まれる作品。
    登場人物の背景が、それぞれ色々な意味で考えさせられる。
    人種・差別・帝国主義、こういうスパイスが真珠湾攻撃というメインに絡んでくるところは素晴らしい。

    0
    2015年01月21日

    Posted by ブクログ

    山本周五郎賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。
    海軍が1941年12月8日の真珠湾攻撃するとの情報のために、命がけで択捉島へ渡る日系人スパイ、ケニー・サイトウ。彼が北の小島で見たものは、、、
    話の脇の軍の蛮行が胸にささる。
    からの諜報戦。行き着くまで裏をかき続け、ハラハラ、スピード感

    0
    2014年08月08日

    Posted by ブクログ

    この作者、警察物よりこっち系のがイイのかなぁ。周知の事実をどお結ぶのかと思ったが、ナルホドって感じ。

    0
    2013年11月19日

    Posted by ブクログ

    休みで、昨日は雨模様だったので一気に読んでしまった。
    読み終わったのは朝の2時半くらい。
    600ページ超の文庫本でこんなペースか。

    前回作『ベルリン飛行指令』、今回の『エトロフ発緊急電』
    共通するテーマは何か考えてみた。
    両作品に登場する、山脇順三海軍省書記官、大貫誠志郎中佐、安藤真理子。
    重慶無

    0
    2013年09月04日

    Posted by ブクログ

    ついに日米開戦にまで時は進んでゆく。
    前作の登場人物ももちろん健在だ。

    真珠湾攻撃までを米国の諜報網は追い続けてゆく。
    択捉島の単冠湾に集結する艦隊の描写は、
    想像力をとてつもなく、駆り立てる。

    終盤の展開はとてもスリリングだ。

    0
    2013年04月20日

    Posted by ブクログ

    真珠湾攻撃に至るまでの日本軍部、米諜報部と択捉を舞台に描かれた人間ドラマ。人物背景の描写と息詰まる展開が見事、択捉に連合艦隊が集結するとこはゾクッとする。ゆきとケニーの切ない関係もたまらない。NHKさん、このドラマDVDにしてくれ。

    0
    2011年12月11日

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