ベルリン飛行指令

ベルリン飛行指令

957円 (税込)

4pt

1940年、欧州戦線で英国スピットファイアに苦汁をなめていたドイツ空軍は極秘情報を入手した。日本で画期的な戦闘機が開発されたというのだ。驚異的な航続距離を誇る新戦闘機、その名は“タイプ・ゼロ”。三国同盟を楯に取り日本に機体移送を求めるドイツ。日本海軍の札付きのパイロット安藤、乾の二人に極秘指令が下った。張り巡らされた包囲網の下、零戦は遥かベルリンの灯を目指す!

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ベルリン飛行指令 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年09月23日

    久々に寝食忘れて読んでしまった。
    佐々木譲さんの第二次大戦3部作の第1作目だったようだ。「エトロフ~」を先に読んでしまっていた。順番通り読んでいたら、「エトロフ~」がもっと楽しめたのかも!
    この本は「エトロフ~」ほど難しくなく、物語に入っていきやすかった。そして、登場人物の誰もが自分の美学、信念を持...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年06月28日

    ありがたいことに、身近には“本選びの羅針盤”とでもいうべき友人が数人いる…

    もちろん、読書は個々それぞれが好きに感じる悦楽…その上、このひん曲がった性根からすれば、他人から進められた本の全てに、推薦した人の思惑通りに感動したり勉強になったりすることは、まず無い!のだが(苦笑)、何故かその数人の友人...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年07月29日

    夏になると必ず戦争関連の作品を1冊読むことにしています。
    本当にあったことを題材にしたものを手に取るようにしています。

    笑う警官で知った佐々木譲さんの作品に、
    歴史小説があったとは知らず、思わず手に取りました。
    読み始めた時から次のページを早くめくりたくなる気持ちになりました。
    歴史小説でこんな気...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年04月20日

    なんとも躍動感に満ちた物語。
    どこまでがフィクションなのか、判断は難しい。

    三部作の第一部であり、登場人物たちは、続編にも複数登場する。
    どうして、ベルリンまでの飛行が成し得るのか、
    その好奇心に駆られて、ついついページを繰り続けてしまった。

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    Posted by ブクログ 2011年11月11日

    余韻のある終わり方がいいね。
    格闘戦のシーンは息がとまる。
     いかにも映画になりそうだけど、まだなっていない。海老蔵なんかが出そうだけど。

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    Posted by ブクログ 2023年07月09日

    面白かったです。お話は日独伊三国同盟締結直後。イギリスの最新戦闘機に悩ませられたヒトラーは日本で開発された最新鋭戦闘機である零戦のライセンス生産の為に二機の購入を依頼す。安藤大尉と乾一空曹との命を賭けたベルリンまでの大飛行の物語です。

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    Posted by ブクログ 2020年06月27日

    ずっと読みたかった佐々木讓さんの冒険小説。
    面白かったが飛び立つまでがちょっと長い。
    着陸の為の中継地点を築く話は面白い(インドの藩王国)が飛び立ってからが意外とあっさりと進む。
    飛行士の2人は魅力的。
    三部作の残りも読みたいと思う。

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    Posted by ブクログ 2019年03月31日

    とても面白かった。零戦をベルリンまで飛ばせという戦時下における壮大な愚行…。戦線で蛮行に加担するくらいなら、飛行機に乗れるのならばと、指令に応諾した安藤大尉。唯一の居場所を追い求めた哀しくも誇り高い男の物語ですね

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    Posted by ブクログ 2018年05月13日

    中学か高校のときに読んで以来の再読。のめり込みました。
    乾の行方に涙した後の、グラーフとの再会がすごい救いになっている。ちょっとだけ救われた気分で読み終えられる構成に感謝。

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    Posted by ブクログ 2013年06月09日

    これも、どこまで事実なのか?
    冒頭には、事実のように取材記録が書かれているが、これ自体がお話の可能性もあり。
    ストーリーはとてもおもしろい。
    もう少し、後日談が書かれていると更に良かった。

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