ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 凍りのくじら

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    とても面白かった。少し不在と思いながら生きている人は意外と多いと思う。出てくる登場人物の全員に少しずつ感情移入できて、痛みが伝わった。
    ページ数は多いですが展開が気になり最後まで数日で読み切ってしまいました。オススメ

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    2026年02月03日
  • カラマーゾフの兄弟〈1〉

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    ほんとこの作品「やばい」です。。。。
    語彙力が退化するぐらい私は度肝を抜かれた作品。そして、私にとって大切な作品です。
    個人的に罪と罰より、展開も早く、面白い!!しかし、長いです!長すぎて周りで読んでいる人がいないので、どんどん布教したいです。

    帝政時代のロシアは検閲が厳しく、哲学などを学問として体系だって発表することはできなかったそうで、小説が一つの思想を発表するための手段として用いられたんだとか。そのため、ロシアの小説は、小説にしてはあまりに思想が出過ぎている。しかし、それがたまらない魅力である。(難しい哲学をストーリー仕立てで理解できるって最高では?)

    また、ドストエフスキーは一回捕

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    2026年02月03日
  • 光のとこにいてね

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    フォロワーさんにオススメしてもらって、1ヶ月かけてゆっくり読み進めた本。初めて読んだ一穂ミチさん作品。

    何度か読んだ「光のとこにいてね」という言葉。愛おしくて切なくて、いつも胸がきゅっとなった。

    結珠と果遠の視点が交互に描かれているところも、心情が丁寧に描写されていて、感情移入しやすくて好きでした。名前のつけられない、ふたりの唯一無二の関係性が尊くて、美しくて、好き。

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    2026年02月03日
  • 男ともだち

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     千早茜さんの書く小説は、人間の醜さと不完全さが生々しく描かれていて、まるで誰かの人生を覗いてるみたいに思える。
     本作「男ともだち」では、神名とハセオの関係性は形容し難く、恋人でもなければ男友達と言うにも距離が近すぎる。だが読み進めるうちに、これは男ともだち以外には言い表せない関係なんだと気付いた。
     最高の1冊だった。

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    2026年02月03日
  • 新装版 デルフィニア戦記 第Ⅰ部 放浪の戦士2

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    面白かった。
    ウォル国王のキャラが最高に好き。
    登場人物みんな魅力的でとても良き。
    続きが早く読みたいです。

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    2026年02月03日
  • 人間標本

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    面白かった、と言っていいのか、悲惨さ、人間の業…

    ニアミス湊かなえ、久々に読んだが文句なしの星5つ
    この想像力はどこから来るのだろうか?
    怖いし、どんでん返しに次ぐどんでん返し…
    最後は涙が出てくる

    それを映像化したアマプラ、絶対観なくては!

    蝶博士の榊史郎の手記から始まり、至の自由研究、その間には読者に寄り添うようにSNSより抜粋、と構成もとてもにくい!すっかり騙され最後は涙がでてきた
    一気読み、久々の湊かなえは、裏切らなかった!



    『ただの殺人が、究極の芸術のための必然な行為となる思考の変化を「人間標本」に綴っていたじゃないですか。実際には至のしか作ってないのに。画家でもないのに

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    2026年02月03日
  • レーエンデ国物語

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    命を懸けてまで守りたいもの。それが見つかったとき人は最高の力を発揮する。歴史に名前を刻まなかったとしてもその功績は希望ある未来を育くんでいる。紆余曲折を経てはじまる伝説の序章に感動しました。手に汗握る展開でとても面白かったです。

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    2026年02月03日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    バッタ研究者本が話題になってからこの手の本が増えたように思うけど、いくつか読んでも二番煎じの域を超えず読むことが減っていた。

    これは何で知ったのか、イマイチそうと思いながらも予約。情熱大陸前だったけど、かなり待ったので既に知れ渡ってたもよう。

    しかし著者はSNS、講演会、教科書掲載、ラジオ、テレビと研究について広めようとされてたようだけど、私が知ったのは本の人気ゆえで、やはり本はすごい。

    さて、内容。は読んでもらうとして、文体が軽妙で読みやすい。自画自賛も結果からすると当然な上に、変にへりくだってないのがいい。
    読みやすさ、功績、⭐︎5です。

    読む前にさらばの本を紹介するテレビに出てお

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    2026年02月03日
  • アルプス席の母

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    強豪校で野球を続ける息子を支える母親の姿を通して、子どもの夢を応援する「親」という立場の不安と覚悟が、静かに描かれている。
    前に出過ぎてもいけない。かといって、何もしないわけにもいかない。その曖昧で苦しい立ち位置に、母親はアルプス席から耐え続ける。
    一方で、子どもは親の知らないところで少しずつ大人になっていく。守っているつもりでも、いつの間にか見送る側になっていることに気づかされる。
    読み終えたあと、派手な感動ではなく、長く静かな余韻が残る一冊だった。

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    2026年02月03日
  • 目には目を

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    無惨に殺された子どもの敵討ちをした母親が逮捕された。子どもを殺した犯人は‘少年’だったため、わずか一年三ヶ月の少年院送致で社会復帰を果たしたことに対する怒りが犯行動機だった。少年Aの身元は伏せられていたため、被害者遺族の彼女は同時期に少年院生活を送った少年Bの協力を得ていた。果たして容疑者A、Bは誰なのか?
    読むほどに引き込まれていく話だった。罪を認識することができない少年、認知に歪みがみられる少年、低IQ故に正しい判断ができない少年。それぞれの少年のインタビューを読んているうちに、混乱、憐憫、恐怖といった感情が芽生えてきて、物語そっちのけで少年心理について夢中になってしまった。ミステリーとい

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    2026年02月03日
  • スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章

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    ネタバレ

    読み終えて、タイトルにもなった「スノウマンの葬列」が1番面白いと思いました。
    なぜ小さな雪ダルマをたくさん載せる必要があったのか。夫を愛しているからといって死の間際に指を切り取る必要があるのか。
    ぱっと聞くだけだとものすごく不可解な事件です。
    けれどp48で律香の推理によって確定されたことに気づくと、わー!!そういうことか!と
    一瞬で理解しました。
    夫婦は死の間際で、愛する家族のことを考えた、と思いきやさらに隠された真実が。
    けれど洋平が本当は何を考えていたのかはもうわからない。愛する人が大切にしていた妹を思い遣ったのか、それとも弟に一撃を喰らわせたかったのか。律香は後者だと思ったのかもしれな

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    2026年02月03日
  • 新訳 ラーマーヤナ 1

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    2026.2.3
    ガンジス川のところが一番ためになったし面白かった
    イーリアスより読みやすくて面白い

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    2026年02月03日
  • 月白

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    SL 2026.2.1-2026.2.3
    作者は戦後の過酷な状況を描き出すのがうまい。
    親に死に別れた子どもたちの想像を絶する困難な日々。戦後の混乱期では他人の子どもにかまっていられる余裕など誰にもなかった。子どもでも容赦のない搾取に晒される。
    何もかも無くしたもの同士がほんのわずかな縁でまた肩寄せ合って命を繋ぎ、そしてひとりまた一人と無くしていく、その過程は胸が痛くて痛くて。
    生きるよすがが憎しみだけとなったことを、恵まれた現代のわたしたちに何が言える。
    読み応えのある作品だった。

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    2026年02月03日
  • 看板犬お風呂丸におまかせ

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    ネタバレ

    文章でもわかるお風呂丸の愛らしさ!
    尻尾をふりふりしている様が目に浮かびます。

    もちろん本編もおもしろい!
    ほのぼのとした雰囲気だけど、<みどりや>で巻き起こる事件でお風呂丸が大活躍。
    お風呂丸のおかげで事件(?)は無事に解決!
    愛くるしいだけではなく仕事もできていい子!
    事件以外にも、人と人との縁を繋ぐお仕事もしているような、、、?凜々子と直孝を繋ぐキューピットにもなりそうな予感。けれど濱仲との過去も気になる…。
    続きが楽しみで仕方ないです。
    わたしもお風呂丸のいる<みどりや>に訪れて、のんびりもふもふしながら過ごしたい…そう思いました。すっかりお風呂丸に夢中です。お風呂丸、可愛すぎる!

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    2026年02月03日
  • リデルハウスの子どもたち

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    ネタバレ

    寄宿学校、最高でした…
    登場人物たちがみな魅力的で、
    特に私はタキが好きです。
    皮肉屋だけど、人を魅了する力をもっていて
    実は気遣いもできる男。
    皮肉を言うところが愛らしくさえ思えてきます。
    そしてエレインとの関係性も気になります。
    タキはエレインが自分の声で影響を受けないと思っているけど、実は影響を受けて、、、?
    この2人でもう1話読みたいくらい大変気になるお話でした。
    また、ミーシクも気になります。
    リリが自分と同じ年代を生きていないと早々に気づいたミーシク。それだけでなく、リリのその後まで予見してリリが生きれるよう、自分が嫌われたとしてもリリのため言葉を矯正する。
    なんて心優しい女の子な

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    2026年02月03日
  • お稲荷さまの謎解き帖

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    ネタバレ

    超好きなタイプの作品でした。
    メディアワークス文庫の『神様の御用人』シリーズが好きなひとは、本作も好きなのでは…!
    神さまが主人公となる小説は多く存在しているけれど、まだ子供の神さまという設定は見た記憶がなく、神さまも大変だとにこにこ見守るように読んでしまいました。
    誉人の願いはどれも難解。なんでそんな願いをしたのだろうか。神さまといったらそんな理由もお見通しなのかと思っていました。
    けれどもイナリはその理由を考える。まだ彼がやわ神だからなのでしょうか。
    作品を通してすごくほっこりするハートフルストーリーではありますが、誉人の願いの理由を知るとどれだけ切実な願いだったのかを知ることになります。

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    2026年02月03日
  • 蟲祓いの宦官師弟1

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    ネタバレ

    この類の物語で騙された!!!なんて思うことはあるでしょうか。本作はありました。
    最後まで読んでええ!!と。
    まさか女の子だったとは…。
    実は宦官じゃない(男の子のまま)かとは思っていましたが、想像の斜め上を来ました。
    全3巻と聞いていますが、一体どこでこれは回収されるのか…あと2巻しかないのに…と考えてしまいました。そして英娘が私欲のために客室氏を殺していたことにも驚きを感じます。大体物語の序盤に名前付き、セリフありで出てくる人は、その後もしばらく出てくるじゃないですか…?それが1巻でおしまいとは…と驚きです。
    また、宦官師弟の話はそこそこあると思う。
    けれど師父がのんびりゆるゆるでも実は〜だ

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    2026年02月03日
  • 火曜ドラマ おカネの切れ目が恋のはじまり シナリオブック

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    すごく好きなドラマだったから途中で終わってしまって残念だった。最後まで放送されていたらどんなドラマだったのか気になってシナリオブックを買って全部読みました。
    すごくよかった

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    2026年02月03日
  • 満月珈琲店の星詠み ~星遣いたちの夜~

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    ネタバレ

    憧れの上司に好かれていると妄想を繰り広げていたのに、その上司が結婚相手に選んだのは、親身に相談に乗ってくれていた先輩だった。
    そんな森下和歌子ツアープランナーが企画した失恋ツアーが大当たりして…

    登場人物が全て繋がりがあり、憧れの先輩達の結婚も実はってのが意外でした。それでも、人間的に惹かれあってるのが良い関係だと思いました。

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    2026年02月03日
  • 血脈のナイトメア 天久鷹央の事件カルテ

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    ネタバレ

    心臓移植を受けた医学生・北川彰ニは手術後、心当たりのない記憶の夢に悩まされていた。

    「臓器の記憶」の謎に興味をもった鷹央は早速調査するが、ドナーが暴力団の若頭だった事が発覚し…

    今回翼も登場して、天久兄妹のやりとりやっぱり好きですね。
    判りやすい小鳥遊の考えが筒抜けなのもご愛嬌。

    臓器の記憶が思わぬ方向へ向かってハラハラしましたが、なんとか救いのあるラストでホッとしました。

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    2026年02月03日