ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 悲しみのイレーヌ

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    邦題、変えたほうがいいと思う
    緻密な犯罪
    度重なるグロい犯罪、カミーユとイレーヌのささやかでも幸せな生活
    個性的な捜査陣キャラ

    前半は淡々と捜査、聞き込みパート
    進まぬ展開に多少退屈もすることでしょう

    だがしかし

    真相に近づくにつれ、自分は今まで一体何を読まされてきたのかと、呆然とする

    衝撃の結末

    何故これがアレックスより後に刊行されたのか、理解に苦しむ

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    2026年09月29日
  • 同じ星の下に

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    ネタバレ

    誘拐犯と人質の話。
    読みやすく、わかりやすく、とても良かった。
    扁桃炎などの対応やビタミンの話から、渡辺さんは医者だろうと思っていたので、赤ちゃんの頃の沙耶をだっこしていた写真は産院だろうとまでは思っていたけれど、カウンセリングの先生だったことには気づかなかったし、医者だとしてなぜ沙耶をここまで助けようとするのかわからなかったので、最後まで先が読めることなくハラハラしながら読めた。
    後半は2人でフィリピンで暮らしてほしくて祈りながら読んだ。

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    2026年09月29日
  • その女アレックス

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    くっそ面白かった
    注、絶対イレーヌから読むべき
    普通っぽいその女アレックス
    巻き込まれ方なのかと思いきや、そこには然るべき理由がある
    カミーユの捜査がジリジリ進み、朧気に見えてくる事件の輪郭


    彼女は何者なのか?

    善悪などほっぽり出して夢中でアレックスを追いかける読書体験

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    2026年09月29日
  • ハウスメイド

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    サスペンスホラー
    フラットな状態で読み進めること推奨
    後半、ある人物のサイコな一面がストーリーを変える
    やってくれたな、やるしかねぇか

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    2026年09月29日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    ゆとりシリーズだいすき!!!
    三作目も本当に面白かったです!
    日常をこんなに面白おかしくかけるなんて素敵な才能!!
    わたしもなんかヘンテコなことが起きたとき、エッセイにかけたらいいのにな〜エッセイのネタになるな〜ていう感じで思ったりする
    最近イン・ザ・メガチャーチも読んだので、ギャップで風邪ひきそうです

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    2026年09月29日
  • コーヒーにミルクを入れるような愛

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    日常のほんの一瞬も、くどうれいんさんの文章だと特別なものに見えてくる。
    不思議だけど、不思議とスッと心に入ってくる。
    素敵なエッセイでした。

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    2026年09月29日
  • 余命一週間の探偵として

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    ネタバレ

    「まだ死んでない」

    濃密な一週間
    普段、我々一般人が過ごすことのない一週間
    ジェットはその目的のために費やそうとした
    その僅かな時間の中で、生の意味、自分の存在意義をはかろうとした
    迫りくる確実な死
    怯え、焦り、悩みながらも自分を殺した犯人に迫ろうと駆け抜けた
    その一週間に、いつもそばにいて寄り添っていたビリー
    プラトニックながらも他の誰ともかえがたい強い絆
    何かのタガが外れて底なしに笑い合う二人が愛おしかった

    ミステリとして読めばたぶん、最上級のものではないと思う
    けれど物語を紡ぐ作者の想い、引き込ませる筆力、翻訳者の情熱、それらがひしひしと伝わってくる小説
    ジェットの強い意志が心に伝わってくる小説

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    2026年09月29日
  • 体育館の殺人

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    めっちゃめちゃ面白かった!!

    この人の本好きだなー

    会話劇の面白さ、キャラクターの面白さ、トリックの巧妙さ全部兼ね備えてて読んでてずっと楽しいミステリーだった!!

    「地雷グリコ」が大ヒットしてると思うけど、このレベルのミステリーをデビュー作?で書いちゃう人だからそりゃ面白い本ばっかりになるよなーと

    絶対他の作品も読む!最近は好きな作家さんがどんどん増えてて、お金が足りないなぁと思ったり、

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    2026年09月29日
  • カラフル

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    一瞬で読み終わってしまったと思う。すごく面白くて好きだったーまた読み返したいな
    真のお母さんは何も得意なことがないと自分で思っているから色々なものに興味をもってたくさんのことに挑戦するんだけど、なかなか続かなくて。お母さん自身はそのことを飽き性で何も続かないとコンプレックスとして捉えているのね。でも真のお父さんはそんなお母さんのことを行動力があって色々なことに挑戦していてえらいと尊敬しているのね。
    自分は短所だと思っていてもそれが誰かを助けているかもしれないし羨ましく思われるところだったりするのよね!そしてそうやって肯定してくれる人がいることも肯定してくれる人に出会えていることが尊いよな( т т )と夫婦に感動してしまったよ。人と人との出会いの素敵なところが素敵に表現されているから好きなのだよ( т т )みんなそれぞれ色々な絵の具を持ってる!カラフル!ということ!
    また読み返そうと思う。

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    2026年09月29日
  • 頬に哀しみを刻め

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    ネタバレ

    アイクとバディーリーの未熟な二人の父親たちの話

    彼らがともに同じ後悔と哀しみを抱え、憎しみという名の復讐へ舵を切る
    バイオレンス、セクシュアリティー、人種差別、家族愛、それらが紡ぐ一見複雑に見える事件が、実はシンプルな一本の糸で繋がっている
    アイロニーとドライなセリフ、彼らにしか理解し合えないユーモア
    その世界にしかない共通語
    未だ、この世はそんなもので満ち溢れているのかも知れない 悪意、自己顕示欲、暴力、偏見…
    そして物語がある着地点へと辿り着き、ふと、思う
    「後悔」ってなんだろう?
    アイクとバディーリーは完全に取り返しのつかないことを息子たちにしてしまっていた
    それは彼らを理解しようとしなかったこと、そして「愛」を伝えなかったこと
    息子たちの非業な死の後でいくら悔やんでも、彼らには遅すぎた
    「後悔」とは、もはやどうにもならない、行き着く先を見出せない、自分の中でいつまでも鳴り響く「残響」のようなものなのかもしれない
    その後、父親たちが果たした復讐には何の意味があったのか?
    「カミソリみたいな涙」
    もどかしく、言いようもない哀しさを孕んだ贖罪の物語

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    2026年09月29日
  • 夜市

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    ネタバレ

    千と千尋の神隠しのような、個人的にどストライクな世界観だった...!みるみる惹き込まれて一気に読み終わった。

    これは一応短編集になるのかな?『夜市』と『風の古道』は同じ世界線の話だよね?
    そう考えると、カズキも現実世界では元々存在しなかった事になってしまうのかな…。

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    2026年09月29日
  • 緑衣の女

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    北欧ミステリー独特の世界観
    いや、アーナルデュル独特の世界観か

    最初の一行で物語に引き込まれていく

    過去と現在、エーレンデュルのプライヴェートが交差して物語に厚みを与える

    土に埋まった謎多き人骨
    そこに埋まった歴史のミステリー

    過去のある家庭の知られざる秘密
    エーレンデュルの孤独と苦悩
    救いようのない結末

    美しいアイスランドの描写と、暴力と支配
    底知れない哀しみに満ちた物語

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    2026年09月29日
  • サリー・ダイヤモンドの数奇な人生

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    サリーダイヤモンドのパーソナリティが冒頭からぶっ飛んでて引き込まれる
    アスペルガー的なサリーが社会性を得ようとなんとなく手探りで努力していく様
    不器用なりに人々と適応していこうともがいていく様
    それをサポートする人々、見守る人々、ヤジかます人々
    戸惑いながらも少しずつ前へ進もうとするサリーに共感していく
    彼女を形成した抗いようもない過去、忘れ去られた幼い頃の記憶
    突発的に湧き起こる衝動的な怒り、他者との触れ合いを敬遠する性質が彼女を混乱させる

    そして、裏主人公ピーター
    一人の無垢なる人間がいかにして崩れ落ちていったか
    彼に同情してよいものか
    孤独な、あまりにも救いようのない彼の苦悩が物語に暗い影を落とす

    サリーのイノセントな日々の描写と対比するようにすすむピーターとその父親のノワール

    想像した以上に凄惨な血脈の物語

    サリーダイヤモンドのその後の幸せを願う

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    2026年09月29日
  • 童の神

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    平安時代の大河小説で、主人公の被差別側対差別側の朝廷という構図なので、当然ながら主に主人公側への感情移入がし易い話が展開されていく。知ってる名前がまあまあ出てきて、どこまで史実に沿っているのかわからなくなるくらい状況の描き方か細かく、そして作者ならではの戦闘シーンもとても熱い。そう、今作も武士中心に登場人物がとても熱いので、やはりそれぞれ胸を打つ死に様には涙ぐんでしまう。すっきりするとは言い難いが、やり切った、そう思える締め方であり、余韻は残り続ける。

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    2026年09月29日
  • ジェノサイド 上 新装版

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    かなり好きな部類だし面白い。日本の薬学専攻学生の視点と、不治の病を患う息子を持つ外国人兵隊の視点てクロスカッティングする点、どのタイミングで交わるのか続きが気になるし、人類の進化をテーマにした物語も好みでした。早く下巻が読みたい

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    2026年09月29日
  • 能面検事の挫折

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    ネタバレ

    不破検事が何故能面検事となったのか。

    今回はルーツが明かされた回でした。

    そして、御子柴と不破の一騎打ち。
    どう転ぶか最後まで気を抜けませんでした。

    タイトル回収がとても秀逸で、能面が少し剥がれた所がゾッとしました。
    あまり多くを語れないけれど、後味の悪さが残った感じがします。

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    2026年09月28日
  • 死んだら永遠に休めます

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    ネタバレ

    なんと言う結末…
    パワハラ上司に、終わらない業務、そして殺人

    大鬱!!めちゃくちゃ面白かった!

    ほんとゾワゾワした
    事実を知ってから再読すると全く違った印象を受ける


    まぁ業務も大変だけど、内部の人間関係が1番疲れるね

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    2026年09月28日
  • 九紋龍――羽州ぼろ鳶組

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    今村翔吾さん著「九紋龍」
    羽州ぼろ鳶組シリーズの3作目。

    今作品も素晴らしい。
    これはきっと残りのシリーズ全て共通だろう。

    今作の中心人物は「ろ組」の辰一。
    彼に纏わる背景がミステリー風に描かれていく。そこに絡ませてくる人情物語。読み応えが抜群。

    この先のこのシリーズ、「火喰鳥」率いるぼろ鳶組と新キャラクターを掛け合わせて火事場を設ければ幾らでも物語が描けてしまうだろう。
    著者のこの黄金プロットに脱帽。

    それにしても毎回ここまでの人情劇を絡ませてくる著者の力量、本当に素晴らしい。

    まだまだ続くぼろ鳶シリーズ、読破目指して読み進めていきたい。

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    2026年09月28日
  • 本と歩く人

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    本好きの魂が震える、温かさと希望に満ちた最高の一冊。

    読み終わったあと、「本当に良い本を読んだ!」という幸福感と心地よい高揚感で胸がいっぱいになった。
    本を愛するすべての人に、心からおすすめしたい作品。

    主人公のカールが、顧客たちの抱える苦しみや閉塞感を、ひょんなことから知り合った少女・シャシャと協力しながら本を通して解きほぐしていく前半は、まるで曇り空が綺麗に晴れていくような明るい希望に満ちている。
    「ただ面白い」という枠を超えて、自分と同じように本を愛し、その力を信じている「同志」と楽しさや尊さを分かち合えたような、深く満たされる感覚を味わえた。

    だからこそ、後半でカールが陥る孤独の描写には、心が激しく掻き乱された。
    前半の光が眩しかった分、その影の濃さが引き立ち、胸が締め付けられるほど切なくなった。
    けれど、そこからの展開と読後に待ち受ける極上の余韻は、本当に素晴らしくて温かかった。

    わかり合えない関係も描かれていて、単なる綺麗事のファンタジーではない、現実のほろ苦さがある点も良かった。
    登場人物たちの人間関係を通じて、「人はいつからでも新しく変われるし、逆に環境が変わってもこれまで通りの自分を貫くこともできる」という、それぞれの生き方が優しく肯定されているように感じる。

    相手のすべてをコントロールしようとするのではなく、違いを認め、そっと寄り添う。
    相手の全部を知らなくても、人と人は確実に繋がっているし、思い合える。
    そして、その温かい繋がりの真ん中に、いつも「本」がある――。
    本好きにはたまらない、生涯宝物にしたいと思えるような一冊との出会いに感謝。

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    2026年09月28日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    ミステリーに少しハマっているときに出会いました。ミステリーと歴史と友情と感情が様々に動きます。ここ最近で1番面白かったし、感動しました。偶然の出会いとはいえ読めたことに感謝です。
    1個、私は漢字苦手なので登場人物覚えるの大変でした!しおりにマステ貼って読み仮名書いてました笑笑

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    2026年09月28日