ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 麦本三歩の好きなもの 第一集

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    主人公の三歩がかわいい。『この世界の片隅に』のすずさんみたいな人。ちょっとぼーっとしてて、食べ物が大好きで本が大好き。

    「~でしゅ」とよく語尾を噛むのも面白い。天然で食いしん坊でドジっ子。職場のみんなにも愛され、失敗して落ち込んでも、また同じ失敗をしちゃう。

    そんな能天気な愛されキャラ。と思いきや、意外と情に厚い一面も。

    自殺まで思い詰めた友人の告白に、「君の気持ちはわからない」「そんなに辛いなら死んでもいいよ」と、非情に思える言葉をかけます。

    けれどそれは、「大丈夫だよ」といった、うわべだけの慰めじゃなく、相手の立場とか気持ちとかを受け止めた言葉なんです。

    美人の友人には、その美貌

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    2026年05月18日
  • 春の星を一緒に

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    藤岡さんの作品の中で、きっとこれが一番好き。医療物だけじゃなく、家族の渦巻く話。泣けたね。お母さんもみんなも、頑張ったおめでとう

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    2026年05月18日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    現代における言葉の重要性や難しさ、面白さについて考察した本。バックグラウンドはおろか顔も見えない相手とのコミュニケーションが当たり前な現代において、言葉を使いこなす力は、生きる力とも言える。現代の言葉と言えばインターネット上が筆頭にあがるが、本書では子育て、芝居やラップ、小説・短歌など多岐に渡る側面から考察している。
    考察といってもアカデミックというより日常的・実存的で、とっつきやすい展開で時にユーモアもありつつ、新たな発見がたくさんあったので最後まで楽しく読めた!
    絵本の読み聞かせやゲームをお菓子に例えて制限すること、息子の中学受験など、子育て論も面白いのがたくさんあるので、親御さんにもおす

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    2026年05月18日
  • 裂神

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    一気読み。
    鹿角南もの。
    でもこちらは『祝山』『耳嚢』と違って実話ベースではなさそう。
    神が怪異になるのは本当に紙一重で、神の予測不能の行為?に翻弄される。
    今回は木の面に纏わる話で不条理すぎたかも。
    村上くんが気の毒すぎた。
    神にムシケラみたいに思われた? 思うとかいうことも神はなくて呪うとかでもなかったから祓うこともできなかった?
    前原工務店も最初の犠牲者も不可抗力すぎて気の毒だった。
    トランクにいれたひとは誰だったんだろう?
    悪意とかもなくて全般不条理としか言いようがない。
    でもめちゃくちゃ面白かった!!

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    2026年05月18日
  • 自分をえらんで生まれてきたよ

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    あたりまえが幸せであることを教えてくれる、あったかい本でした。自分の心を離しちゃいけないんだというような、哲学に似たすばらしい言葉が散りばめられています。

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    2026年05月18日
  • 贖い : 下

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    五十嵐貴久さん誘拐を読んだ後読みました
    凄く重く苦しい
    中学生ぐらいでは
    イジメた事は忘れて大人になるのでしょうか
    星野警部が追いつめる犯人
    誰でも稲葉さんになる可能性があると星野警部の言葉です

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    2026年05月18日
  • 森にあかりが灯るとき

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    現在の社会におけるこれだけの重いテーマを、しかも現実感満載で描いているのに、今回も藤岡さんには何度も泣かされてしまいました。大変な思いをしながらそれぞれの立場でそれぞれが考えを信じて最善を尽くす介護業界で働く人たち。私も仕事柄そのご苦労を目にしていますが、国の仕組みがお粗末すぎて彼らの犠牲がなければ成り立たない状況と分かっています。彼らが背負わされている理不尽な負担が、利権に群がる寄生虫のような政治家や経済団体に吸い取られるのではなく、介護を必要としている高齢者のためになっていることを祈っています。でも、本に登場した区議会議員よりも意識の低い女が総理大臣の国では無理でしょうね。

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    2026年05月18日
  • フィンランド 豊かさのメソッド

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    日本とは規模も価値観も違うから、一概には何とも言えないけど、学ぶことはあると思う。

    ただ、失業率や鬱等について触れられていたけど、フィンランドにだって闇の部分はあるはず。大学の期間が自由で、学費も無料なら、怠けて遊び惚ける人だって出てくるだろうし。

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    2026年05月18日
  • スーパーマーケットまるごとずかん

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    4y4m
    1y7m
    スーパーに売っている野菜、乾物、調味料などが盛りだくさん。長男は自分で黙々と読んでいた。
    よく見ると原産地や旬まで書かれていてとても良い!
    次男は次々と指さして読んで読んでと興味津々だった。

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    2026年05月18日
  • 幻夏

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    先が気になり一気読みしたい気持ちと、悲しい結末が待っていそうで読み進めたくない気持ちを抱えながら読んだ。
    読み終わったとき悲しくて涙が目に浮かんだ。
    冤罪に狂わされる家族はどれだけ警察が憎いだろうか。加害者に有利になる証拠があっても弁護側に知らされる訳ではないこと、その上で弁護側が勝訴する難しさ。ただ判を押すだけの裁判官。恨みません調書なんてあるものも初めて知った。
    冤罪が起こってしまう仕組みを根本から変えてほしいし、冤罪が起こらない社会であってほしい。

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    2026年05月18日
  • 贖い : 上

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    贖いの意味を思わず調べました
    警察小説上下巻
    東京埼玉愛知みっつの場所が次々とかわり
    残虐な事件が
    早く終わりが知りたくて睡眠不足になりますが
    五十嵐貴久さんの世界にどっぷりです
    一番大切なものを思いながら詠みました

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    2026年05月18日
  • 後宮に日輪は蝕す 金椛国春秋

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    公主のように嫌な奴が味方になったり、良い奴が敵になったり、偉い人が裏では庶民的であったりのギャップが面白い。
    三巻で閉鎖的であった後宮編が完結したのかな? 今後の展開に期待する。

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    2026年05月18日
  • グラスホッパー

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    伊坂幸太郎作品のなかで初めて読んだもの。
    きっかけは、ネット上の まとめサイト で誰かが紹介していたから。本屋で目にとまって購入。

    買ってよかった。
    これをキッカケに、私は伊坂作品に傾倒していく。

    『殺し屋シリーズ』となる作品群の出発点に位置するもの。あまりにもサクサクとヒトが殺されちゃうから、感覚が鈍ってきちゃう(笑)

    くり返し何度も読んだというお気に入り。
    魅力的な登場人物も、物語を盛り上げてくれる。なかでも私のお気に入りは『蝉』です♡

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    2026年05月18日
  • トンネルの森 1945

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    ネタバレ

    息子が中学生になったので、「中学生の子どもに」というカテゴリを増やしました。
    さて、息子が「永遠の0」を読みたいから買って、と言われ、すぐに買ってあげたのですが、まだ少し難しいかも?戦争を題材にした物語を読みたいなら、もう少し読みやすいのもセレクトしておこう…と思って、児童文学で定評のある作家さんを調べ、本書を購入しました。
    そしてまず自分が読みました。
    息子はまだ「永遠の0」に食らいついているので、次、これを勧めたいと思います。

    さて、本書の感想↓
    戦時中に、東京の下町で、父親と、祖母と暮らしていた少女、イコの物語。
    お母さんが病気で亡くなり、お父さんは再婚する。戦局が悪化していく中、お父

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    2026年05月18日
  • 言語化するための小説思考

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    言語化してくれてありがとうございます。と言いたい。小説読みたくなった。
    それと同時に言語化によって切り落とされてしまう物もあるという話を聞いて、救われた気持ちにもなった。
    これだから読書はやめられない。

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    2026年05月18日
  • 何者

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    凄く面白かった。就活目前の自分にとって入り込みやすい話で、主人公の気持ちにも共感できた。途中は本当に自分が責められているような感覚になり、読んでいて苦しくなる場面もあった。しかし、最後の終わり方がとても印象的で、読み終えた後は自分の心も少し軽くなった気がする。普段はミステリーしか読まない自分でも、最後まで飽きずに楽しく読むことができた。

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    2026年05月18日
  • 名探偵にさよならを

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    作者様はミステリが大好きなんだろうなとわかるミステリ愛に溢れた作品
    ミステリに詳しくなくてもサクサクと読めグッと引き込まれ最後はポロリと涙しました

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    2026年05月18日
  • 慈雨

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    静かな展開の中、登場人物像がしっかりと描かれており、主人公と現役刑事に感情移入して読み終えた。周りで支える家族の存在も控えめながら印象的に描かれていた。慈雨というタイトルも素晴らしいと感じた。

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    2026年05月18日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    伊坂幸太郎を数冊読んでからのゴールデンスランバー、一回目育休中に読んだ時よりさらに面白かったし感動した!
    さりげなく伏線が張られていて、サラッと回収する。天才だ。 

    人間の最大の武器は、習慣と信頼だ。

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    2026年05月18日
  • 今日未明

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    面白い!

    結末だけじゃ何もわからない。その結末に至るまでには、思いもよらない物語があった。それぞれの物語はニュース記事からはじまり、時間を遡りそこに至る経緯が語られる。

    ニュースをみてわかったふうに話す人々への警鐘的なお話だけど、そもそも報道番組がそういう構造になってしまっているという問題もあるのではないかと気が付けた。当事者でもない外野が憶測でとやかく言う話なんてあってはいけないと思った。

    マンションからの転落事故の話は泣けた。

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    2026年05月18日