小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
虐殺器官の直後に読みました。空っぽに吹き抜けている中を涙を流しながらただ歩いているような。その時々にできる最善の選択をし続けた結果が人類の進化であるなら、人間は動物と何が違い、何が我々を人間たらしめるのか。
こうして感想を書いていて、ああ、あそこのあのフレーズはそういうことか…と走馬灯のように文字が浮かんでくるのが、伊藤計劃さんの文章と表現の素敵なところですね。ちりばめられている。
文庫版巻末の佐々木敦さんの解説もぜひ読んでいただきたいです。
以下、早々に17ページ目で心ごと引きずり込まれた好きなやり取りを。ネタバレではありませんが、すべて自分の目で読みたい方はご注意ください。
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Posted by ブクログ
気になる作家さんが多く、うまくいかない恋アンソロジーにも惹かれ購入。
んんんー…
分かる…!!とても分かる!!なんだこれは!!
そうなんだよね… うまくいかない色んな恋の結末にそういうのも分かるわ…と思う事も多かったです。
気になっていた、一穂ミチさん、他の作品も読みたくなりました。言い表せない微妙で絶妙な感情を文字にされてて、すごいなぁと惹かれました。
30代の恋愛って事で本当に難しく、感情が動きそうになるもふと立ち止まって冷静に考えてしまったりという所であったり、周りの人間関係の環境がガラッと変わり、自分は自分と思いつつも、変なもやもやと焦りが入り交じったりと、複雑な心境だったり、 -
Posted by ブクログ
なんだか とっても 瀬尾まいこさんの
物語が読みたくなって、、、
私たちの世代は
物語は感染症のなかでそれぞれの家族が
懸命に生きていて、
物語の中での色彩のなかで
実際に私や家族がどうしていたかを
常に感じながらの時間でした。
冴ちゃんとママの素敵な日常や
心晴ちゃんとお母さん、お父さんとの
揺れ動く気持ち
冴ちゃんとママが 清塚くんにした想い
そして3人で食べたチョコレート
たった15分、小さなテーブルで食べた
5個のチョコレート。
それなのに 涙がとまりませんでした。
心晴ちゃんの気持ちも痛いほど感じながら
お母さんの言葉も責めることはできなくて
この時の親子の関係は難 -
Posted by ブクログ
夏休みに宿題の読書感想文を四苦八苦して書いたのに、先生から「お前のは感想文じゃない、あらすじだ」と言われた経験はないだろうか。感想というのは、読めば自動的に湧いてくるわけではない。
読書と思索の関係もこれと似ている。わわわれは知識を頭に入れただけで、何かを考えたような気になってしまう。でも、「知る」ことと「考える」ことはまったく別物だ。この区別がついている人はじつは少ない。受け売りの知識にすぎないものを自分が考えたことのように語っている人間のいかに多いことか。「読書は思索の妨げになる」というのは、つまりそういうことなのだ。
本書はこうした読書についての鋭い洞察が詰まった一冊である。「良書は二度
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