小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
タイトルからは夏のお話だということは想像がついていましたが、主人公の道夫君の夏休みの出来事という軽い感じのイメージでちょっと読み始めました。ただ、S君が、名前を伏せてあったので、S君が絡んでいるんだろうなとは思ったんですけれども、そもそも後半に行くにあたっていろんな人の言動、あと子供の解釈というところでちょっと見方がいろいろ変わってくるのかなというところはありました。ただそれを持っても、最後の方で道夫君の頭の中というのがすごく子供の中の頭の考え方なんだなというところで、ちょっと衝撃的な最後かなとは思いました。最後の捉え方というところは人それぞれ変わってくるのかなと思うんですが、自分的にはちょっ
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Posted by ブクログ
よい小説
高輪ゲートウェイの文喫の福袋で買った本
作者も知らず、作品も全く知らなかったけど、本を手にとったとき、なんとなく嬉しかったのを覚えている。
ゆったりとしたときの流れにうっすらとした人間関係が散りばめられている。
ゆったりとしたストーリー展開と何かが起きるわけでもない流れはつまらないと思う向きもあるだろうし、当世風ではないかもしれない。
けれどリアルな世界ってこうだよねと思わせる作品。
先生の人間性もよいな。白い巨塔の里見先生みたい
全体が抑制された人間関係でこういうコミュニティ憧れる
建築史も少し知れるのもよい
最後まで読んだ。
ラストは、あっけないけど人生ってそんな感じ
感動 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ私はこの本の「小説」を「音楽」と変換しながら読んでいました。
まず、「小説国の法律」。
「音楽国」にも「法律」がありますね。「ある特定のコード進行複数使用罪」などがそれ。私の国では、1回は使ってもいいが、2回やったら重罪。でも、それが犯罪ではなく、国家をあげて推奨される場合もあるだろうからな。
「小説から発生した小説は、小説を超えることができない」。
「音楽から発生した音楽は、音楽を超えることはできない」とも、言い換えることができるなあ。
物事の本質を言い表すと、様々なことに当てはまるんですね。
いちばん笑ったのは、便サンのボツ。 -
Posted by ブクログ
一気に読み切ったという感じです。
自分が大学生の頃、司馬遼太郎の歴史小説を、夜通し読みふけり、翌日の講義を欠席した昔日を思い出しました。
当時は小説の主人公の活躍に心を引かれ没入して読んでいた。今回読んだ「室町無頼」は、室町幕府の施政が崩壊し応仁の乱が始まる前の時代を描いています。誰かが活躍して何かが成し遂げられといったストーリーとして描かれてはおらず、これまで読んだ歴史小説とは趣が異なり少し面食らった感覚です。描かれている時代は救いようのない戦乱の時代の序章的な位置づけですが、誰も救われない浮浪たちの生き様を史実と照らし合わせながら精緻に描いていることにより、この破滅的な浮世の中で生き抜く、