P. I. P. プリズナー・イン・プノンペン(小学館文庫)

P. I. P. プリズナー・イン・プノンペン(小学館文庫)

693円 (税込)

3pt

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プノンペン拘置所歴半年の著者が描く、謂われのない罪で収監された男の驚異の脱出劇。騙し騙されの頭脳戦、張り巡らされた伏線が最後まで息をつかせない前代未聞のアジアン・アンダーワールド・エンターテイメント。

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P. I. P. プリズナー・イン・プノンペン(小学館文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    <きっかけ>本屋でふらふらしてた時に見つけた本です。
    <コメント>著者の沢井鯨氏は、札幌の中学で教師をしていたのだが、ある日カンボジアに行った時にいわれのない罪で捕まってしまうなんて経歴を持った方なんですが"P.I.P"はそんな経験を元に書かれた本な為リアリティに富んでます。どこ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年04月29日

     プノンペン拘置所でポルポトの元通訳が語るカンボジアの歴史が興味深い。ポルポト政権誕生のいきさつ、大国中国との裏取引が後々、カンボジアの国民にとんでもない苦悩を与えることになる。イザワケイゴがだまされ獄中につながれるところから、颯爽と釈放される話などはどこまで真実なのだろうか。一部フィクションなのだ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    WOWOWのドラマ"プリズナー"があまりに面白かったので、原作も読んでみました。
    が、原作は5割増で生々しい…
    読みながら玉山鉄二の顔は浮かべられませんでした。
    ドラマは架空の国を舞台にしていたけれど、原作ははっきりカンボジアが舞台。しかもカンボジアの歴史がベースになって状況が絡...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    生き抜くために人を騙し、信じられるのはお金のみ。法も秩序も友情さえもない。
    作者は実際にプノンペンで投獄された経験を元に書いたそうだが、実際はもっと酷い状況かもしれない。怖っ!!!

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    臭いまでも伝わってきそうな迫力にどんどん引き込まれました。全部が本当と言うわけではないだろうけれど、これが実際にカンボジアで投獄された人が描いているんだ、と思うとちょっと背筋がぞっとします。

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    Posted by ブクログ 2014年02月07日

    引用
    内容紹介
      プノンペン拘置所歴半年の著者が描く、謂われのない罪で収監された男の驚異の脱出劇。騙し騙されの頭脳戦、張り巡らされた伏線が最後まで息をつかせない前代未聞のアジアン・ノワール。解説・馳星周。
    出版社からのコメント
    カンボジア拘置所歴半年の新人作家が描くアジアン・ミステリー。平凡な中学...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年03月21日

    実話をもとにカンボジアでの体験を小説化。どこまでがフィクションで、どこまでがノンフィクションかわからないが、カンボジアの混沌とした政治情勢と、そこに生きる人々の逞しさが十分すぎるほど伝わる。
    日本人からすると理解できないカンボジア人の行動。但し、日本人の感覚を世界に押し付けることの危うさ、自己管理意...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年07月14日

    この時代設定は何年?1990年代だろうか。
    実際にプノンペンにはいったことがある。4年前。
    ここから経済がもう少しよくなって、人々が前をみている印象を与えられた。
    実際投獄されたことないので、裏社会はどうかわからんが。
    そういえばタイ、カンボジア国境でも賄賂要求されるとあったが、
    されなかったしな。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ・構成はめちゃくちゃなのにダラダラ500ページ近くある事に驚いた本。勢いだけで書いたような本。
    ・でも体験をもとにしているだけに内容は興味深くてうんざりしながらも好奇心だけで読んじゃう。
    ・後半100ページは展開はやくて楽しんで読めた。けど突っ込みどころは満載。えっそんなにすんなり?みたいな。
    ・実...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2016年06月30日

    「この物語は作者の実体験をもとにしていますが、フィクションとして書き下ろされたものであり、実在する個人や団体とは、一切関係がありません。」とある。
    が、これは全てをフィクションと片づけられるものではない気がする。
    今まで興味を向けることもなかったカンボジアで近い昔、こんなに大変なことが起こっていたと...続きを読む

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