ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    音楽に詳しくない人でも、気がついたらクラシックの世界へピアノの世界へ引きずり込まれている感覚がとても好きな作品でした!

    永遠は一瞬で、一瞬は永遠なんだ。
    この言葉の意味を感じてしまうくらい本の中に入っている時間は一瞬で、永遠に入っていたくなる素敵な物語でした。

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    2026年03月15日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    町田そのこさんの作品は「52ヘルツのくじらたち」が凄く好きだったから、他の作品も読んでみたくなって2作品目!
    この小説は5つの短編小説が収録されてて、中でも好きだったのが「波間に浮かぶイエロー」と「海になる」でした。
    凄く良い作品で、読んで良かったって思えたのでおすすめです。

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    2026年03月15日
  • スピノザの診察室

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    医療ものですが、無類の甘い物好きな主人公のキャラクターと京都の美しい街並みの描写が物語の雰囲気をやわらかくしています。
    筆者が医師ということで、命と向き合う言葉に重みがあり心に沁み入りました。医療現場で働く全ての方々に感謝。
    良い小説でした!

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    2026年03月15日
  • 老いと死のことば 日本の古典を読む

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    めっちゃ洒落な本でした。
    老いを茶化しつつ悲哀を込め、表現された様々な記録を紐解いてくれます。

    抜け初むる歯…44で歯が抜ける悲哀を落ち葉とかけて秋の句で歌い上げる。
    昔の歯科事情に鑑みつつ、著者の歯科通院に心を改める様子も面白い

    時々ご年配のシルバー川柳にも笑ったりするけど、昔から日本人はそういうのが楽しめるんだなぁと、齢40にもなりましたがまだまだ楽しく過ごせそうです。
    同年代におすすめ。

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    2026年03月15日
  • キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ

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    このシリーズ本当に大好きです。心があたたかくなる。疲れているときや元気がないとき、余裕がないときに読みたくなるし、読んでいます。いつも癒しをありがとう。

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    2026年03月15日
  • パンとサーカス

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     文庫解説の内田樹は本作を『愛と幻想のファシズム』以来40年ぶりの「日本で革命が起きる話」と書いているが、これは正確ではない。むしろこの小説では、政治的=歴史的に「革命」を起こすことができない国で――つまり米国に対する従属という構造を変えることが許されない国で――どのような体制変革が可能かを模索した思考実験が書き込まれたと見るべきだ。実際にこの小説の中で実現したことといえば、一部の要人暗殺と政権交代でしかないし、その新政権の首相もCIAから自由ではない。
     あえて村上龍の小説と比定するなら、21世紀の『コインロッカー・ベイビーズ』と表現したほうがしっくりくる。ヤクザの息子と、銀行内部の汚職のも

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    2026年03月15日
  • 猿

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    ネタバレ

    「恐怖」とは何か?
    あらためて問われると何とも答えにくいが、この作品を読んでいくと「なるほど」とすとんと胃の腑に落ちる。相変わらずの憑物落とし的な語りにものすごい言葉の力を感じる。
    恐怖を分解していけば確かにわからないや、気配は大きな恐怖の構成要素だと気づかされるが一人でそこに辿り着くのは難しい。
    そして「恐怖」は人によって異なるからこそのラスト。もうちょっとだけ先が知りたい。

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    2026年03月15日
  • アキラとあきら 下

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    上下巻、面白くてあっという間に読み終わった。
    どちらのアキラも魅力的だったし、清々しく良い終わり方だった。
    しかし池井戸作品の悪役って、なんでこんなに頭にくるんだろ。

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    2026年03月15日
  • 英国一家、フランスを食べる

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    食いしん坊、フレンチを制する。これは食べるのが好きというだけの著者がコルドンブルーで色々ありつつ大きな成果を残して、料理とデートしてそして別れるまでの日々。フレンチの食材の扱いなんかも面白かった。

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    2026年03月15日
  • 喫茶おじさん

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    喫茶店に通いながら自分を見つめ直す話かな。
    おじさんの自分探しの旅に連れ添ってる感じで、面白かった。ヒトはいつまでたっても自分が分からないとこがあるんだよなぁ。

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    2026年03月15日
  • 青のナースシューズ

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    藤岡陽子さんの新刊。
    ものすごく感動しました。

    男性看護師の看護学校入学から看護師になるまでの話。この話は、今から就職する学生さんや高校生は是非読んだ方がいいと思います。凄くいい話です。物が溢れてる現代で、こういう考えを持って看護師になる人がいることを、痛感させられた作品でした。最後は涙無しでは、読み進められませんでした。最高の一冊!!

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    2026年03月15日
  • エピクロスの処方箋

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    前作『スピノザの診察室』より、更に磨きがかかった作品だった。
    医療のジレンマや理想の難しさがあまりのリアルで共感しながら食い入るように読んでしまった。
    面白い...!読後感すごく良い!!
    夏川さんの他作に比べると医療用語が割と多い印象ですが、それを読み手に苦にさせないくらいストーリーが素晴らしくて...
    むしろ物語に没入させてくれるように、敢えて不自然な用語解説は控えたのかなとも思った。
    今年の本屋大賞...ハイレベル過ぎないですか?

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    2026年03月15日
  • 武田家滅亡

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    北条家から嫁ぐ桂が重要なキャラクターで、この輿入れから武田家が滅びるまでを小説にしている。
    学術研究の結果をちゃんと追っていると思うので、長篠以降の武田家をかなり詳細に述べていて、登場人物の背景もしっかりしている。小宮山内膳は田野周辺を散策した時に看板で知ったが、この小宮山も桂が恋した人として重要な役割を担っている。
    さらに機微な心情を描き切っていて、歴史を知る勉強にもなるし、加えて小説としての面白さもある。特に裏切り者になりきれなかった弥兵衛とか、鬱屈したルサンチマンを抱いていた長坂釣閑とか、伊那侍の帯刀とか。

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    2026年03月15日
  • 神都の証人

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    読み始めたら止まりません
    全ての弁護士先生が素敵です
    最後を詳細にされてないのが
    残念なような、だから良いのか

    是非読んで欲しいです

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    2026年03月15日
  • ディオゲネス変奏曲

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    ネタバレ

    ミステリーというよりはSF色の方が強い短編集。ミステリー色が強いSF作品ともいえる。気に入ったのは「時は金なり」で、これは時間を売買できる世界を描いた短編。時間を売ると言っても寿命が縮まるわけではなく、なんとなく時間の進みが早くなったと感じるだけで記憶も失われない。時間を買った場合は、その逆で時間の進み方が遅く感じるようになる。時間を売っても何のデメリットもないし、むしろ辛い時間がさっと過ぎるのはメリットとも思える。結末は想像通りどんでん返しとなる。「見えないX」はミステリーらしい作品。謎解きゲームのようで面白い。

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    2026年03月15日
  • なんなん自分

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    小さなことが気になる。
    気になって生きづらい。

    わかるなあ。けど、おもろいなあ。
    そしてユースケ、優しいなあ。

    クスッと笑えて、
    昔から持っている遠慮しがちな心がキュッと締め付けられるような。そんな気持ちにさせてくれる一冊でした。

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    2026年03月15日
  • 嵐が丘(下)

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    この表現であっているのか分からないけど、
    凄く体力がいる本だ、、
    人生をかけて復習をしたヒースクリフが行き着く先とは。
    やってることはとんでもない。

    ただ、惹かれあうのはどうしたって
    感情だけでどうにでもならないのだろうな。
    そして翻訳のかたの解釈まで乗っていて、
    より深く味わえる本だった。

    これが映像になるのが楽しみで仕方ない。
    憎悪、愛着、執着が詰まった話だった。

    本ってすごい、こんなにのめり込んだの久しぶり。
    最近本の魅力に気がついて、
    新参者だからこれからたくさん開拓していきたいな。

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    2026年03月15日
  • ナチュラルボーンチキン

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    ネタバレ

    最初はゲラゲラ笑いながら読んでいた
    近年の金原ひとみ作品は昔の繊細で陰鬱さのある作品とは異なり、基本的には明るい作風が多い
    その中でも私が大好きな「マザーアウトロウ」と同じ作風の作品か!と思いながら読んでいたらまさかの展開。
    最後は泣きながら読んでいました。
    幼少期、私の母も不妊治療をしていたがこんなに辛いものなのかと、当時の母と重ねて読むと涙が止まらない。
    そしてそんな主人公に寄り添うまさかさん。
    渡り鳥と渡り鳥が出会って一緒に飛ばない?そんな関係でいられるパートナーが私も欲しいなと思いました

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    2026年03月15日
  • 贈り物の本

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    37人の方が執筆された、贈り物にまつわるエッセイ集。

    名前、物、思い出など、様々な贈り物を通して、贈った想い、贈り物として受け取った想いが語られる、素敵な本でした。

    私は、執筆者方の事を全く知らないため、一人ずつ著作を鑑賞し、改めてこの本に帰ってみたい。

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    2026年03月15日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    落ち込んだり、悲しんだり。何をやってもうまくいかない。ネガティブがネガティヴを呼んで、心の湖底に沈んでいく。

    そんなときは、本を読む気分にはなれないかもしれない。でも。……だからこそ。

    この本を、開いてほしい。

    夜の月のように寄り添い、慈雨のようにぽつりぽつりと降ってくる言葉たち。透明なガラス瓶いっぱいに詰め込んで、心に抱いて瞼を下ろしたら。

    きっと。ほんの少しだけ、自分に優しくなれる。

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    2026年03月15日