ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 救いたくない命―俺たちは神じゃない2―(新潮文庫)

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    今回も面白かったです。
    恩師の手術、その恩師の複雑な家庭事情など、
    社会的な問題と医師としての「あるかも」がうまく融合していると思いました。

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    2026年08月24日
  • 容疑者Xの献身

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    数年振りの再読。犯人や人物関係が分かっていてもなお、深い愛情に胸が締め付けられる。こんなにも美しい殺人があるのだろうか。
    数学を愛する心、人を愛することを知ったその心、曇りのないその心に、苦しさが募る。
    そして、『永遠の記憶』を再読しようと思う。

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    2026年08月24日
  • 明暗

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    相手に対して心理的優位に立とうとする心の駆け引きが実に丁寧に描かれる。日常的にこんな心理戦を続けていたらまいってしまうだろうと思うほど。登場人物の心の動きに対する洞察の深さに驚く。未完だからと読んでない方には是非手に取って熾烈な心理バトルを味わって欲しい。

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    2026年08月24日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    刑事、犯人、人質、そして作者の視点で語られる物語。それぞれの目線によって、事件への見方が変わること、それにより事件が立体的に浮き彫りになっていくことが、ホワイト・ラビットの醍醐味である。途中で作者がいちいちツッコミや注釈を入れたりするのも、可笑しかった。

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    2026年08月24日
  • 青い壺

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    ものごとはどのレイヤから見るかによって全く違って見える。人も物も。
    青い壺も高価なものと見られたり、\3,000と見られたり。
    個人的には、第二話が絶品と感じた。

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    2026年08月24日
  • かがみの孤城

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    ネタバレ

    かがみの孤城

    祝!本屋さん大賞。
    中学での出来事から学校に行けなくなったこころの部屋の鏡が光り、その鏡が不思議なお城につながっている。
    そこには同じような境遇の子供たちと、オオカミの顔をした女の子がおり、何でも願いを一つだけかなえることができる鍵を見つけるゲームが展開されている。
    だんだんと素性がわかり、仲良くなっていく少年少女たち。いろいろなエピソードを通して友情が育まれていく。
    そしておおかみ様が明かしたゲームの決まりに、誰かが願いをかなえたら、ここでの全ての記憶がなくなってしまうというものがあった。
    ゲームの結末は? このお城の持つ意味は?
    ほどよく張られた伏線によって物語の結末は予想

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    2026年08月24日
  • 海を破る者

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    今村翔吾さんの作品は登場人物が魅力的で好きだ。人と人とのつながり、心情の描写が丁寧で物語にのめり込む。敵対する相手にも家族や故郷がある。人はなぜ戦うのか、わかり合うことができないのか。そんなことを考える機会を与えてもらえました。

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    2026年08月24日
  • 氷柱の声

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    くどうれいんさんと同じ、高校1年生の3月でした。
    当時私は福島県の内陸部に住んでいて、震災の被害はあれど、津波の被害は一切ありませんでした。

    『被災県在住だが被災者とは言えない』
    『震災について「語っていい」のは、それが許されるほど深い傷を負った人か、「進んで責任を負える人」だと思っていた。』
    まさに、私がずっと思っていたことでした。

    そして私も今まで震災について書かれたものには手をつけることはできていませんでした。理由はいろいろありますが書かないでおきます。

    今回この本を手に取った理由は、作者がくどうれいんさんだったこと、裏表紙のあらすじに「被災県に住むものの被災者とは言えない自分の立

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    2026年08月24日
  • 杏のパリ細うで繁盛記

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    バイタリティあふれ、そして勉強熱心で憧れても雲の上の存在でしかない。
    そんな杏さんの抜けているところや悩んでいることを知ると余計にファンになってしまう。

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    2026年08月24日
  • 二人の嘘

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    ネタバレ

    頭脳明晰、容姿端麗な女性判事の主人公、礼子。
    けれど礼子の幼少期は幸福とは程遠く、実の母の最後の言葉に深く心に傷を負っていた。母の名前も思い出せない、生きているのかも興味がない。
    感情を消し、身勝手な夫、義母との関係性を淡々と続ける日々は、私から見ても決して幸せではない。
    そんな時に、かつて礼子が懲役刑に処した元服役囚に出逢う。感情を消し去り仮面を被って生きていた礼子の歯車は、彼の存在によって狂っていく。


    愛おしい物語だと私は思いました。
    最後に、少年のように笑う蛭間と、少女のように笑う礼子。

    決してハッピーエンドとは言えないけれど、物悲しい北陸の冬を最後のシーンに持ってくるのも素敵でし

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    2026年08月24日
  • 虎のたましい人魚の涙

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    文章がかわいくて好きだった本。
    うどんの看板に潔さを感じていたり、日常って色んなことから面白くできるよなぁと視野を広げてくれた。

    涼しい部屋で寝ている時に「二の腕ひんやりしてるぅ」となるのがなぜか好きなのですが、くどうれいんさんが「腕がわらびもちみたいに冷たかった」と表現されていて言語化の鬼!わっっかるとなりました。

    くどうれいんさんの他の本も読みたいな~

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    2026年08月24日
  • 地球と書いて〈ほし〉って読むな

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    テンポがよく読みやすい本でした。「フルーツに生まれ変わるなら何がいい?」の質問に、物理的に他のフルーツを倒せそうだからとスイカを選んだところが作者の人生がいかに闘いだったか分かる一文で好きです。息子と同世代なのに違い過ぎて笑ってしまいました。

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    2026年08月24日
  • 怪盗レッド-27 ピンチ!敵だらけの豪華列車☆の巻

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    情報屋カラスが教えてくれたのは
    「タキオン最高幹部が、日本縦断の豪華列車内に集まる」
    という知らせ。アリー先輩もそこに乗っている!? 先輩を救うには、このタイミングに賭けるしかないっ! 決死の覚悟で、アスカとケイは、列車内にしのびこんで…!?
    そして、タキオンの元ボスの日記を追っている ファンジスタは、
    大切な仲間・マサキを失ったまま秘められてきた真実に、その手をのばす。
    2つの怪盗チームによって謎があばかれるとき、ネクストステージの幕が開く!!

    こんな人にオススメ( ◠‿◠ )/

    ☆怪盗キッドのようなキャラが好きな人
    ☆秋木真さんの本が好きな人

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    2026年08月24日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    『宙わたる教室』続編。主人公は、前回とは違う人。
    でも、前回のキャラも続々登場します。定時制高校の科学部の面々がロケット作りに挑戦しながら、直向きに生きていく様子が心動かされる。良作。

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    2026年08月24日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    本題も表紙も綺麗なのに読み始めが
    「射精した後は動きたくない」から始まる。ちょっと強烈だ‥(-.-;)と思った‥
    挫折して本棚の片隅にあったが読む本がないので再度挑戦

    騙されたと言うか、あっ!そうだったのね‥思えば違和感はあった‥
    先入観と言うか、すっかり勘違いしていた。
    読み終えて他の人の感想も自分と同じだと思い嬉しくなり
    面白しろかった。

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    2026年08月24日
  • 『罪と罰』を読まない

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    ドストエフスキーの「罪と罰」を読んだことない作家4人が座談会形式で内容を推理する話
    斜め上の推理展開で面白いのだが、本番は罪と罰を読んでからの感想
    ロシア語の人物名が覚えられず変なあだ名付けたり、4人ともスヴィドリガイロフ推しだったり、共感するポイントが多くて楽しかった
    愛之助が犬のように話すくだりは声出して笑った

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    2026年08月24日
  • ニキの屈辱

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    性癖を歪められました。いい意味でも悪い意味でも、今まで知らなかった扉を開かれてしまったような感覚です。

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    2026年08月24日
  • そして五人がいなくなる 名探偵夢水清志郎事件ノート

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    小学生ぶりに懐かしいなぁと思って読んでみた。
    はやみねかおる先生は本当に天才だと思う。
    大人でも面白いし幼稚ではない。
    いつもの最後の決め台詞も夢水清志郎が言っていそう。
    最初の3姉妹がバレるシーンで、文の違和感で複数人いると気づいたのは我ながら天才だと思った笑

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    2026年08月24日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    科学と文学の融合?科学というと難しそうに聞こえるが、科学(自然)の中にはこんなところにちょっとした美しさがあるんだよと語りかけてくれるような小説。

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    2026年08月24日
  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    ネタバレ

    表題作も好みだが小説家の鏡(占いの話)が個人的には好き。占いとは誰でも当てはまるようなことを相手に問いかけ、相手が引き出した本心をあたかも占いの結果と見せかけることで過去現在未来を予言したと錯覚させる。ある程度の手法があれば誰でもできると筆者は言う。友人の妻が占いの予言を完全に信用し、仕事を辞めて小説家になろうとしていたことに対して、その友人と筆者は止めに入るために、占いが偽りであることを証明するべく、予想される占いの手法を逆手に取って策を練って占いを受ける。占いの手法が予想通りだったものの、友人も筆者も占いを一瞬信用しかける。手口を知っていながらこうなったのは、占いで得られる結論は未来予言な

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    2026年08月24日