【感想・ネタバレ】マリエのレビュー

あらすじ

幸せも不幸せも、ぜんぶ私が決める

離婚って、幸せになるための選択なんじゃない?

40歳を目前に夫から離婚を切り出されたまりえ。しかし、戸惑いながら始めたひとり暮らしは思いのほか快適で、自らを慈しむ日々は確実に彼女を変えていく。

そんなときに出会った年下の男性・由井くん。
そして、コロナ禍という非常事態の発生。想像もしなかった未来がまりえにもたらすものとは――。

直木賞作家が紡ぐ
結婚と幸福をめぐる物語

巻末に金原ひとみさんとの対談「私たちの離婚」も収録。

単行本 2023年8月 文藝春秋刊
文庫版 2025年12月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

好きすぎて、感想を書けませんでした。

この本を読んだきっかけで、千早さんの行きつけの香水屋さんで香水を買いに行きました。

千早さんは香りの描写が素敵。

0
2026年03月01日

Posted by ブクログ

今まで読んだ千早さんの作品のなかでいちばん好きだった。ひとりひとりの人間に、共感できる部分もできない部分もあり、共感はできなくても理解はできたり、、、
30代の女性の人生を覗き見できて楽しかった。自分はどんな30代になるのだろう。
にしても、千早さんの作品は、五感を刺激されるものばかりで楽しい読書をさせてくれる。お腹すいたな。

0
2026年03月01日

Posted by ブクログ

離婚から始まるお話だけど、その後の出会い、結婚相談所、マッチングアプリ、いろんな恋の要素が出てきて、そしてみんな感じ方が違う。
なぜか焦る気持ち、条件を見ちゃう気持ち、いくら真面目で真剣でも受け入れられない異性、結婚や子供のタイムリミット、恋愛についてめっちゃ考えさせてくれる。結局恋愛難しいし、幸せな結婚も自分次第だけどやっぱり難しい。

0
2026年02月22日

Posted by ブクログ

この人の描く物語に出てくる食べ物は全部美味しそう!ガーダータンめちゃ作りたい。「嫌味や攻撃的な言葉をいう人は満たされていない。」すごく納得。あとがきに「私たちの離婚」と題して、金原ひとみとの対談を収録。これが赤裸々で最高!

0
2026年02月22日

Posted by ブクログ

初読み作家さん。
マツバラリエさんの鳥が装丁写真が激アツ。
まだ結婚もした事の無い私だけど、離婚しても憎しみ合わない円満離婚は良いなと思う。
ただ離婚切り出した男がいつまでも繋がりを求めるのは嫌悪しかない。
マリエが新しい恋人と自分の内面を出せて行けたら良いなって応援したくなった。私も相手に甘える事が得意ではないので,,,,成就して欲しい。てか由衣くん素敵。
私は結婚相談所は無縁な気がするけど色んな理由で焦ってる方も居ることを知った。

0
2026年02月16日

Posted by ブクログ

はじめましての作家さんだったけど、ファンになりました。そうそう私はこういう物語に出会いたくて本を読んでるんだ!響く、美しい言葉がたくさんあって、付箋ポチった。(付箋ぐらい買いに行け)

主人公にとても似た境遇で、まるで自分の物語を読んでいるみたいだった。婚活はするつもりないけど。元夫が香水をつけない人でよかった。

由井くんがとても好き。私もいつか世界を共有したいと思える人に出会えたらいいな。

0
2026年02月07日

Posted by ブクログ

表現がうつくしい。

私も離婚した身なので、わかるなあって思うところがちらほら。
「知ってる関係におきかえなくてもいいのよ。どんな人との関係も初めてのものなんだから」
この言葉が、可能性に満ち溢れていて、すてきだと思った。

0
2026年02月02日

Posted by ブクログ

千早さんの小説に出てくる料理は、いつも美味しそうで、作りたくなります。香りに関する表記も、どんな香りなのか嗅ぎたくなる。
自分の人生、人からとやかく言われたくない。
自分の幸せは自分で決めるもの。
千早さんの小説の世界観好きです。

0
2026年03月15日

Posted by ブクログ

「離婚したのは気の毒」は的外れ!
幸せになるための、ただの選択肢です。

自分自身に離婚の予定はありません。笑
たしかに頭に過らないと言えば嘘になりますが、果たして実際に離婚してどうなるのか。
だいたい離婚の話になると、世間一般ではネガティブになりやすい話題。
状況によりけりですが、この作品は全く暗い部分が感じられない。
むしろ離婚して自分を取り戻しているような主人公がリアルだなと。
離婚したら、女性の方が生き生きするなんて噂もありますが、それがこの作品です。
仕事や交友関係、恋愛、成り行きで入会した結婚相談所。
無理やり離婚を考えようとは思わないけれど、こんな幸せの形もあるなと勉強になった一冊です。

0
2026年03月12日

Posted by ブクログ

澄んだ空気にとても良い香りが漂う雰囲気が素敵で好き
音楽が聞こえてくる小説があるように、千早さんの作品は香る小説って感じでまた読みたくなる

0
2026年03月01日

Posted by ブクログ

久しぶりの千早さんの作品です。
女性の心情を豊かに深く波のように豊かに表現されている本が多く、
離婚するところからのスタートでしたが、 
マリエの心のひだひだが、さまよい悩む気持ちを
細かに表現されていて、
大きな波風があるわけではなく淡々と語っている感じなんですがそれがちょうどいい感じでした。

誰かの心の中をのぞいているような気持ちにも、
自分の気持ちをのぞかれているような気持ちにもなるそんな感じがしました。
周りの登場人物も個性的で
元旦那さんも自分から離婚を希望したのに、何かあるたびに連絡してきたり、7歳年下のマイペースな彼氏ができたりなど、なかなか心落ち着く暇の無いマリエの望むことそれを一緒に探している気分になりました。

0
2026年02月28日

Posted by ブクログ

読み始めたらスルスルと話が入ってきて、一気読みしてしまいました。
「透明な夜の香り」のようなスッキリとも違う、何か清々しい空気の流れていて登場人物みんなが人間らしくて好感が持てました。

0
2026年02月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

千早茜さんの描く女性像が好きで、今回登場する女性は各々違った強さを持っていました。憧れのような感情に近いのですが、主人公の行動言動はすごく私の中に素直に落ちてくるものが多かったです。離婚後に流れるように年下の男の人とくっついたときは少し安直かなとも思いましたが、香織さんの発言からたしかに年下の男の人出ないと深みが出ないかと納得。派手な見た目の由井くんとはまた仲良くパートナーとして一緒に居続けるんだろうと思いました。

0
2026年02月25日

Posted by ブクログ

結婚すると「おめでとう」って言われるけど、離婚では言われません。離婚は不幸なイメージが付き纏うけど、本作は離婚してさまざまな場面に遭遇していく「マリエ」とその心の中が描かれます。夫に「恋愛がしたい」と言われ離婚するわけですが、主人公のほうが恋愛、婚活を経験していく姿に共感もし、嫉妬もしていく作品です
不謹慎ですが、結婚小説より離婚小説の方が面白いのではって思いました。

0
2026年02月15日

Posted by ブクログ

幸せかどうかは他人が決めるものではない。
意見される筋合いもなければ、評価される必要もない。本作は、そんな当たり前でいて難しい事実を、静かに突きつけてきます。

40歳手前で夫から切り出された離婚を受け入れたまりえ。喪失感より先に訪れたのは、思いがけない解放感でした。誰かに合わせる必要も、気を遣う相手もいない生活。自分のしたいことを、自分のペースで選べる環境が、これほど心地よいものだったのかと気付いていきます。

そんな中で出会う7歳年下の由井くん。一方で、まりえは結婚相談所にも登録し、「結婚相手」を探し続ける日々を送ります。

恋人と結婚相手は別なのか。
そもそも“幸せな形”とは何なのか。

恋愛小説という枠に収まりきらず、人生や選択そのものを描いた物語だと感じました。答えを提示するのではなく、読者それぞれに考えさせる余白が心地よく残ります。

そして千早茜さんらしい、香りにまつわる描写と、透明感のある美しい文章。派手な展開はなくとも、気づけば深く惹き込まれている。そんな一冊でした。

「正解」ではなく、「自分にとっての納得」を大切にしたい人に、そっと寄り添ってくれる作品です。

0
2026年02月14日

Posted by ブクログ

千早茜の書く文章が好きすぎる。この人の文章からは香りが漂ってくるし、目の奥には鮮やかな色彩や眩しい白い光が浮かぶ。香水がつける人によって違う感じ方になること、濡れた植物の葉の青いにおいや土の臭い、花の香りや鮮やかさ、料理の湯気と美味しそうなにおい、窓から差し込んでくる朝日で部屋が白く照らされることを主人公まりえと一緒に自分も体験する。文章を読んでるだけなのに色んなことを感じ取れるのが楽しい。前々から言っているが千早茜は食べ物や料理や食事の描写に優れていると思う。

自分の周りが結婚したり妊娠出産子育てをしたり、恋人と結婚を考えたりマッチングアプリで真剣にパートナーを探したりしており、こういう人生イベントについてや他者との関係性について考えを巡らせたりするし友人たちとの話題にもあがる。ので、まりえとその周りの人の色々な考え方について「わかるなぁ」とか「私も人から聞いたことのあるやつだなぁ」としみじみ思った。しかし巻末に入っている千早茜と金原ひとみの対談の中の「結婚したいくらい好きだよ」というのは初めて聞いたし面白い価値観だなと興味深かった。

作中でマキさんが言ったようにどんな人との関係もかたちなんて決める必要はない。なんて素敵でこわい言葉だろう。暗黙の了解みたいなことが苦手で関係に名前をつけてお互いを縛ってしまいたくなる自分には実行するのが難しい言葉だと思った。かたちに囚われずにお互いを想い合いたいね、と思う。

0
2026年02月12日

Posted by ブクログ

生理的に無理な人の体臭が受け付けなくなるの凄く共感できる。千早さんの小説はページをめくる度匂いが変わっていく不思議な読書体験。

0
2026年02月08日

Posted by ブクログ

千早茜の本で、先を読み急いだのは初めてかも。今までは共感できない主人公が多くて。これも共感できるまではいかないけど、割と感覚が普通で理解できるというか。

0
2026年02月07日

Posted by ブクログ

直木賞作家、千早茜さんの作品を初めて読みました。
「恋愛がしたいから離婚したい」と夫が言ったことから始まる。
離婚してから婚活したり、恋愛したり。他の作品も読んでみたいと思いました。

0
2026年02月02日

Posted by ブクログ

落ち着いていた文体で、
深く染み込むように入り込んでくる。
千早茜さんの本にはいつもそんな静かな魅力を感じて好き。

離婚というテーマで、
まだ結婚すら見えてこない私には共感できないかと思ったけど、なんか分かるなと思うところもあった。主人公と少し性格が似ていたのかも。

巻末の対談は、特に興味深く読んだ。
同じ離婚経験者でも金原さんと千早さんの感覚の違いが面白くて。
私はもっと思ってることをそのまま口にしても良いのではないか、なんて思った。

0
2026年01月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なんか全体的に、主人公が幼く感じた。
なんのために結婚相談所へ?
恋人にも7つも年上なのにマイナスのこと言っちゃったり。
最後の金原ひとみさんとの対談で、お互いが幸せになるために離婚する、みんな離婚して幸せになってる、って、なんかいいなと思った。
そう思える時が、離婚しどきなんだろなって。

0
2026年03月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 読みやすかった。でも、本当の意味で、この話を理解できていないような気がする。もう少し年齢を重ねて読んだら今より気付くこともあるのかな。

 「離婚」も幸せになるための選択肢の一つ。どんな風に捉えるのかは人それぞれですけど、私はそう思いたい。「離婚ゼクシィ」できたらいいな。

0
2026年03月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

千原さんの作品は2冊目ですが、今回はそんなに生々しくなくまずまずついていけました笑。
小さな目次が各パートごとに3つの言葉がありとても好感が持てる目次でした。でもまりえさんはどうもずるい女性のような気がして苦手です。共感できる部分は感じられませんでしたが、少し胸を打つ言葉が数個あり、思わず付箋の出番になりました。もしかしたらまた続編があるような終わり方でしたが、どうでしょうか。

0
2026年03月05日

Posted by ブクログ

綺麗な文章、表現の小説だなと思った。
香りや食べ物、飲み物の表現が素敵で、丁寧な暮らししたくなる。

登場人物に共感できる部分はあまりなかったけど、やっぱり結婚に固執しない、一人で生きていける力や趣味は必要だなと改めて思った。

そして由井くんが沼。まりえと由井くんが穏やかな時間を築いていけますように…。

0
2026年02月27日

Posted by ブクログ

一章が短くて、読みやすい一冊
個人的には、すごく面白い!というわけではないけれど、同性としては沁みる部分も多かったな。
主人公の心情の風景で表していて、綺麗な表現だなと。
春雨とか秋雨とか、ちょっとしっぽりした日にちょうど良さそうな本でした。あとは、少しずつ読み進めたいときとか、寝る前とか。

0
2026年02月21日

Posted by ブクログ

2/14

至る所に香りがででくる。
繊細な文章でとても読みやすい。

様々な選択肢がある世の中だけど、私は自分の結婚生活を大切にしたいと思えた。

0
2026年02月14日

Posted by ブクログ

結婚生活で恋愛要素がなくなるのは、ステージが変わったからで。また恋愛がしたいって別れを切り出されるなんて胸糞。でもちゃんと前に進むのが良かった。進んでいく婚活の盛り上がらない感じに、年下の子に惹かれていく感じ、わかるわかる。でもまあ、年下彼氏との恋愛は、結婚がチラつきだすまでは楽しいしかない。同時期に出会っているからこそ選ぶことはないが、後に、一緒に山を登れる人の方が良かったりするのかなぁと思ったりもする。今はゆいくんが可愛い。今が良ければ、の段階で終わった。

0
2026年02月13日

Posted by ブクログ

自分と境遇が似てる主人公に興味が湧き文庫になったタイミングで購入。

恋愛において感覚が大事だったり、理屈じゃないよねっていうところに共感した。
年下男子との出会いも素敵だった。
マリエみたいな大人な考えの女性でも恋愛に振り回される瞬間ってあるんだな、と安堵した。

0
2026年02月12日

Posted by ブクログ

2026/01/29

初めて読む作家さん。
とてもきれいな文章を書く人なんだなぁ。

マキさんの「知っている関係におきかえなくてもいいのよ。どんな人との関係も初めてのものなんだから。かたちなんてないの」というセリフに痺れた。
人との関わりだけではないけれど、つい正解や枠に囚われ過ぎてしまうよな、と反省した。

あと、お見合い相手の本田さんのセリフもよかった。
「誰といても、決めてはいけないのだと思います」
「その人の幸も不幸も。それぞれで努力するしかない」

0
2026年01月29日

Posted by ブクログ

あんまり感情移入できなかった。
もっといろんな経験をしてからもう一回読みたい。
恋愛をしたくて別れた夫も関係がなくても繋がっていたいっていうのもあんまり理解できなかった。
でも、匂いの描写と食べ物の描写がとても好きだった。
由依くんとどうなったんだろう。

0
2026年01月27日

「小説」ランキング