マリエ
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マリエ

790円 (税込)

3pt

4.2

幸せも不幸せも、ぜんぶ私が決める

離婚って、幸せになるための選択なんじゃない?

40歳を目前に夫から離婚を切り出されたまりえ。しかし、戸惑いながら始めたひとり暮らしは思いのほか快適で、自らを慈しむ日々は確実に彼女を変えていく。

そんなときに出会った年下の男性・由井くん。
そして、コロナ禍という非常事態の発生。想像もしなかった未来がまりえにもたらすものとは――。

直木賞作家が紡ぐ
結婚と幸福をめぐる物語

巻末に金原ひとみさんとの対談「私たちの離婚」も収録。

単行本 2023年8月 文藝春秋刊
文庫版 2025年12月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。

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マリエ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これは、自分だけの、自分の人生の幸せとはなにかを考えさせれる一冊だった。まりえの一途さやさっぱりしたところがすごく好き。由井くんには最初、疑いの目を持っていたけれどまりえと幸せになって欲しいし、感覚が似ている2人だなと感じた。桃モッツァレラが食べたくなったし、「マリエ」という香水を嗅ぎたくなった。私

    0
    2025年12月13日

    Posted by ブクログ

    千早茜さんの最新作を読みました。
    大好きな作家さんということもあり、主人公マリエが離婚後に出会う年下の恋人との関係が気になって、数時間で一気に読み終えてしまいました。

    マリエの性格が自分と少し重なり、自然と親近感を覚えました。

    「人は役割に流されて、欲しいものや本当の気持ちを忘れていく」
    「確か

    0
    2025年12月13日

    Posted by ブクログ

    マリエさんの少し強がりで、寂しさを素直に伝えられないところが私みたいだと思った
    由井くんが言ったように、もっと寂しさを出す女の子の方がモテるのだろうな

    男尊女卑、女性蔑視という言葉はあるものの、最近は良くないものだという風潮になってきた。
    その一方で、それはただ風潮なだけで現実世界では女性として生

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    これから自分もアラフォーですが、こんなアラフォーになれたらいいなーと感じます。
    色んな女性が出てくるのも面白いです!

    0
    2025年12月06日

    Posted by ブクログ

    40歳を目前に離婚したまりえ。香りや料理の描写が瑞々しく、リアルに感じました。結婚だけに限らず自分がどうしたいか、相手に何を求めるか。色々と考えさせられる作品でした。マキさんはじめ友人達の価値観もそれぞれで面白かった。

    0
    2025年12月21日

    Posted by ブクログ

    落ち着いた文体
    落ち着いた女性、憧れます!

    離婚することがマイナスに働かないようにするのは自分次第なのかなぁと感じました。

    マリエが幸せになりますように。

    0
    2025年12月06日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    結婚も離婚も、時代や人によって全然見方が違っているんだなということを当たり前だけれど感じた。それでいて、そこに正しいも間違いもない。登場人物それぞれの考え方はそれぞれ理解できるものだった。共感できるものでなくとも、そういう見方があるのかと気付かされた。
    小説家お二人の対談、とても面白かったですし、学

    0
    2025年12月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    バッドエンドじゃないけど、やっぱりハッピーであって欲しかったな。由井くんの気持ちも、もうひと深掘り欲しい。アラフォーの苦しさ、縛られたくないけど、安心したい形。気持ちわかるけど、もっと年上の私からすると、もっと甘えていいし、もっと楽しんで。

    0
    2025年12月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【2025年150冊目】
    「恋愛がしたい」というで夫から別れを切り出され、離婚届を出して独り身になったマリエ。結婚相談所に登録してみたり、料理のレパートリーが増えたり、年下の少し気になる子ができたり――結婚、恋愛、幸せって何?離婚から見えてきたマリエの人生のあり方とは。

    千早茜さんの文章が大大大好

    0
    2025年12月12日

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