ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 旅のつばくろ(新潮文庫) 電子オリジナル版

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    旅をすると、想像以上に頭が働く。綺麗だな、美味しいな、といった簡単な感想から、ここに別荘を立てたらどうなるのかな、目の前に座ってる人は何を考えてるのかな、と言った大きな妄想まで。そして、旅を続けた先にはなにがあるのだろう、という未来の不安まで。旅は何歳になっても、いつ行っても、変わらず心が動く大きな体験なのだなと思った。

    沢木さんの旅エッセイを初めて読んだが、とても読みやすくてよかった。

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    2026年04月04日
  • 怪談・骨董

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    面白い
    童心に帰るような怪談もいい 脚色のセンスがすごい良い気がする
    現代では失われている日常の蛍とか松虫の話もいい すてきだな
    エサ忘れた女中にキレ散らかす
    なんかかわいそうな女の人の日記も悲しい、でも確かにこれは紹介したくもなる…
    有機的記憶という考え方も面白い 同意できる

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    2026年04月04日
  • 楽園のカンヴァス

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    美術館で絵を見てみたくなった。
    美術テーマのミステリーを読んだのはこれが初めて。
    というか美術・絵画は全然知識が無くてこれまで触れたこともない。
    有名な絵画は知識として、見たことあるなくらいで正直興味を持ったことがなかった。
    が、小説を読んで行く中で、絵の背景には実際に人の生活・思いがあることを、考えさせられた。
    そう思うと途端に絵に対しての興味がわいた。
    その時はどんな時代だったのか、その画家はどんな生活をしていてどんな思いで書いたのか。
    それを見て影響を受けた人がいて、そこからさらに広がって…。
    世界そのもの、繋がりだなって感じがした。
    また、この小説自体もどきどきワクワクが止まらなかった

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    2026年04月04日
  • 【電子限定SSつき】ものがたり洋菓子店 月と私 いつとせの夢

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    ⁡チョコミントで心も身体もすっきりとするうえに、とても美味しそうで・・・。
    ⁡充と絢辻のように歳を重ねても穏やかな愛を育む人たち、麦と颯馬のように初々しいカップル、語部と糖花のような純粋な恋愛。お菓子とともにときめきがあり、ほっこりした。第6弾も楽しみ!

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    2026年04月04日
  • 死にたいって誰かに話したかった

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    生きづらさを抱えた人達が自分の話を他者に聞いてもらうことで、少しだけ前を向いていく物語。

    登場人物全員の人生が好転するわけではなく、「話をしても結局、生きづらさなんて簡単に克服できない」というリアルな展開を含んでるのがとても納得できる。

    物語は終始面白いが、最後の茜の話が特に良かった。

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    2026年04月04日
  • そういうゲーム

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    表紙・背表紙は
    どういうゲームと表現しているのか、
    皆さんの考察を聞いてみたいので
    是非コメントしてください、、!笑

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    2026年04月04日
  • さいはての彼女

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    本屋さんで見かけて手に取った1冊。

    旅に出たくなるお話でした。

    普段と違う場所、人などなど。

    旅の醍醐味は出会いだなと感じました。

    女満別とツルが沢山見られるところにはぜひ行ってみたい。

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    2026年04月04日
  • 星を掬う

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    読み終えたあとも気持ちが長く残り続ける作品だった。
    登場人物の抱える痛みや孤独が生々しく、簡単に割り切れない関係性の中にかすかな救いを見出そうとする姿が印象に残る。

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    2026年04月04日
  • 復讐するは我にあり

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    冒頭嫁と折り合いの悪い農家の主婦の独白から始まる。これは何を読まされているのか?となるのだが、その主婦こそ一連の端緒となる殺人事件の第一発見者であり、逆に言えばここから榎津巌という連続犯罪者が社会に発見され、稀代の犯罪逃避行が始まるのだ。
    以降、濃淡様々に事件と関わることになる人々の昭和38年における人生の一断面が丁寧に描かれていく。運送業者、専売公社員、ストリッパー、スナックのママ、貸間業母娘、弁護士、銀行員、証券会社員、保護司、教戒師…実に様々な職業・階層の老若男女が榎津の巧みな口先に踊らされ、金銭や時には命までむしり取られてしまう。
    後半逮捕後の榎津の供述も二転三転しどこに本意があるのか

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    2026年04月04日
  • あいがはてたら

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    ネタバレ

    死者と会話ができるAIというSFのような、近い将来ありえそうなものの開発者。全武の深い愛情に感動したのと、ツインレイの話が素敵だった。お互いが出会った時から惹かれ合う確率なんて相当低いと思う。私にはそこまでの体験はないが、好きだと思った人が自分を好きになってくれることだって奇跡だと思う。そんな相手と一緒にいれていることに感謝をしないといけないと思った。あとは話さないと他人の考えてることはなにもわからない。何かを変えるには心のうちを素直に話す必要があると思った。

    ・この世で上手く生きていくためには可愛げが大事。この世でひとりを夢中にさせたかったら色気が大事。できる限りでいいから、ご機嫌に生きて

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    2026年04月04日
  • 神様の暇つぶし

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    こんなにまで哀しみが深く深く絡まり合った恋愛はしたことないけれど、疑似体験できるのが読書の醍醐味ですね。お休みの日に、夢中で一気に読んで、読み終わったら夜になっていて、読んだ後は頭の奥がぐったりと疲れていました。お口直しに、ドラえもんとか、川のせせらぎとかに触れたくなりました、枯れたオバには大変刺激が強かったです笑。
    でもほんとうに面白かった。藤子の食べっぷりが好きです。桃のシーンエロかったな〜。わたしは今、肉を串で刺したやつ食べたい気分です。

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    2026年04月04日
  • まどろみの星たち

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    ネタバレ

    ここは夜間保育園__。
    「諦めないで。大丈夫。代わりに私たち保育士がいるんですよ」

    「夜間保育園」とは知っていますか?

    夜間保育園とは、夜に働く人のための保育園。
    (ex)外国から来た人、飲食、医療従事者、シングルの親、夜の仕事

    私は、子育て経験もないので、本作で、初めて夜間保育園を知りました。

    本作は、24時間体制の保育園で夜間保育士として働く文乃が主人公として描かれている。

    実際、保護者や子どもなどの問題はたくさんあり、厳しい現実の描写もあった。
    かなり細かい描写があって、これは取材の賜物だなと圧巻されました。

    本作は、連作短編集で読みやすい作品です!

    最後の章 「ほし組 内

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    2026年04月04日
  • 一瞬の風になれ 第三部 ドン

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    主人公たちが3年生の最後のシーズンになり、インターハイを懸けてのレースシーンが臨場感たっぷりで、読んでいて熱くなった。シリーズはこれで終わりなのかな。先が気になリました。恋の行方も!

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    2026年04月04日
  • 生きるぼくら

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    ネタバレ

    心が温かくなる作品。

    読み始めは、いじめや離婚、引きこもりとセンシティブなストーリー。読み進むのに心が痛くなる。

    そんな壮絶な「人生」を歩んでいた主人公。
    お母さんの家出をきっかけに
    新しい一歩を踏み出し、温かい仲間に出会うストーリーへ。

    認知症や介護、就職難民、跡取り、家族のカタチなど、現代社会の問題が取り上げられ、周りの人の優しさが繋ぐ。

    お米の成長を通して、主人公の成長が描かれている。

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    2026年04月04日
  • 地上の楽園

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    ネタバレ

    在日朝鮮人の悲しく悲惨な戦後当時の物語
    主人公たちは在日朝鮮人として、大阪で暮らす
    そこでは常に差別を受け、やがて故郷への帰国を夢見る
    主人公の1人はそのまま夢の国と言われていた北朝鮮に帰国するが、そこは想像を絶する地獄だった
    食料は乏しく、国への批判は厳しく咎められ、まともな生活が送れない状況だった
    友達も、愛する娘も妻も、全てを失い、韓国に命からがら脱出する
    一方で、北朝鮮への帰国を勧めた在日朝鮮人、日本の政治家は何の責任も取らない
    この現状は世に知らしめるために、かつての主人公の友2人は老体に鞭打って立ち上がる場面でこの物語は終わる
    北朝鮮の生活は今でも厳しいことは知っているが、戦後当時

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    2026年04月04日
  • 眠れない夜のために

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    それぞれ眠れない夜の短編集。

    眠れない日って何をしても何故か眠れない。
    身体は疲れて寝たいのにのに頭は起きて自分がバラバラになるみたいで少し嫌い。
    そんな日の眠れない日のお供が出来て嬉しい。

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    2026年04月04日
  • サーキット・スイッチャー

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    車の自動運転技術が発達した近未来。自動運転のアルゴリズムを開発したサイモン社社長の坂本が、「ムカーラフ」と名乗る人物に監禁される。監禁場所は、自動運転されている車の中。しかも走行速度が一定を下回ると爆弾が爆発するよう設定されているという。
    そんな逃げ場のない状況でムカラーフが坂本に命じたのは、過去に自動運転車が起こしたとある事故の検証だった。

    2回に分けて一気読み。とても面白かった。
    まず登場人物の動機と行動の因果関係が論理的で明確。そのキャラが取るはずの行動をちゃんと取るし、みんな(犯人すら)頭がいいので明らかに間違っている馬鹿な行動や凡ミスをするキャラがおらず、気持ちよく話が進む。
    自動

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    2026年04月04日
  • 百年の時効

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    これもまた、唸らされるほどの傑作だった。

    ​昭和の未解決事件が、時を経て現代の事件と交錯していく。その構成の緻密さは圧巻だ。タイトルの「百年の時効」が持つ真の意味が明らかになるにつれ、単なる捜査記録を超えた、組織の業と個人の執念が浮き彫りになっていく。

    ​特筆すべきは、道警という巨大組織の中で、時効という制度に抗い、泥臭く真実を追い求める者たちの造形だ。派手なアクションがあるわけではない。しかし、一つひとつの地道な積み重ねが、最後には巨大な壁を穿つ瞬間は、カタルシスさえ覚える。
    ここにも「真実を知る者の苦悩」と「正義への執念」が色濃く流れている。

    複雑に絡み合った糸が、最後に見事な一本の

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    2026年04月04日
  • 潔白

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    凄まじい熱量を持った一冊だった。

    ​冤罪がいかにして作られるのか。そのプロセスは空恐ろしく、死刑執行が早まった「身勝手な理由」を知ったときは、あまりの理不尽さに地団駄を踏む思いだった。裁判官の出世欲や司法組織の闇……そんな漆黒の闇に一人で立ち向かうのが、主人公の雪乃だ。
    ​物語を支えるのは、父の無罪を「文字通り知っていた」彼女の凄まじい執念である。
    単なる娘の盲信ではない。孤独に耐え抜く彼女の姿は、凛としていてあまりに美しい。その狂気にも似た真っ直ぐな意志に、読み手もいつしか心底惚れ込み、共に闇を突き進む覚悟を決めさせられてしまう。

    ​結末については伏せるが、これだけは言いたい。
    救いのな

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    2026年04月04日
  • 嫌なこと全部逃げてみた アラサー男3人のがんばらない日常

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    南さんの、人それぞれ得意不得意があるみたいな考えが素敵で、自分のなかで新しい世界が広がった気がする。

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    2026年04月04日