ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • くまちゃん

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    主人公を振った人が、次の章では主人公になって誰かに振られて(失恋して)いく連作短編集。
    過去付き合う時に元カノの話を聞くことは何度かあって、『この人を振った人がいるのか。すごいな、どんな強者なんだろう』って考えたことは一度や二度じゃなかったから、振った側の視点で物語を読めるのがとても興味深く、そしてその人も誰かには振られているという展開もなんだか気持ちが良かった。

    自分より相手からの好きの方が大きい相手なら、自分らしくいられるのに、自分が大好きな相手だと言いたいことが言えなくなって敗北してしまうというのはなるほどなぁ。だから、相手からの好きの方が大きい恋愛が幸せになれると言われるんだろうけど、今までの自分が無くなってしまうくらいに好きな相手と出会えることを、大恋愛と呼ぶんじゃないかと、ゆりえの話を読んで思った。
    自分のことを特別に好きになってくれた人のことを好きになれなくて、自分が運命だと夢中になった相手にとっては、自分との交際を数ある交際の中の一つとしか位置付けていなかったりする。みんな矢印が一方通行で、それがお互いを向くことが結婚だとすればなんで奇跡なんだろうと思った。

    「あの男よりずっといいや。よかった、あの時あの部屋を出て。あそこにいたらこの人に会えなかったもんな。」

    「今まで好きになってきた人のこと、好きになってくれた人のこと、好きになってもらえなかった人のこと、その人たちが自分に何を与えてくれて何を与えてくれなかったかを、青くさいような言葉で話せたかもしれない。」

    「誰しもその時に自分に必要な相手と必要な恋をし〜そしてあるとき、関係は終わる。それは必要であったものが、必要でなくなったからなのだろう。たぶん、双方にとって。」

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    2026年09月28日
  • シャーロック・ホームズの事件簿

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    犯人の動機やトリックの秀逸さ、とは違った事件自体が奇妙だったり怪奇的だったりする話が短編ならではという感じで良かった。
    中でも「這う男」と「ライオンのたてがみ」は不気味で強烈な事件のインパクトに反して、解決後のあっさり穏やかな空気感が独特でなんとも言えず良い。

    ホームズ著だったり第三者視点だったり、描かれ方自体の新鮮さが面白かった。
    特にホームズが書いたとされる事件の話は、ワトソンが語る通りのホームズ像そのものが執筆上に表れていて思わず嬉しくなってしまった。
    また「白面の騎士」で語られるホームズからワトソンへと真っ直ぐな称賛の言葉と強い友情には、嬉しさ越えてなんだか照れ臭くなってくる。こっちが思っていたより遥かに両想いだった。

    「這う男」でのホームズからワトソンへ送る傍若無人な電報の内容も、それに対するワトソンの感想が特に無いのにも思わず面食らって笑ってしまった。

    「ライオンのたてがみ」にてホームズがこんな平穏な生活に身を置いているのがすごく意外な気持ちだったけど、
    実際あのホームズが、一軒家で家政婦とミツバチと共に静かに暮らし、親しい仲の隣人もいる生活を送っている事実は読んでいてホッとする嬉しさもあった。
    それでいて奇妙な事件に対する熱意は全く失われていないようで安心もした。

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    2026年09月28日
  • 天山の巫女ソニン(5) 大地の翼

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    ネタバレ

    あー面白かった!
    ついに完結となる五作目は、沙維の国へ巨山の江南が攻め込んでくる。
    イウォルもイェラもクオンも、誰1人として戦を臨んでいないのに、世の流れには耐えきれなかった。
    それでも、3人とソニンが積み上げてきたすべてのものが、戦を止めた。目頭が熱くなるラスト。


    『敵は戦をする相手の国の兵士だけではない。戦が起こることを望む人々すべてだ』
    という一文に、胸を打たれた。現実がリンクする。
    私たちは戦を望んではいけない。自分だけが大丈夫だなんて、考えてはいけない。

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    2026年09月28日
  • たったこれだけの家族 河野裕子エッセイ・コレクション

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    この本は、1985年から、京都新聞にエッセイとして連載されたものを作者の死後、2011年に夫君の永田和宏や二人の子ども永田淳、永田紅の手を経て、
    再出版されたもの。巻末に、共に歌人でもある二人の子どもによる河野裕子の歌百首も付いていて、それがとても味わい深い。

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    2026年09月28日
  • 正欲(新潮文庫)

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    正しいこととは何か?
    当たり前って何か?
    普通って何なのか?
    誰がどうやって決めるのか?

    一般常識や価値観の押しつけが
    どれだけ暴力的なのか考えさせられる。

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    2026年09月28日
  • 同じ星の下に

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    13冊目 / 2026年

    とても読みやすく、一日で読み終えました。
    あくまで、誘拐犯と被害者の立場ではあるけど
    渡辺さんの誘拐犯としての向いてなさというか、
    誘拐犯にしては丁寧すぎるところとか、言葉選びにクスッと笑ってしまうようなシーンが多々あった。

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    2026年09月28日
  • タイム・アフター・タイム

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    500ページを超える小説は久しぶりに読んだけど、長く感じることは全くなく、「まだこんなにページがある…!」とワクワクしながら読めた。
    吉田さんの世之介シリーズや国宝が大好きなので、この作品にも通ずるものを感じてとても楽しめた。
    主人公の尾崎は客観的にはかなり過酷な境遇なのに、尾崎と久遠の青春のキラキラ感、学生恋愛の全力感がすごくて、最終的に結ばれなかったことは最初から分かってるのに、2人で幸せになって欲しいと願わずにはいられなかった。そして、久遠の兄やチャンプなど、サブキャラが魅力的すぎる。

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    2026年09月28日
  • 怪物の祈り

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    赦すこと、赦されること
    なにをもって、赦せるのか。
    自分を赦すことも難しいのに、自分の大切な人を殺した人間を赦すことができるのか。
    そもそも赦す必要があるのか。赦さないといけないのか?

    人を殺すことは罪なのに、
    罰で人を殺すことは許されている。
    人間はずっと矛盾の中でもがきながら生きているんだな。

    ページをめくる手は重いけど、めくらずにはいられなかった。
    彼らが選ぶ選択を、感じる感情を、結末を、知りたくてしょうがなかった。
    まるで希望に縋るように。

    声を出して泣いた作品。
    すごく苦しいけど、希望を諦めたくない人に届いたらいいな。

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    2026年09月28日
  • 月の影 影の海(下) 十二国記(新潮文庫)

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    ネタバレ

    下巻の感想は初めて書く

    「幽冥の岸」を読んで、例によって再読(再々再々読?もっと?)

    上巻は救いがなくて流し読み
    下巻は楽俊を信じる陽子に変わっていくので、読み応えがある

    楽俊がお母さんを残すことで危険にさらしてでも、長旅での陽子の付き添いをなぜしたのかは分からないけど

    楽俊がいてくれてよかった
    この上下巻の救い、光が楽俊に他ならない
    なのに巧では辛い思いをする
    お母さんも辛いだろうと思う

    銀色の毛並み、ひげをさらりとなびかせる
    ほとほとと歩く
    すべてに愛を持って読んでいる
    楽俊が好きだー
    陽子ももちろん

    玉座につくことに躊躇う陽子に投げかける楽俊の言葉は、責任の重さも知る人間の言葉だ
    楽俊の聡明さがこれだけでも分かる
    巧はバカだね

    そしてラスト、苦労をしてきた陽子が、景麒と再会する
    景麒が敬意を表す
    いいシーン

    全ての始まり
    また全部を読む

    陽子頑張れ

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    2026年09月28日
  • 絢爛の法

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    ネタバレ

    大日本帝国憲法はどうしても、大正昭和の戦争のイメージがつよく、虎翼で描かれてた男女差別的な印象もあります。つまり、あまりいい感じではない。ただ、日本で憲法をつくるということが、どんなに大変だったかというのも、あまり考えたことはなかった。
    今作は、非常にドラマチックにその経過を描きます。

    ある種のお仕事小説であり、政治ドラマでもあります。伊藤博文、大隈重信、そして大久保利通など、有名人も個性的で、大河ドラマみたい。
    とくに、伊藤博文が、一番美味しい役。幕末好きとしては、そんなにいい印象はないのですが、この作品では魅力的な策士として描かれます。
    勿論井上毅は、魅力的な主人公です。こういう事務的な人を、派手な人たちと対峙させていくのは難しいと思いますか、しっかり主人公として機能しています。

    憲法談義もありつつ、幕末の残り香というか破天荒な展開もあり。
    伊藤博文が、井上毅の首を絞めるシーンは良かったですね。
    伊藤が語るように、あの世代は文字通り人を殺してきたわけで。
    明治になり洋装をしても、刀で人を斬って来た過去は変わらない。
    井上毅以下の世代は、そこまで殺伐とした過去はないわけですが。

    大久保殺害後くらいから、キャラクターが生き生きと動き出したような印象もあり、非常に読み応えがありました。



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    2026年09月28日
  • 月の影 影の海(上) 十二国記(新潮文庫)

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    ネタバレ

    異世界もののトップ独走(私の主観)

    シリーズ通して何度読んだか分かりません

    十二国記のスタートのこの1冊は、辛いばかりの1冊です
    下巻は救いもある(というか、陽子が無事景王になる)ので、読むのに勢いづきますが、とにかく陽子が言葉もわからず、次々に辛い目に遭う上巻は読み進めるのが苦痛です

    こちらの世界では親しい友だちもおらず、なんとなく浮いていた陽子
    この辺の感じは、エピソード0とされる「魔性の子」と泰麒と似ているかな?

    そもそもこちら側で生まれたのに、なぜ王になるのだろう
    もう一度読み返すと分かるかな

    泰麒は神隠しにあった間に戴国で麒麟となるのだったよね?

    ああ、やはり読み返そう
    でもそんな暇あるのかな
    積読本が山となっている

    読みたいものがいっぱいある幸せ
    読書できるようになって本当に良かった!

    2026年9月
    再々再々読?もっと?

    やっぱり上巻は流し読みでした…
    蓬莱にいる時のエピソードから辛すぎる

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    2026年09月28日
  • ポプラの秋

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    タイトルに秋がついていたので読むなら今だと手に取った一冊。とても良かった〜
    書くことで行き場のない想いを手放し、心が少しずつ軽くなっていく。亡き父へ届くはずのない手紙を少女は書き続け、それを"ある人"へ託した。書く=救いがひとつのテーマになってるとこも興味深かったな。
    アパートの大家さんとの交流が感動的で、「夏の庭」に続きこちらも温かくて素敵なお話でした!
    湯本さんの他作品も気になる。

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    2026年09月28日
  • かたばみ

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    大きな家を見た 何が出来る訳ではないけど知る事が多い ひなちゃんは2歳で大きな家に来た 。ここはどんな所と聞くと家じゃない施設と言う 子供はなんでも知っている それでも絆は出来る 1人じゃないから。
    昨年の中山義秀賞選考会観覧して受賞を知ったが読み応えのある深い物語でした。戦前戦後の教育現場の表情に教頭の日和見主義に事細かなあんな屑人間いたんだろうな と思わせる物語 読んで出会えてよかった

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    2026年09月28日
  • 人生が二度あれば

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    14冊目 / 2026年

    人生、社会をうまく生き延びていくことの難しさをこの一冊から学ぶことができました。
    今は今でルッキズム社会とかいって、「かわいい、きれい」が常に纏わりつく時代だけれど、ひと昔にはここまで明確な今とは全く違う女性の生きづらさがあったとは。。一言で、絶対に嫌だ。。
    周りに合わせることも必要な場面はもちろんあるけど、自分のやりたいこと、言いたいことに蓋をしすぎて、歳をとった時に後悔ばかりする人生だけは避けたいなと強く思ったよね。。
    私たちは、今この瞬間が一番若いので。

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    2026年09月28日
  • ストーリー・セラー

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    表紙のリボンのかわいさに惹かれて読んだ作品。
    素直に面白く読めた!
    ストーリーの展開が早くて私にはちょうどよかった
    side Aとside Bがあり、違う視点で描かれている面白さ、パラレルワールド
    夫いい人すぎるこんな気がきく人いるんだろうか
    文章が書ける側の人間って羨ましいなーそれは自分が持っていないものを持っているからなのか。

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    2026年09月28日
  • 殺し屋の出世術

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    もう言うことはおまへん。
    鳥井さん…500万点!!(点数も出世させとく)

    2行で終わらせても良いのですが、それではあまりにも有能でいらっしゃる野宮様に失礼かと存じますので、本書が続編としていかに秀逸なのかを、皆様の貴重なお時間を頂戴して語らせていただきます、宜しいでしょうか?ありがとうございます!流石は私の見込んだ皆様です!(これでセールスNo1の営業マンに近付いたな)

    まず、前作の『殺し屋の営業術』を書いた時に既に続編の構想があったのか、それとも売れたから続編を希望されたのかは分かりませんが、どちらにしても凄い。
    野宮さんは漫画原作をされていたので恐らく前者だとは思うのですが、もし後者であった場合は、よくまあ前作の設定を生かして違和感なく繋げたなと思いますし、前者なら単純に作家としての情熱に感服。

    極東コンサルティングのメンバーも、鳥井の元でゆっくりだけど成長をしているのも続編として楽しい。
    耳津さんは、私がうにょうにょが天敵なので名前はマイナス5億点だけど、相変わらず性格は魅力的。
    そして何より還暦近い樫尾さんですよ、可愛すぎるだろ。そして私強いおじ様キャラ好きすぎるだろ。
    もうオジ専と自称しても良いと思う(誰も得しない)
    鳥井にすっかり懐いて「昨日の自分より成長する」って素直に勉強して、生き生きと殺し屋家業を楽しんでる。
    こんなおじ様になりたいなあ(ん?なんかおかしいぞ?)
    そして私が前回、活躍を期待していた引き篭もりの籠原さん。応援したくなる!頑張れー!!

    実は何気に鳥井さんも成長してるのが見所ですね。そもそもがスペック高いのですが、それでも初体験の事はある訳で。
    まだ成長できる余地があると喜ぶ姿は徹底してエリートサラリーマン!
    しかも仕事は楽しくがモットー!最高じゃないか!私もダンシングヒットマンとして雇って欲しい!!(殺せなくて解雇までがセット。いや、鳥井さんなら何かに使って下さる筈!!全裸で怯ませるとか!)

    前に荒木飛呂彦先生のストーリーの作り方を読んだ事があるのですが、そこで1番印象に残った手法があって、本作でもそれと同じ事をやられていました。
    もしかすると野宮さんも参考にされたのかな?勝手な憶測ですが、こんなにも面白くあの手法を使えるなんて語彙力無くすわ(そもそも無かった)
    どんな手法かはこれから読まれる方の楽しみを奪ってしまうので書けませんが。

    どうやら続くみたいなので、また楽しみが増えました♪

    深町先生が、最近の読者にはキャラで読ませる作品が人気だと仰ってましたが、これもそのタイプかも知れませんね。もちろん、お話も面白い事が前提なのですが。

    さて、まだ読むか悩まれている皆様、決断は今ですよ?
    私の友人が以前、話題の作品をいつか読もうと先延ばしにしていたのですが、そうこうしている内に今年映画化が決まってしまいました。友人は大変後悔をしてこう言っていたのです。
    「あの時、迷わずに読んでいれば、この波に乗れたのに」と。
    友人と言うのは実は私の事で、『ハウスメイド』の事ではありませんので誤解の無きようお願い致します!

    聡明な皆様なら、もうお分かり頂けますよね。さあ、ご決断を!!
    (やばい、明日からトップセールスマンまっしぐらだな、おい)

    ちなみに、冒頭の「おまへん」についてですが。
    バイトで一緒になった奥様とリストを見て在庫があるか確認していたのですが、無い時に「おまへん」「おまへん」と言ってくれるのが面白くて気に入ってしまい、つい使ってしまいました。

    了

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    2026年09月28日
  • 猫を処方いたします。3

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    好きでたまらんシリーズなのですが3巻のレビューを読んで怖くて読み進められなかった‥しかし!先を知ってしまえば3巻も読めるのでは?と6巻から先に読みました。

    6巻から読んで大正解!!!!
    3巻と6巻は密接な関わりがありました。

    しかしね‥酷い。怒りが湧きました。
    青い鳥だか学生さんだかなんだかしらんが無知は罪ですよ。モチロン大人が悪いのは大前提だけど弱き小さき者の前では人間の責任は学生とか関係ないですよ。家族にも頼らない相談しないなんて驕りでしかないですよ。
    今時の子ならチャッピーに聞いてくれたのかな、と思うと相談できる相手ができた現代に感謝したくなりました。
    でもね青い鳥さんにも癒されてほしいし慰められてほしいし励ましてあげたいです。

    ちょっと読んではおうちの猫に「生まれてきてくれてありがとう」と好き好きしてしまう変な飼い主になりました。

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    2026年09月28日
  • 猫を処方いたします。6

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    好きでたまらんシリーズなのですが3巻のレビューを読んで怖くて読み進められなかった‥しかし!先を知ってしまえば3巻も読めるのでは?と6巻から先に読みました。
    読んで大正解!!!!
    猫ってすごい!!

    感動しすぎてちょっと読んではおうちの猫に「生まれてきてくれてありがとう」と好き好きしてしまう変な飼い主になりました。

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    2026年09月28日
  • 春までのセンセイ

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    早見和真さんの最新作だ〜となにも考えず手に取って読み始めたが、中学三年生の女子校の話。
    これは自分の年齢的にも話についていけず面白くないか?と一瞬不安になったが、前半からとても面白く読めて、最後は泣きはしなかったけれど感動のラストでした。
    合唱曲を聴いてみたいので映像化してくれることを祈ってます。
    早見さんの作品の中で1番好きかも!!

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    2026年09月28日
  • 歌われなかった海賊へ

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    一周読んで、解説に目を通して、もう一度始めの現代パートを読み返す。すると冒頭数ページが全く違う印象になる。こういう小説に出会うために紙の本を読んでいるのかもしれない。。

    最初と最後が現代パート、全体の9割以上が小説イン小説の内容で、ナチス体制崩壊間近のドイツのある村が舞台。
    エーデルヴァイス海賊団、ヒトラーユーゲント、強制労働施設など、実在した設定をもとに巧妙なフィクションを織り混ぜ、スタンドバイミー的冒険譚を加えたストーリー。
    負の歴史を扱った暗いテーマではあるのだが、青春群像劇でもあり、過酷な環境で精一杯生きる少年少女の姿に励まされる。
    同時に歴史とは何かを考えさせ、見て見ぬ振りすることの罪深さを意識させられる。

    「ホロコーストはガス室から始まったのではなく、少数者に対するヘイトスピーチから始まった」という解説中のフレーズが記憶に残る。

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    2026年09月28日