【感想・ネタバレ】星がひとつほしいとの祈りのレビュー

あらすじ

時代がどんなに困難でもあなたという星は輝き続ける。売れっ子コピーライターの文香は、出張後に立ち寄った道後温泉の宿でマッサージ師の老女と出会う。盲目のその人は上品な言葉遣いで、戦時中の令嬢だった自らの悲恋、献身的な女中との交流を語り始め――「星がひとつほしいとの祈り」。このほか、20代から50代まで各世代女性の希望と祈りを見つめ続けた物語の数々。「楽園のカンヴァス」で注目の名手が静かな筆致で描く、極上の短編集。

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Posted by ブクログ

様々な世代の、それぞれ異なる苦悩を抱えた女性たちが、主に旅のなかで希望を抱いていく短編集。
彼女たちが旅する日本各地の情景も美しい言葉で鮮やかに綴られ、温かな現地の訛りとともに旅情を誘います。

どの話も味わい深く、最後に静かで上質な余韻が残りました。
テーマはどれもシリアスなのに、嫌な重苦しさはなく、むしろ読みやすいくらいです。

またじっくり読み返して咀嚼しなおしたいと思える良書でした。

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2026年08月20日

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原田マハさん20周年記念カバーの表紙に一目惚れして読みましたがいつもなら読まない系統で新鮮でした。長良川が個人的には1番好きでした。

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2026年08月13日

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表題作と長良川が私にとってはとても刺さりました。全て愛の物語で、出てくる人みんな苦労していて、それでも愛の中を生きていて、、。原田マハさんの言葉は本当に温かくて、読んでいて心がじんわりする。寂しいのも悔しいのも、誰かのためなら全部愛なんだな

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2026年08月03日

Posted by ブクログ

読みながら涙がぽたぽたとこぼれ落ちる経験は久しぶりでした。
とにかく言葉選びが素敵で、文章が綺麗で。特に風景の表現がいちいち美しくて。
1つも取りこぼしたくなくて、途中でもう1回最初から読み直しました。

特に表題作がほんとうに良くて....
『斉唱』『長良川』も大好きです

結局一貫してるのは「愛」なんだけど、それが、完璧じゃないのが、心に刺さった理由なんだろうな。
静かで、もどかしくて、時に棘があって不誠実で。その中に描かれた愛だからこそ、強く惹き込まれたんだと思う。

この本は私にとってかけがえのない一冊になりそうです

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◼️椿姫
・朝日に溶け出した雪が、電信柱からぽたぽたと雫になって落ちている。それがきらきらと日差しに輝いてまぶしい。通勤の人々は、足を取られまいと懸命に歩いている。

・立ち上がると、さばさばと言った。
「じゃ、会議あるんで。またね」
さっさと出ていった。

・ボールペンで一文字一文字ていねいに書かれた手紙には、陽だまりのあたたかさがあった。

・サッシを開けると、日差しに緩んだ風がふわりと舞いこむ。

◼️夜明けまで
・母の目が、静かな湖のように深く潤った目が、ひかるをみつめる。

・愛する人が現れなかった夜明けに、たったひとり、列車に乗っていった母。

◼️星がひとつほしいとの祈り
・「どんなに明るいものなんでしょうねえ、そのパソコンとやらは。太陽のごとく、星のごとくでございますか?」

・それでもわたくしは、恋をしました。たちまち背中に羽根が生えるのを、心の庭に色とりどりの薔薇が咲き乱れるのを、わたくしは抑え切れなくなりました。

・勉強部屋の開け放った窓辺に風はそよとも吹かず、空気はじっと動きを止めておりました。

◼️寄り道
・そう言いながら、母は喜美のほうを向いた。笑いすぎたのか、うっすらと目が潤んでいた。少し疲れて寂しそうな、けれども優しい母の顔だった。

・真昼の海は、沁みるほどの青をたたえておだやかだ。

◼️斉唱
・水平線のかなたにぽつりと姿を現した島が、ゆっくりと成長していき、やがて海景のすべてを埋めつくした。尖った山の頂に向かって、鮮やかな絵具を散らしたように紅葉が駆け上っているのが見える。

・日の光があふれる空をトキの群れが飛べば、その翼はオレンジがかった薄桃色に輝いた。朱鷺色、という色の名は、唯一無二、このトキの翼のためにだけ生まれたのだ。

・もう何年も見たことがないような笑顔がこぼれた瞬間、梓の胸の中で、ことん、と心臓が静かに音を立てた。

・見られなくたっていいんだ。いま、この島のどこかに、ひっそり点り続ける命のともしびがある。
そう唯が気づいてくれれば、それでいいんだ。

・少年と少女の声は、遠慮がちに奏でる楽器のように、最初はてんでにばらばらで、やがて和音を作った。梓は、その青くたおやかな斉唱に、静かに耳を傾けた。

◼️長良川
・たっぷりと、豊かな川。その水面に身ひとつを浮かべて、悠々と、渺々と、こんこんと。

・まあ、こういうものかもしれないな。父親であるからには、いずれ娘を、誰かに持っていかれる運命なんだ。

・堯子の目には、いっさいが滲んで美しく見える。

◼️沈下橋
・どうしてこんなことになったのか、ではなく、これからどうしたいのかを。

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2026年08月01日

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母と子の短編集。やがて子を持つ母も含む。

テーマ的に不倫の話も多々ありましたが、嫌悪感を持つことなく読めました。しみじみと優しい一冊です。

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2026年07月10日

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様々な女性を主人公にした短編集。
辛いことや悲しいこと、大きな問題に直面する物語もありますが、どのお話も言葉の選び方がとても優しく、読み終える頃には心が温かくなる作品でした。
原田さんの作品は『本日は、お日柄もよく』で初めて読みましたが、誰かを傷つけるためではなく、そっと寄り添うために言葉を紡いでいるような文章が本当に好きです。
この一冊は、派手な展開で読ませる作品ではありません。
けれど、誰かを思いやる気持ちや、人生の苦しみ、家族や恋人への愛情を、優しい言葉で丁寧に描いてくれる作品でした。
原田さんの作品に触れている時間は、私にとって心を温めてくれる大切で愛おしい時間です。

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2026年06月30日

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とても、よかったです。

女性の、いのちの、短編集。

ざわざわまとまらない頭で、長いお話は読めない状態の私にも、ひとつひとつのお話が、まるで息づかいまで伝わってくるかのように響いてきました。

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2026年06月26日

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どの物語もジーンときて、涙が止まらなかった…!
全部続きが気になる。

一番好きなのは長良川かなあ。
純愛なストーリーで、2人の関係がものすごく素敵だった。
いつかこんな夫婦になりたいなって思うくらい、理想の2人。

原田マハさんの本はまだあまり読めていないけど、これまで読んだ数冊も今回読んだこの本も、ものすごく心が温まる。
どの人にも刺さる何かがある作品だと思う。

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2026年05月31日

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あなたはあなたのままで、そう、そのままで歩んでいきなさい、それでいいんだよと、静かに、確かに、心に明かりを灯してくれる。誰かを、自分を、もう一度信じようと思える。大いに心揺さぶられる短編集でした。

もー。どうしてだろう?原田マハの文章からは、匂いや色、登場人物の感情までも立ち込めてくるようだ。

表題作も捨てがたいが、特に「長良川」「沈下橋」もとても好き。満員電車で涙が止まらなくなってしまった。

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2026年05月27日

購入済み

キラキラした星を集めたよう

一編一編がどれもキラキラと輝く星のような短編集でした。楽園のカンヴァスを読んで、原田マハさんのほかの作品も読みたくなり、でも絵画に関係する小説のほうが面白いのかな、と思っていたのですが、本編は絵画に関係したお話ではなかったですが、すごく素敵でした。

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2017年04月16日

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すごく読みやすい。
旅先の風景の描かれ方が美しく、行ったことがなくてもその景色が見えてくるようで、特に川辺に行きたい気持ちになった。

各短編の内容そのものは、個人的にはすごく好きな話と、いまいち共感できない話に分かれた。

1番好きだったのは「長良川」で、”幸福のかたちが目に見えた”という台詞に思わずウルっときた。それは、文字通り幸せでもあり、その時間が思い出になると切なくもある、けれどもその時間を持てたことがあたたかく、その後の生きていく糧になるのだと感じた。

「沈下橋」、「寄り道」も好きだった。

自然豊かな場所に行きたくなると同時に、大切な人を今大切にしなければと思わせられる3作だった。

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2026年09月05日

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旅に出たときに、その場所が舞台になっているものを読んでみたくてAIと相談して勧められたのがこちらの作品でした。

サクッと読める話といえばエッセイしか知りませんでしたが、短編小説もいいですね。あっという間に読み終えました。

どれも、さまざまな背景を持った女性の話。道後温泉近くにいるときに、マッサージ師の話を読んで、実際にこの話がありそうなホテルがありそうだと想像しながら読むのは楽しかったです。

人からは成功したように見られた人物の実生活の話が多いように感じました。原田マハさん、これからも読みたい作家さんです。

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2026年08月23日

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私が「私」であることを肯定して生きていく。
人生の様々な局面に立つ女性たちの姿。
静かに緻密に心に迫る描写を通して、人生の悲喜を擬似体験する。心に星が灯るような体験であった。

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2026年08月22日

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七つの人生の物語。 どっぷり世界観に浸って読む長編もいいけど、短編も余韻の残る良いものばかり。

実は読み始めてから、再読に気づきました。かなり前の記憶で朧げだったので、もう一度楽しめて良かった。
心に灯る希望というか願いというか、静かだけど強い想いみたいなものを感じました。
どれも静かに心に染み込んで、優しく馴染んでいく。余韻に浸りたくなるような心地よさがある短編集でした。
良い再読でした。

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2026年08月11日

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原田マハさんの短篇集、じんわり沁みた。
様々な年代の女性が主人公で、どれも一筋の光が見える物語。アートに彩られた長篇とはまた違った良さがある。
解説の『本書には「動」の作家の「静」がある。』という言葉が腑に落ちた。
表題作が好き。情景描写が美しく、実際に訪れたくなるところも良い。

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2026年07月24日

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タイトルにある”星がひとつほしいとの祈り”
がこの中でもズバ抜けて良かった。

戦時中や敗戦後の日本にあった気高さと美しさを堪能できる。
ロマンチックな物語であった。しかし悲しい。
ここで描かれるような命を燃やすような大恋愛というのは、もう現代では無いのかもしれない。
周りの空気を喰らい尽くすほど強烈に燃え、ふっと消えてしまう。その儚さの中にある美しさを汲み取ったシーンにただただ涙を流した。

原田マハ作品は絵画のイメージが強いけれども、そうではないし、彼女の紡ぐ言葉の柔らかさに触れられる本書は読む価値あり。

本日は、お日柄もよく も積本してるから早々に読まねば。
↑読んだ。あんまおもんなかったっす。

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2026年07月06日

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2026/7/1

とても温かくて、素晴らしい短編集だった。
なかでも、私は「長良川」が1番好き。

癌で夫を早くに亡くした主人公。
夫婦の思い出の地を、娘とその婚約者と共に旅行に訪れた。
幸せだった結婚生活を振り返りながら、かつて2人で歩いた地を、娘夫婦と巡る。

なんて悲しくて、なんて幸せな作品なのだろう。
最後、主人公の気持ちは語られない。
でもきっと、これからも幸せに生きていけるだろう、という希望のあるラストで、涙が溢れた。

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2026年07月06日

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 いずれも女性が主人公で心温まる、癒される思いのする短編7つ。読後にいずれもほんわかと幸福感を感じる佳品だった。
「椿姫」は不倫の子を宿した香澄が産婦人科の前で出会った少年との心の交流。「夜明けまで」はひかりが母あかりの不思議な遺言で大分県の田舎町を訪れて初めて知った母の過去。表題作は文香が道後温泉で出会った老婆マッサージから聞いた不思議な人生物語り。
老婆は名前が出てこないが、彼女の若い日に女中として仕えていたとして語るヨネという女性と2人の信頼関係が感動的。しかしこの物語りはもしかして文香の夢だった…?「寄り道」は2人の旅付きハグとナガラが白神山地ツアーで出会った若い菜々子との出会いと菜々子の秘密。「斉唱」は母子家庭の母・梓が感情を表さない娘・唯の希望により佐渡のトキに会うために1泊した島民宅での少年との会話の中で、唯の心が開かれていく様子。「長良川」は夫との死別後に娘とその婚約者の3人で思い出の長良川を旅し、幸福だった日々を思い出すとともに、その幸福の余韻を感じさせる物語り。「沈下橋」はかつて義娘として5年間生活を共にした多恵の元に、10年ぶりに小羽打ち枯れて訪れてきた由愛との再会。

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2026年07月06日

Posted by ブクログ

多様な地域を舞台に多様な女性の視点の心の機微を描いている。寂しい日常の中にも最後は微かな希望が描かれて、「誰かを想い馳せる」美しさを感じました。
非日常な場所×現実的な問題(不倫、離婚、大切な人の死など)の対比が印象的でした。
方言などの地域の特性も感じることができ、「旅路」がテーマの一冊。

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2026年06月21日

Posted by ブクログ

短編小説のなかで、全短編が印象に残るなんてあまりないから新鮮。どれを読んでも、その物語に入り込めた。特に『長良川』がよかった。夫にも娘にも、そんなふうに思ってもらえる人生いいな。

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2026年06月14日

Posted by ブクログ

最初の読み出しから、一気に展開して引き込まれる物語がどれも美しく、哀しく、そして感動があり、どの作品も珠玉でした。
中でも表題となっている、星がひとつほしいとの祈り、そして、寄り道が好きだった。星がひとつほしいとの祈りは一夜の夢を一緒に見ているよう。
寄り道はうっかり電車で読んていて、大変でした。

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2026年06月07日

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原田マハさんの短編集。それぞれ地方が舞台になっておりつい旅行にでかけたくなってしまう。
少し寄り道をして自分を見つめ直してもいいんだ、人生は長いんだからゆっくり生きてもいいんだと思わせてくれます。

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2026年06月04日

Posted by ブクログ

地方の特産などが勉強になった。
想像がつくものが殆どだったが、
特にトキのキンの捕獲された時の話、そして1番長く生きた話は良かった。

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2026年06月03日

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記念カバーが欲しくて購入、さまざまな年齢の女性が主人公の短編集。

素敵な娘を育て終え、夫に先立たれたばかりの女性の物語が一番心に残った。刺々しさは捨て、感謝を持って過ごしたいよ。

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2026年05月29日

Posted by ブクログ

書店でゴッホのカバーが目に留まり、手に取りました。
タイトルの『星がひとつほしいとの祈り』とも合っているなぁと思いますし、やっぱり素敵です。

多くは旅、特に地方への小旅行が描かれています。
色んな地域の方言が出てくるので、標準語しか話せない私にとっては新鮮でした。
そして、様々な形で、死も描かれていました。

短編集で、決して派手なストーリー展開などはないのですが、とても読みやすく、
読後に少しの寂しさと、ほんのり温かな余韻が残るお話ばかりで、夜の読書にピッタリでした。

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2026年08月28日

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全部のお話がとても好きで、それぞれの話に感動した。

特に好きだったのは本のタイトルである「星がひとつほしいとの祈り」。

どの話も日本の土地が出てきて、旅行をした気分になり、実際に足を運んでみたいと思うほど、情景描写が美しかった。

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2026年08月22日

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久しぶりの原田マハさん。

孤独で、逃げ出したくなるほどの時間と向き合ってきたのだろうと思わせる、その言葉の温もり。
だから私は、マハさんの言葉が好きなんだなと改めて感じた。

時代がどんなに困難でも、私は私を諦めない。
星をひとつ、わたしも探して生きていきたい。

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2026年07月30日

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人生は思い通りにならない。それでも人は誰かを想い、何かを願いながら生きていく。そんな瞬間を描いた短編集。登場人物はそれぞれ違う人生を歩んでいるのに、抱える寂しさや迷いには思わず重なるものがあった。

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2026年07月26日

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言葉ひとつひとつが優しくて、心穏やかに読めた。
『星がひとつほしいとの祈り』は 目の前に風景、情景が見えてくるようで、素敵な話だった。
盲目のマッサージ師さん、私も会いたいな。

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2026年07月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人生の岐路に立つ女性たちが
それぞれの「星」を見つける。
それは愛だったり、幸せだったり、
仕事の成功だったり、詩だったり。

全体的にさみしいお話なんだけど
人との繋がりに心があたたまった。

自然の表現の仕方が美しくて
そんな表現できるんだ?!って脱帽

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2026年06月20日

Posted by ブクログ

特製カバーのフィンセント・ファン・ゴッホによる絵画「星降る夜、アルル」に惹かれて。
全体的に重い話が多く私には少し大人すぎたかなあと思ったけれど、最後にはしっとりと心に染み入るような心地がした。
表題作「星がひとつほしいとの祈り」はとても美しく、涙が止まりませんでした。

- 一生心に留めておきたい美しい言葉 -

「嬢さま、さあ、こちらへおいでくださいまし。今日のお庭のみずみずしいこと。すっかり開いた白薔薇の花のくぼみに、きのうの雨粒が留まってございます。その雨粒が光を集めて、世界をきらめかせております。枝々のあいだには、蜘蛛がうっすらと巣を張り巡らせて、その上にまた雨粒がきらきらと、嬢さまのお首につけてらっしゃる真珠のように、お日さまの光を弾いております」

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2026年05月10日

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