あらすじ
時代がどんなに困難でもあなたという星は輝き続ける。売れっ子コピーライターの文香は、出張後に立ち寄った道後温泉の宿でマッサージ師の老女と出会う。盲目のその人は上品な言葉遣いで、戦時中の令嬢だった自らの悲恋、献身的な女中との交流を語り始め――「星がひとつほしいとの祈り」。このほか、20代から50代まで各世代女性の希望と祈りを見つめ続けた物語の数々。「楽園のカンヴァス」で注目の名手が静かな筆致で描く、極上の短編集。
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Posted by ブクログ
どの物語もジーンときて、涙が止まらなかった…!
全部続きが気になる。
一番好きなのは長良川かなあ。
純愛なストーリーで、2人の関係がものすごく素敵だった。
いつかこんな夫婦になりたいなって思うくらい、理想の2人。
原田マハさんの本はまだあまり読めていないけど、これまで読んだ数冊も今回読んだこの本も、ものすごく心が温まる。
どの人にも刺さる何かがある作品だと思う。
Posted by ブクログ
あなたはあなたのままで、そう、そのままで歩んでいきなさい、それでいいんだよと、静かに、確かに、心に明かりを灯してくれる。誰かを、自分を、もう一度信じようと思える。大いに心揺さぶられる短編集でした。
もー。どうしてだろう?原田マハの文章からは、匂いや色、登場人物の感情までも立ち込めてくるようだ。
表題作も捨てがたいが、特に「長良川」「沈下橋」もとても好き。満員電車で涙が止まらなくなってしまった。
Posted by ブクログ
短編集、全てとってもよかったです。長良川が特によかった。泣きました。どの話も、実際の土地、駅名が出てきて物語を思い返しながら行きたくなりました!メモたくさんしちゃった。
Posted by ブクログ
「星がひとつほしいとの祈り」と「長良川」は、
どちらも涙なしには読めませんでした。
表題作は、広告代理店で働く女性が、マッサージ師から「ある過去の物語」を聞かされる不思議な構成のお話です。
語られたのは、戦時中の盲目の少女と、彼女にフランス語を教えに来た家庭教師との儚い恋。そして、その彼女を近くでどんなときも献身的に支え続けた女性の物語。
決して幸せな結末ではないけれど、
明日をも知れぬ刹那的な時代だからこそ、
その恋や友情が、かけがえのない尊いものに感じられました。
「長良川」は、深い夫婦愛を描いた物語。
亡き夫との思い出の地を娘夫婦と訪ね、過去の会話を思い返すなかで、自分がどれほど夫に大切にされていたかを再確認していく姿に涙が止まりませんでした。
読み終えたあと、私もこんな素敵な夫婦になりたいと心から思えました。本当に素敵だった。。
Posted by ブクログ
短編集。
ハグとナガラは読んだことがあったかも・・・
すべてのお話に、なんかギュッと詰まっています。みなさんそこまで抱えて生きてきて、辛かったのではないでしょうか。
読んでいて心苦しくなるくらい。
読後感はとてもよいです。
ありがとうございます。
Posted by ブクログ
先日、初めてマハさんの小説を読んで
別作品も読みたくなり、書店で
この素敵な装丁に一目惚れして購入
カバーは
画はゴッホの『星降る夜、アルル』
の全面帯の方になります
20代〜50代の女性達が主人公の
7つの短編集
どの物語にも違った良さがある
特に表題作が良すぎた!!
装丁も内容も含めて買って良かった1冊
それにしても、長編も短編も巧すぎ!
Posted by ブクログ
一つ一つのお話しすべてに心惹かれた。涙したり、笑ったり、原田マハさんの紡ぐ一つ一つの言葉に温まった。
寄り道
ーその夜は、喜美の二十代最後の夜だった。河原町で、母は扇子を買ってくれた。夜になっても暑い暑いと騒ぐ娘に、半ばあきれて。それでも、大人の女性にふさわしいよう、薄紫の絹を張った清水の流れの模様も涼しげな一本を。
長良川
ー好きなところに行って、好きなものを食べて、好きな音楽を聴いて。好きな絵を見て、好きな花を育てて、好きな本を読んで。それでもし好きな男ができたら、迷わずにそいつと生きていってほしい。なあ、そうしてくれるかな。そうしてくれよな。おれが、死んだら。
Posted by ブクログ
死も生も、出会いも別れも全てはグラデーションだなと教えてくれる(っ ॑꒳ ॑c) 儚くて脆いものたちのなかで、わたしたちは小さな光を希望として持ち続けるんだろうな
Posted by ブクログ
しんみり、ほろりと涙が出てしまう短編集。色んな地方が出てくるから、読みながら絵画が頭の中に浮かぶ。「読書感想画」を皆で描いたら素敵な展覧会ができそう。むしろ、何か絵からインスピレーションあって書いた文章では?と思うくらい。そんな表現の豊かさが、やはり原田マハならではなのかな。読み終わって気づいた、母と子がテーマなんだろうか。
Posted by ブクログ
星がひとつほしいとの祈り、長良川が特にお気に入り。もう会えない人のことを思うと、どうしてこんなに胸がぎゅってなるんだろう。来年、長良川の鵜飼行ってみたい!
キラキラした星を集めたよう
一編一編がどれもキラキラと輝く星のような短編集でした。楽園のカンヴァスを読んで、原田マハさんのほかの作品も読みたくなり、でも絵画に関係する小説のほうが面白いのかな、と思っていたのですが、本編は絵画に関係したお話ではなかったですが、すごく素敵でした。
Posted by ブクログ
記念カバーが欲しくて購入、さまざまな年齢の女性が主人公の短編集。
素敵な娘を育て終え、夫に先立たれたばかりの女性の物語が一番心に残った。刺々しさは捨て、感謝を持って過ごしたいよ。
Posted by ブクログ
それぞれのお話を読み終えたとき、
雲で隠れた星が微かに見えてきたという感覚
になる。
表題作の「星がひとつほしいとの祈り」は、すごく良かったな。
昔話をするマッサージ師のおばあさん、
ヨネへの特別な想いが溢れていて、大切な人を想う気持ちって色褪せないなと思った。
人のことを星に喩えるのはよくあるけど、改めて空を見てみたい気持ちになった。
数えきれないくらい、大切な人を想う気持ちがいっぱいあるんだろうな〜。
「斉唱」のテーマである朱鷺、見たくなって検索したんだけど、朱鷺、朱鷺色、綺麗すぎるね!
Posted by ブクログ
星がひとつほしいとの祈り
「ローヌ川の星月夜 ゴッホ」の装丁で再販してくれなかったら読んでない気がする
たったひとつのひかる星の思いが得られたなら
生きていけるのかもしれない
だけど「戦争」というものは、、、
やりきれない
それにしても紙の本の装丁の力よ!
日々のタスクに忙殺される、、、ああもうこんな時間!
きっかけは、それでも手に取りたくなる本のしかけ
読後はなにやら心清らか
この本に関しては紙で読んでいる読者が多い気がする。
Posted by ブクログ
色んな人の人生にお邪魔させてもらって。その年代の悩みなんかに触れながら、自然に心が動くまでをジッと待つような、そんなあたたかい話ばかりだった。
Posted by ブクログ
人には見えない事情や背景があって、
もがきながらも生きている。
苦しい、儚い、切ない。
でも読み進めちゃうそんな原田マハさんの本。
自分は体験しない人生なのに景色が見える、まるで物語の主人公かのように没頭できる。
日々の小さな幸せを大切にしようと改めて思える。
何回も電車で涙が溢れた。(涙もろいだけ)
備忘として。
【椿姫】
中絶というシビアな社会問題。自分の体験ではないのに感情移入。あの男の子の覚悟はいかに。。
【夜明けまで】★
大女優の母と母のことが苦手だった子の物語。
父と母の始まり方と終わり方。言語化できなくて悔しいけどなんかもうすごかった。そんなパターンありなの?!
【星がひとつほしい】★★
本当に実在している読み聞かせなのかまさかの夢だったのか。構成がおもしろかった。ヨネとの信頼関係、ヨネの表現、言葉の選び方に脱帽。
【寄り道】
独り身同士の友の物語かと思えばこれまた母と子のお話を通じて人生寄り道してもいいんだよって諭してくれるストーリー。
母の葬儀に間に合うようにしてくれた周りの温かさに思わず涙。
【斉唱】
シンママと難しいお年頃の娘。トキを通じて心が開かれる兆しが見えるお話。
【長良川】
夫婦の尊い絆。夫のセリフに涙。
【沈下橋】
継母と大麻に手を染めてしまった元娘の物語。
「自由になればいい」
Posted by ブクログ
自分の住んでる所とは違う場所で、色んな経験をするような話の短編集。
当たり前だけど、その地に行くまでに1人1人色んなことがあって、非日常の場所で心を整理したくなるのかもしれないなと思った。
自分の故郷の方言が出てきて、読んでいても頭の中でその方言が頭の中を占め、自分も帰りたいなと思った。
長良川の話が、好きだった。
Posted by ブクログ
やっぱり原田マハさんの言葉は心にすっとしみ入る。
ちょっと訳ありの女性が描かれる短編集。
離婚や妊娠、家族の死、薬物…とテーマは重いながらも、それぞれが過去と向き合い前を向く様に光を感じる1冊でした。
日本全国様々な地域を舞台にしているのでそれぞれの方言や風土にも触れられて、旅気分も味わえました。
Posted by ブクログ
ほぼほぼ不倫関連の話で、特に「椿姫」、「夜明けまで」は正直しんどかったが、標題作以降はすごく心にくる作品だった。
特に、「寄り道」、「沈下橋」は人の温かさに励まされ、前を向けるようないい話。
不倫の加害者側で自分的には全く共感できない人物もでてくるけど、それよりも原田マハさんの描く自然の風景に爽やかな気持ちになる瞬間の方が大きく、不思議な体験だった。
Posted by ブクログ
原田マハさんの作品を久しぶりに読みました。どこか影のある、傷を負った主人公のお話。新潟や高知など、さまざまな場所を舞台に描かれ、現地の方言も交えた温かい人との交流が描かれています。読後は爽快感というより、なにか心に少しずしっとくるような切なさがあります。
Posted by ブクログ
特製カバーのフィンセント・ファン・ゴッホによる絵画「星降る夜、アルル」に惹かれて。
全体的に重い話が多く私には少し大人すぎたかなあと思ったけれど、最後にはしっとりと心に染み入るような心地がした。
表題作「星がひとつほしいとの祈り」はとても美しく、涙が止まりませんでした。
Posted by ブクログ
読んだ日をみてビビってるんですが、1年半以上前に読み終わった本です。どの短編も好きですが、「星がひとつほしいとの祈り」「夜明けまで」が特に好みでした。聞き手のコピーライターとマッサージ師にはなんの繋がりもなく、狐につままれたような終わり方をするのに、1つの話として成立しており、不思議な読み心地でした。コピーライターは得るものも失うものもなく、これを表題に選んだ理由が気になります。タイトルが唯一詩的だからでしょうか(内容ももちろん考慮してるとは思いますが)。
Posted by ブクログ
7編からなる短編集。
佐渡や長良川、四万十など旅行で訪れたことがある場所が舞台のお話が出てきたので風景を思い出しながら読めた。
ただ7編中5編で主人公かその家族に不倫経験がある。さすがに多すぎ。
Posted by ブクログ
思ったよりピンとこない作品たちだった。
でも日本各地、各々の地方で人が生きている感覚が瑞々しく描かれていて、その土地に行ってみたいと思った。
好きだったのは、なんだかんだで「沈下橋」かなぁ。
でも、一番行きたいなと思った土地は佐渡島。
Posted by ブクログ
母と子がテーマ?愛が溢れるそれぞれの親子の物語にほっこり。短編なのでサクサクと読める。亡くなったあとに気がつく母の愛に♡♡なかなか母に素直になれない子供♡♡どの親子も最後は愛に溢れているstory。
Posted by ブクログ
美しい文章でスラスラと読めてしまった。
通勤時間にちょうどいい短編。
夜明けまで、寄り道、長良川がお気に入り。
現実離れしすぎてなくて、どこか人生でつまずいてしまった主人公が人の温かみに触れて希望を感じるような話が好きだな〜と。