【感想・ネタバレ】星がひとつほしいとの祈りのレビュー

あらすじ

時代がどんなに困難でもあなたという星は輝き続ける。売れっ子コピーライターの文香は、出張後に立ち寄った道後温泉の宿でマッサージ師の老女と出会う。盲目のその人は上品な言葉遣いで、戦時中の令嬢だった自らの悲恋、献身的な女中との交流を語り始め――「星がひとつほしいとの祈り」。このほか、20代から50代まで各世代女性の希望と祈りを見つめ続けた物語の数々。「楽園のカンヴァス」で注目の名手が静かな筆致で描く、極上の短編集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

人には見えない事情や背景があって、
もがきながらも生きている。
苦しい、儚い、切ない。
でも読み進めちゃうそんな原田マハさんの本。
自分は体験しない人生なのに景色が見える、まるで物語の主人公かのように没頭できる。
日々の小さな幸せを大切にしようと改めて思える。
何回も電車で涙が溢れた。(涙もろいだけ

備忘として。

【椿姫】
中絶というシビアな社会問題。自分の体験ではないのに感情移入。あの男の子の覚悟はいかに。。

【夜明けまで】★
大女優の母と母のことが苦手だった子の物語。
父と母の始まり方と終わり方。言語化できなくて悔しいけどなんかもうすごかった。そんなパターンありなの?!

【星がひとつほしい】★★
本当に実在している読み聞かせなのかまさかの夢だったのか。構成がおもしろかった。ヨネとの信頼関係、ヨネの表現、言葉の選び方に脱帽。

【寄り道】
独り身同士の友の物語かと思えばこれまた母と子のお話を通じて人生寄り道してもいいんだよって諭してくれるストーリー。
母の葬儀に間に合うようにしてくれた周りの温かさに思わず涙。

【斉唱】
シンママと難しいお年頃の娘。トキを通じて心が開かれる兆しが見えるお話。

【長良川】
夫婦の尊い絆。夫のセリフに涙。

【沈下橋】
継母と大麻に手を染めてしまった元娘の物語。
「自由になればいい」

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2026年04月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人生の岐路に立つ女性たちが
それぞれの「星」を見つける。
それは愛だったり、幸せだったり、
仕事の成功だったり、詩だったり。

全体的にさみしいお話なんだけど
人との繋がりに心があたたまった。

自然の表現の仕方が美しくて
そんな表現できるんだ?!って脱帽

0
2026年06月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読んだ日をみてビビってるんですが、1年半以上前に読み終わった本です。どの短編も好きですが、「星がひとつほしいとの祈り」「夜明けまで」が特に好みでした。聞き手のコピーライターとマッサージ師にはなんの繋がりもなく、狐につままれたような終わり方をするのに、1つの話として成立しており、不思議な読み心地でした。コピーライターは得るものも失うものもなく、これを表題に選んだ理由が気になります。タイトルが唯一詩的だからでしょうか(内容ももちろん考慮してるとは思いますが)。

0
2026年03月17日

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