小説・文芸の高評価レビュー
-
コーラルの嵐 デルフィニア戦記7
- カート
-
試し読み
-
Posted by ブクログ
ジビエと狩についてめちゃ勉強になります!!
あと、美味しそう。面白かったので、続編希望です。
潮田亮二35歳は犬のピリカを連れて遭難している。料理人を目指している。狩猟免許を取り、一人で山に入ってしまった。
男に助けられた。山の反対まで来てしまっていたらしい。男は猟師で、小屋に連れて行ってくれた。鹿を捌く手つきが鮮やかだ。家に帰って死んだように眠る。
レストランマレーが黒字になったことはない。雇われシェフになって2件のレストランを潰し、神戸で始めた自分のレストランも失敗して借金、働いてなんとか借金を返した。だからあまり時間が残されていない。
次の定休日猟に出かける。鳥獣保護区にはわさわさヒナドリがいるが、保護区を出るといない。また男に出会った。害獣駆除の許可を持っていたら狩れるらしいと知る。肉を持て余していると言われ、譲ってもらえることになった。肉はレストランで出そうと思った場合には、正規の場所で捌かなければならないので、使えないが試作品として使わせてもらった。猪はタルトにして、小さな一つをお礼で持っていく。またヒヨドリをもらった。次に訪ねると大高の家が火事でなくなっていた。家が必要なので契約を結んでくれることになった。
昔の調理学校の同級生が食べにきてくれた。常連さんの評判がいいから見にきたらしい。大高の解体小屋を食肉処理施設として登録できないかと考える。オーナーが手続きをやってくれるという。が、大高は何かをためらっている。年末年始は大高のところで猟について歩く。 -
Posted by ブクログ
上巻では本戦までにテレビ局や関係者達でどのような準備が行われて番組が作り上げられていくのか、隼斗たち学生連合が様々な壁にぶつかりどう乗り越えていくのかが主に描かれていた。下巻では本戦で様々な思いを胸に走り続ける選手達と中継に関わる人たちの支えが描かれていた。
最後の解説にも書いてあったが、本人の内面を描写できるのが小説の魅力で映像にはできないこと。それぞれの気持ちが事細かく表現されていて引き込まれた。
選手だけでなく、番組スタッフやマスコミ関係者全ての人がこの箱根駅伝を経て成長できたのだと思う。テレビは中継するからにはどの選手にも平等に取材をしきちんと選手の背景について理解をした上で放送することで本当の美しい感動が生まれることを、辛島アナによって教えられたのだと思う。
甲斐監督のように選手のことを深く理解した上で声掛けされることで選手の力が最大限に発揮されることも平川監督辺りは学習できたのではないかと思う。隼斗をよく理解してる友介からの「自分のために走れ」という言葉もすごく胸に沁みた。諸矢元監督も厳しいながらもチームの選手に愛情を凄く注いでいたのが良くわかるし、病気によって監督交代したことをすぐに公表しなかったことも監督の愛情を感じた。
すべてを読み終えて「俺たちの箱根駅伝」という題名がすごく理解できた。ドラマ版ではどのように表現されるのか今からワクワクが止まらない!!! -
Posted by ブクログ
身の回りに不可思議な現象が起こることに悩まされる女性と、その現象をうまくコントロールして生業としている青年が人々にささやかな手助けを行う物語です。
とても綺麗な世界観の描写、華やかなサーカスや手品の世界とその暗部など様々なものが出てきますが、それらの対比が素晴らしい。奇術を基にした不思議な空気が上手に描写されています。
今作は奇術がどんなものなのかを描写することに文章が多く割かれていますが、もしも続編がつくられるならおりえに屋がどんな活躍をするかをもっと多く描いてほしいなと思います。
久しぶりに小説の世界に没頭できる作品に出会いました。
とても満足です。 -
Posted by ブクログ
最初の勅撰和歌集として四人の撰者によって編まれた古今和歌集から、さらに七十首選んで編まれたアンソロジー
本一冊として長くないし、和歌単体では三十一文字(みそひともじ)な訳だから、私が色々言うよりも自分でペラペラ捲って、それぞれの歌に理性と感性の両方をぶつけて感動してみるのが宜しいと非常に感じた
古今集がどんなものかはいちいち言うも疎かなので省くとして、本書そのものの評価としては、平安時代当時の世界観や常識、空気感を一首ごとの解説に加えてコラムとしても説明しているから、日本史を忘れていても和歌を存分に楽しめると思った
特に好きだった歌
・ことならば 咲かずやはあらぬ 桜花 見る我さへに しづ心なし(紀貫之82番)
・冬ながら 空より花の 散りくるは 雲のあなたは 春にやあるらむ(清原深養父 330番)
・世の中は なにか常なる あすか川 昨日の淵ぞ 今日は瀬になる(よみ人知らず 933番)
(本書には収録されてない歌
・草も木も 色かはれども わたつ海の 波の花にぞ 秋なかりける(文屋朝康 250番)
・あはれてふ 言こそうたて 世の中を おもひはなれぬ ほだしなりけれ(小野小町 939番))
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。