ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 私の最後の羊が死んだ

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    河﨑秋子の世界観がすごく好きで。
    土に贖う、のような少し前の時代の産業と暮らし、みたいなお話が興味深いので、こちらを読むきっかけに。

    作者紹介で実家が酪農を営んでると見て、最初はびっくりした。ご自身が羊を飼っていると聞き、さらに驚くとともに興味がわく。

    羊を飼うまで、飼っている間、そしてその後…の流れがあり、最後のレストランのシーンで目頭が熱くなりました。職業にも、命にも誠実に向き合ってきた姿が描かれており、なかなか他にはない作品だと思う。

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    2026年04月04日
  • 流浪の月

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    内容を忘れてしまっても
    読んだ時のこの感情はずっと残り続けるような
    とても読後感のいい小説だった。

    男女を主人公にするなら胸キュン一択!恋愛最高!という私の今までの価値観が覆された。
    恋人、友達、なににも当てはまらない名前のない関係に胸を打たれた。

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    2026年04月04日
  • ルポ 差別と貧困の外国人労働者

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    良心的な人とか社会活動家とかに胡散臭さを感じる自分ではあるが、この本でも彼らの所業が暴かれていた。
    ミスター日教組と呼ばれた槙枝元文の所業に言及した74ページの記述がそれだ。
    学校での犯罪隠蔽が止まらない理由をここに見た気がした。

    数々の問題が指摘されているセブン-イレブンの社長だった鈴木敏文は労働組合を認めなかったのだが、何と鈴木は大学で学生運動をやっていたのだ(『セブン-イレブンの正体』古川琢也)。

    さて、この本の冒頭で、ブラジル人労働者のみタイムカードに名前が書かれず番号が書かれていることが紹介されていた。著者はこれで人格が尊重される筈が無いと指摘する。

    私も同感だ。
    外国人への蔑

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    2026年04月04日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    全く同じ1日を過ごすことはないから、1日1日が当たり前じゃないんだなぁと思うし、
    その1日も全て良い1日って思えるように過ごしたい。
    うまく行かないこととか嫌なことがあっても、それは悪い日って捉えないことが大切だと思った。

    あとは、好きな人には好きと伝える、会いたい人には会うはこれからも大切にしていこうと思う!

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    2026年04月04日
  • サマータイム・ブルース[新版]

    購入済み

    ほんとうに素晴らしかった!ヴィクが賢く権力に負けずかっこよすぎる…!

    #ドキドキハラハラ #カッコいい #憧れる

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    2026年04月04日
  • 対馬の海に沈む

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    ネタバレ

    面白かった。
    しかし、地方の営業所で営業職として働いたことのある人間ならば多かれ少なかれ顧客との共犯関係の構築による信頼関係を築くことや実績を上げるためにコンプライアンスのグレーゾーンを行き来することは業界は違えど見聞きしたことはあるので、この著者の驚きや意外性みたいなものにはそこまで共感できなかった部分はある。
    とはいえ、この保険金分配システム?は島内の人脈ネットワークとそこに書類上生まれる「リスクの商品化」を利用したある種の島内の「産業」のような状況になっているとも思えたし、その調査、取材力でここまで状況を解き明かすのはすごい。
    自分は「〈賄賂〉のある暮らし 市場経済化後のカザフスタン」を

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    2026年04月04日
  • 夜の道標

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    『夜の道標』は、間違いなく傑作だった。

    ​特筆すべきは、登場人物それぞれの緻密な心の動きだ。あまりに感情移入してしまい、気がつけば「犯人がこのまま逃げおおせてほしい」と願っている自分がいた。

    ​彼女の文体には独特の癖がある。読み進めるうちは「何のことだ?」と戸惑う描写も多いが、後から周到な説明が入ることで、霧が晴れるようにすべてが繋がっていく。その構成の妙こそが、彼女の真骨頂と言えるだろう。

    ​以前読んだ『悪いものが、来ませんように』は、正直言って読んでいて気持ちの良いものではなかったが、今作は素晴らしい。闇を描きながらも、読後に残る静かな震えは別格だ。

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    2026年04月04日
  • 新・平家物語(十五)

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    義経と静かの辛い生涯ばかりの巻
    ここの描写は本当に頼朝が嫌いになってしまう大元

    建礼門院を訪ねる後白河の描写が秀逸

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    2026年04月04日
  • なんなん自分

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    普段は何を考えているのかわからないユースケさん。このエッセイを読んで、脳内では実は面白いことを考えていたり、ユースケさんの母のお話が出てきたりとユースケさんが普段どのようなことを考えているのか感じることができた面白いエッセイ本でした。
    特にホテルのポイントのお話が面白かったです。
    読んで後悔はしない面白い本でした。

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    2026年04月04日
  • 怪物を捕らえる者は

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    ネタバレ

    オリヴァ―とピアシリーズの第11作。

    雪の中で女子高生の死体が発見され、他殺と判明する。
    親友の家に泊まると両親には嘘をついて恋人と過ごす予定のようだったが、
    その秘密の恋人が犯人なのか。
    遺体の体や服から移民の青年のDNAがみつかるが、
    その青年は行方がわからない。
    そして、被害者の母親のところには見知らぬ女が現れ、
    「犯人を捕まえた、娘の復讐がしたくないか」と告げる。

    一方、警察の捜査は行き詰まる中、
    裁判官が裁判所で人質をとって立てこもりオリヴァーを呼び出す。
    部下の一人、カトリーンが自分は裁判官の恋人だと言って
    無理やりオリヴァーに同行するが、
    裁判官はカトリーンを射殺したうえで爆

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    2026年04月04日
  • 今日未明

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    ミステリーと短編集が好きな私にとてもぶっささった本でした。
    新聞の片っ端やニュースで数秒でとりあげられてしまうような事件。加害者・被害者たちの予期せぬ事情と心理が描かれており、想像できないような結末ですごく面白かった。

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    2026年04月04日
  • 10歳までに読みたい世界名作plus 美女と野獣

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    小1娘が読んでいて、私たちが知っているディズニーのお話とは違う…!気になって読んだら、面白かった。このシリーズ、色々娘と一緒に読みたいな。

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    2026年04月04日
  • 異邦人(新潮文庫)

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    ネタバレ

    僕は言葉の上では絶望したがりなので浅はかにもカフカが好きなんだと思っていたけれど、もしかするとカミュのほうがよっぽど性に合っているのかもしれない。"どうしてこんな悲しいことが起きているのに自分は泣けないのだろうか"と考えた夜があったけれど、あの日の僕が少しだけ慰められた気がした。言葉にすることは、自分を取捨選択するというよりも、自分を言葉のとおりにすることなのかもしれない。だからこそ、ムルソーの極度な誠実主義は彼に黙ることを最善とさせたのだろう。

    僕は極度に自己を中心とした世界に生きている。そのおかげか、所謂倫理観というものを人並みほどは持ち合わせていないらしく(友人に指

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    2026年04月04日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    河崎の話の通じなさが、最初は不気味だったのですが、その理由もあとからわかりました
    自分に重なるものは特に無かったから、深掘りできないけど、
    でも、ストーリーとしては本当に面白いと思った
    読んでいて、没入感があり、最高の読書の時間になった

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    2026年04月04日
  • 連続殺人鬼カエル男ふたたび

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    ネタバレ

    読み進めるうちに感じる違和感と、『まさか』『え?』の連続でページをめくる手が止まらない。『もしかしてあの人が??』と思っていたのにまったく関係がなかったりして、面白い。
    そしてまた刑法第39条について考えさせられる。他の作品でも、刑法第39条についてを扱っているものがあり、読んだことがある。『精神病』を本当に鑑別できるのか、振舞っている人もいるのではないか?と精神科医は、心理士は、鑑別できるのか?と。一瞬であれば難しいかもしれない。長期的に診ればわかるはずだし、プロとしてわからなくちゃいけない。本文には医療刑務所についても記載があり、専門家は自身の質を磨き続けなきゃいけないなと改めて思った。

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    2026年04月04日
  • 白い衝動

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    呉さんの本は2冊目ですが・・・読ませるなー。登場人物の設定が、細かくて好きです。
    心理学の中でも、犯罪心理学にすごく興味があるので、格別に面白かった。知らない熟語を調べるのも楽しいし、なんとなくやり過ごしていた言葉の意味もちゃんと知っておかないと、内容を正しく読み解くことが出来ないのでは?!と思い、思わず確認してしまう。
    次も呉さん読みたい。本屋さん行ってこようかなー。

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    2026年04月04日
  • 用具係 入来祐作 ~僕には野球しかない~

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    youtube等で興味を持ち読んだ。人生の選択という面で非常に考えさせられた。選択に共感したり、自分だったらこうするなとか考えて面白かった。いろんな人の立場を経験することのメリットは非常に共感した。桑田さんの「これからの人生は、謙虚に生きなさい」は、今の自分にとっても金言だった。

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    2026年04月04日
  • 身から出た闇

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    ネタバレ

    面白かった!
    難しい表現もほぼ使われておらず読みやすい
    内容もまさにホラーのフェイクドキュメンタリーというような感じがして読んでいる時も続きが気になって仕方なかった。
    角川ホラーも苦労しているんだなということが分かった。ホラー縛りで出版するって確かに難易度高い……
    最後にあった、「これを読むあなたが望んだことなのです」というセリフで一気にゾワっとした。お話に引き込まれたように感じた。
    別に望んでは無いけどな……ただの怖いもの見たさの人が多いだろう。
    自分は特にエレベーターのお話が好きかなあ。和田さんが不憫だけども
    読み終わってみると裏表紙の最後の一言が怖いww

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    2026年04月04日
  • 介護未満の父に起きたこと(新潮新書)

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    読んで良かった。
    ジェーン・スーさん、なんて親想いの優しい方なんだろう。
    共感したり、感心したり、時に笑ったりウルっとしながら読みました。

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    2026年04月04日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    朝井リョウの爆笑エッセイ3部作の第3弾。
    どの話も面白いけど、1番笑ったのは「他力本願スマートハウス」。内容も面白いし写真も面白い。お母さんのスマホ危なすぎる!
    眼科医からご飯誘われたり肛門科医とご飯誘われたりするなんて、どうやったらそんな状況になるんだろう(笑)
    この前ラジオで朝井さんはファンレターを送ってくれた人の情報をエクセルで管理してるって話しててびっくりしたけど、そのシステムが誕生したきっかけについてのエッセイもあって、「なるほどそういう経緯だったのか」となりました。
    もうこれ以上エッセイ中がないのが寂しい、、、また出してほしい!

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    2026年04月04日