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Posted by ブクログ 2021年07月04日
・原書の発想も凄いが、
翻訳のセンスが凄すぎる。
翻訳でこんなに味が出るとは…
フランス語ができる人であれば、
合わせて原書も読んでみたら、
より楽しめそう。
・本文はもちろん面白いが、
訳者のあとがきを最初に読んだのはよかった。
訳者が苦心したこと、
翻訳しながら考えたこと
またそれぞれの...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月16日
20世紀フランスの作家レーモン・クノー(1903-1976)による実験的な作品、旧版1947年、新版1973年。ある単純な出来事を99の文体で書き表したもの。
一時期はシュルレアリスムや実存主義のグループと近かったこともあった。その後もミッシェル・レリスやジョルジュ・バタイユらとは交友が続いたとい...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月07日
何の変哲もない日常の一コマを、99種類の文章で描き出すっていう実験的な(?)一冊。原著はフランス語。
なにこれ、面白ー。変なことを考える人がいたもんだ、と思って読みたい本リストに入れたまま、ずっと忘れていた。。。
やっぱり面白かった。一朝一夕で99種類かけるようにならないよね。すごい。
もう、翻...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月15日
凄い、凄すぎるぞこの本は。何でもない日常の一コマを、99の異なる文体で表現するというとんでもないコンセプト。読めば読む程、当たり前の風景にこれ程の多様な視点が存在するのだと驚愕し、表現によってこんなにも言葉は自由に遊び回れるのだと感嘆させられてしまう。翻訳も直訳的表現を抑え、意味よりも技巧を意向した...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月01日
まずは作者のこの試みと、訳者の仕事を心から讃えたい。
解説を読むと訳者の苦労や工夫が良く分かる。素晴らしい。
内容は非常に面白く、いろいろ参考になるスタイルあり。
個人的に好きなスタイルは…
『遡行』
『合成語』
『区別』
『聞き違い』
結構最初の方のに偏ってるな…。
それはさて置き、好きなスタ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月26日
「文体練習」という名の通り、あるなんの変哲もない例文をただひたすら「キザっぽく」「無機質な感じで」「箇条書きで」「教科書のように」「ギャル語で」「比喩表現を使いまくって」「通行人Aを主人公にして」「全て倒置法で」など、思いつく限りの様々な文体でこねくり回した本。文体とはなんなのか、比較できるのが面白...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月29日
面白かった。
ドラマチックでも何でもない1つの出来事を
99通りの書き方で表した本。
言葉遊びや実験的なものも含まれていて
中には解説を読まないと何がなんだか分からなかったり
読んでもよく分からないものもあるんだけれど(笑)
でも面白い。
文章って色んな書き方があるんだなぁと、改めて感じられ...続きを読む
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