【感想・ネタバレ】アイネクライネナハトムジークのレビュー

あらすじ

妻に出て行かれたサラリーマン、声しか知らない相手に恋する美容師、元いじめっ子と再会してしまったOL……。人生は、いつも楽しいことばかりじゃない。でも、運転免許センターで、リビングで、駐輪場で、奇跡は起こる。情けなくも愛おしい登場人物たちが仕掛ける、不器用な駆け引きの数々。明日がきっと楽しくなる、魔法のような連作短編集。

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Posted by ブクログ

ひとつひとつが繋がって、でもその驚きが緩やかな感じなのがすごく好きです
ドキドキする感情も、わざとらしくなくて柔らかい

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2025年12月16日

Posted by ブクログ

とにかく面白かったし、すごく好きな一冊だった。
短編集の形をとりながら、それぞれの物語が少しずつ繋がっていて、別の話で見た人物や出来事がふと顔を出す瞬間がある。
「あ、これさっきの」「この人、あのときの」
その小さな気づきが積み重なって、物語の世界が静かに広がっていく感覚が心地いい。

登場人物それぞれの視点から描かれる人生を追っていくうちに、世界は思っているよりずっと狭いのかもしれない、と思った。
直接交わらなくても、どこかで同じ時間を生き、同じ出来事を共有している人たちがいる。その事実が、なぜだかとても愛おしい。

作中でふと浮かんだのは、テレビ番組のことだった。
ボクシングやお笑いなど、誰もが知る番組を、全国の人たちが同じ時間に見ている。
けれど、それぞれが置かれている場所や記憶、感情はまったく違う。
同じものを見ているはずなのに、心に残る風景は一人ひとり違う。
その当たり前のようで不思議な事実に、妙に感慨深い気持ちになった。

一話一話はとても読みやすく、気づけばすぐに読み終えてしまう。
それでも、読み終わったあとには、世界や人との距離が少しだけ近くなったような感覚が残った。
静かで優しくて、でも確かに心に残る。
そんな読書体験だった。

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2025年12月16日

Posted by ブクログ

とても面白く読めました。
会話が素敵ですね。
最後は感動しました。
登場人物が多すぎて頭が大変でしたが、
おぉこんなところに繋がってるんかーいって、
ゾクゾクしました。
私が主役の私の人生を満喫していきたいなと思えました。

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2025年11月19日

Posted by ブクログ

この物語を簡潔に言い表そうとすると、ほかの大切な要素をすくい取れなくなってしまう気がするので割愛。

ただ、このあたたかい物語は、私を一駅分歩かせるには十分すぎる理由だった。

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2025年11月04日

Posted by ブクログ

個人的に伊坂幸太郎が好きだ
運命の出会いはゴールデンスランバー
これも毎回の如くタイトルの響きで手に取った。パケ買いで運命に出会った。
ラッシュライフなど色々読みどんどん深みにハマる。そしてアヒルと鴨のコインロッカーを読んで衝撃が走る。

流行りの音楽聴いてます!ぐらいのミーハーな読書ライフだ。

伊坂幸太郎作品はこの後読む作品がすらすら読めなくなると言う弊害があるほど自分にとっては読みやすく相性がいい
伊坂作品には必ず言葉遣いが荒いが本質をついているようで適当ででもかっこいい言い回しをする人間が出てくる。主人公の近しい人のことが多い。そんな人間になりたいし自分はなれないと諦め苦笑してしまう。


前置きが長くなった。アイネクライネナハトムジーク(以下この作品呼び)は読書ライフを再開してクビ狩男以来の伊坂作品

様々な人々が主人公になって、色んなところで繋がって、それが大きな物語になる。ゴールデンスランバーで味わった最高で最強で安心の構成
交わる瞬間の脳汁が溢れる感覚。
これがたまらない。
今回の作品はそれがふんだんに味わえた。その点では首かりより交わりが強いのでとても好き。
もちろん他の作者さんでも二人の主人公で進めていくタイプの話は好き。

六章立てになっており、X軸Y軸が交わっていく。
特別面白いとか言うよりは全体で好きだからあえてあげる必要もないかもしれないけど、個人的にはメイクアップが好きだった。
かつてのいじめてきた奴が社会人になって変わったのか?当時から見た目が変わった自分は気付かれるのか?復讐を果たす機会は充分だが自分自身どうするのか?それらに重点を置いていたのかは分からないけど、それもありつつで軸も交わりつつ
でもライトヘビーもだし、アイネクライネの章のラストも好きだし。免許更新の時も好きだし…やっぱり全部がいい。
もう後半はどこがどう交わるのか?そこが知りたくて読むのが止まらなくなった。

最後の最後までつながりのある奇跡。最高だ。

休憩時間オーバーしてたの気付かなかった。久々の体験を味わった

この作品って言ってなかった…

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2025年10月31日

Posted by ブクログ

再読。張り巡らされた伏線が温かくて感動的であり、そのストーリーの巧みさに改めて引き込まれました。

​一見無関係に見える複数の短編が、時系列を超えて静かに、そして確実に関わり合っていく構成がこの物語の最大の魅力です。

街頭アンケートから始まる佐藤と紗季の出会い、ボクサー小野学の恋、高校時代のいじめっ子との再会。それぞれの日常で起きた小さな出来事が、実は全て繋がっていたという伏線回収の連鎖は、まるで精巧なドミノ倒しのようで、読者に大きな感動と驚きを与えてくれます。

​特に笑えたのが「誰の娘か知ってますか?」のストーリーです。いじめっ子に対する報復として、攻撃的ではなく、「やめておいた方がいいぞ、この人誰の娘か知ってますか?」と、あえて詳細をぼかすことで相手に不安を抱かせ、問題を解決に導くという、伊坂さんらしいユーモラスで平和的な作戦に、思わず吹き出してしまいました。

​劇的な事件ではなく、こうした日常の機転や、誰かの優しさ、そして偶然の出会いが積み重なり、人々の人生が温かいハーモニーを奏でる。この心地よい読後感こそが、本作が傑作たる所以だと感じました。

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

人は出会い、交差するー
伊坂さんの語りには、パズルのピースが一つずつ埋まっていくような嬉しさが詰まっているなと思う。
ああなっていたらいいのに、が裏切りなく実現されていく夢のような空間だ。
偶然から必然から生まれた関係性、音楽との出会いから踏み出した一歩、手に汗握る熱い展開。どれも美しくかっこよく切り取られて読後には「ああ、読んでよかった」そんな嬉しい気持ちが広がる小説だった。

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2025年10月24日

ベリーベリーストロング!


駅前でアンケート調査するサラリーマン、妻に出て行かれた上司、声しか知らない相手に恋する美容師など
様々な人間達の間で起こる少し不思議な(運命的な)物語。


斉藤和義のベリーベリーストロング~アイネクライネ~を聴いていたら
作詞:斉藤和義 伊坂幸太郎
あれ!?となりこの本に巡り合いました。

伊坂幸太郎作品はこの作品で三作目。
さり気ない各短編の繋がりに最後の見事な伏線回収。
伊坂幸太郎らしい物語の締め方で胸にティンパニーが鳴り響きました♪


#ハッピー

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2024年03月22日

購入済み

登場人物の視点が面白い

短編ごとに出てくる登場人物が各話のときの出来ごとに関係していて、読み進めながら(あのときの!)と納得しながら読み進めました。物語全体としては爽やかな印象。爽やかだけど登場人物一人一人の発言が人生の格言になるかもしれないくらい深い。
伊坂幸太郎さんの作品は久しぶりに読みましたが、主人公だけではなく登場人物一人一人の個性がしっかりと描かれており、読んでいて飽きません。
あっという間に読み終えました。

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2021年06月02日

購入済み

良い作品でした。

ここで繋がっていたのか!と読んでて楽しい作品でした。

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2020年06月28日

購入済み

メガロ坂幸太郎

伊坂幸太郎には踊らされてるみたいだけど毎回生きててよかったなと読後思う。

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2018年06月10日

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オーディブルで視聴。
一見短編に見える物語の登場人物が繋がっていく様は、複雑ではあるが、ある種の気持ち良さを感じさせてくれる。

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2026年01月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

伊坂幸太郎先生の作品。短編集なんだけどそれぞれの登場人物がどこかで繋がっているという出会いの物語。うまくいかないサラリーマンの話があれば、そのサラリーマンのせいで街頭アンケートをとるはめになった部下の出会いもあり、その部下の友達の奥さんの友達とボクサーが結婚してたり、そのボクサーの頑張る姿をみて頑張ろうときめた人がいたり、その試合をサラリーマンが楽しみにしてたりとかなんかね、全部が繋がってた。途中美容師の美奈子が出てきてボクサーと電話だけで繋がってお付き合いする話があるんだけど、いいなーその距離感て思った。会わんくていい。電話でいい。しかもたまにでいい。それくらいがいい。出会いはなにか意味があるし、大切したいなと思える作品だった。もっとポジティブに生きようってなんか思った。下向いてるより前向いてたほうが出会いあるだろうし、みーんな幸せをつかむことができるんよな!

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2025年12月30日

Posted by ブクログ

ただの日常が鮮やかに感じられるようになる作品。必死でなくとも、劇的でなくとも、どこかで誰かと繋がっていて、奇跡は起こるのだろう。登場人物は「頑張って」人生を変えようとはしない。ただ目の前の生活を生きているだけなのに、その選択やすれ違いが静かに重なり合い、気づけば誰かの人生に確かな痕跡を残している。何も起こらないと思っていた日々にも意味があり、孤独だと感じていた時間さえ、実は物語の一部だったのだと、読み終えたあとにそっと肯定してくれる一冊だった。

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2025年12月30日

Posted by ブクログ

あとがきにも書いてありますが、暗殺者や超能力者が出てこない著者の作品はかなり珍しいのではないでしょうか。
時間軸をズラしながら、短編の中に繋がりを持たせていくやり方は、伊坂節が効きまくっていて、読んでいて楽しかったです。
ただ、これは完全に好みの問題ですが、自分は暗殺者や超能力者が出てくる作品の方が、よりクレイジーで好きです。

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2025年12月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

珍しく恋愛が絡んだお話で、特殊な環境は無し。
なので最初は掴みどころが無くて、登場人物も多いし、いろんな場面があって???となっていたけど、読み進むとやっぱり伊坂幸太郎。進むにつれて暖かくサラッと繋がってくる人達の物語の世界に自分も参加していたような幸せな気持ちになれて面白かった。

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2025年12月13日

Posted by ブクログ

面白かったです。こういう気楽に読める感じの短編作品も伊坂さんならではという感じがして、好きです。ひとつひとつの話も面白いですが、連作短編なので、登場人物がそれぞれの話しで関連しているのがまた面白い。人との出会いの中で自分がその出会いに対してどう向き合っていくかは自分の選択次第、またその結果が自分の人生に与える影響も様々なわけですが、結局どうなるかはわからないわけで、器用に全てがうまくいくなんてなかなか無いわけですから、色々な出会い自体は大切にしつつ、あまり気負い過ぎずに楽しんで生きていけたら一番良いですね。

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2025年12月04日

Posted by ブクログ

ひとつひとつの短編が面白かった。
一気に読まないと、その繋がりがわかりにくくなるかも。
作者の他の本より、現実にありそうなストーリー。

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2025年12月02日

Posted by ブクログ

 伊坂幸太郎さんのお話では珍しく、恋愛小説が集まった短編集。

 個人的に、全部の登場人物が程よく関わり合って進む短編集が大好物なので、とっても美味しかった。
 あとがきを読んで納得したが、書かれた経歴からして、恋愛小説でありながらも“友愛”を描いているのがとても人間らしくて素敵。結局人には情け無い所もどうしようもない所もいっぱいあって、もがきつつも、なんとなく寄りかかったり寄りかかられたり時には馬鹿なことを言い合いながら生きている。それが総じて友愛であり、そのベン図の中にきっと恋愛も含まれているよ、そんなスタンス。きっかけ一つでくよくよしたりちょっと勇気が出たり、そんなくだらなくて情け無い人間たちが、なんだかものすごく愛おしい。その人間たちのもやもやっとした関係性のループの中に、きっとあなたも私も居るわけであって。
 しょーもない事でがっかりしてめそめそしているあなたも、私だって、きっと愛おしい存在だ。そんな事を思った。

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2025年12月02日

Posted by ブクログ

不器用に生きる人々の、思わず応援したくなるようなエピソード6篇。それぞれが少しリンクして、同じ界隈で生きているらしい彼らの“その後”も描かれる(おもしろいけど複雑…(*_*))
恋愛、家族…価値観のすれ違いって、あるよね。

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2025年12月01日

Posted by ブクログ

面白かったです。
短編小説を6編集めた本ですが、登場人物がつながっていて…かつ、時間軸が20年くらいを行き来して、少し頭を使わないと理解出来ない。

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2025年12月01日

Posted by ブクログ

登場人物の繋がりと時代が前後しているのを追っていくのがちょっと大変でした。
人との出会いや繋がりで人生が変化していくのを感じた。

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2025年11月29日

Posted by ブクログ

短編集だけど登場人物が繋がっているので読み応えがある。
あれ、もしかしてこの人は?とページを戻ったりして読むのが楽しい。
それにしても『この子がどなたの娘かご存知ですか』作戦は秀逸すぎて笑った。

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2025年11月20日

Posted by ブクログ

伊坂さんの『それぞれの物語が交錯する』伏線回収が好きなんだけど、数日かけて少しずつ読み進めたから誰が誰で、今がいつなのか分からなくなっちゃった(〃ノдノ)記憶が薄れた頃にもう一度、一気に読みたい。

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2025年11月17日

Posted by ブクログ

晴れの日に空の見える場所で浸りたい短編 オーディブルにて

それぞれの人生がうっすら交差する短編集
どの話もとても良かった

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2025年12月12日

匿名

購入済み

リンク

この人はさっきのあの人か。そんな感じで読書があまり得意でない自分も最後まで楽しく読めた。映画化もされているらしいので見てみようかな。やっぱりやめておいた方がいいかな。そんなことを考えてしまうくらい好きな作品になりました。

#ハッピー #ほのぼの #癒やされる

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2023年02月03日

Posted by ブクログ

映画で言うとラブ・アクチュアリーみたいな感じ。あったかい気持ちになれる短編集。
各短編の登場人物たちの関係性が明らかになっていって、最後はなるほどそこがそう繋がったか!って熱くなった。

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2025年12月03日

購入済み

やっぱり面白い

相変わらずテンポが良く、登場人物の会話が面白くて、時間を忘れて読んでしまいました。

この作品は「恋愛の出会い」をテーマにした作品とのことですが、恋愛物といった感じではなく、伊坂幸太郎さんらしい面白さに溢れた小説になっています。

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2021年04月13日

Posted by ブクログ

読みやすく一気読みしてしまった。
最後の章は、これってあの人だっけ?とか伏線回収が立て続けにきます。

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2026年01月05日

Posted by ブクログ

伊坂さんの恋愛小説。ふわーっとして幸せになる作品。連作短編で、最終章でいろいろ伏線が回収されて、おーっ、という感じになった。

斉藤和義さんとコラボ(?)のようで、本作から新しい楽曲が誕生したみたい。斉藤さんを意識してだろうが、「斉藤さん 一回百円」という謎の路上占い師?アーティスト?が出てきて、悩みを打ち明けるとその答えになるような斉藤和義の楽曲を再生してくれるという。彼が全編に登場して本作のエッセンスになっているのが良かった。

特に後半、時系列の行ったりきたりがすごくて、ちょっとついていけなかったかなあ。誰か読解力を分けてください。

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2025年12月17日

Posted by ブクログ

章を跨ぐ伏線回収が多く伊坂幸太郎ワールドを存分に感じることができた。
伏線回収の多くがハートフルなものが多いことが個人的な伊坂幸太郎の良さだと思う。

個人的には物語の軸ともなる"ライトヘビー"の話がお気に入りだ。
これまた伊坂幸太郎の魅力であるあっと驚くどんでん返しを食らうことができた。

最終編のナハトムジークではそれまでの異なる軸での物語の伏線を全て回収していくような様子が読んでいて楽しかった。
大丈夫のサインや喧嘩の仲裁など人同士の関わり以外の伏線回収と多いのも良かった。

個人的なお気に入り伏線回収は"ドクメンタ"で記帳をするシーンだ。
それぞれ5年に1度という共通点こそあるもののドクメンタというタイトルで免許更新という内容は繋がりが無さすぎるかと感じたが、ドクメンタの意味の1つのである記録と通帳の記帳でかかっていたのは驚きだった。

自分も佐藤と同じく出会いに理想を求めるタイプだったが、出会い方ばかりにこだわらず身の回りに転がっている出会いに気づき、この人に出会って良かったな思えるようになりたい。

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2025年12月16日

Posted by ブクログ

面白かったんだけど、すごく時間をかけて読んでしまったから誰が誰だかわからなくなってしまった、、
読み直す

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2025年12月14日

Posted by ブクログ

私が読むペースが遅かったからだけど、登場人物が多すぎたり交錯するストーリーが多くてミステリー要素があって、わからなくなってしまった。

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2025年11月17日

Posted by ブクログ

ほほんってなった。
モーツァルトと米津玄師が混合しできたので今日の夜は小さな音楽と共にIRIS OUTのMVでも見ようかなぁ。

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2025年11月16日

Posted by ブクログ

登場する人物がどんどん繋がっていく展開は面白かったけど自分の頭の回転が遅くなっているせいかすんなりと理解できない部分もあり、読み返し必須だった。小説で読むとこんな偶然あるかとも思えるが案外と有りうるかもとも思える。登場する人たちはどこか憎めないキャラクターばかりでホッとする。後半は時系列が交互になったり忙しい感じだったけどどうにかストンと納得。

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2025年10月24日

Posted by ブクログ

読書歴の短い僕でも知ってる有名作家伊坂幸太郎さんの本を初めて読みました。なるほど面白い。短編集がこんなに繋がってなんてお見事です。逆にこれはそのままなんだってパターンもあって、そこも良かったりする。他のも読んでみよっと。

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2025年08月10日

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