【感想・ネタバレ】アイネクライネナハトムジークのレビュー

あらすじ

妻に出て行かれたサラリーマン、声しか知らない相手に恋する美容師、元いじめっ子と再会してしまったOL……。人生は、いつも楽しいことばかりじゃない。でも、運転免許センターで、リビングで、駐輪場で、奇跡は起こる。情けなくも愛おしい登場人物たちが仕掛ける、不器用な駆け引きの数々。明日がきっと楽しくなる、魔法のような連作短編集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

久しぶりの伊坂作品。

データ会社の佐藤は妻と娘に出て行かれた先輩のミスのために、街頭アンケートを行っている。そこで出会った女性の手にはシャンプーと書かれていて…




伊坂作品らしい平仄が合う話、なので、途中からメモを取って読むようにした。読後、解説されたネット記事を読んで、よし、と思った。

見落としていたのは「メイクアップ」の結衣と結婚したのが高校の時の野球部の同級生だった、ということ。これ以外は大体、把握できたのだけれど。
小野のラストの試合があのような形に終わってしまったのは、まさに伊坂作品、という気がした。完全勝利みたいなのはなくて、どこか欠けがあるような形に終わらせるものが多いように思う。今回、出てきた登場人物にもそのような関係性が多いと感じる。例えば、藤間は離婚しているけれど、奥さんは藤間姓を名乗っていて復縁に期待が持てる、結衣は復讐は出来なかったけれど、小久保はプレゼンか恋人かのどちらかで痛い目を見ている、邦彦と朱美は別れてしまったが、朱美は邦彦にサプライズを仕掛けることが出来た。
順風満帆な人生なんてないのだけれど、一人一人が一生懸命生きていることが、とてつもなくいじらしく、愛おしいのだと感じさせる本だった。
でも織田一真、私は貴方みたいな人は苦手だ。

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2026年02月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いろんな人がつながっている物語で、おもしろかった。
最後の小野がラウンドボーイのに触発されて戦い切るところが一番印象的だった。
こういう縁がいろんなところで実はあるのかなと思ったし、縁を大事にしたいなあと思った。

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2026年03月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

平凡な日常の中に潜んでいる心の暖かさ、不思議な人と人との繋がりを感じることができた。
短編集ではあるが、実は一つの大きな長編の物語になっているところが面白い。
歌のために書いた物語とは思わずビックリ。

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2026年03月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公の視点や年代が目まぐるしく変化するので少し読みにくい部分はあるものの、人物同士に繋がりが見えた時心を揺さぶられる。特にお気に入りだったのはドクメンタ。物語の導入から、結末、タイトルとの繋がり全てが完成されていると感じた。運命的な出会いが恋愛以外の部分で人生に大きな影響を与えているところが、人との出会いの美しさだと思った。

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2026年03月04日

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