ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • はじまりのスープ、夏ゼリー

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    両親の離婚時に、母親に選んでもらえなかったことがトラウマになり、自己肯定感の低いリリーちゃんですが、あなたの作る料理の数々は、いつも食べる人のことを思って作るスペシャルなもの。料理で人を喜ばせたり助けたり癒したりできることってすごいことなんだよ。もっと自信を持って、自分を褒めてほしい。そして周りをよく見て。あなたのことを好きでいてくれる人はたくさんいますよ。かく言う私もあなたのことがどんどん好きになり、応援しながら読んでいました。性格の悪い(?)大家さんとのトークにハラハラしたりニヤニヤしたり。そして、最後のエピソードが素敵すぎて、思わずにっこり!してしまいました。読めてよかったです。中高生に

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    2026年08月23日
  • 命の砦

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    臨床の砦 の姉妹本。
    この最高の2作品はぜひ読んでほしい。
    あの悲劇をバネに、人類と世界がちょっと良くなるために。

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    2026年08月23日
  • 夢見る言葉

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    シリーズ第5弾!「デフ・ヴォイス」「龍の耳を君に」「慟哭は聴こえない」「わたしのいないテーブルで」に続く完結編ですが、正直まだまだ彼らを見守っていたかった。

    ドキドキ楽しみながら、未知の世界やさまざまな視点に気付かせてくれ、考える切っ掛けをくれるシリーズ。本作も最後の最後まで夢中で読みふけりました!

    ろう児の学校問題。夫婦の問題。荒井ファミリーが深く関わることになった裁判の行方。そして、美和と英知君の関係性について。
    時代だけでなく、個人を取りまく環境や気持ちも変化していくなかで、彼らが何をどう選択していくのか──。もし自分だったら……考えだすと頭の中がグルグルする。

    何だかんだありつつ

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    2026年08月23日
  • 水車小屋のネネ【毎日文庫】

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    船引町の灯籠流し花火大会に電車に乗って行く。とにかく歩いて みる場所を天瑞に待てど暮らせど流れない 上流で引き上げているらしく移動するが天瑞にはたくさんのお年寄りが座っている 上流で見れたが花火大会も始まって 段取り悪いし嘘の情報天瑞言うし、冷めためちゃくちゃ冷めた 母親と来ようと探索したがもう来ない 帰りの電車最終21:05がなんと1両 舐めんなよ ギチギチ。アナウンスも本日は申し訳ございませんでした おいそれで終わりかい。
    読み応えあり過ぎて 章も考えてて 理佐と律と こんなに育つのかと驚く コロナに震災にあーいう書き方も初めてだし、良いと思う

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    2026年08月23日
  • 夏の体温

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    読後にほっこりと心が暖まる3つの短編。表題の『夏の体温』は入院中の小学3年生の男の子たちの短い出会いと別れの物語。子供の時間の流れと密度は本当に大人のそれとは全然違うのだろうと思う。だからこそ瑛介と壮太の過ごした病院での夏休みは生涯忘れられない宝となっていくことだろう。退屈な病院の中でも楽しいことを探して遊ぶその好奇心とか創造性とか、かつての私たちも持っていたのだろうか…?そんな気もするような、忘れていたものを思い出させてくれたような気分になった。
    大学生の女子が小説のアイデアのため、腹黒いという意味のストブラという異名で学内で呼ばれている男子に接近して話を重ねていくうちに友達になっていく『魅

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    2026年08月23日
  • 紙上法廷

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     法曹界でミステリーを愛好する仲間が同好会として発足した法曹ミステリークラブが、クラブ設立十周年を記念して主催する短編公募に集まった四つの短篇リーガルミステリー。掲載号に原稿を載せているひとたちが集まり、その四つの短篇を俎上に載せた選考会がはじまる。『内縁の妻が内縁を解消する前に入籍をしたい理由』『死因によって相続相手が変わる遺言』……それぞれの短篇を読むうちにちいさな違和感が浮かび上がってきて――。
     ということで、デビュー作『午前零時の評議室』を読んでからずっと二作目が楽しみだった衣刀信吾さんの第二作目です。文章の端々を疑い深く読んでも絶対(と付けてもいいくらい)に騙されてしまうほど、作中

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    2026年08月23日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

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    戦時中の時代にタイムリープしてしまう物語だったのだけど、出会う人々が増える度に少し胸が痛くなる。
    その時代を生きた人々のことを考えると、凄くもどかしくて、複雑でどうしようもない感情でいっぱいになりました。
    戦争を経験していないゆえに、今も戦争している国をどうも他人事にしか感じられなかったが、この作品を読んで考えさせられることが増えた気がした。

    物語の最後は、もう涙が止まらず、久々に号泣した気がします。
    早く続きを読まなきゃ

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    2026年08月23日
  • 本と鍵の季節

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    図書委員の男子高校生2人が図書室に迷い込んでくる謎を解き明かしていくのだけれど、まさかのビターな雰囲気…!
    堀川と松倉の迷コンビや時折挟まれるユニークな描写、マニアック寄りの書籍・ミステリ情報に加えて決して軽くは無い内容の謎がとても癖になる

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    2026年08月23日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    モーターサイクルの男、佐原に出会ってしまったがために奇妙な世界へ足を踏み入れることになった夏帆の物語。名作『1Q84』の牛河もそうでしたが、じめっと粘り気があり薄気味悪い男、そしてそれが確実にこちらを追ってくるという描写が村上春樹は本当に上手いなと思います。

    他にも『とぎや』で店主を一突きする場面、実態ではなく観念を貫くため結局血は流れません。読者としてはおやおや、騎士団長?という懐かしさを感じるシーンですが、より重要なのは、店主やありくいの旦那に込められた村上春樹の比喩表現、舞台演出に対する考え方。「いったん始めたことは終わらせなくてはならない」、「鋭く研がれた刃物は、持ち主の意思とは無縁

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    2026年08月23日
  • ヤンキーと地元 ――解体屋、風俗経営者、ヤミ業者になった沖縄の若者たち

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    社会学の見方が変わった。質的調査というものの泥臭さがひしひしと伝わった(体系的な学問なのか、と言われるともしかすると疑問はあるかも知れないが)。
    沖縄のヤンキーの生態が何故彼をそこまで動かしたのかは分からないが、彼がいないと文字には残らない文化じゃなかったのか、とも思う。プロセスとして評価される研究なのでしょう。
    学術的な価値、というと今の時代には恐らく分からないけれど、歴史の一つのピースとして、いつかスポットライトが当たった時、間違いなくそれは空気感もそのまま切り取った記録なのだと思う。

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    2026年08月23日
  • 本日は、お日柄もよく

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    親友に結婚式のスピーチを任されたが、前日に高熱が出てしまいフラフラだった。
    汗だくで早口でなんとかやり遂げたが、あまり思い出したくない思い出になり、酷く落ち込んだ。
    親友からは感謝の言葉をもらったが、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

    そんな中、この本に出会った。
    そして、作中の序盤に披露される、言葉のプロフェッショナル、久遠久美のスピーチに鳥肌が立った。

    その一方で、自分のスピーチとの比較にならないほどのギャップに辟易もし、そっと本を閉じてしまった。

    そこから1年半が経ち、別の結婚式の乾杯を任された。
    気がつくとこの本にまた手を伸ばしていた。

    スピーチのノウハウを少しでも吸収しよう。

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    2026年08月23日
  • 太陽のパスタ、豆のスープ

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    自分のことを精一杯頑張っていくうちに、トゲトゲしてたドリアンが少し縮む感覚、分かるなあってしみじみ。
    私も、私の「豆」見つける!

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    2026年08月23日
  • 世にも奇妙な君物語

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    ネタバレ

    「探偵よむーく、薦めたい」
    の、フェア中に購入した1冊✩.*˚
    大好きな、世にも奇妙な物語に似ている
    タイトルなので、購入しました✩.*˚


    読んでみて思ったのは、
    本当に世にも奇妙な物語みたいな、
    奇妙なお話だなと思った。

    最後はゾッとする話が多かったけど、
    今の社会で問題になっている事柄も入っていて、
    確かにな。と考えさせられるものも多かった。

    特に、「立て!金次郎」「13.5文字しか集中して読めな」は、自分がされて嫌なことはしない。
    自分がしたことは自分に返ってくる。
    といった教訓も含まれているのかなと感じた。

    最後の「名脇役バトルロワイヤル」は、
    登場人物の名前を見た

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    2026年08月23日
  • 半席(新潮文庫)

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    これまで読んできた時代小説の中でも変わってるけど、とても何か爽やかな小説でした。
    どこかで藤沢周平に似ていると書いてあったから読み始めたのかもしれません。
    主人公の片岡直人は半席という身分であり、とても苦労して徒目付となり、勘定方の偉い人になることを目標にして、旗本への昇格を狙っています。
    しかし、上司の内藤から、事件の真の動機を調べるように言われるのです。その短編が6つあり、その過程で、直人は成長して、「見抜く者」になってゆくのです。事件の動機を探すのは、すでに事実は分かっているので、見抜くのが主体です。そこがサスペンスです。
    武士の小説としては、戦さなどのない日常的な出来事が主で、作者が丁

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    2026年08月23日
  • 誰何

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    面白かった。
    伏尾さんの本は全部読んでいるので、
    どちらかと言うとファンです。
    今回の作品が特に面白かったというわけではないけれども、
    何時も読み終えたあとに良い時間が過ごせたなと感じることができます。
    伏尾さんの作品は
    関係なさそうな複数の事件や人物が点として物語の中に存在し、
    それが段々一本の線になるという感じのストーリー構成が多い気がしますが、
    それがテンポ良く展開されるため、最後まで飽きずに読めるのが魅力かなぁと思います。
    読後感も良いのでサクッと何か良い本が読みたい人にはオススメできるかと。

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    2026年08月23日
  • マリエ

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    離婚というビッグイベントを経験した主人公の心境の変化を辿っていく物語。ただそこだけに終始せず、
     結婚と恋愛の違いとは何か、
     離婚は悪いことなのか、
     人の価値観の受け入れ方、
     男性と女性の社会的立場の違い、
     相手を「選ぶ」ということについて、
     そもそも幸せってなんなのか、
    いろいろなことを考えさせられる小説だった。

    最後の金原ひとみさんとの対談も赤裸々で、作家は自身の人生と知見を凝縮して作品を生み出しているのだなと畏敬の念に駆られた。

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    2026年08月23日
  • 魔女のいる珈琲店と4分33秒のタイムトラベル

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    主人公の思春期の女の子が娘と重なった。
    情景描写の表現が上手く、頭に景色が浮かんだ。
    主人公のこれまでの生き方自体は特殊だけど、よくある事件を自分なりに考えて変えようとする行動力は憧れに値する。
    たしか続きも読んだ気がする。
    また読みたい。

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    2026年08月23日
  • 踊りつかれて

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    ネタバレ

    ずっと読みたかった作品。読んでよかった。
    告発文から始まる物語。いま、この時代について上手く書かれていたように思う。
    なにか不祥事があったとき、未だに誹謗中傷のコメントを目にするが、この本に書かれているとおり「放っておけよ」と思うことも多い。全く関係のない人ならば特にそうだ。自分の行動による、他人の人生への関与に自信をもって接することができるのか。常に考えていきたい。
    苦しい場面もたくさんあったが、そこを乗り越えたからこそ、私の心に最後は光が射した。
    いいタイミングでこの小説に出会えたことに感謝したい。

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    2026年08月23日
  • 舟を編む

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    2012年の本屋大賞だったんですね。
    話題になってたし、映画にもなってたからずーっと気になってたんだけど、なんか手に取れてなかった本。

    辞書ってこんなに大変なんだ、、、。
    そんな真面目に読んでなかったから、申し訳ないなとすら思ってしまった。

    馬締さんのキャラクターをはじめ、西岡、佐々木、荒木、松本先生、岸辺、香具矢、、、みんな好き!
    人間らしくて愛おしい。
    特に西岡、、、幸せそうでなによりw

    読みはじめたら止まらなくって、一気読み!
    一気に読んだら勿体無いと思いつつも、止められなかった。。

    辞書、買ってみようと思ったりして。

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    2026年08月23日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    ネタバレ

    ご飯を美味しいと思える人生でよかった。
    これを読むとご飯が美味しく感じなくなる
    なんとも言えないモヤリティ
    何となくどことなく共感できる作品
    多分共感できる人は多いのではないかなと思います。

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    2026年08月23日