ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 悪女について

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    面白すぎるし、痛快過ぎる!何度も再読している一冊。一度読むと富小路公子のファンになる。登場人物全員手玉。

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    2026年02月02日
  • 尾根のかなたに 父と息子の日航機墜落事故

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    日航機墜落事故をモデルにしている物語です。
    被害者の悲痛な想いがヒシヒシと伝わってきます。
    家族を失い、立ち直るのに時間がかかったり、現実を受け入れられなかったりしますが、それでも心に収めて前を向いていく姿勢に心打たれました。

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    2026年02月02日
  • 深い河 新装版

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    河は今日まであまたの人間の死を包みながら、それを次の世に運んだように、川原に腰かけた男の人生の声も運んでいった。

    死生観と信仰

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    2026年02月02日
  • 完訳ビーグル号航海記上

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    後に『種の起源』で有名になる22歳のダーウィンによる5年間に渡る調査航海の記録。

     以前読んだ、ダーウィンの『ミミズと土』(平凡社ライブラリー)がとても面白かったので、他の本も探していた。『ミミズと土』は晩年の研究だったので、研究室に篭っている印章が強かった(狂気的な執念でミミズを観察するその姿勢が何より面白かったわけだが)が、本書は若かりし頃のダーウィン。その対比が面白く文章も溌剌としていて、ワクワクする探検の気分を味わうことができる。
     当時南米は未開の土地で、出会うもの全てに驚きと感動が満ちていて、昨今のグーグルマップを開けばどこに何があるのかわかる状況から照し返すと、不便で危険では

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    2026年02月02日
  • その本はまだルリユールされていない

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    本の作り方をよく知れる本でした。ただ集めるだけじゃなく、この本はどんな人がどんな気持ちで作ったのか考えるきっかけをくれました。

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    2026年02月02日
  • 夏鶯

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    いつの世も政のために命を無くすのは懸命に生きた志しある市井の人。世間には人気取りと上部の風潮だけが蔓延り、厳しい事実には目を向けず、太平楽の自分ファーストを歓迎する。今この世に主人公が生きていて欲しかった、と強く思う選挙前。

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    2026年02月02日
  • 深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】

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    七章 神の子らの家
    そこをひとりで歩いていくのには勇気が必要だった。...いちど迂回すれば無限に迂回していかなくてはならなくなる。
    八章 雨が私を眠らせる
    彼には、ヒッピーたちが放っている饐えた匂いを嗅ぐことしかできていなかったのです。...どの国にも、人々にも、まったく責任を負わないで日を送ることができます。...深い虚無、それは場合によっては自分自身の命をすら無関心にさせてしまうひどの虚無です。
    此経啓助さんとの対談
    だからデリーからロンドンまでバスに乗って行こうとしたのは、自分の体内に地球を測ることのできる距離計を作りたかったからなんですね。...旅のことって抽象的に語れない、とは思いま

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    2026年02月02日
  • 料理の四面体

    匿名

    購入済み

    素晴らしい

    目から鱗でした。
    料理を数式的に捉えられるようになる素晴らしい本です。発想と整理力に脱帽です。これから自炊に活かしていきたいと思います。

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    2026年02月02日
  • スロウハイツの神様(下)

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    長編物語ようやく読み終わった。
    登場人物の過去も詳しく表現されていて…ちゃんと繋がってる。読み進めるうちに早く最後知りたいのに、読むのがちょっと辛い部分もあったり勝手に物語に感情移入しちゃってたり。辻村ワールドだと読み終わってスッキリした。伏線回収でえって驚かされたり、そうすると物語が繋がっていき…何年ぶりかの再読だったけど、無の状態から読み始めて物語にどっぷり浸かって最後読み終えることが出来た。やっぱり買い直してよかった作品。

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    2026年02月02日
  • ショートケーキは背中から

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    平野さんの文章には引き込まれまくっていて、ファンなんですが、改めて表現の引き出しの多さに圧倒されました。音読したくなる文章構成に、ご自身でツッコミを入れておられるところ。食日記を私も書きたいけどこんなに楽しく面白く書けないなぁと…。

    食に興味がある方に推したい!

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    2026年02月02日
  • 蛍たちの祈り

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    ネタバレ

    「生きること」って醜くて汚くて、
    でもとても美しく尊いこと。
    町田先生はいつもそれを痛切に教えてくれる。
    ひとりひとりの人間の生き様をこんなに上手描ける作家で町田先生に勝る人はいないと思う!

    冒頭に登場する幸恵は、出産を控えた女性。しかしそんななか彼女は、子どもを身ごもらせた相手に夜逃げされそうになる。その夜逃げを止めようと必死になるあまり、彼女は相手を殴り殺してしまう。挙句の果てに遺体を捨てるときに、彼女のほぼ全財産が入ったバックも捨ててしまう。そこで彼女は数日考えた末、お腹の子どもと心中することを決意するところから、本作はスタートする。幸恵は心中場所として森の中にある蛍が綺麗に見える場所

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    2026年02月02日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    余裕がないときほど、こういう本を読むのが良い。

    小原晩さんの言葉の選び方も、価値観も、心があたたかくなった。

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    2026年02月02日
  • 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

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    村上春樹の中で1番好き。色がストーリーの中に入ってることで、小説を読んでるのに自分で物語の情景が作りやすい。本が苦手でも読み進められると思う。

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    2026年02月02日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ面白かった!
    好きなものへの情熱でここまで行動できるとは…!その行動力が素晴らしいし、これから自分も見習いたい。
    文章にもユーモアとサービス精神があって、クスリとする所が多々あった。
    なぜか途中で何回か泣きそうになってしまった。それくらい感動した!
    本当に良い本だ。ジャージャー。

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    2026年02月02日
  • 星やどりの声

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    家族の大切さや素晴らしさを感じさせてくれるような作品であると思いますが、僕は特に真歩とるりのパートに出てくるサブキャラのハヤシとユリカの存在がいい味出してるなって思います。特にハヤシみたいな素直で元気なやつを見ると、子供だなと思うと同時に、大人になるにつれて忘れていってしまっている何かを感じます。こういう真っ直ぐなやつが心を動かす。最後に終始ませた感じの真歩がメニュー本に絶対にハヤシの写真を使いたくて譲らなかった描写はまさにそれを体現していて、素敵だなって。

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    2026年02月02日
  • 乳と卵

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    ネタバレ

    私達は生きている限り、自分の体から離れることも自分の思考から逃げることもできない。緑子が体の変化を嫌がるのも、巻子が豊胸手術をしたがるのも、体という檻に閉じ込められた人間の必死の抵抗のように思えた。川上美映子さんの小説を初めて読んだけど、文体が気持ちいい。一つ一つの文が長くてすらすらと流れるように入ってくる。あっという間に読み終わった。

    緑子、ほんまのことって、ほんまのことってね、みんなほんまのことってあると思うでしょ、絶対にものごとには、ほんまのことがあるのやって、みんなそう思うでしょ、でも緑子な、ほんまのことなんてな、ないこともあるねんで、何もないこともあるねんで。(本文より引用)

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    2026年02月02日
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

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    ネタバレ

    深夜特急1とあるが、物語的には深夜特急0と言った方が正しく、旅が始まる前の序章である。

    異国をあてもなくぶらつく先の見えない旅で起こる様々なイベントが、圧倒的なディティールで描かれる臨場感に自分も異国に行ったような感覚を受ける。
    特に第三章「賽の踊り」で描かれるギャンブルへハマっていく過程は紀行文ならではのリアリティで、先が気になる展開に一息で読んでしまった。

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    2026年02月02日
  • Hマートで泣きながら

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    自宅のカウチで泣きながら、読みました。

    アメリカ人の夫を持ち、日米ミックスの子どもたちを持つ自分にとって、とても他人事とは思えない手記。この辛く尊い体験を我々にシェアしてくれてありがとう、と著者に伝えたい。

    著者のオンマのように、自分は日本の食文化を子どもたちに継承することができるだろうか? レシピだけじゃなく、「風邪のときには松の実のおかゆ」「後でお腹がふくれるとわかっていても食べてしまう寒空の下の焼き栗」のような、シチュエーションやエピソードに紐づいた食の文化を? うちの子たちは、アメリカンなごはんばかり食べているので。

    19章に、「母はわたしの守護者(チャンピオン)、わたしの記録保

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    2026年02月02日
  • セルリアンブルー 海が見える家 下

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    本当に、大好きな物語。

    誇りが持てず、仕事を続けようか迷った時 自分がやりたいことは、何か決められたことを指示されするのではなく、自分で想像したなにかを作り出すことなのではないか でも、自分にはそれができるのだろうか、と迷った時 いつも父に言われたことを思い出す。
    自分が生涯かけて本当にやりたい、ということに出会う人もいる。出会わない人もいる。大切なのは、本当にやりたいことに出会った時に、それに一途になれるか。何か、本当にやりたいことに出会うことを待つのならば、身軽にしておくこと。そこに飛び込めるように。
    逃げではなく、いい意味での軽やかさのようなもの。その言葉そのままに、やりたいことに20

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    2026年02月02日
  • 死角に消えた殺人者

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     さすが、天藤真。伏線は、はじめから書かれていた。途中は、緻密に操作状況を述べ、人間関係上の状況も報告され、推理の材料を逐一提供していた。推理のヒントとなるところも書かれていたが、少しやりすぎていると感じられ、最終的には、犯人がなんとなく分かってしまうかもしれないので、そこら辺が評価の難しいところかもしれない。しかし、よくできた物語で、それに見合う人物設定をしているように思う。物語に引き込む力は並大抵ではない。いつものユーモアミスでではないが、さすが天藤真である。

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    2026年02月02日