ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 感応グラン=ギニョル

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    感応グラン=ギニョル
    →「グラン=ギニョル」がフランス語で大衆演劇=コメディと恐怖心をあおる=残酷劇の意?
    →現実にもあることにはある、平成から令和になって激減した
    →作品がSFというのもあって、少女×グロ×エロの性癖つめ放題
    →失うように見せるのではなく、元々欠損している子が演じる
    →何かしら欠損を抱えている少女達が集まる中、心を失っている少女無花果が表れて。。
    →耽美趣味のある人には刺さる
    →短編集で、「地獄に落ちる」も「メタモルフォーシスの龍」も全部良い

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    2026年08月03日
  • 告白

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    読む手が止まらなかった。全員が全員狂っている。ひとつの事件の捉え方が登場人物によってここまで違うのかととても面白かった。面白いという言葉で済ますのもおこがましいほど衝撃的な作品だった。

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    2026年08月03日
  • 対岸の家事

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    現役ワーキングマザーです。
    そうそう、未就学児のときってこういう無理ゲーやってたなー…と懐かしく、そしてあの頃の自分の孤独な戦いを思い出しました。

    家事って、本当にやることがたくさんあるんですよね。日々、心地よく、スムーズに過ごすには欠かせないはずの仕事が山ほどあるのに、やってない人にはそれが分からない。いわゆる名もなき家事も含めるとそれはそれは大変で。
    そういえば、それも含めて夫婦で分担したくて、すべてリストアップしてみたら、そのリストを見ただけで夫の機嫌が悪くなって、話し合いすらできなかったなぁ。苦い思い出。(その後離婚してますが笑)

    専業主婦だろうと、ワーキングマザーだろうと、独身だ

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    2026年08月03日
  • 光のとこにいてね

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    タイトルに惹かれて読んだ。
    もうタイトルが素敵。何コレ。

    この作品は説明が少なくていい、主人公二人の視点で交互に物語が展開していくので状況や心情が迷子にならない。
    二人を繋ぐ特別な感情はなんだろう?と思っていたけど終章で理屈でなく、何となく理解できた気がする。気がするだけかもしれない。

    タイトルの「光のとこにいてね」は作中でも数回登場するワードだが、相手に望む内容は毎回違う。いや...?本質的には同じなのかもしれない。

    光のとこにいてね

    弱々しい儚い願いだなぁ、自分は何も出来なくて相手の幸福を想う庶幾の言葉だ。
    ラストは圧巻、情景が浮かんで鳥肌たった。

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    2026年08月03日
  • 私はなぜ靖国神社で頭を垂れるのか

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    本書の後半の章については、私なりのアプローチ案があり、
    氏の考えとは異なるところが散見されるが、究極的なことで言うなら納得はできます。 さて私が考えさせられたのは、2章と3章でした。 4世紀から5世紀のローマにおけるキリスト教の立場を「普遍性」というものを彼らなりに追求した点を思い出しました。それが偏見と傲慢さによって世俗のエリートは偏向していったのかと感じました。 少し色々と深掘りをしたくなりました。
    私は靖国に行きますので非常に共感できるところもあり、一部軍に限らず財閥などの先人への怒りもありますが、日本に住み日本のために亡くなられた英霊にはしっかりと敬意を示していきたい。

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    2026年08月03日
  • もう一度あなたと

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    ネタバレ

    一人の人間が過ちを犯すことは、小説として受け入れられる。

    ヒーローは平手打ちという許されない過ちを犯す。
    「うわっ、それはダメだ」と思う。
    しかし、それはあくまで一人の人物の欠点・失敗にとどまっているので、物語全体を壊すまでには至っていない。

    本作は、過去の過ちをどう乗り越え、関係を修復していく物語だ。後悔や怒り、未練をぶつけ合う心理描写に納得できた。

    そして個人的にも、過ちを犯しても後悔と向き合い、関係を修復しようともがく人物に惹かれる。

    だから、

    ヒーローは減点。でも作品全体は高評価。

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    2026年08月03日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    テレビドラマで観て、原作も読んでみたいな…という普通の動機で、ドラマの配役も、妻夫木聡(栗栖)、佐藤浩一(山王社長)、目黒蓮(耕一)という魅力的な
    キャスティングでしたが、原作はそれをも凌ぎ、
    本当に緻密さと大胆さが入り混じっていて、一気に読み終えました。競馬の魅力、サラブレッドの魅力、ひとのつながりの魅力…フィクションと解っていても、ぐいぐい引き込まれてゆきました。

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    2026年08月03日
  • 儚い羊たちの祝宴

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    ミステリー短編集。
    どの短編も寒気がするほど面白い。

    ・身内に不幸がありまして
    犯行の動機、伏線、構成、どれも秀逸。終わり方も見事。
    わずか40ページほどの短編ながら、強烈な印象が残りました。

    ・玉野五十鈴の誉れ
    『Story Seller』にて既読。最後の一行が神。

    他、『北の館の罪人』『山荘秘聞』『儚い羊たちの晩餐』

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    2026年08月03日
  • なんどでも生まれる

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    路頭に迷っていたチャボの桜さんを救ってくれた茂さんは、職場環境により心身を患ってしまう。苦境にあった茂さんと桜さんを助けてくれた祖父は雑貨屋を営んでいて、2人を保護してくれます。
    大好きな茂さんを守りたいチャボの桜さんの視点から語られるストーリー。茂さんの調子もお店もうまくいかなくて苦しいことも多いけど、桜さんのいじらしさや、じいちゃんの温かさにほっこりします。大好きな一冊になりました。

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    2026年08月03日
  • 皇帝の薬膳妃 白銀の奇跡と明かされる真実

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    ネタバレ

    ついに白龍の口から董胡の出生の秘密が語られる。
    そして!お前も裏切り者だったのかー!!
    帝とのすれ違いにヤキモキ。
    尊武が人間らしく、かっこよく見えてきた。
    まだまだ波乱が続きそう。
    早く帝と董胡がお互いの気持ちを伝えあえますように……。

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    2026年08月03日
  • ホケツ!

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    現在近畿で行われている高校総体。
    見に行ったわけではないし、テレビで見たわけでもないんです。
    でも人生で1番熱い日、『暑い日』じゃなくて『熱い日』、『熱すぎる1日』を過ごした高校生がたくさんいたんだろうなって思いました。
    そして高校総体までいかなくて少し前の総体予選が『人生で1番熱い日』だった高校生はもっともっと多かったのかも。

    .....とまあそんな時期ということもあり、大好きな小野寺さんの作品『ホケツ』を読ませていただきました。
    郵便屋さんでおなじみのみつば市にあるみつば高校サッカー部、ホケツの大地くんを描いたお話。
    優しさに溢れた素敵すぎる作品でした!
    小野寺さん、最高^o^
    ありがと

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    2026年08月03日
  • 新装版 七つの証言 刑事・鳴沢了外伝

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    過去にシリーズが終わった後のスピンオフ短編集を読んだ中で最も面白かった。
    鳴沢了に関わった主要メンバー視点による鳴沢了への想いが描かれていたが、時系列的にも最終作久遠の後の話ばかりで、久遠から続けて読んだ自分には余韻が残っている中での楽しい読書時間だった。
    特に鳴沢了が結婚したことも明らかになり、これまでずっと優美との間にやきもきしていた読者としてはスッキリした。
    また雪虫で29歳から始まった鳴沢了の人間的な成長には感慨深いものがあった。
    シリーズが終わってしまったことは重ね重ね残念であるが、今後読もうと思っている堂場瞬一さん作品にはたびたび登場してくるらしいので、見落とさないよう楽しみにしな

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    2026年08月03日
  • 下町サイキック

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    あらすじ
    人には見えない"気"に関するモノがみえるキリカ。感受性豊かで色んなものを過敏に受け取りすぎる年相応ではない少女がこれから生きるためのチカラになるような出来事に触れていく、そんなお話。

    感想
    ひとつひとつのエピソードに必ずと言っていいほど金言があった。私が日頃から感じている不安や恐怖、どうしようもないことに対して明確な言語化があり、それの対処法というより(というか対処法なんてない)自然に還す。人との触れ合いの中で溶かしていく。という人間が心身ともに健康に生活するための知恵みたいなものが散りばめられていて、心が救われた。
    どんな人生を歩んだらこんなお話が書けるんだろ

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    2026年08月03日
  • エピクロスの処方箋

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    どんな仕事をするにも、哲学というものは必要なのだろうと思う。なぜこの仕事をするのか。どうやって仕事に向き合っていくのか。
    この小説は、温かくその哲学を示してくれて、優しい。
    登場人物が全員好き。

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    2026年08月03日
  • 二人一組になってください

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    綺麗な1軍と, 汚い1軍。
    他責な2軍と, 自責な2軍。
    ただただ弱い3軍。

    どのカーストにも残酷さはあるし,美しさもあった。
    死んでほしくない子が残ってしまう虚しさに,この本の感情体験は詰まっていると思う。

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    2026年08月03日
  • ABC殺人事件

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    後の数々のミステリーの名作が本作の影響を受けているのがよくわかる。特にサイコミステリーにおいてその原型のような作品。約90年前にこれだけエンタメ性の高い作品を書いた事が驚き。ヘイスティングスの手記の間に他の人物の章を挟んで読者の興味を惹きつける構成が良い。

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    2026年08月03日
  • 不連続の世界

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    好きな小説なので、3回目を読み終わりました。

    タイトルにもあるように、不連続の世界なので、普通の世界とは微妙に隔絶されていて、だから現実に理解できるミステリーと、理解し難いミステリーが同時に起こるところが面白い。
    コモリオトコの言葉遊びも好きだし、聞くと死にたくなる音楽の話もいいけれど、最終章が1番ハッとさせられる。そんなハッとする瞬間があるのがこの本の魅力。

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    2026年08月03日
  • 世界地図の下書き

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    児童文学というジャンルと知った上で読んでほしいです。
    出てくるのは全部子供、解説まで読んで納得する物語でした。
    最近の作品も読んでいますが、少し味が違うきがします。

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    2026年08月03日
  • N

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    どれも短編小説として完成度が高い上に、さっき読んだ話では脇役だった人が、謎が残っていた人が、他の話では主人公になっていて、私たちは誰もが自分の人生の主役であり、同時に知っている人、知らない人と関わりながら生きているんだなあ、ということをしみじみと感じた。読む順番ということであれば、「消えない硝子の星」が最後に読んだ話だった。先に「笑わない少女の死」を読んでいたので、切なさが止まらなかった。道尾秀介さんの小説はどれも読んで良かったと思わせてくれるものばかりた。

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    2026年08月03日
  • 水滸伝 十三 白虎の章

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    味方の犠牲が増えるなか董平の気持ちに共感した。
    梁山泊が、なにか強い絆で結ばれている、と感じるのだ。それは替天行道の志だけではなかった。男と男の友情のようなものが、垣間見えてくる。

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    2026年08月03日