あらすじ
「きっと私は世界を理解したい。そのための手段が、食べものだったのだ。」実家すぎる店からいつかは訪れたい名店まで、人より貪欲に食べ、言葉を探し続けた20年。その末に見た〈食とは何か〉の(今のところの)結論がここにあり! 著者が自らに課した100本ノック=書き下ろし「ごはん100点ノート」を大収録。
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どうしたらこんな感性でこんなにいい表現ができるんだろうって。
ほんとに食に対する愛とそれを表現する言葉が素敵すぎて読み終わりたくないってなりました。
「おいしさは目的ではなく、手段なんだろう。」
料理だけでなく、ひとつひとつの食材にもおいしさから伝えたい何かがあって、いろんな人の人生が詰まった一皿、一品なんだと気づきました。
ほんとにおいしくってありがとうって思いながら、ひとつひとつの料理や食材を大切にしたいです。
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平野さんの文章には引き込まれまくっていて、ファンなんですが、改めて表現の引き出しの多さに圧倒されました。音読したくなる文章構成に、ご自身でツッコミを入れておられるところ。食日記を私も書きたいけどこんなに楽しく面白く書けないなぁと…。
食に興味がある方に推したい!
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おいしいものはいつだって人を幸せにする。けどその幸せってどこかにいっちゃうもの。その飛んでいくものをさっとつかまえて言葉にして伝えてくれる一冊。平野さんの食とその奥にいる人への愛が溢れた一冊。誰かに、何かに優しくあろうと思う
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最近平野さんが好きすぎて推し活してて、読んだやつ。食への執着が素晴らしかった。もう食べれないと思ってたものがひょんなことから食べれたり、上京してきたお客さんの話では普通に泣いた。
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世の中のたくさんの食べ物を言葉を重複する事なく
「美味しい」を表現する語彙力がある才能
でもこの食記録は平野さんは10歳からつけていて
この語彙は並々ならぬ熱意。
ありきたりな言葉じゃ自分が美味しいを思い出せないからという理由がくいしんぼさんでかわいい。
エッセイではあるけど語り口はまるでSNSのような軽やかさなのに、クドくないのは語彙力だけではなく
食べ物へのリスペスト、お店の方との会話や作り手への唯一無二の存在に感謝をしているから。
どれも食べてみたーーーい!と思うものばかり
高級レストランのような高いから美味しいものではなく
街の中華やカフェなど守備範囲は世界の食べ物
まさかのポテトチップスの食レポは9種類について語っており
どれももちろんありとあらゆる言語で熱心に語るのは見物。
特にコイケヤ神のり塩については
「元も整っているけどメイクも完璧な美容家さんに女神〜!と言いたくなる時と似ている」というレポには
わかんないけど何故かわかるし納得できる一文
たまに挟まる小休憩コーナーもフフフと微笑ましく
食べ物について想いをつのらせシュークリームはひんやりすべすべのホテルのシーツと完璧にシンクロしているからベットの上で頬張りたいと思うその心に想像力と美味しそうがなんともそそられる1冊
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食に対する愛がこれでもかと溢れまくっている1冊。今年に入ってからグルメエッセイを読む機会が増えた。この本はそのきっかけになった気がします。
都内の有名店や穴場のお店、地方の飲食店だけでなく、成城石井のポテトチップスやモスバーガーなど、誰もが一度は訪れたことのあるお店の思い出も紹介しています。気になったメニューがあれば、実際に食べに行くこともできますよ!
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作者の本を初めて読んだのですが、じっくり味わえてしっかり食べている気になって、それでいて読書の楽しみも感じさせてくれる!他のも読みたいと思いました。
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美的で、でも根底には生活に根ざした幸せがある。そこには未来への意志、冒険がある一方で、思い出を重ねるエモさみたいなものが背景にある。
筆者が言っていた「人生思い出が全て」という言葉が思い浮かぶ。興奮と幸福がありありと伝わるフランクで、でもやはり美的な文章が紡がれる。
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大好き!
食への愛が沢山伝わる、どのお店にも行きたくなる!
どんなタイミングでそのお店に出会ったのか、誰と行ったのかも含めて大切な思い出
食べたらなくなってしまうから、言葉で残しておきたい。美味しいだけで終わらせない筋トレ、わたしもする!
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食ってわたしにとって人生の大きな一部だと再認識。
美味しいものって元気にしてくれる力をもってる。
ショートケーキは(わたし的に)ケーキの中で絶大な信頼を置いている。
だって1番シンプルだけど、そのお店の自己紹介みたいなものだよね。
あ、わたくしこういうものです、みたいな。
それを背中から、目から鱗でした。
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読み終わってしまったーーー!
そしてお腹空いた。
お昼前だからなのか、それとも美味しいがたくさん溢れ出ちゃってる本を読んだからなのか。
Googleマップに印を何個付けたんだろうか。
文章読みながら平野さんの声が聞こえてくるかんじ。味な副音声を聴いているようなかんじ。
どうしよう、今日帰りにケーキ屋さん寄ろうかな。
いや、コンビニスイーツも捨て難い。
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食べ物エッセイ。
食べ物に対してこれほどこだわって、豊かな表現力をもてるってすごい。
凄すぎて全然読みきれなかったので購入予定。
何度も読み返して本に出てきた場所に行ってみたくなった!
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平野さんのラジオを聴いていて、そこからの流れで本を手にとった。本のサンブンノニ、いやハチワリくらいはラジオで話された内容かしら。知ってるエピソードがでてくる、でてくる。いや、いいんです。忘れてたことを思い出したり、彼女が言いたかったのはここだったんだと知れたり、別の解釈にとれたり、面白かったです。雑誌の連載にラジオ、そして本と、二毛作いや三毛作な作品。それぞれ味わいが違って、それもまた良き。
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最近知った平野さんのPodcastと本を集中的に取り込み中。食とお酒は人生の最優先事項。 いつまでもおいしく飲み食いできるように体制を整えなければ。
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ここに100は載せられないけど、ぼくの食体験を綴っておこうと思う。
01 お腹の中で燃え続けるカレーの炎
大阪市内のビジネス街にある焼き鳥やさんにときどきいく。でも、そこ焼き鳥を食べた事がない。頼むのはいつも週替わりのカレーだ。一期一会なそのカレーは、スープカレーのときもあればグリーンカレーの時もある。ときどき激辛カレーのときがあって、僕が初めていったときは激辛だった。調子に乗って大盛りを頼んだら本気の大盛りで、普通の二倍ルーがあった。チキン(焼き鳥屋なんだから当然!)カレーで、細かくなったグレイビーな野菜たちの歯応えと、一瞬にして辛さに支配されて口の中が火事になって半分食べたときにはもう何を食べても同じくらいに辛さでおかしくなってて、なんなら翌日の昼くらいまで、カレーが体のどこにあるかわかるくらいの辛さで、お店を出る時には、しばらく、いや1年に一度くらいでいっかなーと思うんだけど、一週間くらいでやっぱりまた行きたくなってると言う麻薬みたいなカレー。
02 お客様20名様ご来店!
別の焼き鳥チェーン店でお店に、妻と二人で入ると『20名さまご来店!』と景気良くむかえてくれる店がある。
03 郵便局員御用達のキタナシュラン
麻婆丼とラーメンと餃子で700円と言う破格の安さと物量で殴りかかってくる町中華のお店は、近くに大きめの郵便局があって、夏は水色のシャツ、冬は紺色の作業着で溢れかえっていて、この町の配達物を裏から支えている。残念ながら火事で燃えてしまってなくなった。無事なのだろうか。。
04 陶器の宇宙船と別の世界線からきたアジフライ
人気すぎて予約取るのに必死だけど、ふらっと入ってみたら意外とスキマを見てすぐ入れるお店で、土鍋で炊き込んだご飯が、注文してから50分くらいで出てくるのだ。それを何光年も待ち焦がれながら、アジフライを注文。アジフライは中が刺身になってて、どんな技でフライなのに刺身になってるのか、転生してきてもわからないくらいのウルトラCを食べつつ待ってたら、満を持して登場した土鍋ごはんは、陶器でできた小さい宇宙船みたいにぼくの机に不時着した。蓋を開けるとシャケと炊き込みご飯で、ペロリと食べてしまう。ご飯4杯分らしいけど3杯分を食べた。残りを仕方なく妻に渡した。
05 マレーシアと華僑
ひょんなことから知り合ったマレーシア人に『いつかいくよ』と言って別れた金沢旅行。そしてその帰りの電車の中で、次の長期休暇での飛行機をとって、マレーシアに行った。マレーシアでは友人の家族に温かく迎えてもらった。チェンドルというかき氷が食べたいと伝えると、オススメの店を教えてくれるどころか、店に連れていってくれて、ご馳走までしてくれた。フードコート、マラッカの老舗スイーツのお店、華僑が営むお店、とバリエーションまでつけてくれて、全部ご馳走してくれた。チェンドルがおいしかったのはもちろんだけど、心ゆくまで楽しんでほしいという思いが伝わって、帰りの飛行機でちょっと泣きそうになった。
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食にまつわるエッセイ集のようであるが、表現が的を射ているのか言わんとすることがガンガンと伝わってくる。
どれもこれも細かな言い回しで、たくさんの味を知っているんだろうなと感じた。
一言で美味しいか不味いか、好みか苦手かなんだけどそういうのは一切なくて、著者の行動まで見えてくるような表現力と描写に凄いなと思った。
ブルボンのよく知るお菓子、ルマンドやエリーゼ、アルフォートすら貴族の味わいを想像させてくれるのだから…。
ポテチの凄さも音のバリエーションで楽しませてくれる。
そんなに音に違いがあったなんて…。
そんなに種類もあったなんて…。
ショートケーキも今度食べるときは、背中から味わってみよう。
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人柄が滲み出る豊かな比喩表現にたくさんきゅんとできた
ながら食べを辞めたいと思ってるけどできないのは、これくらい誠実に食に向き合っていないからだな
昔やってたTwitterで五感を研ぎ澄ませば世界をもっと楽しめるみたいなことが書いてあったけど、本当にこの通り
飲食店を営む人生が自分から遠すぎて、考えたこともなかったけど、料理人は気候変動が自分の商売に直結してるという発想を得て、どの道も視座を高く持って社会と接続することができるし、豊かさをもたらすことができる、という社会人としての学びを得た。
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食への愛に満ち満ちたエッセイでした。
読んでいるだけで口内に涎が溜まり、お腹が空いてきます。著者の熱量の高さに、著者と同じく食いしん坊の自分としては羨ましさと共感の嵐でした。
美味しいものを食べるのはとてつもなく幸せであり、美味しいものだけが救える悲しみや苦しみがあり、人間の食への欲望は時に醜悪で罪深い。
とにかく表現力の高さが素晴らしくて。例えば、コーヒーについて著者が「全焼した家、時々、泥水…」と書いていて思わず吹き出しそうになりました。私もコーヒーが苦手なので、めちゃくちゃ分かるなぁ、と。
平野さんを好きだと思うのは、美味しさ至上主義に偏らないところ。商業施設の中にひっそりと佇む地味な喫茶店の必要性を強く訴えるところに深く共感しました。平野さん曰く「お客がほとんどいない。やる気を見せつける店員がいない。特筆すべきメニューがない。」と、一見悪口かと思える感想なのですが、そうした「がんばらなくていい」店があることで救われる魂があるんですよね。
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生まれた時からアルデンテを読んだ時にすごく平野さんが好きになり、購入。
今回は文字だけで勝負ということだったので読むのに少し時間は掛かったが、とても面白かったし、考えさせられる食体験も共有してもらった。
「忘れたくない」という想いは、私は特に旅をしている時に感じることが多いので、書き残したり、保存したりちゃんとしておこうと思えた。
読みながら「この味に触れたい、閉店してる。」「まだやってる。」などと忙しくスマホと本を行き来した体験も自分的には面白かった。
実際にお店に行って自分なりの食体験もしてきたい。ご馳走様でした。
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文章から筆者の素直さと食への愛が滲み出ていた。
食事を心から楽しんでいる筆者の食レポを読むと、まるで自分も食べたかのような満足感をおぼえることができた!
なんだか読書と食事って似てるなぁ。味そのもの、本の内容そのものも大事だけど、それを食べた/読んだときの思い出が大事なんだよなあ。
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平野紗季子さんのエッセイを読んだのは2冊目。
この本、楽しすぎる。とにかく、終始テンションが高い。食に対する熱量の高さを感じる。時々、チョットナニイッテルカワカラナイ…ってなる。それがまた良い。(褒めてる)そして、本そのものがとっても可愛い。表紙も質感も中の構成も刺さる。
チェーン店など身近なお店もたくさん出てくるから、想像も膨らむ。食に対する語彙力がものすごい。絶対に自分からは出てこない言葉がたくさん。自身の食体験がこんなに語れるのは、幼少期から食への関心が高かったということだと思う。やっぱり熱量がすごい。
別のところで、くどうれいんさんが書評を書かれていて、それもすごく好きだった。
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前に読んだ「おいしくってありがとう」が面白かったので、エッセイも読んでみた。この本も食べ物への愛がぎっちり詰まっているが、「ごはん100点ノート」の部分なんて素敵なお店や食べ物の話を二段組みで100個も詰めに詰めていたりして、一般的なエッセイより密度が濃い。愛も濃い。写真やイラストがほとんどないので、そこはなんだか惜しい!という気がする。紹介されているのは自分じゃ行けないな~と思うような高級店っぽい店もあれば、地元密着のような小さな喫茶店、チェーン店もあったりして、その情報量には唸らされるばかり。
平野さんの文章はちょっとネットっぽい文章で、ユーモアと勢いのある文章であますことなくご飯のおいしさを、美しさを、楽しさを描写し尽くしていくので読んでいるとわくわくうきうきしてくる。クッキーの箱をニ箱買って一箱はお土産にするつもりだったのに、おいしすぎて全部自分で食べちゃうくだりとかくすりと笑ってしまう。
私も食べることは好きだが、こんなに真剣に食べ物に向き合ってきただろうか!?って少し反省した。口だけじゃなくて目で、耳で、全身でご飯を楽しまなくちゃもったいない。そう思わされるエッセイだ。
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味って刹那的なものだから、同じものを食べてもその時の自分の感じで違ってくるんだよなあ。
相変わらず平野さんの熱量と語彙力、食へのリスペクトに圧倒される。もっと味わって食べようっと。
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熱い。平野紗季子さんの食への情熱が熱すぎる。向き合うというより全速力でぶつかっているようだ。そしてキラーワードの洪水。苦いコーヒーを「全焼した家」と喩えるセンス…!
「美味しそう、食べたい!」と勿論思うのだけど、それ以上に圧倒されてしまった。熱すぎる…!
食べたい物や読みたい本は山のようにあるけど、人生の中で味わえるのは、ほんのひと握り。一食一食、一冊一冊に全力で真剣に向き合いたい、味わい尽くしたい、と読みながらそう決意した。
平野さんの熱さにつられて私も燃えている。食べることは生きること。私は人生を味わい尽くすぞ。
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これは食のエッセイというよりも食のガイドブック。著作がお送りする食のガイドブックだった。出身地が同じということもあり、地元のお店も2件ほどあったので、足を運んでみようと思う。他にも東京のお店とかたくさんあったけど、それよりも地元のお店に行ってみたい。他のお店には行くことはないと思うけど、この食のガイドブックをたまに思い出して、食べたいものがわからないときはこの中からお店ではなくて食べたいもの・料理を参考にしようと思う。