あらすじ
「きっと私は世界を理解したい。そのための手段が、食べものだったのだ。」実家すぎる店からいつかは訪れたい名店まで、人より貪欲に食べ、言葉を探し続けた20年。その末に見た〈食とは何か〉の(今のところの)結論がここにあり! 著者が自らに課した100本ノック=書き下ろし「ごはん100点ノート」を大収録。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
どうしたらこんな感性でこんなにいい表現ができるんだろうって。
ほんとに食に対する愛とそれを表現する言葉が素敵すぎて読み終わりたくないってなりました。
「おいしさは目的ではなく、手段なんだろう。」
料理だけでなく、ひとつひとつの食材にもおいしさから伝えたい何かがあって、いろんな人の人生が詰まった一皿、一品なんだと気づきました。
ほんとにおいしくってありがとうって思いながら、ひとつひとつの料理や食材を大切にしたいです。
Posted by ブクログ
前に読んだ「おいしくってありがとう」が面白かったので、エッセイも読んでみた。この本も食べ物への愛がぎっちり詰まっているが、「ごはん100点ノート」の部分なんて素敵なお店や食べ物の話を二段組みで100個も詰めに詰めていたりして、一般的なエッセイより密度が濃い。愛も濃い。写真やイラストがほとんどないので、そこはなんだか惜しい!という気がする。紹介されているのは自分じゃ行けないな~と思うような高級店っぽい店もあれば、地元密着のような小さな喫茶店、チェーン店もあったりして、その情報量には唸らされるばかり。
平野さんの文章はちょっとネットっぽい文章で、ユーモアと勢いのある文章であますことなくご飯のおいしさを、美しさを、楽しさを描写し尽くしていくので読んでいるとわくわくうきうきしてくる。クッキーの箱をニ箱買って一箱はお土産にするつもりだったのに、おいしすぎて全部自分で食べちゃうくだりとかくすりと笑ってしまう。
私も食べることは好きだが、こんなに真剣に食べ物に向き合ってきただろうか!?って少し反省した。口だけじゃなくて目で、耳で、全身でご飯を楽しまなくちゃもったいない。そう思わされるエッセイだ。