あらすじ
魔法青少年担当省・通称:ディコミーでケースワーカーとして働くライナスは、マーシャス島児童保護施設を存続すべきかどうかを調べる重要任務に抜擢された。 1カ月間の視察の期限が終わりに近づくにつれて、施設長アーサーと個性豊かな子どもたちに翻弄されながらも、彼らと向き合い、理解を深めてきた。 謎の多い施設長アーサーが気になるライナスは、地下室へとつながる扉を発見し、思いもよらない【事実】を知る。 そして、児童保護施設の存在を良く思わない村人たちも不穏な動きを見せたとき、ライナスとアーサーは強い意志で立ち向かうのだった── かけがえのない絆とロマンスを描く現代ファンタジー
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Posted by ブクログ
差別と偏見は個々の気持ちで乗り越えられる。ファンタジーというクッションを挟みつつも誠実に伝えてくれる良書。大きな目標は大切だけど、ともすればどこから手を付けたらいいのか途方に暮れる。自分が、今、目の前にいる人間をちゃんと見ているか。小さなところから奇蹟が生まれる。
Posted by ブクログ
本当に、大好きな物語。
誇りが持てず、仕事を続けようか迷った時 自分がやりたいことは、何か決められたことを指示されするのではなく、自分で想像したなにかを作り出すことなのではないか でも、自分にはそれができるのだろうか、と迷った時 いつも父に言われたことを思い出す。
自分が生涯かけて本当にやりたい、ということに出会う人もいる。出会わない人もいる。大切なのは、本当にやりたいことに出会った時に、それに一途になれるか。何か、本当にやりたいことに出会うことを待つのならば、身軽にしておくこと。そこに飛び込めるように。
逃げではなく、いい意味での軽やかさのようなもの。その言葉そのままに、やりたいことに20歳で出会い、とびとみ、生涯かけてそれを楽しく、笑顔でやり続ける父。私はこの父の言葉にとても救われ、ひとつの指針にして大切にしている。
天から降ってきたような、ほんとうに予期せぬ出会いから、自分の人生を生きることが始まるのか。わたしはまだ、そんなロマンチックな理想を捨てられない。
でも希望はある。私には暖かな家があって、大切な家族、友人がいて、心から愛している物語があるから。だから、物語が大好きなのだ。私の憧れの中で、愛すべき人たちが幸せに、幸せに暮らしているから。
セルリアンブルー 海の見える家 だから私はこの本がほんとうに、本当に大好きなのです。ファンタジーは現実への強い力を持っていると、改めて信じさせてくれるから。
誰1人として、すべての子どもたちが不幸であってはならない、と強く思えるから。
現実に押しつぶされて、夢と理想を失いかけた大人が、幸せになってもいいのかと手を伸ばし、その手を強く、掴んで離さない'王子様'が出てくるから。
「まちの中でともに生きよう」
これは、あるお祭りのポスターに書かれていたキャッチコピーで、わたしが大切にしている言葉です。
社会福祉事業所と、地域のひとのためのお祭り。大好きなお祭りなのです。
離れて別々に、それぞれの場所で生きる幸せも、もちろんあるはず…でも、この社会にともに生きていて、それでも、その中で日陰に隠れて生きることを強要されている人々がいる。生まれた場所から離れて、よそもの、と言われてしまう人々がいる。
みんなで、太陽の元に踏み出す これは、現ニューヨーク市長のゾーラン・マムダニ氏のことば。
助け合って生きる ともに、生きる。
これからも、この本を大事に大事にして、ともに生きていきたい。そして、続編が読みたい泣(もう我慢できないので洋書で買う)
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ良かった…!!!
梅田の蔦屋で推されてたから気になって買った本。
めちゃくちゃ良い!と激推しやったから、期待のハードルが上がってたけど悠々超えてきた…
ひとりひとりがとても愛おしくて、世の中を温かい目で見れるようになる本でした。