【感想・ネタバレ】セルリアンブルー 海が見える家 上のレビュー

あらすじ

“普通”と異なる孤児の児童保護施設や学校を運営する魔法青少年担当省・通称:ディコミーで、ケースワーカーとして働くライナスは、猫のカリオペと静かに暮らす、きちょうめんでまじめな中年男性。 そんな彼が、最高幹部から抜擢されて重大任務を任された。マーシャス島にある児童保護施設の謎めいた施設長アーサーと、個性豊かな6人の子どものようすを1カ月間観察し、施設が存続に値するかどうかを調べるという任務だ。 危険で重要な指令に戸惑いながら、しぶしぶマーシャス島へ行ったライナス。それは、かけがえのない出会いがもたらした大きな転機のはじまりだった── ライナスの成長を描く心温まる現代ファンタジー。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

主人公が中年の40歳という、ファンタジーではあまりないことだが、だからこその面白さが全面に出た作品。仕事に勤しむ大人にこそ手に取って欲しい1冊。

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2023年01月31日

Posted by ブクログ

メタボで生真面目さだけが取り柄のような「大きな組織の歯車」ケースワーカーが、歯車としての職務に忠実であることを誇りに、異色の保護施設へ向かう。そこで待つのは己の価値観を揺さぶる出会い。世界が一変する一瞬を夢見る大人のためのファンタジー。

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2023年01月09日

Posted by ブクログ

ライナスが仕事で調査に訪れたマーシャス児童保護施設。
そこでは彼が今まで目にしたことのない子どもたちがいて、驚きの連続だった。

ケースワーカーとして子どもたちと一定の距離を保とうとしていたライナスだが、徐々に子どもたちと打ち解け彼が変わっていく様子が良い。

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2023年07月09日

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