小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ主人公は「成道」という男子学生で、看護大学の5人の男子学生にフォーカスを置いて書いてありました。
看護学部はA,Bクラスに分かれて、主人公はBクラスで女子学生35人、男子学生が5人という内訳です。
内容の構成が素晴らしかったです。まず各男子学生がなぜ看護師を目指してこの大学に入ってきたのかが書かれておりました。それと同時に現在の日本の看護体制の問題点がなんとなく読者にわかるように書いてありました。看護師が就職して一年目で看護師を辞めてしまう現状や、男性看護師が少ないという実情が書いてありました。
各男子学生の看護師を目指す理由を読んで、読む前に自分が思っていた以上に衝撃が大きかったです。 -
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推し活も宗教もアクティビズも。
推しができた人、推しを失った人、推しを運営する側の人の三人が絡み合いそうで絡まない話。人はどういうときに推しにハマり、失うとどうなるのか?同じ推しの話でも『推し、燃ゆ』が個と推しとの関係の話なのに対し、こっちは社会全体の話だ。
「メガチャーチ」とは、週末の礼拝への出席者が2,000人を超える超巨大プロテスタント教会のこと。礼拝と言っても『牧師様のありがたい説教を厳かに聞く』というような多くの人にとって退屈と感じるイベントではなく、もっとエンターテイメント性あふれたイベントを行っている。
例えば、プロの奏者によるオーケストラ演奏であったり、ロックバンドのライブだったり。巨大なコンサートホールで -
Posted by ブクログ
嗚呼これはすごい。開高好きを自称していながらなぜこの本に巡り合わなかったのだろうか?おそらくタイトルがあまりにも 直裁すぎて 文学少年を気取っていた自分では手を出しづらい状態だったのかと思う。 後悔はこうして 何十年後にやってきた。輝ける闇の前に 本作を読んでおくべきだった。 いろいろなエッセイを楽しむ前に本作を読んでおくべきだった。物語にせよルポルタージュにせよエッセイにせよ 開高健のすべてが 本作に詰まっている。言い過ぎではない。
ほかの小説やエッセイを読んでいる場合ではない。すぐに読み直さなくては。未読のものは実はまだまだあるぞ。 -
Posted by ブクログ
すごいものを読んだ!という感想。言葉よりも映像というタイプの人らしいですが、いえいえ…これだけ日本語で表現する力をお持ちなのに何をおっしゃるという感じ。
映画がいろいろ登場します。タルコフスキーなど芸術系な映画。そうね確かに文章が映像的というか感覚的というか、過去と未来、現実と夢?想像?の世界を行ったり来たり。
今まで読んだことのないタイプの作品で、本当に新鮮だった。ルーマニアの風習(ワインづくりやハーブの話)も興味深かった。
↓この文章にはハッとした。障害をもって生まれてきたすべての人の気持ちを代弁していると思った。イリナさんはチェルノブイリからほど近い森で育ち、放射能で汚染された水を飲み