小説・文芸の高評価レビュー
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読み終わってしまうのが寂しいと感じるくらい、気づけばこの家族が大好きになってしまっていた。周りと違うことを悲観せずに、それぞれの親の不恰好な愛情を、愛情だとちゃんと汲み取って、今ある目の前の生活に感謝できる優子ちゃんの素直さが本当に格好良かった。ある意味ファンタジーだけど、家族の在り方や生き方について考えさせられる。最後の章で、優子ちゃんがそれぞれの親から受け継いだものをしっかり持ってて、血の繋がりとか過ごした時間の長さとか、そういうものを超えて、やっぱり家族だったんだなと思えて、胸がいっぱいになった。
親になると明日が二つになるという表現、大好きだな。また読み返すだろうな。
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ネタバレなんというか、すごい。とにかくすごい。読み終わって最初の感想は、「こんなこと一般流通書籍でやっていいんだ!!」だった。(やっていい。)
メタ的な視点で言うと、「自由研究には向かない殺人」から始まるシリーズと「夜明けまでに誰かが」には物凄い濃度の「クソ男は更生しない!!!!!!!!死ね!!!!!!!!!!!!」という作者の怒りを感じていて、それも全く悪くないんだけど、さすがに同じ味がするな〜と思ってた。でも今回の小説にはそれをさほど感じなくて、どちらかというと「一つの側面からしか物事が見えなくなった人間の愚かさ」が強く描かれていたのかなという感じがして、とても読みやすかった。やっぱりホリー・ジ -
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以前、途中まで読み進めたまま止まっていた『運転者』を、改めて最後まで読み終えました。
「努力は報われる」という作品のテーマのひとつを、登場人物たちの人生を通して描いた作品でした。
人間社会で生きている以上、誰かと自分を比べたり、辛いことが重なったりして、後ろ向きな気持ちになってしまうことは多々あります。
それでも機嫌よく過ごし、人のために行動する。そうして積み重ねてきた「運」が、いつか巡り巡って自分や大切な人のもとへ返ってくることがある。
そう考えると、日々の出来事に対する捉え方が少し変わり、自然と気持ちが軽くなったように感じました。
喜多川先生の作品は、人の弱い部分にそっと寄り添い、 -
購入済み
新章ということで新キャラも複数登場でさらに今後どうなるのか気になるとこも多々ありますが、今回の2人の感じ、今までの中でも一番好きかも^ ^夫婦って感じがイイです♪
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すごく面白かった!今年一番の良書。
「動物は言葉を持たない」という人間の思い込みや常識をひっくり返し、「動物には言葉がある」という発見から世界中の専門家やジャーナルに賞賛され、「動物言語学」という学問を設立するまでに至った著者の壮大な冒険譚となっている。
シジュウカラという日本のどこにでも生息する身近な小鳥を対象に、シジュウカラの鳴き声には意味があるのでは?という疑問から、シジュウカラには「言葉がある」、「文章を作ることができる」、「文法がある」といった驚きの事実を、著者のユーモアあふれる楽しい文章と、徹底的に考え抜かれた仮説とこだわりの実証実験の数々はとても興味を惹かれ、一気読みできる。 -
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菖蒲の強さと、自分の意思を貫いているような生き方に圧倒されて楽しかったー!
圧倒されながらも、やっぱり弱い部分も最後にはちらりと見えて、人間味がすごくて、小説を読んでいるというよりもエッセイを読んでいる感覚に近く感じた
中国に対するふわっとした印象しかなかったものが、この一冊を通して「やっぱりそうなんだ」と思う部分と、「そんな文化もあるんだ」という部分、どちらも読み取れて、行っていないのに少し中国を知れた気にもなった
菖蒲の一言一言が強烈なんだけど、分かりやすくてはっきりしていて、印象に残る言葉ばかりだった。特に印象に残ったのは、
⭐︎「良きにつけ悪しきにつけ、結論がもうほぼ出てるの -
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読書好きならば一度は読んでほしい。ファンタジーが苦手な人でも読めるのではと思う。
世界観、文章、キャラクター、どれもが素敵で、本好きならば一度は読んで欲しい物語。
高校一年生の私が出会い、今まで知らなかったことが悔やまれるほどに深く心に刺さった。
貴族の娘であるユリアが家を出て、貴族として育ったなら不便と感じるであろう生活に自由を感じ、初めての友ができ、初めての恋をする、壮大な世界観の中で一人の少女の成長がとても美しく書かれており、とても素敵だと感じた。
途中まではゆったりとしており、エルウィンとマルティン、そして広大な森だけの世界だったのが、どんどんとテンポが上がり、今までいがいの場所が開 -
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主人公が変わることに苦手意識を感じている人にこそ読んで欲しい。
1巻で一つの物語が完結し、同じ世界で違う主人公目線で書かれる2巻以降、という形が苦手な私でも、苦がなく楽しんで読むことができた。
一巻と同じで貴族の子供が主人公だったけれども、一巻とは違い貴族として生きることを捨てなければいけない、そしてほとんど未練がなくレーエンデに馴染んでいったという違いがあったおかげで一巻との差がはっきりとしていた。
一巻の主人公と同じで、武器をとって戦うことはできないけれど芯を持って強い生き様が素晴らしいと感じた。
一巻と違う物語が同じ世界で始まるからこそ、一巻と比べてしまうけれど、優劣をつけることができ -
Posted by ブクログ
読んでいる間何か不思議と自由な気持ちでいられた。人から見れば無意味に思えるようなことでも、自分にとって意味があるということはそれは何よりも価値があるのだと思った。筆者の好奇心は、誰かの価値観を通過せず自分で選んだものだっていうのがよくわかった。なんでもどこに食べに行くにも食べログを頼って、映画を見るにもレビューの星の数を判断基準にしている自分って窮屈になっていたなと思った。筆者は、言ってみればローカルな狭い世界をずんずん歩いていくのだけど、その視野はとても広いと思った。地下街や山の茶屋やパチンコ屋の飲食店などいわれてみれば興味深いけど思わぬところに興味を持ったり、中華料理屋全メニューを制覇した
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