あらすじ
『元気ですか? 浮上したら漁火がきれいだったので送ります』彼からの2ヶ月ぶりのメールはそれだけだった。聡子が出会った冬原は潜水艦乗り。いつ出かけてしまうか、いつ帰ってくるのかわからない。そんなクジラの彼とのレンアイには、いつも7つの海が横たわる……。表題作はじめ、『空の中』『海の底』の番外偏も収録した、男前でかわいい彼女たちの6つの恋。有川浩がおくる制服恋愛小説!
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Posted by ブクログ
読みやすくて面白かったです!
自衛隊の方々にまつわる恋愛短編集であり、どこから読んでも理解しやすいようになっていますがよりもっとこの短編集の面白さを深めるのならば
3部作が読みたくなりました。
個人的には、「ファイターパイロットの君」が
何度か読み返すほど好きです。
Posted by ブクログ
中学生の頃、スピンオフとは知らず初めて読んだ有川浩作品。それでも、この本から有川浩にはまった。
クジラの彼、海の底を思い返して切なかった〜!
海の底と空の中、ラブコメ今昔も読み返さなきゃ!
Posted by ブクログ
「空の中」「海の底」の番外編が載っているということで手に取りました。
好きな作品のアフターストーリーは子供や孫を見るような気持ちで読めるので幸せな気持ちになれます。
人が人を愛することがテーマだった作品のような気もします。
有川浩を読み続けて幸せです。
Posted by ブクログ
読み終わりました。
6つの短編でできている本でました。
どれも素敵な話でした。
自衛官という職業柄、恋愛、結婚、出産に悩むことがあるんだなと思いました。
いろんな障壁を乗り越えて、恋愛をしたり、家族になったみなさんが、ずーっと辛い思いをしないといいなと思います。
Posted by ブクログ
ベタなラブコメ好きで何が悪いいい!!!
最高でした、こういうんが好きです。
そして自衛官っていう特殊な設定が余計に臨場感ある物語にしてくれてました…個人的にはクジラの彼の冬原さんと聡子さんが好みでした…
待つってすごい愛情だよな…待てるって強いよな…
Posted by ブクログ
恋愛ものとしてちゃんと読めて楽しめますが、過去作のキャラクターが登場するなど、今までのシリーズを追っていると更に楽しめて読んでいて様々なキャラクターに再び出会えて嬉しかったです。
Posted by ブクログ
自衛隊のお話。自分の人生には程遠い人たちかと思ったけれど、当たり前だけど同じように悩んで同じように恋をするのかと思うと身近に感じた。さすが、ラブコメの王者が描く小説!
Posted by ブクログ
「空の中」や「海の底」の登場人物達の番外編が楽しかったです。
どの話もニヤニヤが止まらない(笑)
解説を読んで、続編にあたるらしい「ラブコメ今昔」も読んでみたくなりました。
Posted by ブクログ
どの話もすごく好き!
有川さんがあとがきで言っていた、『ベタ甘ラブロマ』という表現通り、読んでいてニヤニヤしてしまう短編たち!
『海の底』を読んで冬原や夏木などのキャラを好きになっている分、『ラブコメ今昔』よりも私はキュンキュンしました!
あと『ロールアウト』の高科の堅物なところや、『国防レンアイ』のラストなんかもすごく好き!みんな愛おしい…
冬原くんと夏木の恋愛番外編が嬉しすぎる!!
クジラ🐳ってステキな表現。
夏木さんのヘタレ具合も可愛くて仕方ないし、
でもその底抜けの優しさに最後はやられちゃいました。
Posted by 読むコレ
自衛隊ラブコメシリーズ(短編集)
*クジラの彼
【海の底】の冬原は飄々としているが。
*ロールアウト
艦にトイレを作る
* 国防レンアイ
*有能な彼女
【海の底】の夏樹と望の○年後
* 脱柵エレジー
夜の駐屯時での会話
*ファイターパイロットの君
【空の海】のスッピンオフ。たかみとみきの○年後
Posted by ブクログ
自衛隊の恋愛小説6本立てです。
恋愛小説が好きな方なら楽しめると思う。
出てくるキャラがバリエーションに富んでいるので、誰しも「この話は好き」というものが見つかるのではないか。
個人的には「クジラの彼」と「ファイターパイロットの君」が好きでした。
有川さんは、色々なタイプのキャラを書き分けして小説として形にできるのが凄いと思う。嫌いなキャラも勿論いたが、そう思わせるほどリアルなディティールで人物を描けるのは尊敬する。
Posted by ブクログ
『ラブコメ今昔』と同様に、自衛隊の恋愛短編集。
どの話も女性がカッコいい!
もちろん糖度もバッチリ、しっかり甘い。
『海の底』のスピンオフにはじまり、『空の中』のスピンオフに終わる構成は、有川浩さんファンにはぐっとくる。
『ラブコメ今昔』と『クジラの彼』、久しぶりに読んだ有川浩さんは、やっぱり有川浩さんだった。
Posted by ブクログ
6人のやや甘めの恋愛小説。
自衛隊が主人公であり、彼らに繰り広げられる自衛隊故に会えない期間の葛藤が細かく描かれていた。
個人的には、くじらの彼と国防レンアイが好き。
潜水艦勤務中は通信が遮断されるため、長期勤務であればあるほど外との連絡は出来ない。愛する人同士の信頼があってこそ、愛の強さが感じられる。
Posted by ブクログ
自衛隊と甘い恋愛が描かれてる短編小説です。
おっさんにはちょっと甘すぎで、「空飛ぶ広報室」くらいがちょうど良かった。
ただ、クジラの彼は長編で続きを読んでみたいです。
Posted by ブクログ
自衛隊ラブコメシリーズ。恋愛当事者の片方または両方が自衛隊員、という6つの短編から成る。
割とベタ甘な感じだけど、自衛隊ならではの制約や心持ちなどもあり、臨場感があって面白かった。
「クジラの彼」と「有能な彼女」は『海の底』の前日譚と後日譚、「ファイターパイロットの君」は『空の中』の後日譚とのこと。空の中は未読なので読んでみたい。
Posted by ブクログ
読み始めた時は、自分の日常とはかけ離れた自衛隊の内部の話だったのでいまいち風景や人物の外見が想像できなく話に入り込めなかったのですが、読み進めていくうちに自衛隊という特殊な状況下での恋愛話として興味を持って楽しむことができました。
Posted by ブクログ
女友達から女子的にキュンキュンする恋愛小説だとおすすめされて読みました。
物理的精神的遠距離ラブロマンスという感じです。
お互いの想いが伝わりきらず困難に直面しますが、最終的には結ばれる、そんなお話しです。
来年から新社会人として全国転勤を控える自分にとって、相手への対応、別れる別れないの要因を考えさせられる作品でした。
正直、私はキュンキュンというよりも、ただただ良い恋愛と良いセリフがある、みたいな感覚で読んでいました。(男で感情の起伏も大きくないというのが大きな原因かと思います。)
自分の境遇に落とし込めるという点で、これから何度も読み返す作品になると思います。
有川浩はこの作品に関わらず読みやすいのでぜひ。
Posted by ブクログ
☆ファイターパイロットの君
久しぶりに光稀と高巳に会えて
たまらなくうれしい気持ちと
高巳の恋愛観に涙がでました〜
もう一度『空の中』を読みたくなります!
Posted by ブクログ
有川さんの過去作『海の底』『空の中』のカップルたちのその後を垣間見られる短編集。
光稀さんが大切な娘に「茜」の名を贈った気持ちを考えると、胸がぎゅっとなります。
何度も読み返し、1度手放してはまた購入して、を繰り返しました。
有川さんの作品は、いつも勢いがあって読みやすいですね。
Posted by ブクログ
ラブコメ今昔を先に読んでしまったのだが、短編なので何の違和感もなく楽しめた。自衛隊ラブコメシリーズは恋愛物だけど、根底に命をはった自衛官の仕事があるので、何だか切なくて涙が出そうになる。恋愛は普通と同じでも状況が普通と少し違う。私の場合、ただ単に恋愛的な要素が自分と遠い世界に逝ってしまってるので、余計に切ないのかもしれない説
Posted by ブクログ
有川浩氏3冊目。
作者さまいはくあとがきに。
「いい年した大人ながベタ甘ラブロマ好きで何が悪い!」とのこと。笑
本作は、自衛隊の隊員、自衛隊関係者のラブストーリーが6つおさめられている。
自衛隊員の恋愛はもちろん、生活スタイルなどをふだん知る機会がない分、自衛隊の特殊さに驚かされた。
連絡がつかずに数ヶ月はなかなかな距離。
出会いが少ない分、付き合っても続かないことが多い分、大事なことに気づけるのかもしれないなと思うけれど、待つことや耐えることはなかなかシビアで辛そう。
個人的には「クジラの彼」が好みでした。
試す恋愛ではなく、本気でぶつかりあえる恋愛をしたいものだなと。
この作品の本編?らしい「海の底」「空の中」も読んでみたいです。
悪くない
悪くないけど、もう少し具体性が欲しい点もある。具体性があると、なぜそうなるかにもっと納得できるのだが。流れとしては十分書いてあるが、二人の甘いやり取り(これは内容の性質上難しいとは思うが)や、波乱の詳細がさらに書かれていたら、もっと楽しめたし、説得力があったと思う。
くじらの彼
くじらの彼は誰か?って事で。自衛隊三部作のサイドストーリーですね。三部作読んだら読まないとね。図書館戦争の小牧さんとクジラの彼は私の中でカブるんですが。そんな訳で声はあの人です(笑)
Posted by ブクログ
後輩に薦められて読んでみた。
20代から30代の独身の方なら、このストーリーにどっぷり浸れると思う。
自衛隊という、ちょっと特殊な環境下で、すれ違う男女の思考展開が、とても伝わってきてのめり込んでしまうだろ。
ただ40歳を過ぎ、人生の折り返しに来た僕にとっては、わかるーと思う反面、そんな時代もあったなぁってちょっと冷静になってしまうところもあったので、評価はちょっと辛口に。(ごめんなさい。)
Posted by ブクログ
大好きな有川浩作品なのに評価が低めなのは私が今有川浩のベタ甘要素を欲していないからであって、作品が悪いわけでは決してありません。すみません。夏木大和と森生望の後日譚が読めて嬉しかったです。
個人的にハードな「仮定」の世界観を徹底的なディティールで積み上げる有川作品めちゃくちゃ大好きです。
にしても、自衛隊に詳しすぎる。旦那さんは自衛官なのかと勘繰るくらい。脱柵とか初めて聞きました。それも今回のクジラの彼は有川浩個人のツテで聞いた話ばかりだそうで、そんな国防寄りの友だちが多い有川浩の素性が気になります。
あと、有川浩作品の登場人物は皆IQが高すぎる!それで通じるん?って冗談とか、皮肉とかを全員が全員受け止めてテンポ良くやり取りしてるところがおもしろい。し、読んでいて気持ちがいい。そんな器用な会話できない笑(けど、そのくらい波長の合う人に会ってみたいという気持ちもある)
Posted by ブクログ
自衛隊シリーズの番外編
海、空、塩の彼らがキュンキュンさせてくれた。
ちょっと夏だけ「こんな夏見たくないわぁ」と思わせる。その逆で冬のエピソードは萌え(笑)
いや、どの話もベタ甘で普段あまり読まないジャンルだけど、たまにはいい。