【感想・ネタバレ】竜の医師団2のレビュー

あらすじ

筆記試験は零点ながら、竜との対峙でめでたく入団を勝ち取ったリョウ。だが、初等教育も受けていなかったため小等学舎から学び直す羽目に。一方レオニートは驚異的な記憶力と豊富な知識で楽々入団を果たすが、血を見るのが苦手で医者としては前途多難。そんな彼らを引き受けたのは、破天荒な言動で周囲の度肝を抜く竜血管内科長ニーナだった。リョウは熱を観ることができるというヤポネ人の視力を武器に、レオと共に数々の症例に挑む。だがカランバスのディドウス、世界最年長にして最大の竜に最期の時が迫っていた。生と死と医療のあり方を見つめる、異世界本格医療ファンタジイ。/【目次】プロローグ/カルテ4 死の舞踏と、竜の愛/カルテ5 咽喉(のど)の痛みと、竜の暴走 ~診断編~/カルテ6 咽喉の痛みと、竜の暴走 ~治療編~/エピローグ 盲(めし)いし者と、竜の加護/あとがき

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

より世界観が深まってきた〜!!
そしてテンポ感がよく、サクサク読める!
どんどんお爺さん竜が好きになってる…
病気と医療と死について改めて考えるきっかけにもなったかな

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2025年11月06日

Posted by ブクログ

1巻の中盤からキャラの役割がわかり、2巻に突入してからは面白すぎて一気読み。
ニーナと看護主任推し確定。
ディドウスも愛おしい。
尊厳死について考えさせられる本作だったがリョウの人柄とツッコミにホッコリANDニヤリ。
続きが楽しみ!

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2025年10月06日

Posted by ブクログ

すばらしい!1作目も良かったが、この2作目!!ぐぐぐと世界にハマり込み浸かっていく感じ。あっという間。読み切るのがもったいくらい。過去の行い、因縁。そして未来へのけじめ。そしてリョウと竜の新しき繋がり。すばらしい!!!

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2025年07月24日

Posted by ブクログ

2巻も凄く良かった!面白い!
レオニートの生家の生業とかも伺える
レオの過去の一族の過ちと言われるものにより、生きた竜の治療を行えない一族なんて…
リョウの考えがとても良いな
人間同士で言い合ってはいるけれど、実際に竜は、ディドウスはどう思っているのだろうかと
安楽死とはっていう悩ましい問題も出てくる今巻は、なかなかに難しい問題だ
昔々のことだから、ディドウスの娘であるドーチェはどう思っていたのかは誰にも分からない
もしかしたら死を望んでいなかったかもしれないけれど、きっとその時代の竜に関わる者たちは1番に、苦しまないで と願っていたのではないだろうか

さらに、老竜のディドウスの急変!
原因不明に苦しむ竜
CTやMRIの技術があるのも興味をかき立てられる
そしてリョウの目を酷使してディドウスを観察し……原因が判明
各医療班の手術シーンを想像するのがとても楽しい
巨大な身体をどんな機械や技術で手術するのだろう
アニメーションで見てみたいなって思ってしまう
血管に入るって…ディドウスがどれぐらい巨大なのか想像できない笑
ディドウス……ダメなのか…!?って思ったけれど、おじいちゃんなりに頑張っているんだなぁ
リョウも目を失ってどうなる事かと思ったけれど、黒から金に瞳の色が変わるなんて!
凄く綺麗な瞳なんだろうなぁ
そして新たな竜の来訪の予感があり、次巻も楽しみすぎる

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2025年06月08日

Posted by ブクログ

竜の医療に命をかける人々と、人を愛する優しい竜の物語。ファンタジーが苦手な私でも一気に読めた、好きなシリーズ。竜なんだけど、病気を誤魔化そうとして主治医に怒られたりとなんだか人間と同じような姿を見せる老竜ディドウスの姿がなんだか可愛らしい。ファンタジーだけど安楽死の議論など医療の倫理観について深く考えさせられる場面も。これからの展開が楽しみ

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2025年05月15日

Posted by ブクログ

面白かった!
1巻は、世界観を把握済みの2周目の方が面白くて、2巻はさらに面白かった
テーマも良かった
これは間違いなく、何度も読み返したくなるシリーズになる
元々好きだった竜も、もっともっと好きになる
3巻が楽しみ〜!

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2025年02月19日

Posted by ブクログ

#竜の医師団 下

あー面白かった。
老竜ディドウスの急変から展開は怒涛の盛り上がり。山脈並みの大きさの竜に、その被害を避けるため街ごと運ぶ超大型蒸気機関車や、竜頭の骨をそのまま活用した飛空艇、竜の治療用重機の数々。誰か映像化してくれないかなー。

庵野ゆきさんは、医師とフォトグラファー、女性2人ユニットのペンネームだそう。安楽死や再生医療など重要なテーマも扱い、竜と人間の絆に胸がいっぱいになる、読み応え十分の一冊だったよ。

#読書好きな人と繋がりたい
#医療ファンタジー
#映像化希望

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2025年01月21日

Posted by ブクログ

2巻めっちゃ面白かった!

直向きで前向きで、諦めない、やり尽くす、そンなヒーローものを読んでいるような気持ちになれました。

医療と正義、正解のない世界に落とし所を見つけて進めて行くストーリーが心地よかった。

2024.11.18
188

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2024年11月19日

Posted by ブクログ

面白かったです。
1に続きハラハラ、ドキドキと引き込まれました。
医療に関する事かかなり詳細に書かれていて、医療に携わる人は結構ハマるかな。
読み終わり、あとがきを読んでみたら、納得です。
作家さんはお二人で書かれていて、おひとりは医師のかた。
ファンタジーと医療ドラマの絡み、深い問題の人種差別と読み応えあり。

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2024年09月14日

Posted by ブクログ

竜を診察する医師を養成するための医学校へ入学した少年の奮闘記シリーズ第2弾。
前作からの伏線回収が目まぐるしい。
前作の症例に比べてはるかに重い病気・トピックスを扱っており、盛り上がり方はまるで「最終回までもうすぐ!」という様相だが、末永く続いてほしいところ。

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2024年06月14日

Posted by ブクログ

第1巻で謎に包まれていた主人公の過去や、なぜ主人公たち「ヤポネ人」が虐げられていたのか、という事情も明かされます。

何を考えているか分からない他者(人間であれ、竜であれ)の反応を想像して怯え、お互いに疑心暗鬼の中で鬱屈した思いを抱えて過去の歴史から目を背けている姿は、ファンタジー作品ではあるものの、現実の私たちの過ごし方への痛烈な皮肉にもなっているように思います。そこにきて、まっすぐな主人公の姿に勇気づけられます。
p.128の「とてつもなく愚かな決断をしている。その自覚はあったが、同時に知っていた。決断しない方が、はるかに愚かだと。その愚かしさに、四百年を無駄にしたのだと。」という部分、よく「やらないで後悔するよりも、やってから後悔したほうが良い」といわれますが、物語の中で説得力のある形で示していると思います。

また「医療ファンタジー」というジャンルで、「竜」の治療をするという設定ではありますが、竜の診察・治療という描写を通して、現実世界で病と対峙する医者と患者の関係性、医療倫理問題などについても考えさせるエピソードが多かったことも好印象です。

このまま完結してしまうのかな、と少し寂しい気もしますが、続編を読みたいという気持ちと、今巻のラストシーンの余韻を楽しみたいという気持ちで大きく揺れます。

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2024年06月04日

Posted by ブクログ

ヤポネが差別される理由、真珠の民の真実、ニーナの秘密などなど、今までの謎が全部丸っと回収。
そして医療シーンに全く変な箇所がないのが素晴らしい。餅は餅屋か。
壮絶な話もあるが、爽やかに終わる。
完璧。

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2024年04月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1巻は割とライトにディドウスの病状を診ると言う感じだったけど、今回はもっとヘビーに生と死の価値観を問う内容だった。
これは竜の診察に限らず人にも共通するところがあったので、読んでいてとても考えてしまった。
人間は抗う生き物と言う例えは確かになと思った。
死に向かって生きている中で、医療と言う行為で死に抗う。結果的に完全に治るかも分からない中で、悩みながらも誰もが最善だと思う選択をして行く。
本人の意識があるならばまだしも、ない場合の選択はとても難しい…
さらに竜だと価値観や近くに住む人々の思惑も混ざってくるからより大変。
ここで終わってしまうのが勿体ないと思うくらいまだまだ広がる余地や他の竜、他の国の話とか読みたかったなー。

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2024年06月05日

購入済み

竜好きにおすすめ

竜がでてくるファンタジー好きにおすすめ。
2巻の最終章を読んで1巻の冒頭に出てくる伝承の意味がわかる。

#感動する #ドキドキハラハラ #カッコいい

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2024年03月24日

Posted by ブクログ

シリーズ1冊目が面白かったので2冊目も、と思って読んでみたが、大満足!

竜を医療対象とするファンタジーでありながら、安楽死という大きなテーマを絡めていて、読み応えがあった。

この1冊を通して、竜のディドウスに愛着が湧ちゃったな〜

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2025年09月27日

Posted by ブクログ

1巻の終わりが、レオ退学?
って心配したが、へっ?これまたあっさりと。

あとがきに書いてあったが、医学専門知識バリバリで書くと重くなりすぎるので、できるだけ明るく、笑いをと心がけているようで、でも軽すぎず、いい感じでバランスが取れている素晴らしい物語です。

そしてまた、2巻ラストに「ええっ!」
使いすぎだし、痛くなっているし、やっぱそうなるよね。
どうすんだ、リョウ・リュウ・ジ!!

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2025年07月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

相変わらず非常にスピード感があり、一気に読めた。
一言も喋らない竜がだんだん愛らしく思える不思議。
1巻もそうだったが、ストーリーに当然組み込まれていると思われていた根底の要素をひとつひっくり返して次巻へ、という引き方がうまい。一方で、アクション要素の入った描写は少々分かりづらく、情景や登場人物たちの位置関係がいまいち想像しづらい部分は難点。

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2025年04月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作がとても面白く、またこの世界観に浸りたくなり購入。
虐げられていたヤポネ人の主人公が卑屈になることなく、竜や人のことを思って活躍する姿が素敵です。
カルテ6は臨場感満載でドキドキの連続でした。
やっぱり面白い!!
主人公を取り巻くキャラクターも魅力的で大好きです。
著者一人、アンノさんは医師ということなので、あくまでファンタジーでありつつ、人間と同様の病名や薬剤、治療法などがでてくるのも面白いです。
続編も出ているようなので購入して読みたいと思います。

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2025年03月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1巻よりも読み易く感じられました。キャラクターやその背景が1巻で分かっているからだと思います。
だからレオニートの家の事情とかリョウ・リュウ・ジがどんな役割を持っているかとか、ああそうか、という感じで素直に受け入れられました。リョウたちのチームワークも良くなってきましたし、まだまだこの話を読んでいたい気がします。
この巻できれいにまとまったのですが、続きありますかねぇ?

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2024年11月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった!レオニートがどうなるんだろうってところから始まり、えっ、ディドウスがっ!?ってなり、ハラハラドキドキの一気読み。そしてさらに最後にまたまた新展開。4月は続編が出なさそうなので、期待して大人しく待つことにする。

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2024年09月19日

Posted by ブクログ

面白かった
もっと固い話かと思っていたが、キャラも立っているし、竜の擬人化?竜はまんま竜なんだけど、よく思いつくもんですね

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2024年08月31日

Posted by ブクログ

シリーズ第2弾。

320ページ×2でこんなにも壮大で、登場人物も個性的、複線も回収されるとは。
リョウとレオもまだ研究生。医師としての今後の成長も読みたい。

看護主任の夫であり、リリの父親がどんな人物なのか気になる。

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2024年08月30日

Posted by ブクログ

物語に深みが出てきて、今後が楽しみ。
相変わらずレオや主任、先生方の熱量がすごくて、主人公の影が薄いのが少し残念。
あとがきでも言及されている例の医療行為、日本でももっと議論が深まれば良いのだけど。

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2024年08月23日

Posted by ブクログ

1より、断然面白かったです!多少、読みにくさはあるものの、1で謎というか、語られなかった部分が明るみに出てきたのも、興味深く読みました。

登場人物も個性があって格好よかったです。仕事ぶりとか、言葉の選び方とか、それぞれの生き方を象徴していて、面白かったです。そして、主人公のリョウも、応援したくなる感じがよかったです。そして、何と言っても、ディドウスが!愛すべきお爺ちゃん竜が、いいです!

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2024年08月03日

Posted by ブクログ

プロローグ/死の舞踏と、竜の愛/
咽喉の痛みと、竜の暴走~診断編~/
咽喉の痛みと、竜の暴走~治療編~/
エピローグ 盲いし者と、竜の加護/あとがき

生きることと死ぬことを考えた。
何かが失われてなる認知症なら、それを復活させることができれば或いは……とも考えた。

この物語はまだ続くよね?と期待している自分がいる。

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2024年07月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ディドウスは愛すべきおじいちゃんだなあ。年寄りなせいで意固地になったりもするけれど、人の様子を伺ってたり、踏まないように気をつけてくれたり、なかなか面白い。
しかし二巻は種族の関係でのゴッタゴタとか、大きな手術とか大変だった。最後がリョウのアレでちょっとびっくりしてしまった。確かに兆候はあったけども、マジかー。
春になって新しい竜もやってきて、続きがちょっと楽しみ。
あとはリョウが院長先生にどんな手紙を書いたのか、届いたときの様子も知りたいなあ。そういうのも、そのうちやって欲しい。
固有名詞をまだしっかり把握できてなくてな。全体的には面白いが、読む自分の中でしっかり馴染んでないのが惜しい。

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2024年07月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

現代医学を竜に当てはめて治療していくところが面目躍如というところかな。最後の失明から再生医療へと繋げてリョウもどうなることかと思ったけれどほっとした。
400年もの間、秘密とされていた事が、竜ディドウスに真実を告げることであっけなく解決するのには唖然としたが、案外物事は隠さないほうが上手くいくようだ
リョウ、レオ、リリの友情、ニーナ師の傍若無人ぶりなども楽しい。

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2024年06月29日

Posted by ブクログ

第2巻。心臓カテーテル治療がテーマ。
ファンタジーの中にリアリティもあって、本当に面白く読んだ。いつかアニメ化されて欲しい。

竜の元に人間社会が栄える世界で、龍の存在が不可欠なのに、この世界には4000歳のおじいちゃん竜1頭しかいない。この1頭が死んだら、人間は移住を余儀なくされ、この国は滅びる。そんな憂いの中、最後の最後に若い雄竜がこの国に飛んできたシーンが、とっても感動した。

上手い具合にオチがついてめでたしめでたしな感じだけど、これで終わりなのかなー。第3巻読みたいなー。

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2024年06月01日

Posted by ブクログ

盛り上がってきた!というより、いろいろ暴かれてきたー!登場人物それぞれがなんていうか、情報的に覚醒している!(ような感じがする!)

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2024年05月31日

匿名

ネタバレ 購入済み

ファンタジーの幸

素敵ですよね。
竜のお医者さん達。
みんな自分の仕事に誇りと愛を持っている。
後半に どうなるか不安でしたが めでたしめでたし。
続編 期待してます。

#ほのぼの #カッコいい

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2024年04月07日

Posted by ブクログ

リョウとレオニートは、でこぼこコンビだが、英才教育を授けられているようだ。
2人にリリを加えた医師でもない3人が、竜の治療に立ち向かう。
カテーテル治療に、再生医療や異種移植の最新医療も登場して、興味深い。

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2025年06月08日

Posted by ブクログ

竜のお医者さん。

面白かったな。

作者の中身は二人らしいが、そのうち一名が医師ということもあって、竜にこれが起きたなら、みたいな設定を上手く描写している。

主人公や、それを取り巻く人物の意外な繋がりであったり、そもそもの国の成り立ちであったりなど、重要な設定が物語れ、それも面白い。

のだが。

やっぱり軽いなあ。
どうしてもそう思う。まあこの分量で「ラノベ」にまとめたからだと思うが、もう少ししっかり書き込めても面白く読めた気がする。キャラが軽いし、物語の重要な設定を、ただ登場人物に語らせて出してくるのも、勿体無い。

で、耳年増だとしても、小学校レベルの子供が一人語りしている内容ではないのが、気になり出すと、むっちゃ気になった。

これで完了だよね?
続き、ないよね?

そこが一番好感度高い。
いいところで終わらせていると思うし。

延々と、「日常」のエピソードを展開していくようなシリーズものにはならないよね。

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2024年07月28日

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