あらすじ
筆記試験は零点ながら、竜との対峙でめでたく入団を勝ち取ったリョウ。だが、初等教育も受けていなかったため小等学舎から学び直す羽目に。一方レオニートは驚異的な記憶力と豊富な知識で楽々入団を果たすが、血を見るのが苦手で医者としては前途多難。そんな彼らを引き受けたのは、破天荒な言動で周囲の度肝を抜く竜血管内科長ニーナだった。リョウは熱を観ることができるというヤポネ人の視力を武器に、レオと共に数々の症例に挑む。だがカランバスのディドウス、世界最年長にして最大の竜に最期の時が迫っていた。生と死と医療のあり方を見つめる、異世界本格医療ファンタジイ。/【目次】プロローグ/カルテ4 死の舞踏と、竜の愛/カルテ5 咽喉(のど)の痛みと、竜の暴走 ~診断編~/カルテ6 咽喉の痛みと、竜の暴走 ~治療編~/エピローグ 盲(めし)いし者と、竜の加護/あとがき
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Posted by ブクログ
1巻読んだらそのまま2巻まで突き進んだ方が区切りとしては丁度良い。そんな世界観なのかととりあえず流しておいた部分に解説が入るの、自分としては好き。
竜がデカイから細やかな症状が人間の目では只事に映らないの面白いと感じていたんだけれど、ガチでトンデモない事態なのも良い。
Posted by ブクログ
竜の命と人の命に対面する少年たちの話
今回も一気読み!大変満足度の高い話だった。
超自然的、災害的な被害を人間に与える竜だけど、竜自身も意思や尊厳を持つ命の一つである。その難しさが今作にはよく現れていたように思う。
相変わらず設定開示の順序が上手く、「死ノ医師団」「真珠ノ民」などの新たな設定もストーリーの流れに従ってすんなり理解できた。
かと思えば、前作から印象的だったカテタル号の真の姿が明らかにされ、巻を跨いだ伏線に「このためだったのか!」と膝を打ったり。医療方面の知識はからきしなので、より気持ちよく驚けた。
続きも一気読みしたいけど、読み終えてしまうのが勿体なくもあり。
こんなにわくわく続きを待てるシリーズができたことがとても嬉しい。
Posted by ブクログ
2巻のテーマは安楽死。繊細なテーマだが、フィクションとして自由に扱っている。キャラクターの背景も明らかになっていき、どんどん魅力が深まっていく。3巻のテーマは生体網膜移植であるらしい。オーディブルの配信が追いついていないのでしばらくは続きが聴けないが、楽しみだ。
Posted by ブクログ
大変面白いです
患竜のディドウスが今回も大変愛らしかった
ディドウスはなんでこんなに人間を気にしてくれるのかと疑問に思っていたが、最後まで読み終わるとディドウス目線に近い表現がありなるほどなあと納得できて嬉しかった
Posted by ブクログ
面白くなってきて2巻まで一気読み!
竜との対話に加えて、各キャラを通して世界の秘密も露わになってきました!!
あとがき見て著者が共同ペンネームと知りました。現役医師が医療を描く難しさと、この作品ができた経緯も面白い!
Posted by ブクログ
終末医療について、残され生き続ける者の葛藤のことを思い出す。
それでも、医療は前に進んで、真摯に病気と向き合う。
清々しく書かれているので、どうなるのかな、という視点で進めるのが良かった。
ニーナ先生がすてき。
またこれからのことも気になるところで終わり。
Posted by ブクログ
1巻の中盤からキャラの役割がわかり、2巻に突入してからは面白すぎて一気読み。
ニーナと看護主任推し確定。
ディドウスも愛おしい。
尊厳死について考えさせられる本作だったがリョウの人柄とツッコミにホッコリANDニヤリ。
続きが楽しみ!
Posted by ブクログ
すばらしい!1作目も良かったが、この2作目!!ぐぐぐと世界にハマり込み浸かっていく感じ。あっという間。読み切るのがもったいくらい。過去の行い、因縁。そして未来へのけじめ。そしてリョウと竜の新しき繋がり。すばらしい!!!
Posted by ブクログ
2巻も凄く良かった!面白い!
レオニートの生家の生業とかも伺える
レオの過去の一族の過ちと言われるものにより、生きた竜の治療を行えない一族なんて…
リョウの考えがとても良いな
人間同士で言い合ってはいるけれど、実際に竜は、ディドウスはどう思っているのだろうかと
安楽死とはっていう悩ましい問題も出てくる今巻は、なかなかに難しい問題だ
昔々のことだから、ディドウスの娘であるドーチェはどう思っていたのかは誰にも分からない
もしかしたら死を望んでいなかったかもしれないけれど、きっとその時代の竜に関わる者たちは1番に、苦しまないで と願っていたのではないだろうか
さらに、老竜のディドウスの急変!
原因不明に苦しむ竜
CTやMRIの技術があるのも興味をかき立てられる
そしてリョウの目を酷使してディドウスを観察し……原因が判明
各医療班の手術シーンを想像するのがとても楽しい
巨大な身体をどんな機械や技術で手術するのだろう
アニメーションで見てみたいなって思ってしまう
血管に入るって…ディドウスがどれぐらい巨大なのか想像できない笑
ディドウス……ダメなのか…!?って思ったけれど、おじいちゃんなりに頑張っているんだなぁ
リョウも目を失ってどうなる事かと思ったけれど、黒から金に瞳の色が変わるなんて!
凄く綺麗な瞳なんだろうなぁ
そして新たな竜の来訪の予感があり、次巻も楽しみすぎる
Posted by ブクログ
竜の医療に命をかける人々と、人を愛する優しい竜の物語。ファンタジーが苦手な私でも一気に読めた、好きなシリーズ。竜なんだけど、病気を誤魔化そうとして主治医に怒られたりとなんだか人間と同じような姿を見せる老竜ディドウスの姿がなんだか可愛らしい。ファンタジーだけど安楽死の議論など医療の倫理観について深く考えさせられる場面も。これからの展開が楽しみ
Posted by ブクログ
面白かった!
1巻は、世界観を把握済みの2周目の方が面白くて、2巻はさらに面白かった
テーマも良かった
これは間違いなく、何度も読み返したくなるシリーズになる
元々好きだった竜も、もっともっと好きになる
3巻が楽しみ〜!
Posted by ブクログ
ヤポネが差別される理由、真珠の民の真実、ニーナの秘密などなど、今までの謎が全部丸っと回収。
そして医療シーンに全く変な箇所がないのが素晴らしい。餅は餅屋か。
壮絶な話もあるが、爽やかに終わる。
完璧。
竜好きにおすすめ
竜がでてくるファンタジー好きにおすすめ。
2巻の最終章を読んで1巻の冒頭に出てくる伝承の意味がわかる。
Posted by ブクログ
ファンタジーだけど、医療がテーマだからか少し現実味もあって面白かった。自分の想像力が乏しいせいか、うまくイメージできなかったシーンがあったので、いつか映像化して欲しい。
話のスケールが、大きくて、理解力が追いついて行かない。アップアップしてしまう。
老竜、ディドウスの心筋梗塞の手術の成功後、血管内に取り残されたニーナを救うため、ヤポネの目を駆使し続けて失明したリョウに、竜の細胞を移植して、その手術も成功し、目が見えるようになって、ディドウスも、回復し、若返って……目出度し目出度しで、次は、何が起こるの?
Posted by ブクログ
ニーナ氏やレオとリョウの一族の歴史を知り
感動する場面もあり、なにより現代の医療行為が
そのまま竜に使われているのが前作もだけど
とても面白い。
相手が巨大な竜ということもあって手術のシーンは
読みながら想像して、どうなるの?大丈夫??と
不安になり機材ってこんな大きさかな?
いや、もっと巨大だろうか??
ディドウスの巨体をよじ登り駆け回るって一体どんな
感じなのだろうか…
ヤポネの目は大丈夫だろうか?
氏は助かるの?と最高に楽しかったです。
最後のシャフマトイのシーンといい
移植手術といいリョウが元気で楽しそうで良かった。
これからもリョウ、レオ、リリがどんな病気や問題や
竜と向き合っていくのか3巻目も早く読まなきゃ!
Posted by ブクログ
世界観にも慣れて、グッとストーリーに入りやすくなった2巻。
面白かった!登場人物への愛着も湧いて、うるっとする場面も。タマルが好き。次巻にも登場してくれると良いな。
あとがきを読んでびっくり。
庵野ゆき先生が2人組(医師&フォトグラファー)だったとは。
Posted by ブクログ
ファンタジーと現実の医療が融合しているのが面白い竜の医師団2巻。今回はカランバス唯一の竜であり、最古の竜ディドウスが痛みにのたうちまわり、その巨体さ故に地形が変わるほどの地災が起き、医師団が原因究明やその後の治療に奔走する中で主要登場人物の過去や因縁が明かされていきました。リョウがヤポネの目の力を使いすぎて目が悪くなっていって、最後の治療でそれでも目の力を使って見つけるんだ!っていう後の展開が結構面白くて、後半はのめり込んで読めましたが、徐々に背後が明かされていた前半はややもったり展開だったかな(個人の見解です)。リョウとレオ(オパロフ家の子息)の先生、赤ノ人である、カイナ・ニーナと、リリの母、看護主任のロザヴィの過去設定が驚き設定でした。
来年の学校も楽しくなりそうです。
読めれば小学生でも大丈夫。基本は中学校から。
Posted by ブクログ
本作、二作目でひと段落。ぜひこちらまで一気読みしてほしい。
竜を治療する医師の卵、リョウ・リュウ・ジと、名家の息子・レオニートのバディもの第二弾。
国にいる老竜・ディドウスと関わる人々と竜の関係を描く。
竜の治療に置き換えた安楽死問題を扱っており、安楽死に伴う相対する考え方を改めて考える機会になった。出てくる人物全て格好いい。
続編も楽しみです。
Posted by ブクログ
カランバスの歴史、レオの背景や能力も明かされ、リョウのヤポネの目が大活躍する今作も面白かった。
ディドウスの病状に向き合う竜の医師団の特にピンチ時のチームワークが大変小気味良い。
医療シーンは本格的だが素人にも分かりやすくスルスルと読めるのはあとがきを読んで納得。著者は2人組で1人が医師なんだね。本作がうまれた経緯も知れて興味深かった。
Posted by ブクログ
より世界観が深まってきた〜!!
そしてテンポ感がよく、サクサク読める!
どんどんお爺さん竜が好きになってる…
病気と医療と死について改めて考えるきっかけにもなったかな
Posted by ブクログ
シリーズ1冊目が面白かったので2冊目も、と思って読んでみたが、大満足!
竜を医療対象とするファンタジーでありながら、安楽死という大きなテーマを絡めていて、読み応えがあった。
この1冊を通して、竜のディドウスに愛着が湧ちゃったな〜
Posted by ブクログ
1巻の終わりが、レオ退学?
って心配したが、へっ?これまたあっさりと。
あとがきに書いてあったが、医学専門知識バリバリで書くと重くなりすぎるので、できるだけ明るく、笑いをと心がけているようで、でも軽すぎず、いい感じでバランスが取れている素晴らしい物語です。
そしてまた、2巻ラストに「ええっ!」
使いすぎだし、痛くなっているし、やっぱそうなるよね。
どうすんだ、リョウ・リュウ・ジ!!
Posted by ブクログ
相変わらず非常にスピード感があり、一気に読めた。
一言も喋らない竜がだんだん愛らしく思える不思議。
1巻もそうだったが、ストーリーに当然組み込まれていると思われていた根底の要素をひとつひっくり返して次巻へ、という引き方がうまい。一方で、アクション要素の入った描写は少々分かりづらく、情景や登場人物たちの位置関係がいまいち想像しづらい部分は難点。
Posted by ブクログ
前作がとても面白く、またこの世界観に浸りたくなり購入。
虐げられていたヤポネ人の主人公が卑屈になることなく、竜や人のことを思って活躍する姿が素敵です。
カルテ6は臨場感満載でドキドキの連続でした。
やっぱり面白い!!
主人公を取り巻くキャラクターも魅力的で大好きです。
著者一人、アンノさんは医師ということなので、あくまでファンタジーでありつつ、人間と同様の病名や薬剤、治療法などがでてくるのも面白いです。
続編も出ているようなので購入して読みたいと思います。
匿名
ファンタジーの幸
素敵ですよね。
竜のお医者さん達。
みんな自分の仕事に誇りと愛を持っている。
後半に どうなるか不安でしたが めでたしめでたし。
続編 期待してます。
Posted by ブクログ
「竜の医師団」の2巻目。
ディドウスの娘ドーチェの死を巡って、ヤポネ、オパロフ、〈赤ノ人〉、〈死ノ医師〉の関係や経過が明かされていく前半、なんだかくどく感じて、なんとなく話についていけず。
1巻を読んでから少し間が空いたが、話の流れからすると立て続けに読んだほうが良かったみたい。
ディドウスの暴走に疾患を確定し治療のためにその体内に飛び込んでいく後半、ようやく面白くなってきたが、揃った役者が出来過ぎであまりハラハラもせず。
1巻では精緻で臨場感があった竜とその周りで勤しむ医師たちの描写もだんだん粗くなってきて、元々軽くて緩めの語り口ではあるのだが、もう少しかっちり書き込んで欲しかったかな。
まだまだ続巻が出ている話だが、ひとまずここで区切れそう。好みの問題だが、私にはイマイチ話に入り込めないところがあって、次に進むかはちょっと微妙。
Posted by ブクログ
ここまで読んで世界観をだいぶ理解できた
続きが楽しみです
Audibleのあとがきで
作者ふたりがどのように物語を作っていくか
というお話しが興味深い
文庫版にもあるのかな
Posted by ブクログ
段々と秘密が明かされていく。
ヤポネと真珠ノ民と赤ノ人と死の医師団
正義と正義がぶつかり合う様相。
段々とついていくのに必死の形相。油断するな、物語に取り残される。
もう一回言うけど、アニメ化してほしい小生の妄想。
Posted by ブクログ
今回、シリーズもののファンタジーとして色々動いた感じがある。
まずは、カランバスのヤポネはなぜ差別されているのか?レオニートたち真珠の民はなぜ竜の治療にあたることが禁止されているのか。
過去に起きた出来事、それに対する各国や各民族たちはどのように行動して今に繋がってきてしまったのか。
実際の世界ではないけど、何か起きた時の動きというか人間って嫌だなぁみたいなところが詰まっていて、その意味でリアル。
また、今回は安楽死について取り扱っている。
ディドウスの娘ドーチェは、本当に死を望んでいたのか。医師に唆されただけではないのか。
これについては、過去の出来事で本人に聴く由もなく分からない。そもそも竜と人間は意思疎通できないことが殆どだから。
でも、私たち人間の世界で考えたらどうなるんだろう。私は、基本的には安楽死反対派なのです。
もう助かる見込みがない人に、これから生き地獄が続くしかない人に、医療の発展がまだ追いつかない病気に罹って死を待つしかない人に、健康な人が「生きろ」とは言えないと思う。そうなった人を見たら、苦しみから解放してあげたいと思ってしまう。
説明した上で、同意を取れるのであれば、安楽死は一つの選択肢になると思う。
でも、危険ではと思う。
どうなった場合、安楽死が許可されるのだろう。
特定の病気かつ本人の同意がとれた場合?でも同意ってどうはかればいいんだろう。
例えば、認知症とかでは同意を取れない気もする。
何歳以上は安楽死可能ってすると、「まだ安楽死しないで生きてるんだね」とか言われそう。
じゃあ安楽死ではなく、自ら死を選ぶとかはどうかと思うけど、自殺すらできない状態の人もいるわけだし……とか色々かんがえてしまう。