あらすじ
カランバスに新たな竜が飛来……と思ったのも束の間、なんとその竜は卵をディドウスの巣に置いて去ってしまった。みんなが呆気にとられているあいだに件の卵はひび割れ、中から赤ん坊の竜が顔を出す。なんとディドウスは〈托卵〉されたのだ! 予想もしない事態に老竜もカランバスの医師団も大慌て。なにせカランバスの医師団は記録にあるかぎり老竜しか診ておらず、幼竜については素人同然。この事態に真の竜の主治医たるニーナ氏が手をこまねいているはずもなく、竜ノ目をもつリョウと天才レオも巻きこまれていく……。大人気シリーズ第3弾。/【目次】プロローグ/カルテ7 奇跡の卵と、竜の咳/カルテ8 奇跡の翼と、竜の耳/カルテ9 奇跡の記録と、竜の牙/解説=三村美衣
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卵から孵った赤ちゃん竜
その世話をする爺さん竜
主役のリョウ リュウ ジ
ヤポネ人の少年
ヤポネ 日本人ってこと?
竜の目を持っている少年
赤ちゃん竜は 片方の翼が外れ気味 人間の股関節脱臼みたいなものなのか?
その治療法を探したい
竜の巣うまれのリリーは小型の飛行機みたいなものを作り リョウたちと 爺さん竜の口の中に入ってしまう
出られたけど 飛行機が錆びている
そこから 爺さん竜の虫歯に気がつく
長年の虫歯のせいで 爺さん竜はあちこちが悪くなっていた。
虫歯は怖いわね。
進むと全身症状を引き起こす
リョウ 友だちのリリ レオ ナスターシャ
みんな個性的で能力が高い。でもレオは血が苦手!
友だちや先生たちがチャーミング!
爺さん竜も赤ちゃん竜も可愛らしい、
次回は 赤ちゃん竜の片翼の治療を探して 医療大国イヅルに向かう
楽しみです。
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カランバスの龍ディドウスのもとに托卵された赤ん坊の竜。二千年ぶりの子育てになんだかそわそわしている風なディドウスは可愛らしいし、「(幼龍を看られる)医者を呼べ!」とあたふたするカランバスの医師団達もコミカルで面白い。こんなほのぼのな冒険譚の中でも国同士の駆け引きや異民族差別など人間同士の諍いも描かれ、現実の世界ともリンクする部分にも考えさせられる。6巻までは刊行が決まっているそうなのでこれからの展開が楽しみだ
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1.2巻がディドウスをめぐる過去から現在の話なら、チューダという未来をめぐる話になってきた。子煩悩なディドウスも天真爛漫なチューダもとても愛おしい。
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久方ぶりに新たな竜が来たかと思ったら托卵して旅立ってしまった……
卵から孵ったのは幼い山吹色の竜
幼竜と言っても人間と比べたらとっても大きい
ディドウスお爺さんが子育てしてる姿を想像すると微笑ましい!
普段全く動かないお爺さんだけど、幼竜チューダが巣から飛び出せば歩いて迎えに行ったり
我が子ではないけれど、とっても愛に溢れている!
そして幼竜のチューダ……めっちゃ可愛らしい!!
フォルムとか絶対見たらニマニマしてしまうことだろう
人間より遥かに大きな幼竜のお世話は命懸けだ
幼いからこそ行動が読めず、動き回って下手したら潰されてしまうかもしれない!
医師団って本当に大変だなぁ
カルテ7ではリリちゃんお手製の飛空船でリョウくんとリリちゃんは空を飛ぶ!
そこでチューダの異変を発見
空を飛んでしまいヒヤヒヤしたけれど、無事怪我なく着水できたみたいで良かったぁ
見つかったのは片翼の異常
治すことが難しく、竜にとっては手痛い症状
ちゃんと飛べれば良いなって願ってしまう!
でもどんな状態であっても、ディドウスお爺さんが寄り添っているのが心強い
表情から慈しみが滲み出ているなんて、素敵な親だ
今作にちゃんと登場したナスターシャちゃん、あまりいけ好かない子か!?って思ったらめっちゃ良い子だった
言い方は捻くれているけれど、そこもまた可愛らしい
なかなかに生活に不自由している子達が多いなぁ…
でもそんな子たちだから、絆を深めて切磋琢磨できるのかもしれない
今作でも新たな病気や症状が綿密に描かれていて没入できる感じが面白い!
人間と一緒だけど、竜らしい症状に組み込まれているのが魅力的な物語だと思う
想像できやすいのに加えて全く違和感がない!
だから凄く没入できる素敵なファンタジー小説で、私の好み過ぎて本当に楽しい
Posted by ブクログ
スチームパンク医療ファンタジー、第3弾。
リョウの目もレオの立場も安定して、その点では少しのびのび読める。
竜は可愛いし、登場人物もキラキラして魅力的。みんな好き。
世界観は作り込まれているし、医療や技術も完璧。テーマがクッソ重いのにストーリーの軽快さ・疾走感で暗くならない。
Posted by ブクログ
とにかく幼竜チューダが可愛い。それに尽きる。
大人の竜と子供の竜の違い、それによる診療の難しさ、といった、これまでのファンタジー作品では光を当てられないような角度から物語が描かれており、ストーリーは当然面白いことに加えて興味深く読んだ。
Posted by ブクログ
チューダが、文句無しに可愛い!
医師団の皆がメロメロになるのがわかります。なんとも愛らしい。
養父である爺さんを振り回すヤンチャさや、「倒しちゃった」としゅんとする姿にキュンとします(倒されたほうの人間たちはたまったもんじゃないが)。
人間たち、命がいくつあっても足りないですね。
そういえば、リョウの視点でレオを形容する描写ですが、前巻よりさらに風流さが増しているような気がしてならないのですが……。
美しい人はもれなく変人、に笑ってしまいました。
Posted by ブクログ
楽しみにしていた第3巻。とても面白かった。新たな登場人物達も個性的かつ魅力的で、とくにナスターシャが好き。仔竜もかわいいし、続きが早く読みたい。
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相変わらずおもしろいシリーズ。
新たな登場人物・ナスターシャ、誤解されやすい言動だけど、さては相当愉快な人ですね?
リリのキレの良い物言いは相変わらず気持ちがいい。
全体の感想を…語彙力無くして語るなら「赤ちゃん!かわいい〜かわいい〜うわ、かわいい〜かわいい〜…おじいちゃん、大丈夫??」そんな感じ。
4巻も楽しみですね。
Posted by ブクログ
面白かった!!
2巻の感想も面白かったと書いたけど、3巻も第一声はこれしかない
今回はどんな感じかちょっと読んでみようと読み始めたら、止まれなかった一気に読んでしまった
4巻もすぐ読めるみたいで、楽しみ!
Posted by ブクログ
楽しみにしていた3巻!
期待を裏切らない!もうすぐ4巻も読めるなんて嬉しい限り。
今回はディドウスか托卵されるところから物語は始まる。
托卵って!思ったけど、理由もちゃんとありすべて繋がっておりさすが。
老竜ディドウスは相変わらず可愛いし、赤ちゃん竜のチューダはなおのこと。
早く続きが読みたい!
Posted by ブクログ
卵からかえったチューダが可愛い。
想像するだけで可愛い。
その子育てに励むディドウスの姿、ギックリ翼に悶えてちょっと涙目になるディドウスの姿も想像するだけで愛おしい。
Posted by ブクログ
ラノベ界のゆでたまご、庵野ゆき先生のシリーズ第3弾。
うーん、やっぱりシリーズ化したか。面白いし出版社が手放さんな。
魔法のない世界の竜という設定と、キャラ立てが秀逸。竜は環境である。それがいろんなメタファーになってるのが上手い。
何分深みがないのはしょうがないが、もう正直面白い。
最大最古の竜王の元に、なんと若い龍が托卵やってしまう。
生まれた、むっちゃ可愛い幼竜。面白くないわけがない。
人に対する医療と看護のメッセージみたいなんが時々我にかえらせるのと、変に詩的な表現が出るのが個人的には引くところがある。
まずはやっぱり、主人公の一人称という文体で、本人の文学的能力と表現が合ってないのが一番気持ち悪いところ。
何にしても面白い。
Posted by ブクログ
3巻目にてもう一匹の竜、登場!
なんと、赤ちゃん竜。
とにかくかわいいの一言です。
そして新たなキャラクター「ナターシャ」いい味だしているとっても魅力的な人物に描けています。
次巻も楽しみです。
Posted by ブクログ
なぜ老竜のディドウスに卵を託したんだろうね?
もうすぐ生まれることが分かっていて、置いて行ったみたいだけれど。
考えてもみなかった出来事に、カランバスは、てんやわんや。幼竜の健康管理という初めての経験。
リョウとレオも成長しているようだ。
ますます面白くなってきた。
Posted by ブクログ
レオが良きです。
めっちゃ優秀だし見た目も麗しく、特技は意外と力技系、なのに血が苦手っていう、キャラが今回は存分に発揮されておりました。
この本読むと、病気の治療はちゃんとしないと後から大変なことになる、としみじみ思わされます。
ということで、チビ黄竜が托卵されておじいちゃんが育てることに!
なかなかシュールな設定だなぁ
2025.6.22
133
Posted by ブクログ
2作目の読書から間が空いた。托卵という形で、赤ちゃんドラゴンが長老ドラゴンの扶養に入ったことで巻き起こるトラブル、面白く読めた。二重卵からくる障害を今後どうしていくのか困難な問題も残るけど、医療系ドラマとして味があるし、根底には明るさがあるので、安心して読んでいける。6巻までは確実に出るようで、そのうちAudibleに移るかもだけどしっかり読んでいきたい。
Posted by ブクログ
リョウとレオとリリ
個性豊かな三人にまた会えて嬉しい
竜との新しいお話はとっても面白い♡
人の病に似た病気になる竜って……
なぜその病気になるかも似ていて ??
治療法も似ている。使う器具はとてつもなく大きいのが使い方の難しいところみたい
患竜と医者のやりとりは患者と医者に置き換えても通じるのが可笑しい
カルテの最後にあるちょっとした解説も置き換えできて何だかむず痒い
Posted by ブクログ
若い竜がやってきたと思ったら、ディドウスの元に卵を置いて飛び去りました。
老竜ディドウスが子育てです。
赤ちゃん竜のチューダはおてんば娘で周りが大変です。
なんとチューダの片方の翼の関節が外れていることが発覚します。
子竜の医術に精通する医師がいないカランバスで治療が出来るのかどうか…。
赤ちゃん竜のチューダがかわいいです。リョウと意思疎通も出来ていそうな気がします。
続きが楽しみです。
Posted by ブクログ
今回は何と言ってもチューダの可愛さと、ディドウスじじの愛情に胸がいっぱいになる。都合の悪いときに目をそらすじじが最高だ。
次巻はいよいよヤポネの民の国、イズルへ入国。無事チューダを治療することができるのか。
匿名
ワクワク
大きな竜が 可愛く感じられます。
大きな体で 小さな人間たちを思いやる。
あの大きな目には 右往左往している人間たちが どんなふうに写ってるんだろう?
かわいい赤ちゃん竜も たまりません。
これからますます ヤンチャになって 大変とかわいいがごっちゃになっていくんでしょうね。
Posted by ブクログ
途中までは主人公たちと共に赤ん坊のチューダの可愛らしさを愛でるばかりで、飛べない竜を厭う人たちの考えがさっぱり分からなかったけれど、
ナスターシャの生い立ちが明かされることで、患者本人の健康とは別に、社会的な理由で疎まれる障害や疾患の存在に気付かされる。
ある種資源と捉えられている竜が機能不全であると分かった場合、人類が竜をどう見るかという視点を通して、現実の人間社会でも幸福な出産ばかりでないことを確かに思い出させられ、
そして、これまで描かれてきたディドウスの性格や、<竜は愛の生きもの>という設定を通して提示される、「悠久なる竜と同じように、万物を迷いなく愛せたなら」という思いに目頭が熱くなりました。
「新生児障がい告知」の記述に関しては、医療者に求められる責務の重さと多様性に改めて頭が下がる思いでした。
Posted by ブクログ
待望の新巻!カランバスにやってきた新しい竜はディドウスに托卵して去っていった。そして生まれた仔竜は片翼が脱臼状態で飛ぶことができず。なかなか賢い仔竜は人間の言葉を理解し、人間自体を個別に認識している様子。今まで老竜しか診ていない医師団は幼竜の誕生にてんやわんや。今回も竜の目を持つヤポネ人リョウに様々な難問が降りかかるが医師団の魅力的な仲間たちと協力して取り組む。虫歯と歯周病の関係とか勉強になりました。しかも6巻まで刊行が決定しているとの事で嬉しい限り。次巻では〈竜舞う国〉イヅルが舞台となる様で楽しみです。
Posted by ブクログ
竜を診察する医師を養成するための医学校へ入学した少年の奮闘記シリーズ第3弾。
老竜ディドウスしかいなかった寒冷の国カランバスに、若い竜が突如訪れて〈托卵〉し、赤ちゃん竜が産まれちゃった!産科(産卵科)や小児科(小竜科)が無いので大騒ぎ!というドタバタスタート。
登場人物たちのセリフや言動が、やや鼻につくようになってきたのと、気持ち悪いライトノベルのような言い回しの地の文が気に障るが、主人公の医学校卒業はまだまだ先のようなので、末永く話は続きそうだ。