感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2024年04月27日
有名だし今更読んだ感は否めないけど
読み終えて良かった〜という感じ。
特にそこまで情報なく読み始めたから
この黄色の装丁の可愛さから
吹奏楽系部活キラキラ青春物語かと思ったら
とんでもなく騙された!!
展開も見事に吸い込まれるし驚きもあって
文量はあるけどあっという間に読み終えました。
Posted by ブクログ 2024年04月27日
「180度ひっくり返される小説」というテーマで紹介されていた本だったので、「だまされないぞ!」と意気揚々と読み始めたのですが、すっかり騙されました笑
ここが伏線だぞ!とわかるようなヒントもちりばめてくれているのに、伏線の意味がわからず、ようやく最後の種明かしで「あぁ、そういうことか」と腑に落ちまし...続きを読むた。
また、例えば続編とかだと誰が探偵役か等の前情報が入ってしまいますが、これは著者のデビュー作なので、全登場人物が怪しく思えてきて、犯人考察を思う存分楽しめました!
むしろ犯人考察に終始するあまり、種明かしの場面では、思いもよらないところから「どすっ」と刺されたような感覚を味わったくらいです(もっと視点を広く持てばよかった。。。)。
少し音楽の描写が長く感じるかもしれませんが、それぞれの曲のタイトルが書いてあるので、携帯でその音楽を流しながら、「あ、この描写はここのフレーズを言ってるんだな」という感じで著者の表現力を楽しめるのでお勧めです!
Posted by ブクログ 2024年04月20日
どんでん返しがあると言われ読み始めた。
色んなことを想定しながら読んだが、これまた綺麗に騙された。
音楽はあまり詳しくないが、描写が丁寧で読むだけで聞いた気になるような表現力だった。
ただ最後はポジティブな終わり方で描かれているが、両親、特に父親の気持ちを考えるといたたまれない。
妻を失い、生き...続きを読むていたと思っていた実の娘も失い、さらには養子に迎えようとしていた子が妻を殺していた。この事実はかなりきつい。
Posted by ブクログ 2024年04月19日
長らえる生命よりも、闘い続ける意志の方が人には大事なんじゃないだろうか、という文章が好きだった。
読み終わってから冒頭を読み返すと、遥が先生の厳しい指導に鬱憤が溜まり、「自動演奏ピアノにまかせればいいじゃない」と毒を吐いているシーンがあった。まったく、ピアノは人に想いを伝える手段であるのに……と小言...続きを読むを言いたくなるぐらいにはこの本を通してクラシックやピアノに対する思いが芽生えた気がしている。とても面白かった。続編も読みたい。
Posted by ブクログ 2024年04月10日
やはり面白かった❗️
だいどんでん返し‼️中山七里先生は、音楽関係にも詳しいのですね。
遥のピアノが最後まで弾けるのか、ドキドキしながら読み、最後の一音を確認して安堵した
でも、こんな落ちがあるとは、いつも中山七里先生にしてやられてます。
続編を早く読みたい❣️
Posted by ブクログ 2024年04月10日
推理小説が好きだけどポンコツ推理しか出来ないからオチは読めなかった笑笑でもその分大ドンデン返しを楽しめた気がする!読み返してみたら伏線沢山あって面白かった。後味悪いのも良い
Posted by ブクログ 2024年03月01日
きっとそうかな?となんとなく想像できるところもあったけど意外な展開もあり楽しく読めた。演奏部分が丁寧に描かれていてその音楽を聴いて見たくなった。
Posted by ブクログ 2024年02月02日
中山七里先生のデビュー作である。
注意点としては、クラシック音楽や音楽理論の基礎知識がないと、
ちょっと退屈なところが多いかもしれない点。
音楽好きであれば、音楽小説としても愉しめる。
ジャンルとしては「スポ根+音楽+ミステリー」といったところか。
令和になってもなお、ド根性って、どこか日本人の心...続きを読むを鷲掴みにする。
本当の地獄を見たことがある人間は、やっぱり違う。
地獄を乗り越えたというだけで自信を持つべきだと思う。
そんなことを考えさせられる一冊であった。
Posted by ブクログ 2024年01月19日
とても可愛い表紙だから油断してました
物語冒頭で火事によって主人公が全身大火傷を負い、家族を失うという地獄のような始まりだったので、自分は一体何を読んでいるんだ?と震えました
主人公がピアノを通じて肉体的、精神的に成長していく姿を力強く描かれていますが、併せて家族の不審死や主人公が襲われるというミ...続きを読むステリー要素も同時進行します
物語のラストは様々な伏線が回収されて壮絶でした
小説家って本当に凄いなぁと思わせる作品でした
Posted by ブクログ 2024年01月15日
後半が近づくにつれ一気に面白くなり、気がつけば夜中になっていたくらい夢中で読んだ。
ピアノコンクールを目標にして頑張る青春ストーリーだけでも読み応えはあるが、やはりミステリー作品としての大どんでん返しのオチが強烈。
非常に読みやすい文体なので、普段読書しない人にも自信を持っておすすめしたい、
Posted by ブクログ 2024年01月12日
最後まで犯人が分からない作品でした。
音楽用語は正直なところ、飛ばして読んでも良いかなぁって位に頭に入って来ませんでした。
物語のスピード感や専門用語の多さは、さすが中山七里と言った所ですね。
1番好きな人は叔父さんです。
Posted by ブクログ 2024年01月09日
全身に大火傷を負った主人公、香月遥。皮膚移植を受けた手でもピアノを弾きたいという執念のもと、ピアニスト岬洋介の猛レッスンを受ける。
「月の光」がこんなに美しい曲だとは……
二転も三転もする展開に息を飲みました。
表紙の美しさと、タイトルから、ピアノの青春小説かと思って読み始めたところ、途中で「このミス」の大賞受賞作だと気が付きました。そこからは謎解きしようとメモってみたりしたものの、しっかり騙されちゃいました。
あのピアニストの清水氏で映像化されているらしいので、そちらも見てみたいし、シリーズ化された話も...続きを読む読んでみたい。
Posted by ブクログ 2024年05月01日
今更ながら中山七里さんが面白いことに気づき
読み始めることにした「さよならドビュッシー」は有名だし、このミス大賞受賞作なので 期待して読んだ
意外とピアノ場面が多く これなら恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」が上だなと思って読んでいた
あまり、ミステリー部分が出てこず期待外れと思ったら最後の最後にこの手...続きを読むがあったかという展開。
最後にすっきりする作品
Posted by ブクログ 2024年04月24日
よく考えれば想像できそうな展開だったのかもしれないけれど、何も考えず予想せずに読んだので思わず声が出てしまった。
物語に出てくるドビュッシーやベートーヴェンを聴きながら読んだりもし、またピアノを弾きたくなった。このシリーズも好きになりそう。
Posted by ブクログ 2024年04月03日
初めて読んだ中山さんの本、カエル男がとても面白かったのでこちらのシリーズも。
題名だけは知っていたのですが、早く読んでおけば良かった!
ミステリーとクラシックの融合。
かといってどちらも中途半端でなく、音楽演奏の描写はとても臨場感あふれるものであるし、
物語の根幹となるミステリーもしっかりと読み応...続きを読むえのあるものになっております。
最後の謎解きでは思わず「えっ!」と驚いてしまいました。
クラシック好きな人でも、ミステリー好きな人でも、是非読んでいただきたい作品です。
Posted by ブクログ 2024年03月20日
「さよならドビュッシー」惹かれるタイトルです。
このミス大賞受賞作ですが、ミステリーと音楽小説の融合作品という感じでしょうか。ストーリーもトリックも王道かと思いますが、面白いと感じたのは文章表現です。演奏風景のリアリティも去ることながら、主人公遙の心理描写や比喩表現がおしゃれで、何度も口に出して読...続きを読むんでいました。
続編も読みたいです。
Posted by ブクログ 2024年03月18日
導入でひきこまれた。物語もスピード感があり、音楽描写も巧みでクラシックに詳しくなくても楽しめた。
ただ事情があるとはいえ、十六歳の少女の語り口としては台詞も含め違和感があったのと、つっこみどころも多くて、全体的には面白かったのだけど、首をひねるところも多かった、というのが印象に残った。
Posted by ブクログ 2024年02月22日
読んだのは結構前。読書記録をつけ始めたので記録しておきます。
ピアノが好きなので、ピアノやクラシック系の小説が読みたくて検索したら出てきました。
推理✖️ピアノが斬新でとても面白かった!
映画も観て、当時、岬役は東出昌大さんだったけどめちゃくちゃ役にはまっててとても良かった!
この本が面白すぎて他の...続きを読むシリーズも全部読んだけど、やっぱりドビュッシーが一番おもしろかった!
Posted by ブクログ 2024年02月21日
ミステリー小説という認識で読み始めたけれど、ミステリーであることをいうことを忘れながら最後、そういえばミステリー小説だったことを思い出した。
最後は「え、そうやったんや?」となったけれど、読んでる間も退屈しなかった。
Posted by ブクログ 2024年02月01日
ドビュッシー、ショパン、モーツァルト…。
頭の中を音符やリズムが飛び交い、躍動する音楽が目の前に広がる。
岬先生とともに全身に大火傷を負った少女が家族を失った悲しみやハンデを乗り越え、ピアノコンクールに出場するという、解説の言葉を借りればまさにスポ根小説!
しかもあっと驚きのラストに殺人ミステリ...続きを読むーだった事を思い出した。うーん、濃い!
Posted by ブクログ 2024年01月20日
後半の謎が解かれる場面が印象深かった。それと同時にそんなに日も重ねていないのに、たった一つの癖で犯人を特定してしまう岬先生がすごいと感じた。この岬先生が出る本をまた読んでみたいと感じた。
Posted by ブクログ 2024年01月12日
火事で近親者を亡くし、本人も全身火傷を負った主人公が、よき指導者に出会い、ピアノを通してリハビリに励む物語。と思いきや、あっと驚き、伏線もりだくさんのミステリーものだった。
演奏のシーンは好き嫌いが分かれそうだけどわかりやすくて引き込まれた。
主人公のネガティブさ浅い感じが、大きな家に生まれてピ...続きを読むアノが得意なキャラクターと一致せず、もやもやしながら読み進めた分、最後のどんでん返しの納得感があった。
全身大やけどのケガからピアニストを目指し復活にかける少女の話。
少女の頑張りに思わず応援してしまっていて、スポ魂ものとして引き込まれるところのある作品でした。
Posted by ブクログ 2024年03月10日
出来ることならミステリーを山ほど読んできたこの脳を初期化したい。『終盤の大がかりなトリック』だったらしいところは彼女が目を覚ましたところで想像がついたし、そうなると嫌がらせの犯人も殺人の犯人も大体分かる。文章が読みやすくて、青春小説としては楽しめたんだから、次の本はミステリーとして読むのはやめようと...続きを読む思う。
Posted by ブクログ 2024年03月06日
久しぶりに読み返したくなり再読。高校生のときに読んで影響され、その年のピアノの発表会でドビュッシーの月の光を弾きました。細かな表現に読みながらピアノの音が聞こえてくるようでとても素敵です。
Posted by ブクログ 2024年02月26日
凄いけど平凡。
ということで評価3かな。
中山七里さんは視点(切り口)が
上手いんだと思う。
あと圧倒的な知識と情報量を
1冊にまとめているのは凄い。
ただ、内容が追いついていない感も
あるんですよね汗
話の展開自体は少し古いというか
伏線回収、動機も薄いのに
この人が犯人です!と言われても…ね...続きを読むぇ。
あと、不寛容な時代への抗いと勇気について
触れているわけだが、登場人物がスーパーマンでは
共感もなかなかできないかな。
目の前で2人焼死して自分も全身やけど、
殺されかけて、母?も死んだのに
ピアノコンクールで1位って、
いや、さすがに無理でしょ。
違う作品も読みたいとは思うが
ちょっと間が空きそうかなとも
思ってしまいました。
Posted by ブクログ 2024年01月09日
中山七里先生の小説初挑戦!
ミステリー物と思いつつ、最初は挫折からの始まりで、試練乗り越えのスポ根的なストーリーかと思いきや、ミステリーあり、そして、音楽のピアノ授業とプラスする。
小説の1/5ほどは、ピアノ話題なので音楽に興味がある人は大変共感できる。逆に知識ない人からすると、読んでいて退屈するか...続きを読むも。
ミステリー要素は、登場人物が限られていたが、まさかこういう最後とは!さよならドビュッシーというセリフもあり、この小説の題名と結びつく。
大どんでん返し面白かったし、スッキリした。