ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 一瞬の風になれ 第一部 イチニツイテ

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    ネタバレ

    高校陸上部の物語。クラブ活動の内容に非常に共感でき、表現もとても肌にしっくるくる巧さ。風の様子、しんどさ、緊張感、楽しさ、再体験できる。本流の陸上の退会も途中で終わっている感じがあり、続きを読みたい。Jリーグ下部チームに入り怪我をした兄や彼女とのその後も気になる。

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    2026年05月17日
  • 深淵のテレパス

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    ネタバレ

    大学の怪談会で聞いた一言から、日常がじわじわと狂い始める――湿った音、悪臭、汚水の足跡…。
    カレンはYouTuber心霊調査チーム「あしや超常現象調査」に助けを求めるが、調査の先に待っていたのは、戦時中の人体実験と“テレパス”が交錯する深淵だった。


    これは群雄割拠のホラー小説界隈で1位になるだけある……

    前半の得体の知れない恐怖感から、後半にかけて伏線回収のピースがハマっていく爽快感が最高でした。


    晴子さんの豪快な性格がテーマとしては陰鬱なホラーでありながら、どこか背中を押されるお仕事小説感も出していて、その他のメインキャラクター達もキャラが立っていて面白かった!
    シリーズ作品になっ

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    2026年05月17日
  • 容疑者Xの献身

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    小説を読むことの楽しさを知った本!東野圭吾作品に出会ったことでミステリー小説を好きになりました!
    はじめて本を読む人にもおすすめできる読みやすく、でも深い1冊。

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    2026年05月17日
  • 好日日記―季節のように生きる―(新潮文庫)

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    「日日是好日」の続編が文庫化ということでワクワクしながら手に取った。

    二十四の季節とお茶の世界、人生とは季節とともに生きるということ。

    森下さんが綴るお茶の世界を読んでいると心がすーっと軽くなる。

    じめっとした湿気が纏わりつく日も、日差しが照りつけ息苦しいような暑さの日も、出口が見えず終わりがないように感じるが季節は巡り変化する。

    人生を長い目で生きようと改めて思う。


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    2026年05月17日
  • 北欧こじらせ日記 フィンランド1年生編

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    可愛い絵柄で
    素敵な人たちの話やインフレの厳しさ 結構重い話題も 和やかに

    なんか北欧の働き方って憧れられてるけど
    結局現場だと踏ん張ってる人がいるよねって…
    どこも一緒だよなあ

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    2026年05月17日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    今日はここまでにしようと思って閉じても、またすぐに開いてしまう。手が止まらん小説でした。
    最後は、タイトルの『イノセント・デイズ』が回収され、救いのない美しさで締めくくられていて、胸が苦しくなりました。

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    2026年05月17日
  • 野山花花図譜

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    本が開きやすくてビックリ!
    その分、イラストも文章もすごく見やすい。
    ゆっくりと丁寧に読みたくなる。この本を読んでいる時間をおだやかなものにしたくなる。そんな一冊。

    ただ……高い……。その価値はあると思う。でも、ちょっと高い…。

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    2026年05月17日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    BOOKOFFで購入した本。

    長いこと本棚に積読されていた本。読み始めるとしかし、すらすらと読み進められ、そのまま引き込まれ、割と一気に読み終わってしまった。

    一生に一度だけ、死者との再会をかなえてくれる使者(読みは「つなぐ」)。お話は短編集になっている。最初に使者に再会を希望してきた女性と、次に再会を希望してきた男性のタイプがまるで異なり、飽きずに読めて面白いと感じた。

    個人的に一番じーんときたのは「待ち人の心得」で、共感するところが大きかった。一番しんどかったのが「親友の心得」。自分はあまり抱かない嫉妬が事件の原因となるようだ。嫉妬であのような行為をするのか?まったく意味がわからない

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    2026年05月17日
  • 海賊とよばれた男(下)

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    イランが親日であることがわかった歴史的な「日章丸事件」が後半に描かれている。

    とんでもない物語である。

    また、歴史は繰り返す。
    今、世界は石油不足で大変な状況になっている。
    特にアジアはかなり深刻な状況である。

    本書を読み、今後の世界情勢がどうなっていくのか、また日本が同じ過ちを犯してしまうのではないかと感じた。日々の政府の言動を見ていると、落胆の気持ちを隠せない。

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    2026年05月17日
  • 憧れの作家は人間じゃありませんでした4

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    いやもう期待以上の大団円に拍手を送りたいぐらいだわ。
    こんな幸せな気分で本を閉じられるなんて最高です。
    完結してめっちゃ嬉しいのに「ああ、終わってしまった」という残念感が…。
    でもまだ外伝集があるもんね、読まねば!
    キャラが良くてストーリーも面白くて、何度でも読みたいシリーズだったな。

    それにしても、最後のあの急激なデレは何なの。
    【extra】の独白もズルイよねえ。
    「はあああ、あなた可愛すぎません??」ってなりましたけど?
    愛すべき素直な男だよ、本当に。
    あさひとお幸せに!!

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    2026年05月17日
  • 更級日記

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    物語を読みたくてたまらないけど
    簡単に手に入る時代ではないから
    どうすればいいかわからなくて祈った、
    という一文が可愛らしい。きゅん。

    現代と通ずる感情と、現代とは相反する文化が
    混ざり合っているのが不思議で面白く、
    そんな平安時代の文学を楽な気持ちで楽しめたのは
    瑞々しい江國香織さんの文章のおかげであるから
    本当に有難いことです。

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    2026年05月17日
  • 常識のない喫茶店

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    さっぱりする!
    どうか、軽んじられた、かも、という経験がある人
    読んで。

    初めましての僕のマリさん。
    喫茶店の接客を経たユニークなエッセイ。
    切れ味のあるナイフのような感性がこんもり。
    でも、そのナイフは「正義」というのも憚られるくらい当然の感情であるから、ぜひ刺されてしまえと思う。

    若者だから、女だから、と見下す人は本当に良くない。人として、本当に良くないよと教えてあげたい。本当にね!!
    (でも女性であることに対する歪んだ一般論を内包化してしまっている自分もいて、本を読みながら、ああ〜これ(本の中のエピソード)は良くないことなんだと気づく自分もいた)

    もちろん接客の人懐こいお店は気持ち

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    2026年05月17日
  • 増補版 駆け出しマネジャーの成長論 7つの挑戦課題を「科学」する

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    今の私にとってドンピシャ良本でした。
    言語化してもらうと、迷いがなくなるし有難い。

    まず、マネジャーになると誰もが迷うと安心させてくれる。
    私の仕事スタイル上、周りと比較できないのがネックで、こんなに悩んでるのはおかしいんじゃないかという前提を優しく諌めてくれる。

    後輩を指導するというのは、
    相手を理解し、自分を理解することだと思う。
    その上で、後輩に適切なタスクを与え、考えさせて、進捗は管理する。
    よくよく思うと尊敬する先輩はみんなこれをしてくれてた。

    まずは目標咀嚼と自己分析、他者分析!そして並行タスク管理!!やる事沢山!頑張ろうーー!

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    2026年05月17日
  • medium 霊媒探偵城塚翡翠

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    何となく軽めの短編ミステリーを読みたくて手に取ったら、すごい伏線、最終章の展開、あれまどんでん返しで驚き❕️もっかい読みたくなるとはこの事だ〜

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    2026年05月17日
  • もし僕らのことばがウィスキーであったなら(新潮文庫)

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    チャーミングでふふっと笑ってしまう本書は
    一瞬で読み切れるけど、満足感がぱんぱん!
    読んでて気分がよかったです。文章で酔ったかな?

    村上節に、その感性に、
    私はいつだって羨望してしまう。。
    村上春樹が感じた事を少しでもわかりたいし、
    そして何より美味いウイスキーを飲みに行きたい。
    私は必ずこの本と旅をするんだ!

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    2026年05月17日
  • ロッコク・キッチン

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    p198 「一ここには100人いたら100人の経験や現実がある一
    その通りだった。考えれば考えるほど、誰かと話せば話すほど、それが身に迫ってきた。ひとつにまとめることなんかできない。とほうもない
    現実に打ちのめされそうになる。結局のところ、私が見てきたもの、記録してきたものは地域の縮図なんかではなく、あくまでもモザイクの断片に過ぎない。それもよくわかっている。
    断片、断片、断片。
    だとしても、ひとつひとつが、大切な断片である。」

    テレビで、毎年3月11日にニュースで、「震災から13年が経って、どんな気持ちか教えて下さい」みたいなインタビューをするのを見るけれど、それだけでは決して見えてこない

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    2026年05月17日
  • 夜の国のクーパー

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    これまで読んできた伊坂さんの本で比べると、
    導入が長く、ワンダーランドのような奇妙な雰囲気に包まれた内容ゆえに普段より没入できないな、なんて思いながら1/2程度まで読み進めてました。
    が、
    いやいやいやいや
    面白すぎるでしょう。。
    怒涛の後半戦。
    布石が素晴らしいし、これを頭で練り上げるって本当に作家さんって創造主、神様です。
    国や身体の大きさといった「大小」が一貫して
    テーマであったのも面白かったです。

    伊坂さんの本は
    伏線回収の秀逸さはもちろん、
    言葉の端々に共感や学びがある。
    楽しい読書体験を有難うございましたーー!

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    2026年05月17日
  • ぼくはあと何回、満月を見るだろう

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    坂本龍一さん
    最晩年の数年間の記録
    余命を告げられたところから始まり
    最後まで読めるか不安になりながらも
    いつの間にか坂本さんの思想
    仕事、知識の深さに引き込まれた
    人の3倍は生きたとの家族の言葉通り
    坂本さんでしかありえない
    音楽をアートを生み出した71年
    まだまだ坂本さんの言葉を聞いていたい
    そんな気持ちになった

    表紙をひらいたあとの白い一枚
    続く真っ黒の細長の一枚
    そこから見えるタイトル
    とても好きです
    さらに頁をめくると
    草原に浮かぶ満月の絵

    読み始める前からぐっときました

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    2026年05月17日
  • 流浪の月

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    事実からみると、
    少女誘拐事件の「被害者」と「加害者」のお話。
    でも、真実からみると?

    事実と真実の2つを混同させる怖さが印象的。
    この読書体験の中でも、私は文という人を事実で作り上げてしまっていました。

    文と別れて、更紗の自由な心が死んでいくのが辛かった。周りの人の更紗とは根本的にズレてる思考。
    なのにみんなわかったように話してくる。
    でもやっちゃうよな〜難しい。
    結局、自分の幸せや心地よさを人生の中心におき、
    他人に脇目を振ってる時間は勿体無いし、人を苦しめるだけかも。

    更紗と文の幸せが変わらず続きますように。
    心まではずっと干渉されませんように。
    社会から隔離された2人の世界が甘い

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    2026年05月17日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    怒涛の後半!!期待を裏切らない面白さ。
    伊坂幸太郎はやはり凄い……!

    白兎事件。
    仙台のとある一家で起こる、人質立てこもり事件を軸に巻き起こるドタバタ劇!
     新妻を人質に取られ、渋々犯行に及んだ立てこもり犯、立てこもり事件に巻き込まれた空き巣、交渉を試みる警察。たくさんの情報が複雑に交錯しながらも、後半でまとまり一気に物語の真相へと迫る!

     誘拐グループ、立てこもり、空き巣、レ・ミゼラブル、オリオン座などの要素が多々あるのにも関わらず、しっかり一つに集約されていて読みやすい。
     時系列がどう繋がって行くのか、始めは戸惑いつつも読んでいくにつれて、ユーモアある説明が入るおかげで理解しながら楽

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    2026年05月17日