ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 定食屋うららか

    Posted by ブクログ

    久瀬晴由は定食屋を営む母・すみれと、姉・日和という大雑把でお調子者、変に頑固で勝ち気な似た者同士の女ふたりに囲まれ、必然的に穏やかに成長していた。母の料理を食べるうち、漠然と厨房に立つことに憧れを抱くようになるが――。
    ある家族の日々を通して、当たり前の日常の愛おしさ、暖かさを描く極上の物語。

    0
    2026年08月04日
  • 本格小説(上)(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    水村さんは『大使とその妻』で知ったのだが、こういう小説を書く人がいたことに感謝。水村さん自身の幼少期の暮らし(アメリカ)を語るところから始まるのだが、そのプロローグの長さに驚かされる。しかし、決して退屈しない。人を推察する目に長けていることが伝わってくる。

    0
    2026年08月04日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

    Posted by ブクログ

    町田そのこさんの有名な作品で、読もう読もうと思いつつ、テーマの重さ故に中々手が伸びなかった一冊です。ずっと苦しい、息が詰まるような展開でしたが、後半にかけて涙が止まらなかったです。

    52ヘルツの誰にも届かない声。でも、たしかに存在している声。それは何のための声なのか。

    0
    2026年08月04日
  • 大使とその妻 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大使、そしてその妻がどんな人物か容易に思い描けるくらい、人物描写が優れている。大使ご夫妻に近づくまでの語り手の駆け引きも面白い。
    初めて読む水村さんの作品だが、こういう小説を書いてくれる方が日本にいたことに感激した。
    「好んで一人で生きてきたのに、こういうときは、一人だという事実が、好んで一人でいきてきたことの天罰のように感じられる。」
    という言葉が気に入った。

    0
    2026年08月04日
  • ラブレス

    Posted by ブクログ

    知人にお借りした1冊。
    北海道出身の女性の一生涯を綴っている。
    波瀾万丈という言葉が相応しく感じた。
    女性は強。
    何があろうと世の中を生き抜いていく。

    人生を深く考えどう生きていくという妹。
    1日1日を生き抜いていく姉。

    その娘たち。

    様々な観点から見ることができるので非常に良い本でした。

    0
    2026年08月04日
  • ハサミ男

    Posted by ブクログ

    まず、純粋に読み物として面白かった。

    独特の文体には最初こそ少し読みにくさを覚えたものの、読み進めるうちに自然と慣れ、その癖さえ作品の大きな魅力として感じられるようになった。

    終盤は怒涛の展開が続き、一気に物語へ引き込まれた。ラストの皮肉の効いた締め方も自分の好みだった。

    0
    2026年08月04日
  • ブレイクショットの軌跡

    Posted by ブクログ

    著者の知識量に驚かされる物語だった。自動車や金融等の話だけでなく、逃げ道皆無のヤクザとの会話まで書けちゃうのね、あっぱれ。そして、バラバラな物語が収束する流れも見事だった。見事すぎてもう一度初めから読まねばと思わせる。登場人物が多数いるけど、全員リアルで感服。語り手が第三者目線で助かった。きっと没入し過ぎて現実に戻って来れなくなるところだった。実際に、お金の知識を教えてくれるYouTubeを見たことがあったから、読みながらホラー並みにゾクっとした。改めてそのチャンネルについて調べたら、本人の経歴はボヤッとしてるし、有料会員システムできてるし…(YouTube見るくらいなら良いと思うけどね)。

    0
    2026年08月04日
  • 貴様いつまで女子でいるつもりだ問題

    Posted by ブクログ

    考えすぎてしまう女性。女性として生きる事の恥ずかしさや女性性、1人で生きてきた自分を後ろめたさやコンプレックス。それでいて自分の行なってきた事を素直に認め再認識して楽しむ。すごく面白かった。自分の考えていたことや少し前に思ったことがまんま文章として登場して大いに共感した。自分は考えすぎるけど自分だけではないし、似た感性の人が文章面白くて良かった。最後小さい少女を慰めるっていう一度ぃれて受け流すけど、その時の自分の感情と向き合わないとのち大変になる自分の嫌だという気持ちを大切にしてあげるというのがすごく自分のことだった。すごく良かった。やっぱり出会うべく時に出会うべくして本に会ってる。積読やめた

    0
    2026年08月04日
  • 帆船軍艦の殺人

    Posted by ブクログ

     壮絶な小説は沢山ありますが、本書も読んですぐにこの小説の登場人物にはなりたくない、と思ってしまいました。十八世紀末、帆船軍艦ハルバート号の強制徴募隊によって軍艦に無理やり乗せられてしまったネビルは望んでもいない過酷な訓練、劣悪な環境に放り込まれる中(食事もひどい)、その軍艦内で殺人事件と遭遇するのですが……。
     壮大な世界観の中で展開されるミステリが好き、という方にお薦めしたい作品でした。登場人物同士のやり取りも楽しく、謎が解き明かされた時、切ない余韻が残るのも魅力的な作品でした。

    0
    2026年08月04日
  • 聖の青春

    Posted by ブクログ

    村山聖棋士の人生を書いた小説であることは知っていて、前から読みたいと思っていたがなんとなく積読。数ヶ月かけてようやく読み終わった。
    絶対に面白い小説だと思っていたから、ゆっくりと読みたかったのかも。

    0
    2026年08月04日
  • きいろいゾウ

    Posted by ブクログ

    今まで、西加奈子さんを知らなかった。たまたまテレビでのインタビューを見て、興味持って、何を読んでみたら良いか分からず題名だけ知っていた『きいろいぞう』を読んだ。
    人間の身体は入れ物で魂は生きていると言う感覚、人の心の光と闇、あたたかい愛。生きていれば様々なことがあるけれど、大切にしなければいけないものを気付かせてくれる繊細さと透明感、純粋さ、最後には温かい気持ちにさせてくれる物語だった。

    0
    2026年08月04日
  • 生命式

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人が死んだ後食べることによって次の生命の活力にする為に行為をすることが勧められた生命式が当たり前の世の中に疑問を持っていた主人公が、仲のいい同僚が別の自分用のレシピで食べてもらう話。それによっておいしくて、少しずつエネルギーになり、変化していく。海に行きそこで出会ったゲイの人の精子を入れる。1人の体が1番素材として優れている世界で旦那が理解ができなくて使うのが残酷でやっていたけど死んだ父の皮膚のベールで少し考えが変わったり、生命感のない自分が嫌だから人に触れたくて優しくする人。ゲロが1番興奮したり、おとなしい女の子が本当に自分の欲の触れたいという思いだけで性行為をしたり、カーテンと三角関係にな

    0
    2026年08月04日
  • 本格小説(下)(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    上巻の長い前置きから、いよいよ本題に入り、ドラマが展開されていく。実際のモデルがいることに驚かされる。終始、語り手が回想しながら話が進行されていくのだが、とにかく描写が秀逸。
    魂の領域で優れている人、不運を引き寄せてしまう人、姉よりも劣ってしまう妹、みなに愛される人格だけど早死にしてしまう人…。口に出さなくても、感じられる親族や血族、ご近所の冷酷な評価。多くの人に囲まれて育った人間は、懐かしくも理解できる人間模様だと思う。

    0
    2026年08月04日
  • 下町ロケット

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読んでるうちに感情移入していて悔しさやモヤモヤを
    早く晴らしたくてあっという間に読み終えた。
    巨大企業にいて小さな会社を見下している人達を
    中小企業が実力でやっつけるのはやはりスッキリする。
    続編も読みたい。

    0
    2026年08月04日
  • 私たちの世代は

    Posted by ブクログ


    瀬尾まいこさんの「私たちの世代は」を
    読み終えました。

    コロナウイルスが大流行した中で
    学校だけでなくどこへ行っても
    今まで経験したことがなかった制限ばかりの生活を余儀なくされた。

    でもその生活でなければ得られなかったことも
    確かにあった。

    小さな手紙は
    明日を待ちわびる生きる希望となり
    暗闇から抜け出す力強さを与えた

    母と一緒にパンを届け続けたなかで
    生きる力と大きな喜びを与え合い
    かけがえのない愛を抱きながら
    確かな夢と幸せを紡いでいった

    どんな状況下でも
    一人ではなく支え合い励まし合いながら
    少しずつ前を見つめ
    未来を切り開いていけるのだということを
    教えてもらいました。

    0
    2026年08月04日
  • 独り舞

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    美しい。
    李さんは本当に日本語が好きなんだな。
    美しくって、でもずっと死の匂いが傍でしてて、情景はどんよりした曇り空、降り頻る矢のような雨、ほんのちょっとの雨上がりの晴れ間、といった感じだった。

    0
    2026年08月04日
  • 犬と逃げる

    Posted by ブクログ

    犬と人の絆を描いた感動的なファンタジーミステリー、と一言でいうと陳腐な印象だが、犬にそこまでの思い入れがない自身でも感動で落涙してしまうほどの素晴らしい物語。著者の犬への愛情と描写の上手さが相俟って極上の感動をもたらす。佐藤氏は上梓毎に上手くなっていく印象で、今後も期待大。

    0
    2026年08月04日
  • マッドのイカれた青春

    Posted by ブクログ

    第2回未来屋アオハル文学賞、大賞受賞作ということで読むことにした一冊。美しすぎる高校生マッドの3年間を描く。
    ルッキズムや情報社会といった現代の要素と、昔ながらのクラスの(いやーなところも含めた)雰囲気と……ありえないようでリアルな作品だった。

    外見にかかわらず、自分の内面を好きでいてくれるひとの存在が誰にでも必要だなと思う。そういうひとはすぐに見つかるわけではないし、見つからないかもしれない。
    作中で巻き起こる出来事や事件、そういったものを見ているからこそ、マッドに季子や忍がいてよかったと思う。読後感は爽やかで、季子の最後のメッセージは泣きそうになったし、たくさんの人に読んでほしい作品だと

    0
    2026年08月04日
  • ピカドン

    Posted by ブクログ

    子どもたちの原爆体験記。5-6年生の児童が、当時4歳〜6歳だった被爆当時の思い出を書いた作文からなっている。

    0
    2026年08月04日
  • 【電子限定SSつき】ものがたり洋菓子店 月と私 さんどめの告白

    Posted by ブクログ

    月わたのチョコレート食べたのかな?ってくらい、読んでて甘〜い気持ちになれました♡♡表紙も可愛いし、つい集めたくなる本です♪

    0
    2026年08月04日