ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 老人と海(新潮文庫)

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     老いた漁師が84日の不漁の末に、巨大なカジキを釣り上げるものの、サメに食われて何も無くなるという話。
     老人はカジキとの激闘の中で、自分とカジキが兄弟であるかのように感じていることから、漁師としての魂を揺さぶられるようないい相手だったのだろう。また、直前まで一緒に漁をしていたがあまりの老人の不漁を見兼ねた両親によって別の船に行かされた少年がいたが、しきりにその少年がいてくれたらなあと言っていたから、孤独な中の戦いだったが、最終的にカジキを釣り上げた。
     でもサメが舷側にくくりつけたカジキを襲い、血が出てその血の匂いでさらにサメが来るという悪循環で、カジキは漁師が母港に帰る頃には頭と背骨を残す

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    2025年12月22日
  • 湯気を食べる

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    食べることと作ることが好きな歌人、くどうれいんさんの食エッセイ。
    「湯気を食べる」という発想がなかったので、新鮮な気持ちで読んだ。
    「ほかほかのご飯を湯気ごと食べる」なんて、おいしそうでいいなと思う。
    春になったら、スナップエンドウとミニトマトのおしゃれなサラダを作って食卓に出そうと思った。

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    2025年12月22日
  • ミトンとふびん

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    ネタバレ

    自分が死んでしまうとき、心配して驚いてくれる人の顔が想像できることが自信なんだ、どんな占いよりもいいってことがすごく救われた。

    「目盛りはなるべくいつも真ん中に。情けは決して忘れず。」
    「突き詰めすぎるのは良くない」
    ささりました。最近、その人を手に入れることはできなくて、理想やこうしなければというものを手放したいと思っていたのですごく心に残った。

    SINSIN AND THE HOUSEを読んで涙が自然と流れてきた。
    珊瑚のリングも同じで、すごく深みがあった。

    自分と周りの人とお別れすることについて、自分はまだ飲み込めきれてないのでまた読み返したい。それでも今感じたことを忘れないように

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    2025年12月22日
  • なんちゃってホットサンド

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    慌ただしい毎日、時間に追われる毎日、心が少し疲れ糸さんの丁寧で落ち着いた自然に寄り添った生活に触れたくて手にした一冊。
    また「針と糸」、少し前に読んだ「いとしきもの」を読みたくなった!

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    2025年12月22日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    ほっこり森林に癒されたい時に再読してしまう。
    キャンプにはたまに行くが、山小屋暮らしは夢。小川糸さんのこの作品を読むと忙しい都会から、自然の中に行った気分になれる。

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    2025年12月22日
  • 人魚が逃げた

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    銀座の街がこんなにロマンチックな物語の舞台になるなんて。それだけじゃなくて、人生の応援歌のような物語りの数々にすっかり魅せられました。私だったら王子様に何を言ってあげられるかな。なんて思ったりしました。
    エピローグも素敵で、あれ?あの人?ともう一周読まずにいられませんでした。

    大好きな一冊です。

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    2025年12月22日
  • 女二人のニューギニア

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    最高に面白かった。今から60年近くも前にニューギニアのネイティブが暮らす奥地への旅を記した滞在記。もちろん電気も水道も道さえもない未開の地で、文明に一切さらされていないシシミン族と生活した1か月間。そんなところに、東京では白木屋から三越までの数百メートルさえ歩かずタクシーに乗るお嬢様が、友人が呼んだというだけで下調べもほとんどせずに行ってしまう大胆さと好奇心。さすが作家です。私には1泊だってとても耐えられない環境に思えます。それをこれほど楽しそうに振り返ることができとは、有吉さんを心から尊敬します。

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    2025年12月22日
  • 阪急電車

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    有川浩さん、初めましてでした。

    いやー、こういう本、大好き。
    ほっこりするし、心が温かくなる。

    辛い時や苦しい時にも良いと思う。

    もう一周、すぐに読みたい。

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    2025年12月22日
  • 連続殺人鬼カエル男ふたたび

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    前作よりも39条に踏み込んだ社会派…と思いきや、しっかりどんでん返しもあってやられたー
    前作が見事な伏線になっててすごい
    あそこで古手川じゃなくてそいつ刺せよ!!と思っちゃった

    前作から酷いことは覚悟してたけど、やっぱり酷い
    それを上回る面白さがあるから読めてるけど
    あれが「事故ならよかったね」とはならないところもやっぱり社会派だと思う

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    2025年12月22日
  • 奇跡のバックホーム

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    前評判も良かったから映画を観に行った。想像以上に感動もしたし、横田選手について知らないことの連続だったので面白く観られた。
    その感動が冷めないうちに、本も読んでみようと思って購入。内容は映画と変わらないのだが、映画とは違って実体験を積んだ作者の言葉で書かれているし、「現実は小説より奇なり」とはよく言ったもので、現実に起こった出来事だと知り、さらに驚いた。一番気になる言葉は、「小さな目標」という言葉。えてして人は大きな目標を前にすると、できるか、できないかで考えがちだが、そうではなく小さな目標を持つことにより、着実にレベルアップを果たすとともに、達成感を味わうことの大切さを実感した。

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    2025年12月22日
  • いつもの木曜日

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    心に響く言葉がたくさんあってとても満たされた。
    1番響いたのは『楽しいことより楽しみなこと』
    世界観が本当に大好き。

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    2025年12月22日
  • 楽園の楽園

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    小さい頃、山、川、海等で自然、生き物に触れ合い色々な事を学んだり感じていた事を思い出しました。(NI) とっても良い表現だと思いました。

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    2025年12月22日
  • 夜色表紙の本

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    ネタバレ

    一歩踏み入れると独自の世界が広がり、とても居心地がいい
    オーリエラントシリーズの特徴である、静かな世界観の厚みをあらためて感じた
    ヴァニバスが心に闇を持つかどうかは明確ではなく、そのため力が発動するかどうかも定まらない
    その中で、両親と伯父が与えた「夜色表紙の本」
    内包された力が意図されたものか偶然かは判断できないが、必要な時にだけ働くという世界の理が示されているように思う
    来るべき時は来るだろうし、来なければ今ではないだけで

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    2025年12月22日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    空っぽなら埋めていけばいい。一番心に残った言葉です。心身共に疲れて長く務めたところを辞めてから私もなんだかずっと虚無感と弱い自分に心底嫌で嫌でたまらなくて悶々とした日々を送っていました。せっかく時間も取れたし、と大好きな読書を再開してからこの本を読めたこと、幸運だったなと感じています。シャールさんが引き合わせてくれたのかな。少しずつでもまた私も歩き出したいと思いました。ありがとう!

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    2025年12月22日
  • 白鷺立つ

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    ネタバレ

    正直、比叡山の修行の体系を全然理解しておらず、わかってたらもっと感動したかもしれないけど、この勤行にかける熱量と、やんごとない立場に置かれた2人の僧侶の間の確執とか想念の凄さでただごとでない緊張感で全編が満たされ、小説の分量として決して多くないけど、内容の緻密な重みとその感情に強く打たれた。しかし、第1作でこんな作品が書けるとは驚いた。松本清張?直木賞?なんか賞のイメージとしてはピンとこないけど、濃密・緊密な人間関係を描いた力強い作品。直木賞レースでないと決して読まなかったであろう作品。読んでよかった。

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    2025年12月22日
  • 黒い家

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    読み終えた後、1週間くらいは何故か分からないけど何かに怯えて過ごしていました笑
    それくらい人間が恐ろしく書かれていた。本当にありえるような怖さであったので、通常のミステリーホラー小説よりも違う怖さを感じた。
    ヒトコワを読みたいのであれば是非この1冊をオススメしたい。
    映画の方では大竹しのぶさんが演じられていたり...

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    2025年12月22日
  • 本づくりで世の中を転がす 反ヘイト出版社の闘い方

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    書店で見て気になったもの。”NO!ヘイト”の気概のままに運営される出版社の存在が頼もしい。書店を尊重した流通・販促経路の維持とか、なまなかの覚悟では貫徹が難しい事業を成立させているのも凄い。書評の活用と、それだけ信頼を置いているだけに感じている不満についての言及も、なるほどと思わされる。読めてよかった本。

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    2025年12月22日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    おそらく初めての戦争小説。
    本屋に行くとよくみるので気になり読み始める。
    これが読書大賞、直木賞候補作品かと衝撃を受けた大作であった。 先入観からか最初は海外小説かと思っていたが、
    日本人作家と知り二度の衝撃。
    しっかりと裏付けされた正史に女性スナイパーの物語がしっかりと織り込まれた作品であった。
    既に終戦しているが、実際に今おこっているかのような臨場感があり、
    主人公の葛藤に感情移入することができた。
    表題についてもしっかりと伏線回収され600ページを
    1日で読破させる物語であった。

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    2025年12月22日
  • 硝子の塔の殺人

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    「綾辻行人になりたかった」にはちょっと笑いました。
    しかし、このエンディングはハッピーエンドというのか?バッドエンドというのか?
    また野に放ってはダメですよね?
    うーん…。

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    2025年12月22日
  • 重力ピエロ

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    めちゃよかったー˙ᴥ˙

    「本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ」
    重たいテーマなのにどこか明るい。
    知的なユーモアや、全てが繋がる後半での伏線回収、読み止まらなかったです。

    父親が素敵すぎる
    「おまえは俺に似て、嘘が下手だ」
    救いのある結末でよかった

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    2025年12月22日