ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • シンプルな情熱

    Posted by ブクログ

    淡々と自分のやったこと、考えたことを書くのだけど、そこに恨みつらみはない。あるかもしれないけど、極端に抑える。相手や既婚者との関係について、この突き放すわけでもひねくれるわけでもなく、距離をおくわけでもない。男を見下すわけでもなく。

    男や恋愛への執着があるようなないような。関係にどっぷり浸かって、たっぷり愛して、そこから抜けるのはこんなにも苦しいけども、それでよかったと肯定するように読める考え方が新鮮。

    かつて人を愛したことを思い出す。一緒に生きてはいけないことが苦しかった。辛い時に一緒にいてくれないのなら意味がないと、人生が一つにならないなら意味がないと、私は思っていた。

    が、彼女は、

    0
    2026年03月15日
  • ペンギンにさよならをいう方法

    Posted by ブクログ

    とても面白かったです。読みごたえがありました。
    おばあちゃんとペンギンの組み合わせが意外で、そこがとてもよかったです!

    0
    2026年03月15日
  • 田楽屋のぶの店先日記 ~深川人情事件帖~

    Posted by ブクログ

    田楽屋を営みながら夫晃之進と暮らすのぶ。晃之進が突然連れてきた朔太郎と暮らすうちに親子同然になっていく。大人の事情に振り回される朔太郎、少し特殊な能力も持っていてそれをヒントにのぶが推理を働かせて晃之進の探索を助ける。朔太郎に実の父親から迎えがきて別れ、その後朔太郎が今度は実の父親と今生の別れで泣けた。藩主といえど必ずしも権力者じゃないんだよね。子供の安全のために手放さざるをえない藩主も辛いね。次巻が出ているようで楽しみです。

    0
    2026年03月15日
  • そして誰もゆとらなくなった

    Posted by ブクログ

    三部作が終わってしまって悲しい気持ちもあるが、ほんと語彙が多彩で面白かった。
    部屋で1人だったとはいえ、ウサイン・ボルトの登場の場面では声を出して笑ってしまった。
    前作では笑うのを許されない通勤の電車内だったので、それを考えると私も少しは成長出来たのかと嬉しくなった。

    0
    2026年03月15日
  • ぼくは明日、昨日のきみとデートする

    Posted by ブクログ

    彼女が泣いてた理由、そういうことだったのかと…
    恋愛小説あまり読まないけど、こんなに感動するとは思わなかった!

    0
    2026年03月15日
  • 死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発

    Posted by ブクログ

    2011年3月11日の東日本大震災の発生から15年目を迎えての再読です。

    当時、福島第一原子力発電所を大津波が襲い、全電源喪失、原子炉を冷却するための注水不能、放射線量増加、最悪の場合は首都圏を含む東日本の壊滅という、かつてない危機に日本は立たされました。

    この事故に関しては、当時も今も、大津波が福島第一原発の施設を飲み込む様子や、原子炉を収容している建物が水素爆発する映像が、何度も流され、皆さんの脳裏に焼きついていると思います。

    この作品は、90人を超える関係者から聞き取り調査をして明らかとなった、当時あの福島第一原発で何が起き、そこで働いていた人々が、何を思い、災害を少しでも食い止め

    0
    2026年03月15日
  • 獅子王アレクサンドロス

    Posted by ブクログ

    壮大。紀元前4世紀。小国マケドニアの王子アレクサンドロス。アリストテレスに教育を受ける。王になり学友たちと出兵しペルシア帝国を打ち破り、さらにインダス川まで東征。私利私欲や怨みつらみでなく、世界平和のためというわけででもなく、「その先はどうなっているのだろう?」という好奇心だけで進んだ感じ。戦争には負けたことがない。自分を神だと考える。死なない。人格が並外れている。でも妙に人間臭いお母さんから生まれている。最終的には部下の抵抗にあって(神託という形にして)引き返すが、惹きつける魅力がすごい。32歳で病死。スピードが凄すぎる。自分の命をあまり大事に思ってないし、後継者を決めておかなければ争いが起

    0
    2026年03月15日
  • 或る集落の●

    Posted by ブクログ

    悪い男に引っ掛かったせいで事件を起こして、田舎の親戚に引き取られた姉と数年振りに会うけど、姉がなんかヤバイものに取り憑かれていた「べらの杜」
    アル中の男がチンピラの男に連れられて彼の故郷で療養という名前の飼い殺しにあってるんだけど、男が言うには猿が来ると病気が治るらしい…という「うず山の猿」
    『がんべ』と地元で呼ばれていたというサイコパスな兄弟分とのややグロテスクなロードムービー的な話の「がんべの兄弟」
    嫁ぎ先の田舎の因習に振り回される女と『がんべ』という存在と●『まる』と呼ばれる存在の後味が悪過ぎる「まるの童子」
    の四篇から構成される、いわゆる村ホラー小説。
    怪談や人怖的な怖さ、しかも読んだ

    0
    2026年03月15日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

    Posted by ブクログ

    ★4.8
    何度も胸を締め付けられて、心揺さぶられた。
    途中からはまさにページをめくる手が止まらない
    といった感じで、文字を読んでいたけど
    ずっと頭には映像が浮かび続け、映画を観ている
    ような感覚で、止まらず夢中で読破した。

    悲しみや、辛い思いの経験があるからこそ
    人の悲しみや辛さに気付けるし、
    人の優しさを受け取った分だけ
    人に優しくいたいと思えるのだと、改めて思った。

    この本は今後また何度も読むと思う。
    大切にしたい本になった。

    0
    2026年03月15日
  • 風に舞いあがるビニールシート

    Posted by ブクログ

    第135回直木賞受賞作。
    短編集。6つの物語。

    一人の作家さんが描いたとは思えないほど、それぞれ趣きが違う短編。それでいて、どれもが読み終わった時に、そっと背中を押してくれるような前向きな気持ちをもたらしてくれる。

    0
    2026年03月15日
  • 創作する遺伝子―僕の体の70%は映画でできている―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    こ、これはスゴい…。
    映画や本に対する愛はもちろんだが、構造理解や幅広い知識、そこから紡がれる独自の視点から語られる言葉は胸に響く。付け焼き刃の考えではなく、日頃から常に考え、本当に伝えたいと思っていることが分かる。そして映画を、本を、旅を日頃から考えているからこそ小島監督の血肉になり、今も尚ゲームという形になって世の中に出し続けられているのだ。多くのMEMEを受け取り、作るゲームの最高傑作は常に最新作だと言い切る小島監督は格好良すぎる。

    0
    2026年03月15日
  • 永遠についての証明

    Posted by ブクログ

    自分の好きにまっすぐに向き合うこと、その言葉だけを見ると美しく潔い。
    けれど、人にはいろんなしがらみや、プライドなんかの煩わしいものがあって、そうしたくてもできる人とできない人がいる。
    この作品はそれができる人とできない人の友情の物語。
    こんな言い方をするとできる人が優秀で、できない人がそうではないみたいだけど、そうではない。
    まっすぐすぎて不器用で、しがらみやプライドがあるからこそ上手く立ち回れる。
    同じ数学という分野に挑む過程で芽生えた友情、それが辿る軌跡の物語。
    才能というのは純粋で美しい、だけどそれだけに脆く危うい。
    切なさがいつまでも残る作品。

    0
    2026年03月15日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

    購入済み

    斜陽日本での楽しい生き方を示す

    成瀬三部作完結編。京大生となった成瀬あかりと愉快な仲間たちを描く。👩🏻‍🎓翻訳家マライ・メントラインは、本シリーズのテーマを「地盤沈下している日本社会の空気感の中でいかにポジティブに生きるか」として捉えている。本シリーズ累計200万部超の実績は、こうした時代の要請に応えた結果なのだろう。👩🏻‍🎓ところで、成瀬のキャラについて、斬新という評価が目立つ一方、エロゲにはよくあるキャラとの指摘もあった。この指摘には、思わず笑ってしまった。👩🏻‍🎓

    #ほのぼの

    0
    2026年03月15日
  • 正体

    Posted by ブクログ

    非常に高い評価。話の進み方としては関係者を主体として場面が移り変わっていくので、登場人物は多いのですが混乱することなく読み進められます。筆者のあとがきにもあったようにメッセージ性のある作品。世の中、綺麗事だけではないのでこんな作品もあってよいと思いました。

    0
    2026年03月15日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本当に大好きだった。

    父からの、言葉になぜか私も泣けた、、
    足りてる、足りてない、当たり前、幸せ、
    本当に人それぞれで。
    でもやっぱり、30代になって独り身だと
    世間からは足りてない、難があるから独身のまま
    とかってみられてしまう。
    なんなら、自分自身で、そうレッテルをはって
    しまう。やだな。

    私も、ももちゃんと一緒で
    誰かにいてほしい、それこと生活している時に
    ふと私を思い出してくれる、
    そんな相手がいたらなって。
    そんなの当たり前に思うのに、私だって
    結婚したり子供産んだりしたいのに
    はああ、すごくももちゃんの気持ちが分かりすぎて。

    埋葬委員会、素敵だな。
    私も、雨宿りみたいなお店が

    0
    2026年03月15日
  • 神様の暇つぶし

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    言葉遣いが綺麗で繊細で達者。

    全さんが悪い人だと思っていたけれど、読み続けてみると愛のあるものだった。

    愛とは?

    0
    2026年03月15日
  • 答え合わせ(マガジンハウス新書)

    Posted by ブクログ

    ネタ合わせあまりしないようにする、納得
    ここまで考えられてネタが作られているとは
    まじで漫才の参考書

    0
    2026年03月15日
  • ガール

    Posted by ブクログ

    30代半ばの働く女性がテーマの短編集。
    結婚していてもしていなくても、子供がいてもいなくても、みんな頑張ってる!
    元気がもらえる小説でした。
    面白かった!

    0
    2026年03月15日
  • 古代人の教訓 視野が広くなる、世界最古の教え

    Posted by ブクログ

    古代エジプト人は、正義、秩序が大事だと考えていたようだ。もちろん、皆ができた様では無いが。人がたくさん集まれば政治が必要になるし、組織に属すれば人間関係に悩んでいたみたい。人間の本質は変わらない。死生観は、この世の次にあの世があり、永遠の楽園と考えていたそう。面白い。

    0
    2026年03月15日
  • おちゃめなふたご

    Posted by ブクログ

    いじっぱりなふたごが、気に入らない新しい学校でひと嵐起こしていく。

    はんこうし、いたずらしながらも、ひきょうなことはしない2人がかっこいい。ふたごと周りの子たちが、おたがいをだんだん受け入れ、助け合って行く姿もすてきだった。

    主人公もクラスメートも、ものすごい才能をもつ子でもかわいそうな境遇の子でもない。どこにでもいるような等身大の子どもでも、物語の主人公になれる。そして、自分たちの学校生活のドタバタも、物語を飾る1ページになるんだって、感じることができると思う。

    「あのふたりは、それほどひどくないわよ。ただちょっとだけぎゃふんとなれば、みんなとなかよくやっていけるのよ。きっかけがありさ

    0
    2026年03月15日