ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 海を抱いたビー玉~甦ったボンネットバスと少年たちの物語~

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    audible 。1月に作者の話が聞けるので、も少し読んどかないととの思いで少しずつ増やしています。
    本作は瀬戸内の大三島からスタート。私も子どもの頃に乗ったようなボンネットバスの物語で、作者いわく、半分はノンフィクション。
    サビ切ったバスをすごい熱意で再生した人々の思いに撃たれるヒューマンなおはなしです。
    森沢明夫作品はいつもやさしさと温もりに満ちています。

    本の題名と同じ歌をSpotifyで聴きました。

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    2025年12月22日
  • 落日燃ゆ

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    不作為の罪に問われ処刑された広田弘毅の物語。
    まるで一から作ったかのようか小説ではあるが、それは史実と史実の合間に補完される筆者の圧倒的想像力と言語力によるものと思慮する。
    これにより、深みやリアリティを担保していて、非常に面白い。

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    2025年12月22日
  • 殺人出産

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    性に関する表現が生々しかったけど、とてもよかった。
    彼女の作品はいつも「その普通って本当でしたっけ?」と問いかけてくれるところが好き。

    誰かにとっての素晴らしい世界は、誰かにとっての地獄の世界ということを短編からも感じた。
    100年後にはこの常識も変わっているかもしれない。
    私たちはまだ発展途中であって、今が全てではないのだという希望と、いつどのような方向転換があってもおかしくないのだから、他者を自分の正義で断罪するのはよくないな、と。

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    2025年12月22日
  • 【電子限定SSつき】ものがたり洋菓子店 月と私 よっつの嘘

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    シリーズ第4弾!
    今回もホッコリするようなお話ばかりでした。

    第4弾は、
    4月のイースターから5月の母の日までのお話。

    イースターでの洋菓子では聞いたことがないものばかりで、終始ワクワクしながら読んでいました!
    麦ちゃんと小毬ちゃん達が食べていた
    『アニョー・パスカル』は初めて聞いて調べてしまった!!美味しそう!!!
    このシリーズは初めて知る洋菓子が多々あるので、
    調べながら読み進めるのがとても楽しい!

    恋の進展もあり、次のシリーズも洋菓子を楽しみつつみんなの恋の行方も追っていきたいです!

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    2025年12月22日
  • I

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    2章から構成されていて、どちらから読むかで、「救えるか、殺してしまうか」と聞いて、「絶対救いたい」と思い、「どちらにしようかな〜」で選んで読み始めました。結果、救えましたー。はぁ、良かった。
    ストーリーも面白くて、一気読みでした。

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    2025年12月22日
  • 穂束栞は夜を視る2 ファムファタルの毒棘

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    ネタバレ

    もう2巻を読めるとは嬉しすぎる!
    嗣人さんは本当に執筆が早い方なんだなー。
    シリーズ色々抱えてるのに。
    ファンとしては嬉しい限り。

    栞と窮奇と白銀の関係がいい。
    二人に懐いてる栞が可愛い。夏休みに入る直前に借りた妖怪大図鑑?が役に立ってるのが可笑しい。
    白銀と窮奇がピンチになるのかと思いきや、割にサクッと切り抜けてしまったので拍子抜けだけど、安心して読めたので良かった。
    ラスト3人で海に行ったのが良かったなぁ。

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    2025年12月22日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    【継承】

    競馬はまったくやりませんが、父が週末に観ていたGIをただボーッと眺めていたのが小学生から中学生の時の記憶です。

    社会人になってからも競馬と関わる機会は多くないですが、時折流れる競走馬たちの勇姿やかつての名勝負や名実況にはなぜか目を奪われました。

    この本に出てくる馬はもちろんフィクションであり、描かれるのは競走馬を巡る“ファミリー”の話です。

    本で涙を流したことはありませんが、初めてボロ泣きしました。これは私のこれまでの人生での競馬との繋がりや子どもの時に父の近くで観ていた名勝負と熱くなる父の姿などいろいろな要素が絡まりあって結果なのかなとも思いながら、、、

    ただ、私の読んだ

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    2025年12月22日
  • 大人になれない

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    小学5年生の純矢は母に突然捨てられた。サマーキャンプに行っている間に家が引き払われても抜けの殻になっており、手紙があった。近くの親類の家に世話になれというのだ。

    第1話 その家には歌子さんと、そのお母さんのお婆さん政江、41歳無職居候の太助、67歳無職居候の江口が住んでいた。太助がご飯を作ってくれて、月500円のお小遣いを歌子がくれて、順調に生活が始まる。

    第2話 たまたま江口の故郷がテレビで流れた。江口と純也はバスを乗り継いで江口の故郷へ行くが、江口の村はダムの底に沈んでいた。

    第3話 大晦日を迎えた。お節を大晦日に食べる北海道の風習について言い争いが勃発。そしてまた居候が増えるのだっ

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    2025年12月22日
  • 黄色い家(下)

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    ネタバレ

    救いのない、ではどうすればよいのかもわからない顛末。

    黄美子さんとはどういう存在なのか。
    世間で虐げられる危うさを持つ弱者であることは間違いない、けど同じような境遇に立つ弱者のそばにいることができる。意図しない優しさで他人を掬い取ることができる力があるように思われる。徐々に少しずつ削れていくように、存在が希薄になっていく描写がいたたまれない。

    エンタメ性も兼ね備え、お金とはという命題に挑む。
    お金に踊らされないように、お金なんてただの紙といえるのはある一定以上の恵まれた階級の詭弁なのかもしれないと惑う。夢や希望を持つことも許されないジュブナイルな展開に心穿たれる。

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    2025年12月22日
  • 運転者 未来を変える過去からの使者

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    読みやすい。ファンタジーなのに、さも現実世界にあるかのようにのめり込める作品はなかなかない。
    読み終わった後、また一から読み始めると、最初の文章で高揚しているのがわかった。
    運が悪いなと感じた時は、この本を思い出したい。

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    2025年12月22日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    生きていくのって、寂しいのよ──とシャールさんは言うけれど。他人と孤独を寄り添い合ったり、分かち合うのではなく、それを前提にせずに、ただ信じ合えたらいいよね。

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    2025年12月22日
  • 黄色い家(上)

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    ネタバレ

    発売当時話題となって気になっていた本作の文庫化。

    読み始める前に想像していたマインドコントロールによる監禁事件みたいな題材とは異なる。ジェットコースターのような浮き沈みのなか奈落へ急降下という場面での上巻エンド。

    では下巻へ。

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    2025年12月22日
  • 変わり者たちの秘密基地 国立民族学博物館

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    大好きな民博のことを、民博の教員(研究者)へのインタビューを元に書かれた本。
    民博のありとあらゆることや、各教員の研究、民族学や文化人類学のことなど盛りだくさんな内容が、正に民博的なのです。

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    2025年12月22日
  • HACK

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    登場人物や物語はフィクションだが、実際の地名や犯罪集団、社会現象などはの時代背景はノンフィクション。
    橘玲さんの小説を一言でいえば「グレーな裏社会を学べる教養書っぽい作り話」。
    ストーリーも楽しいけど、大量の参考文献から抽出された"本当にあった怖い話"は教養にもなり読み応えは十分。

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    2025年12月22日
  • 国宝 下 花道篇

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    上の青春篇も下の花道篇も、どちらも怒涛の展開で、主人公の歌舞伎に賭けた喜久雄の波乱万丈の人生が描かれていてとても読み応えがあった。
    歌舞伎のシーンを映像ではなく文字で描写するのは難しいと思うが、それをやってのけた吉田修一さんはすごいとしか言いようがない。
    歌舞伎は伝統芸能だけに才能というよりは血筋で継承されるものとばかり思っていたが、そうではないことも知ることができた。
    個人的には喜久雄の兄弟のような存在の徳次が好きで、徳次がいたからこそ喜久雄は歌舞伎役者を続けることができたと思う。
    瀧晴巳さんによる歌舞伎の演目の解説も面白かった。
    この小説のおかげで、今まであまり関心がなかった歌舞伎に少し関

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    2025年12月22日
  • 熊はどこにいるの

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    とても良かったです

    語る人を変えていく物語は、語られる人たちが知り得ないことを知ることができるので、読む人にとっては神の目なのかな

    神の目は嫌いじゃないけど、、、

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    2025年12月22日
  • 人魚が逃げた

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    世界は物語でできている。
    これほどぴたりと言い当てる帯の言葉があるとは!
    うますぎる、とつぶやきたくなるくらいひとつひとつのストーリーがうまくできていました。
    自信をもってひとに薦められるというのはこういう本のことをいうのかもしれません!

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    2025年12月22日
  • 正体

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    ネタバレ

    ラストが切ない…。それぞれの章もしっかりとした設定で、丁寧に書けていたと思います。ただ、求心会の所は、鏑木がなぜ求心会の闇を暴いたのか分かりません。そこだけがちょっと引っかかりました。

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    2025年12月22日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    俗にいう、「お受験」がテーマ。
    小学生の十和が主人公で、最初の頃は、思春期まっただ中で父親を毛嫌いしているのかと思いきや、読んでいくうちに、だんだんと家族のありようが見えてきた。

    約半数が私立を受験するという都会ならではの大変さ、塾の存在が大きい事、学校生活がほとんど書かれていない。
    小学生とは思えない生活ぶりに、頭が下がる。
    まさに家族一丸とならなければ、受験戦争には勝てないだろう。

    十和の家族のように、受験で家族が一つになって絆が深まることもあるだろうけど、中には家族崩壊を迎える場合もあるだろう。
    受験だけがすべてではない。
    やったことはきっと無駄ではないけれど、
    やらなかったことで幸

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    2025年12月22日
  • 火喰鳥――羽州ぼろ鳶組

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    イクサガミが良かったので、今村翔吾の作品を探してたら最近Audibleで配信されたので聴いてみた。江戸っ子気質な痛快さと温情さが良かった。
    アニメ化も楽しみだし、シリーズ全作読みたい。

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    2025年12月22日