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Posted by ブクログ
この本は、重度の自閉症の当事者である東田さんが苦労に苦労を重ねて取得した文字で一生懸命に執筆し、本にまとめたものです。
彼は重度の自閉症者で、言葉の理解と表出が難しく、分かっていても言葉が出ない。
他の人にはない特有の感性があり、目を見て話せないし、意識があちこちに飛んでしまう。
記憶に制御される身体で、思いがけない行動をし、それが自分の意思では制御出来ない。
こだわりやパニックを抑える事が無理。
突然大声を出したりもしてしまう。
繊細な気持ちと生きづらさを抱えている。
感情があるのにそれを上手く表せないし、失敗しても「ごめんなさい」と言葉に表せないせいで落ち込む。
などなどなど…。
奇声や場面に合わない言葉は、まるで「びっくり箱」のように、みんなだけでなく僕をも驚かせました。
「静かにして」と注意されても、それが出来なくて僕も困っていたのです。
何かあっても、僕は「ごめんなさい」も言えず、弁解もできません。
いつでも自由に話すことができないなら、せめて僕だっていろんなことを分かっていると、周りの人に知ってもらいたかったです。
本文より
皆さん、知っていましたか?自閉症者の気持ちを。
私は何も知らなかったです。ごめんなさい。
ようやく気づく事ができました。
友人のお子さんに自閉症者がいます。
「この本読んだよ」、と伝えたいです。
Posted by ブクログ
“目を見て人の話を聞かないのは、失礼だと思われるかもしれませんが、目を見ている人だけが、人の話をよく聞いているわけではないことを理解してもらえると有難いです。”(p.37)
“「自閉症者は人に関心がないように見える」と言われることがあります。僕は人に関心がないわけではないです。人とうまく関われないせいで、人に関心がないように見えてしまうのでしょう。”(p.55)
↑めっちゃわかる。わたしも人の目を見て話せないし、見られているとウワーっとなって逃げたくなってしまう。やっぱり無礼だと思われてるのかなあ…。わたしは人と関わるのがあまりにもへたっぴすぎて、人に関心があるんだかないんだかもう自分でもよくわからんかもしれない。でも目の前の相手を不快にしないように努力はしてるつもり。社会的カモフラージュで。成功してるかは謎。
こうして自分の特性のことを的確に書ける当事者はすごいなといつも思う。そしていろんな人がいてほんとにスペクトラムだなとも。
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