科学の扉をノックする

科学の扉をノックする

440円 (税込)

2pt

宇宙のはじまりはカップからこぼれたコーヒー? 人間が豚を食べられるのは遺伝子のおかげ? 作家、小川洋子が様々な分野で活躍する科学のスペシャリスト7人にインタビュー。科学の不思議を解き明かすため、日々研究に打ち込むひとびとの真摯な姿に迫る。そこから見えてきた興味深い成果の数々とは。ふとした疑問から巨大な謎まで、科学に関するあなたの『?』を解決する珠玉の入門書。

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科学の扉をノックする のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    科学のスペシャリスト7人のお話は、平凡な暮らしをしている私には到底聞き及ぶ事のない分野のお話ばかりで、時に難解なものがあるのは当然のこととして、とても興味深く貴重なお話の数々、感動しながら読みました。
    そもそも科学の扉をノックする小川洋子さんが流石だな〜というのと、それを読みやすくまとめてあるのがま

    0
    2025年09月21日

    Posted by ブクログ

    これは面白い!一気読み。しばしば感涙しそうになる。「1.宇宙」「2.鉱物」「3.DNA」「4.スプリングエイト」「5.粘菌」「6.遺体科学」「7.トレーナー」という科学のスペシャリスト7人へのインタビューなんだけど、この感動はなんだろう?どの方も素晴らしいのは確かなんだけど、お話を聴き受け止める小川

    0
    2025年07月05日

    Posted by ブクログ

    理系の知識を付けたいと思い、色々読んでたけど、文系の私に一番しっくりきたのがこの作品。数式や原理原則がつらつらと書かれているのではなく、物語的に宇宙とか鉱物などの自然科学のことが語られています。ロマンティックです。

    0
    2018年03月02日

    Posted by ブクログ

    この本を楽しむのに、見ただけで頭が痛くなるような化学式や、小難しい物理法則といった知識の類は必要ありません。
    主役はあくまで、科学の根底にある美と、その神秘を日夜追い続けている科学者達の生き様であるからです。

    また彼等を描き出す小川洋子の清潔な文章からは、科学への強い憧れと静かな感動が溢れんばかり

    0
    2013年04月15日

    Posted by ブクログ

    タイトルだけでちょっと難しいかな、と積んでたけど、開いてみたらいつも通りの小川さんでした。
    世界の美しさを本当に綺麗な言葉で伝えようとする人だなぁと思います。

    0
    2012年10月27日

    Posted by ブクログ

    まさにタイトル通りの本。
    宇宙の話、鉱物の話、遺伝子の話、粘菌の話はまだ馴染みのある方だけど、スプリングエイトの話、遺体科学の話ははじめましてだった。
    特に遺体科学にとても興味があるので、遠藤先生の著書を読みたい。
    「遺体にひそむ謎を追い、遺体を人類の知のために保存する」のが「遺体科学」らしい。

    0
    2012年08月26日

    Posted by ブクログ

    各分野の科学のスペシャリストの元を作家・小川洋子が訪ねインタビューして著した本。対談集かと思ったのですが、小川洋子自身の言葉で書き表されており、文系人間にも取っ付きやすくなっております。
    何せ「あの」小川洋子の手によるのですから。怪しげで魅力に溢れた科学者を生み出し、些細な物事にもキラ星の如く光を与

    0
    2012年07月31日

    Posted by ブクログ

    文学部出身の著者ではあるが、新聞で一番好きな記事は科学の記事だという。
    そんな人物が第一線で活躍する科学の専門家7人にインタビューをしたもの。根っからの文系人間の僕には理解不能な箇所もあるが、それでも努めて平易に書こうとしてくれる。宇宙の神秘のような超マクロから、細胞の中のDNAの塩基配列の超ミクロ

    0
    2023年05月07日

    Posted by ブクログ

    数学はいつでも苦手だったけれど、科学はどうだったか思い出せない。自分が親しく科学的学問を学んだのは高校生の頃、地学で星の運行にふれたのが最後。
    目に映るもの全てに詩情があるというなら、同じく科学のまなざしを持って世界を読み解くことが、こんなにも豊かに可能であるとこの本は教えてくれる。

    特にすきなの

    0
    2023年01月24日

    Posted by ブクログ

    小川洋子さんが様々な科学者にインタビューする本です。

    科学では、知れば知るほどわからないことがたくさんあること。
    宇宙、鉱物、遺伝子、生物、、、まったく異なる分野なのに、なにか共通するものがあり、人間社会に通ずる話が見えてきます。そこを小説家が絶妙に料理してくれるので、小説に膨らむ妄想を楽しみつつ

    0
    2022年11月05日

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