感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2023年07月04日
小さな町の「桜風堂」、そこに向かう坂の途中では、
いつも不思議なことが起こるらしい。
会いたかった人に会えたり、
亡くなってしまった人やペットに会えたり・・・
「桜風堂ものがたり」の新しい物語がまた始まる。
今回は「夢」が付くので、ちょっとファンタジー。
Posted by ブクログ 2022年08月20日
この本、大好物(人´3`*)スキスキ~♪少しゾクッとするけれど、とーっても優しいお話(*^^*)こんなに優しいなら魂でも、宇宙人でも、どーんと来い!(^∇^)
Posted by ブクログ 2024年03月04日
桜風堂店主の言葉に『本を読むとは他人の人生を生きるということだ。自分ではない誰かの人生を辿り、その心で生きてみるということだ。…ひとは、一冊本を読むごとに、きっと、その本の分だけ、優しくなれるんだと…。ひとは本がなければ、ひとりぶんの人生しか生きられず、…』と本を売るという仕事が大好きな理由のひとつ...続きを読むとしてあげている。そうだよなぁ。と改めて思う。
本を読むことが習慣化されていればそんなに意識することがないのだが、普段あまり読書をしない人にとっては、何が良くって読むの? 何が楽しいの?って思いを持つらしい。ごくたまにだが、そう言われたりする。今度聞かれたら店主の言葉を伝えようと思う。その通りだと思うから。
現実では経験できない事。幽霊や不思議な奇跡も異星人の存在もここでしか味わえない経験が自由にできる世界!読書の醍醐味を感じます。合う合わないはあるでしょうけれど‥。
Posted by ブクログ 2024年02月08日
逢えない人を思い、現実なのか夢なのかわからない中で会って、心残りになっている思いを伝える。
こんな町と本屋さんが存在したら行ってみたいな~ と誰もが思えるような優しい物語でした。
Posted by ブクログ 2023年07月21日
桜風堂物語のファンタジー部分スピンオフ短編集。
むしろ、「星をつなぐ手」以降の月原一整・透少年・「風猫」藤森正太郎・沢本来未、そして多分の卯佐美苑絵 のカフェ書店についての続編があってもいいのではないか。本=書店を愛する人びとの温かい作品群である。
Posted by ブクログ 2023年05月30日
桜風堂番外編。
まさに「夢ものがたり」
ほわっと楽しめました。
最初の透とその友達2人の冒険もなんかいいなあ、と思いながら読みましたが、都会で人間関係うまくいなかなかった人が田舎で自分を取り戻すーかどうかは田舎出身の私にはちょっとひっかかりました。
「都会では、空気が読めない善人は、嫌われてし...続きを読むまうこともあるのだ。」
これは田舎も同じ。そして、都会なら逃げ場もあるけど田舎にはない。
そんな現実はともかく、桜野町はあくまでも架空の町。夢を見させてくれる町。
読んでいる間は現実を忘れて、どっぷり夢の世界にはまって幸せな気持ちに。
Posted by ブクログ 2023年05月29日
夢ものがたり。
最後が少し戸惑ったけど
どれもやっぱりあったかくて良いお話。
このシリーズに出会えてよかった!
まだ出てきてない人達のお話も読みたいな。
アリスで始まり、アリスで終わった。
優しい人たちがたくさんだ。
心地良い。
Posted by ブクログ 2023年04月03日
少年達に人気の怪談話の舞台になりやすかったりする山間の小さな書店に迷子になった大人や、本の編集者の父を持つ 娘などが様々な思い出を胸に訪れる物語です。
Posted by ブクログ 2023年02月26日
夢ものがたりだけあって、幽霊小咄みたいな話。桜風堂の続きだけど、一整くんは脇役で星野百貨店時代の仲間が主人公でした。一整くんの話も読みたいなぁ。
昔読んだ本にあった『人は二度死ぬ、一度目は本人が死んだとき、二度目はその人のことを知ってる人が死んだとき』っていいうのを思い出した。そう、死んだ人の何か...続きを読むが私の中に残っているんだよなって。
Posted by ブクログ 2022年11月05日
『桜風堂ものがたり』の番外編で、その主人公月原整一をめぐる人たちのお話。
第一話は物足りないものがあったけれど、話が進むにつれて『桜風堂ものがたり』の風を感じた。
第4話は『桜風堂ものがたり』には出てこない、ここだけの登場人物。
この第4話が一番好き。宇宙にまで、物語を読むと、その想いは広がる。
...続きを読むあの静かな、優しさと愛に満ちた風を感じて、読み終える、その読後感は心地よい。
ラストになるまでは月原整一はただ、名前だけで登場するのだけど、最後で彼がこの物語を締める。この「桜風堂ものがたり」が好きな私には素適なラストでした。
改めて、「本が好き」というのは素適なことだとしみじみと感じました。
読んで良かった!
Posted by ブクログ 2022年09月04日
桜風堂シリーズの番外編。正編と違ってファンタジー要素高め…というよりほぼファンタジー小説。亡くなった人の魂と出会える系の話は決して嫌いではない。生きている人もなくなった人も、それで救われるなら、出会えたっていいと思う。
だからこの本も決して嫌いではないんだが…、うーん、宇宙人のくだりって、いるかな...続きを読むぁ?
既に世界観が出来上がってる物語にこの設定突っ込むのって、ちょっと違和感が大きく感じた。
今後正編が続いていくのか?番外編も伸びてくるのか?おそらく、どっちもが関連しあっていく展開になるんだろうけど、この宇宙人設定は、この度だけのお遊びでいいんじゃないかなぁ。
なんでもありはかえって不自由になると思うんだけど。
Posted by ブクログ 2022年08月25日
優しい物語の短編集
死者や、死に近い人に会える峠があれば…
私にも会いたい人がいる。
孤独だと思っても、きっと私の周りには見えない家族が寄り添ってくれる。
Posted by ブクログ 2024年04月09日
桜風堂ものがたりのスピンオフ。
今回は、かなーり現実離れしたお話多数。
でも、ほっこりできるお話多数。
最後の章だけ、ちょっと色々とツッコみたくなりましたが(笑)
優しい物語。
Posted by ブクログ 2024年02月28日
久々に読んだこのシリーズ。とても心がほっこりとする。
夢物語なのでファンタジー感が強かった。最後の異星人の登場にはさすがに異色過ぎて驚きましたが笑
でも、みんな優しい。この本はそんな世界でいい。
Posted by ブクログ 2024年02月12日
桜風堂ものがたりの番外編かな。
あとがきで続編は別にあるみたいなので、そちらも読んでみたい。
都会からちょっと行きにくい場所にある書店。
ちょっと不思議な出来事のお話。
ほっこりしました。
Posted by ブクログ 2023年12月01日
ちょいちょい話がおかしいな…と、思っていたら、この本は桜風堂ものがたりの番外編でした…(苦笑)
番外編は村山早紀さんらしいファンタジーでほっこりしました。あまり本屋は関係ないのが残念だったのですが番外編なら仕方ないですね。
さて、順序が変わってしまいましたが本編の方を読むことにします。
Posted by ブクログ 2023年11月28日
桜野町付近で起こるちょっと不思議な出来事の短編集。
一整のまわりの人々をやさしく見守ってくれる不思議な存在たち。怖くないお化けはいいね。異星人まで出てきた。
村山さんのファンタジー世界に慣れていないので、自然な流れで突然人ならぬものが出てきたりして、ぼーっと読んでいたらあれって思ったりした。
個人...続きを読む的には少し入りづらい文章もあったけれど、やさしい怪奇現象を楽しめた。
Posted by ブクログ 2023年08月26日
想像していた内容と違ったため、やや消化不良な感じではあるが、一整の周りの登場人物たちのことも好きなのでこれはこれで楽しめた。
桜風堂のその後が描かれていたり、一整の思い描く書店作りへの奮闘が読めるのかなと思っていたので、その辺の続編に期待したい。
透や来未、風猫さんを始め、桜野町がますます素敵に...続きを読む繁栄していく様子の続編、それぞれが叶えたい「夢」を実現していく方の「夢ものがたり」が読める日を待ちたい。
Posted by ブクログ 2023年08月06日
桜風堂のシリーズ。相変わらず村山さんのお話は優しさが胸に沁みる。桜風堂大好きやから、お馴染みの方々に会えて嬉しかった。こういう素敵な奇跡が他の面々にもありますように、と願いたくなるお話。
Posted by ブクログ 2023年05月16日
月原一整の登場が少ないと思ったら、番外編だったのですね。
わたしはファンタジーものが苦手なのですが、この物語は良かったです。
特に三話目の「子狐の手紙」が好みでした。銀河堂書店の文芸担当、三神渚砂の物語です。
「会いたかった人に会える奇跡」
昨年亡くなった身内のことが浮かんで、久々に小説で泣き...続きを読むました。
Posted by ブクログ 2023年04月19日
どこかにある街のようだけど
やっぱり村山さんの小説はファンタジーだな
登場人物も人間らしい過去を持って生き抜いているけど
非現実な感じ
久しぶりに読むと入っていくのに時間がかかる
好きな世界なんだけどなぁ
読んでから気がついた(^^;;これは番外編
どうりで桜風堂があんまり出てこない
ラストの人物...続きを読むなんてぶっ飛んでる笑
あとがきを先に読んでたらよかったのかな
ファンタジー多めも納得できました
またいつか優しいこの世界に浸ってみたいです
げみさんの表紙…本当にいいですね
Posted by ブクログ 2023年03月12日
第四話 灯台守
幼い一整に「世界の片隅に灯りを灯すようなひとになってほしい」と願った亡き父は、本当に素敵な人だったのだなぁと感じました。
大人の手が、子どもにとってとても大きくて温かい魔法の手になりうるのだとしたら、不安そうな子、寂しそうな子をたくさん撫でてあげてほしいと思いました。ただ、今の時代...続きを読む、触れることで誤解を招くことがあるから難しいですね。
Posted by ブクログ 2023年02月23日
桜風堂の番外編が4作。
本編で登場した人に起こる優しいファンタジー。
山の峠での不思議ないい伝え。
今は亡き会いたい人に会えるというが…
このシリーズのラストになるのかな?
優しい優しいシリーズでした(^-^)
Posted by ブクログ 2023年02月19日
前二作とはテイストが異なるが、面白かった。字の大きさのせいか、かなりスカスカに感じる。もっと書きたい話があったとのことだったので、前作のようにギュギュッとたっぷり詰めていただいていいのよ?と思った。
Posted by ブクログ 2022年11月05日
以前から気になっていた。桜風堂に続きが出た。
今回は番外編。村山さんお得意のファンタジー感満載!これまでの桜風堂シリーズではあまり得意ではない方(苦笑)
桜野町には亡くなった人に会える峠があるんだ。ネコのアリスには人が見えないものも見えるみたいだし、森に住んでいるご老人の正体は・・
Posted by ブクログ 2022年10月25日
『桜風堂ものがたり』とその続編『星をつなぐ手』の番外編。
本編2冊がファンタジーっぽい“雰囲気”がありつつも現実のお話だったのに対し、今作は『夢ものがたり』なだけあってかなりファンタジー。本編の続きだと思って読み始めたので、少し戸惑いました。
でも、絶対にありえない出来事なのに、舞台となった桜野町な...続きを読むらありえそうな気がしてしまう。特に第4話は、1〜3話に輪をかけて突拍子もない展開なのに、「実は自分の身の回りにもこういう人がいるのかも?」と思ってしまった。
Posted by ブクログ 2022年10月09日
『桜風堂ものがたり』番外編として、本編とは毛色の異なるおとぎ話のような短編がそろっていた。
会いたいけれど、会えない。
そんな人や物語との再会を描いており、私自身もこんなことがあったらいいのになぁ、と思いながら読み進めた。
現実的に言ってしまえば、実際に会うことは叶わない。けれど、絆の深い人や物語...続きを読むは私たちの意外と近くにいて、見守ってくれるのかもな、と思うとあたたかな気持ちになった。