【感想・ネタバレ】桜風堂夢ものがたりのレビュー

あらすじ

「会いたかったひとに会える奇跡」があるなら、あなたは誰に会いたいですか? 小さな町の書店と、そこに関わる優しいひとびとの姿を描く、本屋大賞ノミネート『桜風堂ものがたり』シリーズ! 月原一整がいる桜風堂へ向かう道。それは「会いたい人に会える」、という奇跡の起こる道。今回も「温かい涙」が流れます! ●第一話「秋の怪談」桜風堂に月原一整がやってきたことで救われた少年・透。彼は友人たちと、町外れにある「幽霊屋敷」に冒険に出かけるのだが…… ●第二話「夏の迷子」一整のかつての上司、銀河堂書店の優しい店長・柳田。彼は桜風堂書店を訪ねた帰り道で迷子になる。不安に襲われた彼に語り掛けてきた声とは。 ●第三話「子狐の手紙」一整のかつての同僚、三神渚砂は桜風堂へ向かう途中、両親の離婚でもう何年も会っておらず、今は病床にいるはずの父と出会う。 ●第四話「灯台守」かつて家族と哀しい別れをして天涯孤独の一整。しかし、彼と暮らす猫は、ずっと一整のことを見守っている人物の気配に気づいていた。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

目線が少しずつ変わっていって,でもみんなが優しく誰かを見守っていて,あったかい気持ちになった。
宇宙人?の老人、よかったなー

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2024年05月27日

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小さな町の「桜風堂」、そこに向かう坂の途中では、
いつも不思議なことが起こるらしい。
会いたかった人に会えたり、
亡くなってしまった人やペットに会えたり・・・

「桜風堂ものがたり」の新しい物語がまた始まる。
今回は「夢」が付くので、ちょっとファンタジー。

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2023年07月04日

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桜風堂に関わる人々が、月原一整に会いにいく途中で「会いたい人に会う」奇跡に遭遇する。「夏の迷子」と「子狐の手紙」の読後感が好き。村山先生らしい、ファンタジー色満載で楽しい。この物語に登場する人達はみんな本を愛していて、色々と共感できる。本への想いや愛おしさをそのまま人への思い出や愛につなげる優しい物語だった。

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2025年09月22日

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ファンタジー~~✨✨
私も不思議な森に行ってみたい。
誰に会えるかしら?
穏やかな気持ちになります。

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2025年05月31日

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桜風堂ものがたりのスピンオフ。
誰にでも会いたい恋しい人はいるはず。
もうこの世では会えない誰か。生きているうちは、分かり合えないことも素直になれないこともあるけれど、魂は、大切な人をいつもそっと見守ってくれているんだなと思うお話でした。

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2024年08月02日

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桜風堂店主の言葉に『本を読むとは他人の人生を生きるということだ。自分ではない誰かの人生を辿り、その心で生きてみるということだ。…ひとは、一冊本を読むごとに、きっと、その本の分だけ、優しくなれるんだと…。ひとは本がなければ、ひとりぶんの人生しか生きられず、…』と本を売るという仕事が大好きな理由のひとつとしてあげている。そうだよなぁ。と改めて思う。
 本を読むことが習慣化されていればそんなに意識することがないのだが、普段あまり読書をしない人にとっては、何が良くって読むの? 何が楽しいの?って思いを持つらしい。ごくたまにだが、そう言われたりする。今度聞かれたら店主の言葉を伝えようと思う。その通りだと思うから。
 現実では経験できない事。幽霊や不思議な奇跡も異星人の存在もここでしか味わえない経験が自由にできる世界!読書の醍醐味を感じます。合う合わないはあるでしょうけれど‥。

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2024年03月04日

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逢えない人を思い、現実なのか夢なのかわからない中で会って、心残りになっている思いを伝える。
こんな町と本屋さんが存在したら行ってみたいな~ と誰もが思えるような優しい物語でした。

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2024年02月08日

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続編と思ったら番外編。ファンタジーでした。これまでの二冊との違和感はあるものの、これはこれで楽しく読みました。

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2023年12月05日

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桜風堂物語のファンタジー部分スピンオフ短編集。
むしろ、「星をつなぐ手」以降の月原一整・透少年・「風猫」藤森正太郎・沢本来未、そして多分の卯佐美苑絵 のカフェ書店についての続編があってもいいのではないか。本=書店を愛する人びとの温かい作品群である。

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2023年07月21日

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桜風堂番外編。

まさに「夢ものがたり」

ほわっと楽しめました。

最初の透とその友達2人の冒険もなんかいいなあ、と思いながら読みましたが、都会で人間関係うまくいなかなかった人が田舎で自分を取り戻すーかどうかは田舎出身の私にはちょっとひっかかりました。
「都会では、空気が読めない善人は、嫌われてしまうこともあるのだ。」
これは田舎も同じ。そして、都会なら逃げ場もあるけど田舎にはない。

そんな現実はともかく、桜野町はあくまでも架空の町。夢を見させてくれる町。
読んでいる間は現実を忘れて、どっぷり夢の世界にはまって幸せな気持ちに。

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2023年05月30日

Posted by ブクログ

夢ものがたり。

最後が少し戸惑ったけど
どれもやっぱりあったかくて良いお話。
このシリーズに出会えてよかった!
まだ出てきてない人達のお話も読みたいな。

アリスで始まり、アリスで終わった。
優しい人たちがたくさんだ。
心地良い。

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2023年05月29日

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 少年達に人気の怪談話の舞台になりやすかったりする山間の小さな書店に迷子になった大人や、本の編集者の父を持つ 娘などが様々な思い出を胸に訪れる物語です。

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2023年04月03日

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夢ものがたりだけあって、幽霊小咄みたいな話。桜風堂の続きだけど、一整くんは脇役で星野百貨店時代の仲間が主人公でした。一整くんの話も読みたいなぁ。

昔読んだ本にあった『人は二度死ぬ、一度目は本人が死んだとき、二度目はその人のことを知ってる人が死んだとき』っていいうのを思い出した。そう、死んだ人の何かが私の中に残っているんだよなって。

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2023年02月26日

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不思議な世界につながる物語。亡くなった大事な人が、救いの手を差し伸べてくれる「夢ものがたり」。読み物としては面白いが、桜風堂1作目を読んで、それに続く話かと思ってたのだが、番外編ファンタジーだった。2作目があるらしいので、それを読んでみたい。

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2025年07月07日

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シリーズものと知らなかった…
この本から読むと世界観に入り込みにくかったかな。ストーリーは分かりやすく、ドキッとする言葉が散りばめられている。
10代におすすめ。

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2025年06月25日

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シリーズものだと知らずに読んでしまいましたが、フォーカスするキャラクターが違うオムニバス形式のお話だったので楽しく読めました。
少しファンタジーな不思議なお話。本が好きという部分で穏やかに繋がってる人たちの優しい物語でした。

本編はファンタジーの内容ではないみたいですが、ここで出てきた人たちが出てくるようなので、どんな登場するのかを楽しみにそちらも読んでみたいと思います。

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2024年08月24日

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桜風堂ものがたりの番外編短編集です。

個人的には1番最後の話が好きでした。町の規模だけでなくだんだん広がっていく感じ。

主人公の過去についつい感情移入してしまうので、主人公の過去を思い出させるような場面があり、よかったです。

また、あとがきの著者の言葉が好きです。ファンタジー作品は普段あまり読まないのですが、たまになら読んでみてもいいかなと思いました。

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2024年05月12日

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桜風堂ものがたりのスピンオフ。
今回は、かなーり現実離れしたお話多数。
でも、ほっこりできるお話多数。
最後の章だけ、ちょっと色々とツッコみたくなりましたが(笑)
優しい物語。

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2024年04月09日

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ネタバレ

久々に読んだこのシリーズ。とても心がほっこりとする。
夢物語なのでファンタジー感が強かった。最後の異星人の登場にはさすがに異色過ぎて驚きましたが笑
でも、みんな優しい。この本はそんな世界でいい。

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2024年02月28日

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桜風堂ものがたりの番外編かな。
あとがきで続編は別にあるみたいなので、そちらも読んでみたい。
都会からちょっと行きにくい場所にある書店。
ちょっと不思議な出来事のお話。
ほっこりしました。

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2024年02月12日

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ちょいちょい話がおかしいな…と、思っていたら、この本は桜風堂ものがたりの番外編でした…(苦笑)

番外編は村山早紀さんらしいファンタジーでほっこりしました。あまり本屋は関係ないのが残念だったのですが番外編なら仕方ないですね。

さて、順序が変わってしまいましたが本編の方を読むことにします。

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2023年12月01日

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桜野町付近で起こるちょっと不思議な出来事の短編集。
一整のまわりの人々をやさしく見守ってくれる不思議な存在たち。怖くないお化けはいいね。異星人まで出てきた。

村山さんのファンタジー世界に慣れていないので、自然な流れで突然人ならぬものが出てきたりして、ぼーっと読んでいたらあれって思ったりした。
個人的には少し入りづらい文章もあったけれど、やさしい怪奇現象を楽しめた。

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2023年11月28日

Posted by ブクログ

想像していた内容と違ったため、やや消化不良な感じではあるが、一整の周りの登場人物たちのことも好きなのでこれはこれで楽しめた。

桜風堂のその後が描かれていたり、一整の思い描く書店作りへの奮闘が読めるのかなと思っていたので、その辺の続編に期待したい。

透や来未、風猫さんを始め、桜野町がますます素敵に繁栄していく様子の続編、それぞれが叶えたい「夢」を実現していく方の「夢ものがたり」が読める日を待ちたい。

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2023年08月26日

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桜風堂のシリーズ。相変わらず村山さんのお話は優しさが胸に沁みる。桜風堂大好きやから、お馴染みの方々に会えて嬉しかった。こういう素敵な奇跡が他の面々にもありますように、と願いたくなるお話。

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2023年08月06日

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最初はスピリチュアル路線?と思いながら読んでいました。
が、小狐の手紙で涙腺崩壊。
いなくなってからわかることって多いですものね…

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2023年06月10日

Posted by ブクログ

月原一整の登場が少ないと思ったら、番外編だったのですね。

わたしはファンタジーものが苦手なのですが、この物語は良かったです。

特に三話目の「子狐の手紙」が好みでした。銀河堂書店の文芸担当、三神渚砂の物語です。

「会いたかった人に会える奇跡」
昨年亡くなった身内のことが浮かんで、久々に小説で泣きました。

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2023年05月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どこかにある街のようだけど
やっぱり村山さんの小説はファンタジーだな
登場人物も人間らしい過去を持って生き抜いているけど
非現実な感じ
久しぶりに読むと入っていくのに時間がかかる
好きな世界なんだけどなぁ

読んでから気がついた(^^;;これは番外編
どうりで桜風堂があんまり出てこない
ラストの人物なんてぶっ飛んでる笑
あとがきを先に読んでたらよかったのかな
ファンタジー多めも納得できました
またいつか優しいこの世界に浸ってみたいです

げみさんの表紙…本当にいいですね

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2023年04月19日

Posted by ブクログ

第四話 灯台守
幼い一整に「世界の片隅に灯りを灯すようなひとになってほしい」と願った亡き父は、本当に素敵な人だったのだなぁと感じました。

大人の手が、子どもにとってとても大きくて温かい魔法の手になりうるのだとしたら、不安そうな子、寂しそうな子をたくさん撫でてあげてほしいと思いました。ただ、今の時代、触れることで誤解を招くことがあるから難しいですね。

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2023年03月12日

Posted by ブクログ

桜風堂の番外編が4作。

本編で登場した人に起こる優しいファンタジー。
山の峠での不思議ないい伝え。
今は亡き会いたい人に会えるというが…

このシリーズのラストになるのかな?
優しい優しいシリーズでした(^-^)





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2023年02月23日

Posted by ブクログ

前二作とはテイストが異なるが、面白かった。字の大きさのせいか、かなりスカスカに感じる。もっと書きたい話があったとのことだったので、前作のようにギュギュッとたっぷり詰めていただいていいのよ?と思った。

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2023年02月19日

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