感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2024年02月15日
池井戸潤、どの本も面白い!
体が入れ替わった翔が若者の視点で政治やマスコミのおかしい所を、バッサリとぶった斬ってくれる所がめちゃくちゃ痛快でした。
知らない間に自分も社会や会社の理屈に毒されてるなぁと思いました。正しい事をするって大変で難しいんですけどね。
最後スッキリした終わり方でしたが、翔が政治...続きを読むの単位をどうやって取れたのか気になるなぁ。
Posted by ブクログ 2023年12月24日
「ドラマは観てたけどそういえば読んでないなあ」と読んでみたけど面白かった。内閣総理大臣とそのバカ息子の入れ替わりから始まる”笑撃”のサスペンス。官房長官のバッシングに対して泰山の中の翔が言う「誰だって間違いはある、オトナになろうぜ、みんな」の一言が、“知らない”からこそ真っ直ぐで、重い。貝原さんのキ...続きを読むャラクターが好きだったなあ。作中では理想の政治、社会の在り方が語られるが、忖度とか色々なしに政治を出来る“民王”は日本に現れるのか?と考えてしまう。
Posted by ブクログ 2023年08月31日
「相手の気持ちになってみる」と諍いは収まるというけれど、
つまりこういうことなのか…。
我が国の首相でもないので外部圧力で息子と入れ替わることはないけど、
想像力を駆使して相手を理解することも必要なんだろうなとこんなに楽しい
小説なのに、ちょっと考え込んでしまいました。
久々の池井戸作品。なかなかの...続きを読むボディブローです。
Posted by ブクログ 2022年11月23日
父と息子が入れかわるというフィクションによくある枠組み。但し、さすが池井戸潤。
バカ息子は仲の悪い父親を経験することで父を尊敬し、総理大臣の父は出来の悪い息子を経験することで実は世の中を変えたいという同じ信念を持っていることを知り、母親を含め壊れかけていた家族が同じ方向を向く。
そして新薬承認を絡め...続きを読むた政治の話は私たちも考えさせられる視点だった。
お約束の金と女も出てきてコメディ要素もあり、一気に読み進めることができた。
池井戸作品は結構読んできましたが、これは珍しくコメディタッチでこういう話も書くのかと驚きました。内容は本当に面白く、笑える場面も多々ありながらも、社会問題に切り込んでいき、テンポ良く話が進み読み手を飽きさせないのは本当に流石としか言いようがありません。
オススメの一冊です。
Posted by ブクログ 2022年08月07日
元銀行員の池井戸氏の金融関連ではないコメディタッチの本作。小説としてはよくあるお題だと思うが、テンポ良く描かれていて面白かった。
中身が大学生の総理大臣が本音をぶちまけて、それが周囲には刺さって、良い影響を与えていくというところも読める展開ではあったが、正直であること、真摯にぶつかっていくことの大切...続きを読むさみたいなことをメッセージとして受け取ることが出来た。
ベタだけど自分には刺さる一冊で読めて良かった。
Posted by ブクログ 2022年07月16日
オーディブルで。池井戸さんの作品は、
下町ロケットや半沢直樹、陸王を読んだり、聴いたりしたことがあり、ややシリアスな感動作が得意いうイメージでした。
民王は、かなりコミカルな話で下ネタも多く、子供には聴かせられない話。テレワークしながらカフェで笑いを堪えてしまった。息子が素晴らしいことには感動。
Posted by ブクログ 2022年04月04日
テレビドラマを見たことがあったが小説も面白い。
頭の堅い政治家に対して自由奔放なドラ息子がかき回すという構図のハラハラ感には目が離せない。何より、時折出てくる建前を超えた本音の大切さのようなものは人として大切なことが何かを気づかせてくれる。
「誰にだって間違いはある。オトナになろうぜ、みんな。」とい...続きを読むう言葉はまさにそれを表してる。1つ失敗をすれば過去の実績は全て無かったかのように扱われる厳しい世の中に一石を投じていて心地の良い考え方だなと思った。
政治の世界とか関係なく、信念ってものの大切さが学べる一冊だ。
Posted by ブクログ 2022年03月16日
初めての池井戸作品。
エロ親父な総理大臣に、ダメダメなバカ息子が大変なことになってしまう。 最初はこの二人、大丈夫?!ってハラハラしながら笑って読んでたけれども、途中からは本当に大切なものは何か、己の信念は何なのか芯の部分に迫っていく胸熱な展開にグッと引き込まれる。政治家もマスコミも企業の人も、本...続きを読む当に大事なものは何なのかを思い出して欲しい。
時折、クスッと笑えるのもいいです!
続編も期待!
Posted by ブクログ 2023年11月07日
最後の戻るとこは物足りなかったけど、これもめちゃくちゃ面白い!政治の話で分からんなぁって思いよったら、まさかの親子入れ代わり?脳波テロなんて思いつく凄いわ池井戸ワールド!早速シベリア編を読むぞ
Posted by ブクログ 2023年07月24日
・国民の生活を豊かにしたいという思いは、政治家だろうが、サラリーマンだろうが同じだ
・いつの間にか自分の想いや夢に蓋をしていないか。役職や立場がないと変革が起こせないと言うが、役職や立場についたからこそ、本当の想いや夢に蓋をしてしまうジレンマ。
Posted by ブクログ 2023年07月02日
内閣総理大臣の武藤泰山と、その大学生のバカ息子・翔の人格がある日突然入れ替わってしまうドタバタ劇。
オーディブルで通勤時聴いたけど、これ、ヤバイやつだった。
歩きながらひとりで突然吹き出してしまう、不審者確定のやつ。
文句なしにおもしろい!!!!!
思い切り笑って、「ええ話やったなー」とほろり...続きを読むとしたい時、ぜひこの本を読んでください!
♪Democracy?/The Damned(2001)
Posted by ブクログ 2023年04月29日
池井戸さんのイメージが変わった。(*^_^*) 政治家は信念の人であって欲しいと誰もが思っている。だけど、そう思っている一人ひとりの思惑が政治を難しくしている。政治家は大変だね。小説のようなことは、出来ないと分かっていても、読み終わりは気分がイイ。(^_^)v
Posted by ブクログ 2023年04月17日
本棚を整理してたら出てきた本。以前ドラマ化したのをみてたので、その記憶を掘り起こしながら読みました。政治はあまり分からないですが、本来あるべき政治の姿を考えました。
Posted by ブクログ 2023年03月07日
あり得ない設定で、親、子それぞれの視点での正義感から、本来の自分を取り戻していく姿は、面白く、痛快だけど、考えさせられる一面がありました。今の日本に必要な要素。
Posted by ブクログ 2022年08月10日
池井戸潤先生には珍しい作風で、これまでの作品とは違った面白さがあった。ハチャメチャな展開の中で、人の大切なもの、人が持つべきものが何かを実感した。自分もしがらみにとらわれない人間でありたい。
Posted by ブクログ 2022年05月05日
珍しくない入れ替わりの物語だが、設定が面白く最後まで一気に読み終えた。
大学生と総理大臣、父と子、お互いの立場が入れ替わり、お互いを理解し合い、刺激しあい、生まれ変わって再出発していくところが爽快。
二人を囲む友達、秘書、盟友、家族がストーリを色付けして、魅力ある物語に仕立てている。
Posted by ブクログ 2022年04月26日
単純に半沢直樹が好きだからという理由で、手に取りました。半沢直樹の舞台が銀行から政治になる位の違いだろうと思ったら、まさかのSF!!?半沢的な現実味のあるストーリーに期待していたため、なんだかがっかりだと思いながらも、読み進めたところ意外にも面白く、いつのまにか夢中になって読んでいました。笑
半沢直...続きを読む樹の要素はあまりないので、半沢直樹の感動を求めて読むのはお勧めしませんが、普通に本としては、とても面白かったのでオススメです♪ぜひ読んでみてください!
Posted by ブクログ 2023年12月22日
池井戸潤作品は読んだことがなかったので、初めて読んだ作品となる。ドラマのように主人公が勢い良く問題を解決していく痛快な展開で分かりやすく面白いもの
総理大臣になった武藤がなぜかある日、就職活動中の遊んでばかりだった留年大学生の息子と入れ替わる。仕方なくお互いの生活を演じながら、入れ替わった原因や息...続きを読む子が目指すものを感じていく。一方で息子の翔も自らの視点から政治を考え発信していくようになる。
あえてのご都合主義、あえての定番展開、予定調和を組み合わせながら物語を痛快に収束させていく作品だった
Posted by ブクログ 2023年08月10日
中盤まで、物語の中の政治家たちの身勝手な言動にうんざりしてしまい、読み進むのがなかなか辛かった。親子が開眼してからは面白くてすいすい読めたけど。
バカみたいに正直でまっすぐな政治家、現実でも複数人いてくれたらなあ。
Posted by ブクログ 2023年07月30日
これまで読んできた池井戸作品と比べて、ずいぶん路線が違った。軽妙な展開でサクサクと読めたのは良かったが、自分はいつものスリリングな展開の方が好きかな。
Posted by ブクログ 2023年07月26日
基本入れ替わりものは好みではなく、以前少し読んだ時にも現実感がないことに嫌気がさしてしまい途中離脱していた。
改めて読んでみたら食わず嫌いであった事を実感する。
総理大臣:武藤泰山と息子の翔が入れ替わったのにもしっかり黒幕がいて、その背景にもしっかりとある社会問題が書かれていた。
池井戸作品らしか...続きを読むらぬややコメディタッチな感じもそれ程嫌みがなく、主人公達に素直に肩入れできる。
ドラマ版は原作とは登場人物の性格設定が異なるようだがこれはこれで楽しめる。
こんな熱い総理大臣がいたら良いですね
Posted by ブクログ 2022年09月12日
09月-06。3.5点。
総理の武藤、歯医者に行ってから、体と心に異変が。息子の大学生も、同時に歯医者にかかり、異変が。。。
さすがに池井戸潤、あり得ない設定でも読ませる。続編もでており、楽しみ。
Posted by ブクログ 2022年03月22日
半沢直樹シリーズから入ったためか、非現実的な設定に馴染めず、すこし読む意欲を削がれた感がある。しかし物語の終盤になって事態が展開し始めると、やはりそこは池井戸潤さんの世界観でページを勢いよくめくっていってしまった。
読み終わったあとのスッキリ感もある。独特な設定ではあるが、なかなか面白いとは思う。友...続きを読む人にオススメするかと言われると疑問。
Posted by ブクログ 2022年03月19日
武藤泰山と息子翔、倉本と娘エリカ、政治家家族を狙ったテロか?脳波が入れ替わるという笑える物語である。
それぞれの登場人物は思い当たる実在がいそうなのも読みどころである。
脇の甘い政治家はテロなんかしなくとも自滅するように思うのだが。
ありふれたストーリーだが、金銭欲、スキャンダル塗れの政治への風刺だ...続きを読む。