【感想・ネタバレ】民王 シベリアの陰謀のレビュー

あらすじ

「新種のウイルスだそうです」
第二次内閣を発足させた総理大臣・武藤泰山のもとに驚愕の報が飛び込んだ。人を凶暴化させる謎のウイルスに、内閣最大の売りであるマドンナこと高西麗子環境大臣が感染したというのだ。しかも感染源はシベリアからとの情報が。急速な感染拡大、陰謀論者の台頭で大混乱に陥った日本を救うべく、泰山はバカ息子の翔、秘書の貝原とともに見えない敵に立ち向かう! 抱腹絶倒の政治エンターテインメント、待望の続編。

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Posted by ブクログ

このコロナ禍で起こったことや起こるであろうことが面白おかしく描かれていて、面白かったし興味深かった。前作を読んでから時間が経っていて記憶が曖昧だったので、続けて作品を読めた方がより楽しめたかも。ちょっと頼りないな、と思っていた泰山だけど、熱い想いが窺い知れ、ちょっと心が熱くなった。

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2025年07月13日

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前作と同様、面白く読めるエンタメ小説。社会全体が暗くなっていたパンデミックを思い返す。当時のパロディをクスッと笑って捉えられるようになったんだなと、改めて実感。人によっては苦痛を思い返すパンデミックを、ぶっ飛んだ設定でコミカルに描くことで読者を誰も傷つけない、とても良い作品だと思った。

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2024年07月06日

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『民王 シベリアの陰謀』は政治家と息子が未知の凶暴化ウイルスに立ち向かうコミカルな政治エンタメです。テンポの良い文章とギャグ満載の展開でコロナ禍を含む現代の社会問題に鋭く切り込みつつも、笑いながら読み進められます。主人公たちの人間味あるキャラクターが魅力的で軽快に読める一方、政治の裏側や国民との関係を深く考えさせるメッセージ性も高評価。ただし政治的風刺は強烈ではなく、軽いノリで楽しみたい人に向きます。社会問題に興味がある主婦層にもおすすめの一冊

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2025年10月12日

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前作を読み終わりすぐに手に取って読んだ
あっという間に民王の世界に引き込まれて了読。
前作の主要登場人物が皆登場して、尚且つ全体的に距離感が縮まった感じのやり取りがまた嬉しい。
次の武藤内閣は何が起こるのか⁈続編望む!

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2025年09月19日

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前作に続いて、本当にこれ池井戸作品?と思わせるようなギャグストーリー。
期待を裏切るようでいて、期待を裏切らない仕上がりです。
ギャグの中にも、得体の知れないポピュリズムとか、世論とか、現代を物語っているなぁと感心し、星4つつけました。

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2025年09月15日

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前作に引き続きくだらない部分(褒め言葉)もたくさんあったけど、コロナを経た我々にはあの頃を思い出して思うこともあるし、政治家という職業や研究者という職業の歪みも自然に感じられてしまう、読み応えのある作品。個人的に前作より好き。

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2025年03月26日

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ギャグ要素満載の政治小説で非常に読みやすかった!ゾンビウイルスにかかった人が出てきた時のちょっとしたハラハラ感だったり、謎を少しずつ明らかにして行く感じ、そして基本的にジョークで通ってる感じも読みやすくて良かった!

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2025年01月06日

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とても読みやすくていっきに読んでしまいました。
登場人物の軽い言葉の掛け合いがおかしく楽しく読めました。

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2025年01月04日

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2021年9月に刊行した本で、ようやく文庫化されたので購入。2021年といえばコロナ真っ盛りの時に、よくもまぁこういうお話を思い付いたもんだと感心した。ただあれから3年後の今になってから読んでいるので、今となっては少々ずれている感も否めなかったが…

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2024年11月25日

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今度は新種のウィルスが出現して武藤親子や大臣と秘書が奮闘する笑いの政治エンタテイメント小説で有り、読みやすくてラストにも非常に感動する作品でした。

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2024年11月11日

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マドンナウイルスに隠れた第二のウイルスによる混乱・・昨今の状況とリンクしすぎててゾッとした。
翔くんには頑張ってほしい。

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2024年10月08日

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ウイルスによる危機と、陰謀論に扇動される大衆に翻弄されながら、国民の安全と民主主義の姿を守ろうと奮闘する政治家を描く。作中での解決法は、非常に牧歌的だ。

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2024年10月03日

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続編。前作の本を読み、ドラマも観ていたので、遠藤憲一と菅田将暉さんをイメージしながら、テンポよく楽しめました。テーマがこの時代と被ってしまって少し嫌でしたが、ストーリーは総理大臣の泰山が苦労する話ですが、エンディングとエピローグは気持ちの良い展開でしたよ。、

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2024年09月29日

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民王の続編。
実は「民王」はテレビドラマで見てたのが先で、本は後だった。
たいへん面白いドラマで、本を読んでいても、その役の顔が浮かぶのだ。
間違いない配役だった。
で、この「シベリアの陰謀」ユーモア溢れるコメディドラマなんだけど、前述のドラマを知ってないと、こちらは楽しめないかなぁ。
まあでも政治小説として、こんな政治家が出てくる事を期待します。
池井戸潤さん、出馬すればいいのに。

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2024年09月04日

購入済み

残念

面白かったです。変なルビが無ければ良かったのですが。
普通 ウイルスの宿主のルビはヤドヌシではないと思います。

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2024年09月02日

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なかなかぶっ飛んだウィルスパンデミックのお話でしたが、、、政治家に対して痛烈な皮肉を込めた文体がすごく気持ちいいです。ほんと、ウィルスのおかげでもなんでもいいから、みんな政治に関心を持ってくれーと切実に思いました。

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2024年08月05日

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あれっ?
泰山総理って、
こんなまともだったっけ?

物語は、
コロナを連想させるような
未知のウイルス対応で、
周りが自己保身に走る中、
泰山さんが奮闘するお話

翔くんも頑張ってますが、
周りの政治屋がクソばかり。

特に都知事の小中…

2024年の都知事選を連想してしまいました。

この秋にドラマ化という噂もあるので
楽しみにしてます♪

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2024年08月04日

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面白かったです これぞ!民王!ハチャメチャエンタメ!
コロナウイルスと絡めて ちょっと暗い話になるのかなって読んでいたのですが

武藤泰山を襲う 未知のウィルス それと戦う翔君 面白くないわけないでしょ
翔君のこれからも 楽しみです

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2024年08月03日

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 総理大臣の武藤とそのバカ息子が謎のウイルスに立ち向かう、政治エンタテイメント第2弾。

 ドタバタ首相親子を取り巻く個性的な人物たちも前巻に続いて健在で、読んですぐにこの物語の世界に入ることができました。

 今回は、謎のウイルスとの闘いということで、コロナウイルスとの闘いを彷彿とさせ、当時の混乱を思い出しながら考えさせられました。

 また、舞台はシベリアまで広がり、スケールの大きい物語で、世界情勢についても視野を広げることができました。

 そして、エンタテイメントでありながら、作者のメッセージを強く感じました。

 あやふやな情報に振り回されることなく、状況を冷静に判断し、政治や世の中のことに主体的に向き合うことが大切だと思いました。 

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2024年07月21日

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『民王』の第2弾と言うことだが、前回のように総理と息子が入れ替わるというような荒唐無稽な事態は起こらない。
しかし、武藤泰山が総理大臣を務める日本で、人を凶暴化させるという笑撃的な?ウイルスが蔓延する。
彼らが右往左往する様を描き、現代日本を痛烈に皮肉った政治エンターテイメント。
現代の政治家(屋)たちに、泰山の爪の垢でも飲ませたい(笑)。

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2025年10月10日

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池井戸潤作品だからこのストーリーでも読めた

日本の政治、人気票、民意、無関心、陰謀論、ウイルスの蔓延など、どこかで聞いたことがあるようなキーワードが散りばめられている。馬鹿げた政策が持て囃される場面などは現実世界でも似たような政党があるなぁと苦虫を噛み潰したような感覚もおぼえる

日本に民王は現れるのか
現れてほしいと思った一冊だった

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2025年08月15日

Posted by ブクログ

待望の続編!

「新種のウイルスだそうです」
第二次内閣を発足させた総理大臣・武藤泰山のもとに驚愕の報が飛び込んだ。人を凶暴化させる謎のウイルスに、内閣最大の売りであるマドンナこと高西麗子環境大臣が感染したというのだ。しかも感染源はシベリアからとの情報が。急速な感染拡大、陰謀論者の台頭で大混乱に陥った日本を救うべく、泰山はバカ息子の翔、秘書の貝原とともに見えない敵に立ち向かう! 抱腹絶倒の政治エンターテインメント、待望の続編。




ずいぶん前に放送された最初のドラマ化がとても面白く そして、続編が放送されると知り 原作を読んでおこうと思いました。
ドラマ、原作、ドラマの続編、原作の続編の順に読みました。
原作の続編では武藤泰山と息子の翔との入れ替わりはなかったのだけど 脳内にドラマの登場人物が出て来て面白かった。
ドラマの続編はなぜあのストーリーになったんだろう?と思ってしまった。
遠藤憲一さんがいろんな国民と入れ替わり 1人奮闘していたのは面白かったけど やはり秘書は高橋一生さんが演じた貝原 茂平じゃないとなぁと思った。
コロナウイルスをモチーフに取り入れていて マンモス味の人工肉を翔が味見した時にピン!ときた。
あの翔が政治家を目指します!
続編がいつか発売されたらいいなぁ…楽しみ♪

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2025年02月15日

Posted by ブクログ

人を凶暴化させる新種のウイルスが日本に感染拡大していくストーリー。

相変わらずのコメディーチックなドタバタ劇が演じられるところは、思わずクスッとなります。

今回は泰山の息子の翔の活躍が目立っているように感じます。翔も政治家に…?続編ありそう。

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2025年01月25日

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前作同様、小気味よいテンポでストーリーが展開される。ただ、設定に無理があるように思え、あまり感情移入出来なかった。伏線の回収も中途半端で、モヤモヤしてしまった。

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2024年12月16日

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政治モノなんて
ハードル高くね?

なんておもわなくても大丈夫なのが本書 笑



読みやすくて

日常に食い込ませてくる
コメディたっぷりの表現
ユーモア

素晴らしいです


ストーリー的には


池井戸先生


悪事をこらしめる

性善説を期待してしまうのですが

基本的にはそのストーリーで


とんだ変化球があったわけでもないが、


ただの政治系ユーモアを

政治系ユーモアにさせない


最後の演説シーンは



急にリアリティ溢れる

日常へ、と。


いやはや池井戸潤さんには

翻弄されてしまいますな笑


スラスラ読めました

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2024年12月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回は入れ替わりではなく、ウィルスの話。
ウィルスを巡る政府の対策や、国民の動向など、コロナ禍の皮肉がふんだんに盛り込まれていて、面白かったです。
翔が政治家を目指すとなると、2代目も含めてまだまだ続編を考えられているんですかね。

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2024年12月06日

Posted by ブクログ

相変わらず民王らしいハチャメチャな展開は、続編である本作でも継続中。
今回は発症した人が凶暴化する新型のウイルス。そこにデモや反社会的運動を促進するさらに新型のウイルス。
立ち向かうは武藤総理と息子の2人。コメディを挟みながらも背中を見せる。
しかし二作目ともなるとやや、内容が薄く感じてしまうな。
池井戸さんにしてはライトすぎるんだなきっと。

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2024年12月06日

Posted by ブクログ

ウイルス感染という最近世界にも起こったことを題材に
政治と人間の、根深い部分を描いた
翔が政治家になったらどうなるんだろう笑

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2024年10月26日

Posted by ブクログ

図書室。ホラーの間の骨休めに。
池井戸潤は読んだことなかったけれど、テンポよく読めた。コロナ禍に似た話。

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2024年08月23日

Posted by ブクログ

前作のようなミステリー感はなし。企業の陰謀が渦巻くウイルス騒動を解決する上で、政治と絡め展開するストーリーはどきどきハラハラ感はあったが、前作のほどのインパクトは…

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2024年08月12日

Posted by ブクログ

新型コロナウイルスを連想しながら読める。あのときの異常な、神経質な、不寛容な、異様な状態がそのものがまさか○○○○の仕業だとは考えてもみないことだったので、新しい視点でした。317ページはぐっときました。

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2024年07月01日

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