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Posted by ブクログ
_/ 感想 _/_/_/_/_/_/
出版から時間がたっているので、今は状態が変わっていると思いますが、世界に目を向けると、文字が読めないひとがいたり、きれいで安全な水を飲まないひとがいたり、日本での生活とは大きな違いがあることがわかります。
それは、幾度となく聞いていることではありますが、あらためて、100人に置き換えて考えると、その割合には驚かされます。
いま、辛いと思えることは、きっと些細なことでしょう。
もっと、喜びを出していかなければなりません。
そして、できることに、手を差し出していかなければなりません。
この本は、それをわかりやすく伝えてくれます。
/_/ あらすじ _/_/_/_/_/
世界の状況を、100人の村に置き換えて、語りかけてきます。
もしもこの本を読めたなら、あなたの幸せは2倍にも3倍にもなります。
Posted by ブクログ
ざっくり聞いたことがあるから、今まで読んで来なかったけど、もっと早く読んでおくべきでした。
日々幸せに生きていることを改めて実感。そのうえで、自分に何ができるのか考えるきっかけになる。良書中の良書。
Posted by ブクログ
世界規模で考えると想像がつかない。でも100人の村だと思って考えたら?世界の状況がわかってきて、私たちの当たり前が当たり前ではないことがわかります。
あなたが愛してください。あたな自身と、人がこの村に生きてあるということを。
今我々は小確幸の中で生きている
Posted by ブクログ
かなり前に読んだのだけれど、世界の現状が分かりやすく示されていて衝撃すら覚えた本。今、気候危機やパンデミック、戦争・核戦争に危険性まで近づいてきているこの時期に読み直したいと思った。
Posted by ブクログ
色々なところで紹介されているので、読んでみたいと思い手に取りました。
最初は何がそんなに評価されているのかわからなかったのですが、読み進めていくうちにとても考えさせられる内容となり今の自分の不満に対して考えさせられました。
自分は幸せな人生を送っている。辛いと思った時にまた読みたいです。
Posted by ブクログ
発想が素晴らしいです。
あと、絵が可愛らしく親しみやすいのがよいです。
こういうテーマですと、普通なら、でっかい円グラフか、帯グラフですよね。
Posted by ブクログ
日々の生活の中で、どれだけ自分が恵まれた環境にいるかに気づけなかったり、知っていても忘れてしまいがちである。厳しい世界の現実をわかりやすくイメージしやすく突きつけられる。小さい頃から知っておきたい本
Posted by ブクログ
有名な本だけど、勝手に説教臭いイメージがあり、敬遠していた本。
もっと早く読むべきでした。反省。
グローバルな世の中になったと言われて久しい。
自分たちは世界のことを良く知っていると思っているが、
この本に描かれているように、世界全体を数値で表してみると、全く自分の世界のイメージと乖離していることに気付く。
自分たちの身の回りの常識でしか認識できていない。
非常に狭い認識しか持っていない事に愕然。
特に以下のフレーズが心に残りました。
___
もしあなたが
いやがらせや逮捕や拷問や死を恐れずに
信仰や信条、良心に従って
なにかをし、ものが言えるなら
そうではない48人より恵まれています
もしあなたが
空爆や襲撃や地雷による殺戮や
武装集団のレイプや拉致に
おびえていなければ
そうではない20人より
恵まれています
___
インターネットで国々の距離が縮まっているのに、皆、自分の国のこと、自分の人種、自分のことしか考えないような偏狭な考えの風潮が強い現状。
この本に書いてあるように、他の国々に対してきちんと事実をしり、自分事として想像力を働かして、世の中を認識することが大事。
Posted by ブクログ
100人という具体的な数字にすることで、この世界の問題がストレートに伝わった。素晴らしいネットロア。英文も何パターンか存在するのだろうと推察します。
Posted by ブクログ
個人的に、世界中の人たちに一度は読んでもらいたい本。多様な人種、いろいろな価値観、基本的人権の尊重、富やエネルギーの偏在・・・これらの事実を知り・理解することが、たやすくでき、自分自身がする「次の行動」について考えるきっかけになりました。
「世界の人口を100人とすることで、色々なことが見えてきます。」といった本です。
例えば、以下のようです。
世界がもし100人の村だったら、アジア人が何人で、アフリカ人が何人…。
世界がもし100人の村だったら、キリスト教徒が何人で、イスラム教徒が何人…。
世界がもし100人の村だったら、中国語を話す人が何人で、英語を話す人が何人…。
世界がもし100人の村だったら、異性愛者が何人で、同性愛者が何人…。
世界がもし100人の村だったら、栄養失調が何人で、太りすぎが何人…。等々…。
大切なことは、人の多様性を理解し尊重すること。富の偏在など、僕たちを取り巻く問題がわかりやすくなるので、一読の価値があると思います。
Posted by ブクログ
京都のみやこめっせの古本市で出会って、隣同士で並んでた『日本がもし100人の村だったら』と一緒に買った。
「1年の間に、村では1人が亡くなります
でも、1年に2人赤ちゃんが生まれるので
来年、村人は101人になります」
この本が出された2001年は、世界の人口が63億人。
今2023年は、78億人。増えたね。
12年で15億人も増えるんだね。
大学に通えたわたしは100分の1か。
分け合うって大切なことだな…
本の最後に原文と、どうやってこの話が広がったか…?的な解説文もあって面白かった。ネットロアか。
putting your soul into it.
心をこめて生きてください
とっても素敵な表現。
Posted by ブクログ
話題になってた時に読む機会がなく、
古本屋さんで見つけたので手に取りました。
以前から読んでみたかったので。
先日
日本と言う見るからに裕福な国が、
WHOだか何だか忘れました…が発表した、
貧困国のリストに入ったと新聞で見ました。
この本を読む限り、
日本はとても裕福な国ですね。
ここに居れる事に感謝。
Posted by ブクログ
栄養や富の偏在を分かりやすい優しい言葉で書かれている。デザインやイラストも洒落ている。社会を良い方向へ変えるには、まずは「知ること」が大切だと言う解説があったが、そのとおりだと思う。
Posted by ブクログ
この本は、自分の生きている現実の見方を変えてくれる。
この本は、世界の中で自分の生きている場所がいかに恵まれているかに気づかせてくれる。
この本は、自分の知っている現実が、世界のほんの一部のことでしかないことを教えてくれる。
この本は、この世界がいかに多様な人たちの集まりで、自分がある面では多数派かもしれないけど、別のある面では少数派になることを示してくれる。
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世界がもし100人の村だったら自分にも、人にも優しくなれる。自分は本当に恵まれている。自分の生きている理由を考えることが最近あるけれども、それを考えることができることさえ、幸せなのだと。この中で1番好きな言葉は「たとえあなたが、傷ついていても傷ついたことなどないかのように愛してください」という文章。常に人に対して、社会に対して、何を与えることができるのかというのを考え続けられる、強い人間でありたい。
Posted by ブクログ
オリジナルは少し古いものだけど中身は今の世界を反映しているようだった。
100人に縮めるとまだまだ世界はあまり昔と変わってないみたいだ。
一方で「FACTFULNESS」を読んでみると世界は思っているよりは豊かになっている。
これ中学生ぐらいで真面目に授業してみたい。
Posted by ブクログ
21世紀初頭にインターネット上で話題となった文章を書籍化した一冊です。
世界を100人の村と仮定し、構成員がどのような暮らしをしているかを小さな数字で説明しています。
中立の立場から現実の厳しさと幸せについて綴られているのですが、「お金持ちの白人ではないけれど、日本人はまだ恵まれているほうだ」というような偏った受け取り方をしてしまう危険性を感じました。
100人で考えても多くが不幸であるなら実際の人口では大多数が不幸であるわけなので、個人的な感想としてはこの世には絶望しかない気がするのです。
特定の人々が幸福で大多数が不幸であることは人類全体の緩やかな死を意味し、国家や社会という人工的なシステムがあるからこそ延命できているだけに過ぎません。
人類の未来を栄えあるものにするには、まだまだ勉強が足りないようです。
Posted by ブクログ
小学生の頃に学校の読み聞かせで読んでもらった。
色々読んでもらった中で、何故かこの本はとても印象に残っており、古本屋で見つけたのを機に購入しました。
再読して思ったのは、「100」という数字がポイントなんだろうなと。
小学生にとっても、多い数ではあるけれどまだ想像の範疇に入る数で具体的にイメージがしやすかったから印象に残ったのだろうと思います。
Posted by ブクログ
昔読んだ本を再読。
自分の周りをもっと広げて考えるきっかけになる本。
発売から時を経た今はどうなっているのか気になる。
簡単に読むことができるので子どもにも読ませてあげたい。
(もともと学級通信がベースである。)
Posted by ブクログ
"この本は、人にわかりやすく伝える見本のようなもの。世界を100人の村にたとえて現状を伝えている。
いやがらせや逮捕、拷問、死をおそれずに信仰や信条、良心に従って行動し、ものがいえる人は52人。
字が読めない人は14人いる。"
Posted by ブクログ
思っていたよりもすごく薄い本でした。そのぶん情報は少ないですが、世界の人口を100人に縮小して見るといろんなことがわかりやすく見えます。自分がどこに属しているか考えながら読んでいましたが、他人と自分を比較するのではなく、多様性を尊重することが大切だと思いました。さらっと読めてまた手に取って読んでみたいと思わされました。
Posted by ブクログ
思っていた作品とは違いました。
平和を願い、今生きているということ、幸せを感じていること、学べているということに感謝すること。
100人という考えにしたことによって、世界の現状がよりわかりやすく、リアルに伝わるようになっています。
日本ではそれほど生活に困ることはないが、世界では生きることすら困難な人々がまだまだたくさんいる。
自分に何ができるってわけではないけど、当たり前という概念を取っ払って、大切に生きていくことがまず第一歩なのかなと思います。
Posted by ブクログ
本編よりも「解説」が面白い。ネットロアに関する記述に関心を持った。
この世界がもし〇〇人の村だとして~
の考え方はいろいろなところで汎用され
国家予算が一般のサラリーマンの所得と置き換えて~などといった番組もよく見たが
結局のところ、100人の村でだれだれが21人とか言われても逆に具体性が欠けてしまいなかなかピンとこないのが現実。
本編が途中でネットロアによる改ざんが行われ一部かけ離れてしまったり特定の書き込み者による思想が色濃くなったりしたのが残念。
そういう意味でも解説ページがもっと表に立ってもいいのではないか?と
Posted by ブクログ
いろいろなことが数字d表記され、それも100人であった場合に置き換えられ、みじかな問題として把握できると思います。 ただ、なぜこうなったかの理由は別途情報が必要となり、それに基づい多解決法がみえてきません。
問題提起としては、素晴らしいと思います。