【感想・ネタバレ】夜のピクニックのレビュー

あらすじ

高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために――。学校生活の思い出や卒業後の夢など語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

実は私が読書好きになった、きっかけの一冊なんです。
マンガしか読んだことがなかった私に、友人が勧めてくれたのがこの「夜のピクニック」でした。

学生以来20年ぶりに読みましたが、、、、やっぱり素晴らしい作品でした!
小説を読んでこんなに爽やかな気持ちになるなんて、恩田陸さんは魔法使いだと思います。

読み終えた後も、ずっとずっとこの物語が続いてほしいと、寂しくなりました。
ただ、こんなに大人な考えをもっている高校生はいるのか?(笑)と思います。

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2026年08月29日

Posted by ブクログ

一晩の歩行祭についての話。

爽やかな朝から始まり、太陽が照り付ける昼間を経て、真夜中をただ淡々と歩くだけ。そしてまた朝が来て、ゴールを目指す。
一見するとストレートな青春小説。ただし、読み手の年代によって感じ方が変わるかと思います。
歩行祭自体が長い人生を表現しているように見えました。

登場人物である高校生たちが「この一瞬はもう戻らない」と認識していることに感心しました。

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2026年08月28日

Posted by ブクログ

大学生のころ、友達と六甲山全山縦走コースを登山したことがあるんだけどそれを思い出しながら読んでいた。

当時はいつものメンバー4-5人が終電で須磨駅に集まって、24時過ぎから登山を開始。開始直後はみんな興奮してテンションが上がっていることあり各々暗闇で写真を撮ったり、他愛もないおしゃべりしながら進むんだけど、3-4時間ほど経過すると一人一人の距離が空いてきたり口数が少なくなったりして必ず虚無の時間が訪れるんだよな。

一睡もせずに山々を越え、明け方になると少しずつ周りの景色も見えるようになり、太陽の光とともにむくむくと元気が起き上がってくる感覚もあったな。
明け方に一度、ボーッと歩いてると草むらからドデカいのししが飛び出してきて自分の前を横切っていったときはビビったなぁ。(数メートル先歩いてたら巨体にぶつかってどこかしら骨折してたとおもう)

六甲山に到着後は、公式の縦走コースから外れて有馬温泉へ向けて下山を始める。(たしか、公式コースは宝塚までだったような気がする。) 下りのほうが膝に負担がおおきくて痛かったなぁ。
15時頃に有馬温泉に辿り着き、どこかしらの温泉で癒されて帰宅し、疲労を全身で味わいながら泥のように眠る。今となってはいい思い出。

ちなみに、これを7回くらい経験した。
初めて完走?し終わったときは2度と登らないと強く思ったんだけど、時間が経って強く思い出すのは登山開始時のあの興奮とみんなとの楽しい記憶なんだよなぁ。あの瞬間だけが鮮明に切り取られて記憶に張り付いてるから、それを再び味わいたくて狂ったように登ってたな。

今でも友達から誘われるけど、、10年近く前の体力が今の自分にもあるのか不安で断ってしまっている。。

「夜のピクニック」における『歩行祭』は、こんな自分の良き青春の記憶を思い出させてくれる内容だった。
全然本書の感想になってないけど、、自分には沁みる一冊だった。

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2026年08月28日

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数年ぶりに手に取った本書。当時は、何も感じるものがなく、その後敬遠したのだが、改めて読んでいると、その面白さに驚いた。
何かの書物で、「夜は馴れ馴れしく」という言葉があったが、お互いの顔も見づらく、距離感すらも定かではないからこそ話せることがあって、心の距離が近づいていくのに夜はうってつけなのかもしれない。そういう意味では、「歩行祭」はベストな設定のように思えた。
よくこんな設定を思いついたものだと思ったが、作者の母校、水戸一高で実際に行われていたものらしいので、すごく納得した。

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2026年08月27日

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名作だとは聞いていたが、予想以上に素晴らしかった。さすがは第二回本屋大賞。

物語の最初から最後まで描かれるのは、高校の歩行祭の2日間のみ。
突拍子のない出来事も発生せず、ただただ、葛藤、不安、緊張感を漂わせながら、横方向に時間が流れていく。作品中の細かい描写やセリフがフックとなって、今を生きること、人間関係の中で形成される自己認識、プライドなど、作中の主人公たちと同じく、若かりし頃に自分の価値観を形成した大切な記憶が掘り起こされる。恋愛だけが青春だけじゃないんだなと、懐かしさと共に多幸感に包まれながら、登場人物たちと同じくゴールをめざしている気になった。歩行祭がこのまま終わらないまま本をずっと読んでいたいとすら思えた。
今年の夏の思い出に残る作品だった。若い時に読んでたら感想は違ってたのかも。

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2026年08月29日

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友人と歩くだけのシンプルな行事。
人と人とが会話のなかで知ることがたくさんあると感じました。
会話することがこんなにも特別に感じた作品は、他にないかもと思いました。

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2026年08月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

学校行事で歩く1日の事なのに、どうしてこんなに面白
く書くことができるのだろう。
一年前に参加していた、誰も知らない生徒の話が出て来
た時は、ホラーか?と思ったくらい、予備知識なしで読
み始めたけど、情景描写、会話、話の中心の貴子と融の
心の内、全てが興味深くて退屈しなかった。
高校生の恋愛観だったりなのに、共感できたり、理解で
きることが多くて、そういう点では年齢を感じなかった。
貴子と融、お互いに対する微妙な感情描写も良かった。
夜のピクニックというタイトルも良い。
恩田さんの本は過去にも何冊か読んでるけど、他も読ん
でみたくなった。

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2026年08月24日

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高校生活最後のイベント「歩行祭」。全校生徒が夜を徹して80キロを歩き通す稀で過酷なイベント。
朝も夜も関係なく歩き続ける環境だから、話せる本音や新しく見える人柄がある。
高校生、子供と大人の境にいる子たちが想像よりも大人な考えを持っていることに驚かされる。
高校生たちと共に自分も濃密な1日半を過ごしたような充実感。自身の高校生時代のイベント(林間学校や14キロマラソン、)を思い出して懐古に浸り、若い気持ちも思い出させてくれた満足感。
恩田陸の世界観は信用できる。

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2026年08月21日

Posted by ブクログ

青春が過ぎる。

進路や恋愛、血縁関係のモヤモヤについて歩きながら自分や相手と向き合い折り合いをつけていく。

多感で繊細な思春期に自分を見つめ直す時間って本当に大事だし、やっておくべきだった…。

多種多様な美男美女が登場するし、ラストも爽やか、希望溢れる情景で終わる。
失明一歩手前になるがみんな読んだ方が良き。

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2026年08月14日

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空が夕暮れから夜へと移ろい、やがて新しい朝を迎える。その時間の流れとともに、会話の内容や登場人物たちの距離感が少しずつ変化していく様子が、静かでありながら多彩な表現で描かれている。

特別に大きな出来事が起こるわけではない。それでも、一晩かけて歩くという非日常の中で交わされる何気ない会話や心の動きを通して、登場人物たちの関係が少しずつ変わっていく。懐かしく、けれど大人になった私たちには眩しすぎる、青春の一瞬を切り取ったような叙情を感じた。

長い夜をともに歩き終えたような、静かな充実感に満ちた読後感をもたらしてくれる名作。

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2026年08月14日

Posted by ブクログ

名作名作と聞くもんだから食わず嫌いで避けていたけど、夢中になって読んでしまった
青春時代の脆さとか、それに抗おうとする強さとか、ああ、あの頃色々あったよなあってのがこの一夜に凝縮されているように感じた
こんなに綺麗(?)ではなかったものの、自分も含め皆が皆戦っていたのだろうな
こんな出来の良い高校生ではなかったことを恥じつつ、とても清々しい気持ちで読み終えた。読んで良かった!

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2026年08月13日

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ネタバレ

ただひたすら歩いて、語らって、物思いに耽るだけ。
それだけの小説なのに、グイグイとストーリーに引き込まれた。
なんとなーくノスタルジックな情景描写と、ダイレクトかつ細やかな心理描写は、癖もなくとても読みやすい。

高校生活最後の行事である歩行祭を通じ、異母きょうだい、融と貴子の二人は和解できるのか。
小説の中でも記述があるが、単純作業は思考の整理に大変貢献する、と私自身も考えている。
この地獄の長距離歩行の中でこそ、凍り付いた二人の関係を氷解させる気持ちの変化が起こり得たのだろうな、と舞台設定の面白さに感心した。
二人の心情は本当にゆっくりと変化していく。
夜から朝、徐々に白んでいく空、少しずつ色がつく景色、ゆっくりと目覚めていく町。
その情景の移ろいこそ二人の心情を映す鏡であり、また、この舞台設定の妙でもある。
とても美しい対比だった。

融も貴子もよい友達に囲まれて本当に幸せだと思う。
特に忍と美和子は良き理解者で、彼らとの語らいがあったからこそ、融と貴子は気持ちの整理がついたのだろうな、と理解者達の功績を思った。
「雑音だって、おまえを作ってるんだよ」なんて高校時代に考えたこともなかった。彼、年齢を偽ってる可能性、ない?

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2026年08月13日

Posted by ブクログ

空も景色も心情もめっちゃグラデーション!
歩行祭を通してじわじわと変化していく様子が面白かった。私自身が、青春がどうゆうものかっていうのがわかっていないけど、これが青春なのかなっていうのはこの本を読んで見つけられたような気がする、

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2026年08月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

歩行祭という不思議な行事を通して、様々な人間関係が描き出されていて、人間関係の複雑さを実感させられた。
1日かけて何十キロも歩く過酷さは想像もつかない。その過酷な環境の中で、それぞれの誰かに対する思いが複雑に絡みあって面白かった。
自分の高校時代の青春を思い出し、自分もいろんな関係がからんで色々な出来事があったなとなつかしく思った。

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2026年08月07日

Posted by ブクログ

「こんな青春味わいたかったー!!」と読み終わる頃には胸があったかくなりました。年頃に抱える悩みも、親・親友・クラスメイトとの関係性も、全てがその時期にしか味わえない尊いものである事が感じられてもっと自分も大事に過ごしておけばよかったと思いました。
歯痒さからスタートした物語でしたが、最後にはほっこりする、良かったなーとしみじみ感じれる物語でした。

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2026年08月06日

Posted by ブクログ

娘や息子らが中高生の頃、楽しく読書できそうな本を手の届きやすい自宅に置こうと思って夜ピクを購入しました。自分でも読んで、楽しく読めました。子供らも読んで、感想を話したりできました。家族共通の話題作りと、子供の読書の習慣づけと思ってましたが、自分が一番楽しんでます。

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2026年08月15日

匿名

購入済み

みんなで、夜歩く。たったそれだけのことなのにね。
高校最後の行事。二日間で約80キロを全校生徒で歩く歩行祭。クラスメイトと、親友と、時に他愛ない雑談をしながら、時に黙々とただ歩くだけ。
実際近くにこんな高校があっても、たとえどんなに制服が可愛かろうと雰囲気が良かろうと、そんな行事がある時点で志望校にすら入れないと思いますが、読んでいると、どうしてうちの高校にはこんな、絶対に思い出に残る行事が無かったのかしらと思ってしまいます。

#エモい #深い #共感する

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2025年12月29日

匿名

購入済み

青春

はるか昔の高校時代の葛藤、切なさ、もやもやした気持、そして友情を喚起させてくれた。
風景描写もリアルで、自分が登場人物達と過ごしているかのようだった。

#切ない #エモい #憧れる

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2025年02月21日

QM

購入済み

久しぶりに読み直し!!
懐かしい!!
夜中のピクニック、そういう話だったな~、
そんであの幽霊とか騒がれてたやつはあいつだったな~~~、、、、とか笑
学生らしいみんなの発言や会話や行動がすごく懐かしくてあったかい気持ちなった。

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2024年09月25日

Posted by ブクログ

「私の家では何も起こらない」「歩道橋シネマ」ときて、3冊目の恩田陸が「夜のピクニック」。

私、小川洋子さんの「博士の愛した数式」がマイ・ベストなんですが、この本は読書中や読み終えた後の感じがよく似てる気がします。
何度も読めそうな感じとか。
何度も読んだらどんどん自分に馴染んで来そうな予感とか。

普通〜の話なんですけどね。
なんてことない、学校行事の話。本人たちはきゃあきゃあ言ってるけど、大人からしたら、ふうん、みたいな。
でもそういう時間がどんなに眩しかったか知ってるから、とても愛おしい。

我が子も、20年後にこの本を読んで、同じ気持ちになれるような青春を送れていたら良いな。

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2026年08月18日

青春

読んでいると、自分までそこに混じって歩いているような気持ちになれました。
懐かしい気持ちとか新鮮な気持ちとかを自分の中に感じれて、とても楽しく読めました。

#癒やされる

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2024年04月11日

匿名

購入済み

夜のピクニック

タイトルに惹かれ購入。学校行事として夜道を全校生徒が歩く。学生時代は夜に友達に会うだけで特別な世界だったのを思い出す。そこにいろいろなことが起こるのだからおもしろくないわけがない。

#エモい

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2023年02月03日

購入済み

夜のピクニック

ネットのおすすめに出てきたので読みましたが、とても面白かったです。

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2020年10月31日

購入済み

爽やかな青春を満喫

以前から気になっていて、やっと読みました!
恋愛ものと思っていたけど友情だったり、青春真っ只中の複雑な気持ちだったり、どれも興味がわいて続きが気になりあっという間に読んでしまいました。
ただ、登場人物ひとりひとりが素晴らしい人間で、輝いていて…現実はそううまくいかないぞとも思いましたね。素晴らしい友達に囲まれ、青春時代を過ごしている貴子は幸せですね。

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2016年05月13日

Posted by ブクログ

登場人物ごとのいろんな思い、考え方、逡巡によって
高校生の頃の友達、恋愛、家族、勉強、、考えていたことが蘇る

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2026年08月27日

Posted by ブクログ

「蜜蜂と遠雷」を以前拝読し面白くて、恩田さんの他の本も読んで見たくておススメされた「夜のピクニック」を読みました。

私が一番感じたのは青春ってこういうことだよなということです。今思い出すと特に意味もない会話がただただ楽しかった。誰が誰を~とかそういう今思えば未熟な噂話がとてつもなく楽しかったことを思い出しました。もうあの感じを味わえないと思うと寂しいですが、この寂しさですら愛おしい気持ちになりました。

このお話は特に大きな事件や大きな人間関係のもつれがあるわけではなくただただひたすら歩く。というお話でその中で少しずつ絡まった糸がほどけていくみたいな、1つ1つ壁をこわしていくお話です。
普段話せないような話も「歩行祭」だからこそ話せる。(私中では夜のドライブがそれに当てはまる)みたいな空間もすごく読んでいて楽しかったです

解説にあった、
「子どもからは心の汚れた親へ、親からは純真さを失いそうなわが子へと贈られるにちがいない」これは本当にこの通りだと思います。いつまでも色々な年代の人に懐かしい素敵な時間が流れると思いました。

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2026年08月25日

Posted by ブクログ

みんなで歩く。ただそれだけなのに、どうしてこんなに特別なんだろう。
プラスの優しさとマイナスの優しさどっちもすごく大事

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2026年08月22日

Posted by ブクログ

夜通し80キロ歩く間の同級生たちの物語。
私もこんな、
高校の一大イベントがあったらなあ
もう少し青春ができたかなと。

素直になれないとき、なれるとき
こういうイベントに頼らないとできなかったりもするもんね

すらすら読める小説

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2026年08月15日

Posted by ブクログ

歩行祭という令和ではとても
開催が難しいイベントの中で
その過程の辛さと家庭の複雑さを
とても上手く混ぜた物語でした。

人は会話をしないと
その人が何を考えているかはわからない

2人のやりとりがとても
かけがえのないものに感じました。

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2026年08月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

多分、これを前回読んだ時は、高校生だったかな。
ふんわり、こんなこと、私の人生にはないだろうな、こんなイベントないだろうなと思ってたのを覚えている。
あの頃は、日常がひどく日常で、刺激に飢えていた。内向型なのに、刺激に飢えるなんて、ちょっと私らしい。

なんとなくまた読みたくなって大人になっての再読

ー日常生活は、意外に細々としたスケジュールに区切られていて、雑念が入らないようになっている。チャイムが鳴り、移動する。バスに乗り、降りる。歯を磨く。食事をする。どれも慣れてしまえば、深く考えることなく反射的にできる。むしろ、長時間連続して思考し続ける機会を、意識的に排除するようになっているのだろう。そうでないと、己の生活に疑問を感じてしまうし、いったん疑問を感じたら人は前に進めない。


ーみんな、ギラギラしてるからね。僕たちは、内心ビクビクしながらもギラギラしてる。これから世界のものを手に入れなきゃいけない一方で、自分の持ってるものを取られたくない。だから、怯えつつも獰猛になってる。

ー好きという感情には、答がない。何が解決策なのか、誰も教えてくれないし、自分でもなかなか見つけられない。自分の中で後世大事に抱えてうろうろするしかないのだ。

ーだが、正しいのは彼らだった。脇目もふらず、誰よりも早く走って大人になるつもりだった自分が、1番のガキだったことを思い知らされたのだ。そして自分のよりずっと寛大だった。1人で強がっていたのに、彼らは自分のことを愛してくれていた。いつも離れずそばについていてくれたのだ。


あっという間に読んだ。
沼や高校への坂を母校の描写だと思ってしまうほどには、自分の物語だと思ったし、当時も思ってたことを思い出した。
貴子は内向型の女の子だった。感情がいつも遅い、という描写。融くんも内向型だ。大人なんだな2人とも。友達も素敵だった。アメリカから友達の問題を解決しようとした杏奈ちゃん。側にいて、才色兼備なみわこちゃん。寛大さってなんだろう。夜になると何か心の底を話したくなるのはなんでだろう。

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2026年08月15日

Posted by ブクログ

歩行祭楽しそう。
修学旅行の代わりは嫌だけど。
何も起こらないのに、胸の内では確かに何かは起こってる。

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2026年08月13日

Posted by ブクログ

歩行祭というシンプルで長いイベントのなかで人間関係やそれぞれの感情が徐々に変わっていく様子を描いた作品。
大きな展開があるわけじゃないけどゆっくり明らかになるそれぞれの状況やじんわり変わっていく心を感じながら読み進めると、不思議と落ち着いた気持ちになる。
一方で、多くの子が顔がいい書かれてたり男女の仲の良さが、自分が当時見つめていたクラス上位のグループの落ち着きを感じさせ、少し苦しくなった。

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2026年08月09日

Posted by ブクログ

まあ名作とされるのはわかる。あと読後感も悪くはない。けど、途中のダラダラとした感じは否めない。まあ読書経験の少ない俺のせいかも知れないけど。まあけど嫌いではない。

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2026年08月21日

Posted by ブクログ

⭐︎3.5
面白くてサクサク読めた。
歩行祭があることで起きた、魔法のような出来事。
それぞれの悩みやもどかしさを抱える中でスタートした歩行祭も、
ゴールに近づくにつれて、それぞれの関係性も明るい方向に進んでいく描写が爽快でした。

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2026年08月14日

Posted by ブクログ

子供たちに背負わされているものが大きいな。大人の身勝手だ。葛藤と、青春と、大人になること。難しい。登場人物みんな、いいキャラクターで読んでいて楽しい

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2026年08月14日

Posted by ブクログ

夜間歩行という行事は羨ましい。想定してたほどの痛み(青春小説的な)はなかったが、付随して色んなことを思い返した。でも今の自分だから「あのときああすれば」って思うだけで、あのときはあのときでがんばってはいたとは度々思う。高校生の自分と今の自分じゃ違うところだらけだろうし。
印象に残っているフレーズはいくつかある。
ただ言葉自体には深く共感するのだが、どこか取ってつけたような、登場人物が言わされているような感覚になった。高校生にしてはみな言語化が綺麗だし、達観しすぎているような気もした。みんな余裕がある。
境遇も特殊だからかメインの二人にいまいち感情移入できず、あまり入り込めなかった。他の登場人物も枠に収まっているというか、素が見える感じがしなかった。自分と通ずる部分が少なかったのかもしれない。
結局自分は、「わかる」ことの快感ばかり求め、「わからない」ことへの好奇心が薄いのかもしれない。
そう思うと前述した「素が見える」という感覚(これは日常生活で特に感じるものなのだが)も結局、私の理解の枠に収まる形での自己開示、ということなのかもしれない。私が気持ちよくなるような内面の紹介というか。ほんとに理解できない心の内を見せられても、あまり興味を持てない気がする。

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2026年08月09日

Posted by ブクログ

良くも悪くも印象に残っている。中学生の時に初めて読んだ。今まで起承転結がはっきりしている、勧善懲悪もののストーリーにしか触れたことがなかった私は衝撃を受けた。こんなに何も起こらず、退屈な小説あるのだ、と。誰かが死んで、その犯人探しするのが小説ではないと知ることができた大切な作品です。

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2026年08月09日

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