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Posted by ブクログ
歩行祭での24時間を描いた物語。青春っていいな…!読んでいる間に自分の高校時代はどうだったかな、と思い返したくなった。
登場人物は多めだけれど、丁寧に描かれているからそれぞれに共感できるところがあったり、この人物魅力的だな…と思えたり。
異母きょうだいの2人が歩行祭で言葉を交わせてよかった。
344ページの「今は今なんだと。今を未来のためだけに使うべきじゃないと。」は若い頃だけではなく大人になった今にも通ずるところがあると思って、印象に残った言葉だった。
Posted by ブクログ
なかなか入り込むのが難しかった。けど、すごい青春を見た気がする。大人になって関係がわかっていたら、こんなふうに2人が打ち解け合うこともなかったろうな、と思う。
Posted by ブクログ
作者が意図したかわからないが、死を意識させる描写の多さ、日の入、日の出の描写からの彼岸。雪国のトンネル…所々に異世界と現実の狭間、生と死の狭間、卒業という子供と大人になる狭間、テーマである人と人の関係性と重なって面白かった。
少し銀河鉄道の夜との繋がりも感じた。
名前にも「榊」神にお供えする葉や「西脇」西の脇 日の入の位置、「甲田」甲乙の甲で片割れ。ヒントが隠されており、面白かった。
完全に自己解釈ではあるが…