【感想・ネタバレ】夜のピクニックのレビュー

あらすじ

高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために――。学校生活の思い出や卒業後の夢など語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

高校生が80km歩くお話。設定としてはそれだけだが、読み始めると手が止まらない。登場人物それぞれ個性があり、何気ない会話や小さなエピソードが連なりながら、物語を進めていく。大きな事件や展開はほとんどないが、その平坦さが心地よい読書体験をもたらしてくれた。400頁強あるものの会話が多く、テンポよく読めるため気軽に読んで欲しい。

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2025年12月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大勢で夜中にひたすら歩くという異様なイベント。高校生たちの若さを感じる。あー、青春ってこんな感じだったよなぁと思います。

貴子と融は異母兄弟であるが、誰もそのことは知らず、同じクラスになったが、話をしたことも無かった。お互いに避けているために、逆にお互いがお互いを意識してしまって、付き合っているという噂も流れてしまう。
結局、歩行祭を通じて、高校生たちは成長し、人間として一皮むけた存在となる。ゴールする頃には、貴子と融は普通に話すことができるようになっている。あんなに険悪な状態だったのに、少しのきっかけから話ができるようになる。
難しいと思っていたことも、やってみると意外とそうでもない、ということがこの本から教訓として得られました。歩行祭の完歩しかり、貴子と融が話をすることしかり。

良き友だちがいること、そして、歩行祭という普段とは違う環境によって、2人は歩み寄ることができた!!

学校の行事で、歩くだけの本なのに、これほどの高校生たちの感情の移りや、人間の成長が見られるとは思いませんでした。

読後感は幸せです。
この本はたしか第1回本屋大賞の受賞作とのことで、受賞も納得の作品です。
そして、この本を読むと次に読んでみたくなるのは、忍が話していたナルニア国物語かもしれませんね。笑

学生のうちに読んだらきっと勇気をもらえる本だし、社会人になってから読んだら学生時代を懐かしく思える本だと思います。
いい作品だと思います。

本との出会いに感謝します。
ありがとうございました。

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2025年12月22日

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