【感想・ネタバレ】夜のピクニックのレビュー

あらすじ

高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために――。学校生活の思い出や卒業後の夢など語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ずっとずっと歩いているだけ、なのに面白い。
青春小説にありがちな大事件は起こらないし、単調な物語にも見えるけれど、言葉では表しきれない奥ゆかしさあると感じた。発した言葉の裏に、その人物の過去や想いが詰まっている感じ。
何だか登場人物に共感できる部分も多く、テンポ感も良かったのでサクサク読めた。内容的にも幅広い年代の人が読めるんじゃないかな。
あと、走っている時の脳内の葛藤が「自分の心を読んでる?」と思うほどリアル。

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2026年10月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

特に何か起こるわけでもなく、
ただ歩いてる高校生たちの話のはずなのに、
読んでいて心地よかったし、引き込まれるものがあった。
自分の高校時代と重なるようなエピソードもあって懐かしい気持ちになった。
幸せな気持ちになれる一冊。

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2026年11月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

青春。登場人物それぞれの個性が良かった。高校生だけど、4人は大人だったな。特にそれぞれの友人は、友人や周囲の人のことをよく見ており、すごく好感が持てた。

でも、私の周りにもそういった友人はいたのかもしれない。私が子どもすぎて気づかなかっただけで。高校時代を思い出すと、くだらないことしかしてこなかったような気もする。そんな中でも学祭とか盛り上げてた思い出もあるから、私の思い出は私のものとして価値があるか。

主人公2人のような、複雑な関係性のクラスメートは私にはいない。まぁ彼等がレアケースであり、いない方が多数派だろう。
本来、お互いに干渉せずに卒業するはずだった二人が、周囲の優しさや巧みさによって、繋がり、未来を思い描き始める。

恋愛感情とは異なるけれど、それぞれ一人の人間として大切に思い、愛してると気づけた融の変化は良かった。

貴子と融が、卒業後の約束をしたシーンも涙が溢れそうになった。彼等のような立場の人は、多くはないだろう。そして、融にとっての貴子、貴子にとっての融は、彼等の人生の中で唯一の関係だ。
そんな恋愛とは違う特別な関係の二人が、今後のことを考えられるラストが響いた。

以下、引用。
「この関係を疎ましく思い、憎く思い、やりきれなく思い、関わりたくないと思う瞬間が来ることを二人は知っていた。それでもなお、互いの存在に傷つき、同時に励まされながらも生きていくのであろうことも。」

楽観だけしているわけでもない。かといって悲観でもない。そんな二人と、二人を囲む友人達が温かく、幸せな気持ちになれる本だった。

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2026年10月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人生って一瞬の連なりなんだな
どんな楽しいこともつらいことも振り返るときは一瞬、まあ当たり前なんだけど

たった一夜のことを一冊にまとめるなんて面白い
そういえば高校生とか中学生の時、あーこんな噂話ばっかりして、誰が誰を好きとか、くだらない例え話で死ぬほど笑ったりして、そうだったなあなんて、ちょっと懐かしくなったり

登場人物たちと一緒に歩いてる気持ちになれた
隣をみたら美和子がいるように感じた

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2026年10月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

舞台化される(されている)と聞いて。
存在は知っていたけれど未読だった本。

名前の通り、夜通し歩き続ける歩行祭の話。場面転換はほぼない。
それでも、読ませる。主人公達のメインストーリーだけでなく、周囲のサイドストーリー(?)がよく絡まっている。

リアルタイムで読めば良かった!!!
今の私はもう親目線。子ども達がぐるぐるしているのを空中から眺めている。
貴子の視点で読みたかった。

・みんなで、夜歩く。ただそれだけのことがどうしてこんなに特別なんだろう。

・女の子だけが持っている勘で、今の忍の台詞が本気だったことを感じ取っていたのだ。

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2026年10月02日

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