ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ココ・シャネルの言葉

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    ◆「嫌いなこと」に忠実に生きる
    ・嫌いを自分の人生から無くすことにエネルギーを注いだ
    ・動きにくい服、男のための装飾過多な服、宝石で自分の価値が上がると思ってる女

    ◆欠点こそ魅力
    ・豊満体が主流→細身なな自分を女の憧れにした
    ◆女性は強さではなく弱さを楽しまなくては
    ◆女の価値は愛されること
    ◆20歳の顔は、自然がくれたもの。
     30歳の顔は、あなたの生活によって刻まれる。
     50歳の顔には、あなた自身の価値が表れる。
    ◆女だということを忘れてはいけないよ

    ◆本当の贅沢は、裏にある
    ・贅沢とは表に表れないもの(裏地に毛皮)

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    2025年12月03日
  • 赤と青とエスキース

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    ネタバレ

    技法がすごくて気づいた途端に感激してしまった!物語が赤と青で構成されてて統一感があっていいな〜と思っていたら、第4章で明かされた登場人物の名前でびっくり。そしてエピローグでもっとびっくり……!1度目も、結末を知って改めて読む2度目もきっと楽しめて、ワクワクできるお話に出会えて嬉しいー。やっぱりこういう気楽に読めるお話が好きだなと思いました!

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    2025年12月03日
  • 少年は死になさい…美しく

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    ネタバレ

    とにかくグロいから苦手な人は苦手かもしれないけど、けど文章から伝わる美しさがとても強い作品だと思ってます!!最初奥さんや妊娠中の赤ちゃんや娘を殺されて嘆き悲しむかと思いきや美しくない。。。って怒るのは度肝抜かれた爆笑めちゃくちゃ好きな作品!!!

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    2025年12月02日
  • 告白

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    ネタバレ

    あらすじを読んで買った本!!ミステリや湊かなえさんにハマったきっかけになった本でとにかく面白い。娘を殺した犯人を自分の手でなく、犯人の手で親を殺させて復習するという仕組みはすごく驚いたしめちゃくちゃ面白いと思った。心理描写が好きな私にとってすごく影響があった本

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    2025年12月02日
  • 世界99 下

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    ネタバレ

    世界99上・下を読んでから、心の中のに空子がいて、俯瞰で分析しててうるさい。笑

    賢い人とそうでない人の対比に不思議と目が止まる。下の階層では波と琴花、上では白藤さんと空子の関係がその象徴にかな。空子は必死で操作されることを拒んでいて、波も似たような様子だった。現実でもそういう場面を見たことがあるし、自分もコントロールされることを嫌だと強く感じる。世の中の縮図のようなものを描いているのかなと思った。

    白藤さんのことは、ずっと「生きづらそうだな」と思いながら見ていた。なぜそこまで自分を貫こうとするのか不思議に思う一方、それが「信仰」なのだろうとも思う。幼い頃、辛い時期に奏さんが手を差し伸べてく

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    2025年12月02日
  • 岳飛伝 十六 戎旌の章

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    北方水滸伝通算第50巻!!!

    かつて晁蓋や宋江達が目指していた革命からの国造りとは大きく代わり、楊令が目指した交易による物量が人々の生活を支える国家は形と成った!

    多くの英雄達が散って行き、108人の好漢の生き残りも本作では片手で余るところ・・・

    南宋の秦檜はかつての腐敗していた宋とは、比することが出来ない健全な国家を造り、金国のウジュは己の成長と共に強い国家を育ててきた!
    私達はこの後、全てがチンギスハーン率いる蒙古の軍に中国の全土から支配される事を知っている為、作中の蒙古の息吹に不気味な物を感じてしまう・・・


    楊令の落とし種でウジュの息子の胡土児は選択を迫られる!

    秦容と英雄岳

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    2025年12月02日
  • 滅びの前のシャングリラ

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    久しぶりにイッキに読めた。
    凪良ゆうさんの作品は、本当に読みやすい。
    少し、こう、人気すぎて手を出したくない感覚が
    ある人って多いと思うんだけど
    凪良ゆうさんはそれに分類されてる。
    きっと面白いんだよ、どれも。
    ただ、皆が面白いって言ってるから読む。って、
    なんだか何かに負けるような気がして、
    若干引けるんだよね。
    でもこの「滅びの前のシャングリラ」
    良すぎた。。。

    小惑星が地球に衝突し、1ヶ月後には地球が滅びるという、SFかってくらい現実味を帯びないストーリーに1つの映画を見たような、そんな気分になった。
    洋画で切なさを例えるなら、
    「アイ・アム・レジェンド」のような感じ。
    ※他作を出す

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    2025年12月02日
  • 〈あの絵〉のまえで

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    日本の美術館に所蔵されている絵画にまつわる6篇の短編集。登場人物は皆それぞれが人生の壁にぶつかり、悩み、もがき、疲弊してしまった者たち。そんな彼らが絵画を通して、人との繋がりや希望を見出し、新たな道を切り開いていく。
    この作品のタイトルでもある、「〈あの絵〉のまえで……」という表現が色んなシチュエーションで多用されている。その表現と絵画の描写を通して、人との出会いへの感謝、奇跡の再開への願いや、清々しいまでの爽やかな惜別など、それぞれが抱く様々な感情が自分の中に流れ込んできたように思う。
    どのエピソードも生き生きとした感情描写があり、読むごとに心が軽くなるような、豊饒な気持ちになれる。

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    2025年12月02日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    この本のストーリーも、主人公?のシャールも、凄い吸引力で読者を吸い付ける。
    とくに、『風と火のスープカレー』のエンドはカッコよすぎる…ドキドキしちゃいます。
    『妬みのいちごシロップ』は、ほんと、うわ…キツ…と思いながら読んでたのだけど、きちんといいところに着地。

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    2025年12月02日
  • 容疑者Xの献身

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    ネタバレ

    皆さんおっしゃる通り、切ない。
    石神は刑務所にいても数学に打ち込むことができ、母娘が幸せであれば、もうそれだけで石神にはハッピーエンドだったのでしょう。
    靖子はいったんは工藤から贈られた指輪をはめてみて、石神の言うとおりに生きようと決断しかかります。
    しかし、娘のリストカットがその決断を覆させました。「このままでは娘が壊れる」と考えたのでしょう。
    美里は石神を信頼しており、自分たちの罪をかぶって石神が自首した(第2の殺人は知らない)ことが耐えられなかった。また、工藤と母の関係も受け入れられなかった。美里目線ではそのようなことだったのでしょうね。
    さすがの石神も娘の心情までは読み切れなかったとい

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    2025年12月02日
  • アルプス席の母

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    タイトルでやばい…早すぎると思いながらも10ページそこそこのプロローグで目頭が熱くなった…読み切れるか心配した笑。菜々子さん決して過保護では無く、それでも深く航太郎を愛しているのがよく伝わった。

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    2025年12月02日
  • 大丈夫な人

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    ネタバレ

    どの短編もすごく心奪われる内容で、グッと惹きつけられた。結末が示されないのでその後どうなったのか気になる部分はたくさんあるけれど、心に響くシーンもたくさんあった。
    どの作品も良いのでどれかを選ぶこともできない。日常のなんてことのない場面が多く描かれているはずが、妙な緊張感に満ちていた。嫌な予感がしてハラハラが止まらない。こうした身近にある違和感や恐怖の描写が素晴らしかった。
    そして、女性たちの声がとても身近に感じたという、そのことも収穫だった。たとえフィクションでも、自分と似た心の内がそこにあるというのは心強くもあるのだと知った。
    日本でなんらかの被害に遭ったり、被害とまではいかずとも怖い思い

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    2025年12月02日
  • 星を編む

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    北原先生が汝星のごとくの時も素敵な人だと思ってたけど、この小説でより好きになった。
    実際にも家族の形って自分がおもってるよりも色々あるんだなと思ったことが最近あり、それでいいのかな?って思っていたけど汝星のごとくと星を編むを通して、自分が知らない家族の形ってもっと色々あるんだろうなと思った。
    汝星のごとくを読んで、星を編むを読むか迷ってる人はぜひ読んで欲しいと思った。

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    2025年12月02日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    「受かった。ココに行くことにする。」
    「受かったのか…。母さんは反対しているぞ」

    40年以上前、大学受験の合格発表を東京まで見に行き、兵庫県の自宅に電話した僕。そして、それに対する父からの反応だ。

    表面的には大きく揉めることなく僕の希望が通った。ただ、スッキリした「おめでとう」を聞いていないような気もする。(僕の知らないところで両親および親戚などでいろいろ議論があたったことは後々聞いた)

    そんな「あの日」のことを何度も思い出した。当時の選択に対して後悔はないつもりだ。ただ、「もっとよい決着の仕方があったのではないか」と、この物語を読んだことで少し考えた。
    (塾通いは未経験。高校進学まで特

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    2025年12月02日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    四畳半神話大系の事実上の続編。
    タイムマシーンをどうもくだらないことに使おうと奔走する腐れ大学生の物語。

    四畳半神話大系を読んだ後に読んでください。
    ただそれだけでよろしい。

    例のごとく四畳半に集う剽軽者どもの夏はどうも暑い...

    なんといっても構成が見事、それでいて森見特有の阿呆ながら妙に達観した語りやキャラクター達、目まぐるしいドタバタが200ページ強に詰め込まれていて最高です。

    彼らは無事宇宙を救うことが出るのか!!

    そしてすべてが繋がったとき、この本の真の面白さに気づくはず...!!

    感想を語り合いたい(投げつけたい...)作品の筆頭、是非ご覧ください!!

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    2025年12月02日
  • ハサミ男

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    見事に騙されました!!
    小説ならではの叙述トリックです。
    この作者は誘導がとても上手だなと感心しました。真犯人にも、え!?となりました。

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    2025年12月02日
  • さよならジャバウォック

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    あらすじ的にさ、シリアス路線だと思うじゃない。
    まさかの予想の斜め上を行きましたよ?
    正直、めっちゃ好みの展開だった。
    ホント流れ石だわ。
    相変わらずキャラも良いなあ。
    破魔矢に絵馬、北斎、そして凍朗。
    ユーモラスな言い回しとドラマティックな展開で楽しませてくれるけど、何とも言えない違和感も付いて回る。
    それが分かった瞬間「そうきたか!」と思っちゃいましたね。
    面白い。というか楽しい。
    「あー読書楽しいなー」って思わせてくれる作品だった。
    もちろん、ビートルズの曲も検索した。

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    2025年12月02日
  • 四畳半神話大系

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    森見ワールド全開、阿呆踊る愉快な名作。
    とある四畳半に住む腐れ大学生の存在し得た幾ばくかの世界線の物語。

    全4編、パラレルに進む世界では構成・手法がなんとも奇怪。
    タネが分かってからも本番、ピッタリはまるデジャヴが気持ちいい。

    キャラクターもなんとも奇怪、いや妖怪である。
    奇妙な友情、恋情に四畳半の主は振り回されながらもどこか楽しそうなのは我々も底なしの阿呆であるからだろうか。

    そして気になる彼らも登場、キャラクターがどんどん好きになる!!
    色褪せない阿呆どもをぜひに...

    「僕なりの愛ですわい」

    追記:
    「四畳半タイムマシンブルース」も併せて読んでいただけると200倍楽しめますので

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    2025年12月02日
  • spring

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    思っていたのとちょっと違っていた。
    主人公は「萬春」。物語は彼を取り巻く人の「語り」で進んでいく。ハルという人がちょっとずつ鮮明になってくるのが面白い。

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    2025年12月02日
  • イクサガミ 神

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    4巻イッキ読み。
    面白いですね。必殺技とかあって漫画とかラノベっぽい感じ。
    キャラは多いがそれぞれの参加理由やなんかもしっかり語られて感情移入しやすい。最終巻に来て主人公周りの主要キャラがバタバタと…
    予想していた事ではあるが、やはり悲しい…京八流兄弟妹たち、みんないいやつ過ぎて辛い。
    ラストは天明刀弥。個人的には幻刀斎あたりがラストが良かったかなぁ。一番感情移入しにくい刀弥がラストか…

    Netflixも見ましたけど、正直酷いかな。観てられない。ドラマよりアニメ向きな話な気がする。

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    2025年12月02日