小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレすごいものを読んでしまったと思った。読み進めるうちどんどん引き込まれていって、敵を撃った瞬間の衝撃に圧倒された。
戦争や銃の描写はもちろん、人間の描き方がすごい。ほとんどの登場人物に驚かされたけれど、アヤとオリガの最期、ヤーナが敵(しかもセラフィマが撃った)を助けに撃たれたところ、サンドラとイェーガーの間にあった愛とその行動、セラフィマの敵陣特攻と拷問描写など全部がメインになりそうなほど強いのに、セラフィマが「敵」を撃った瞬間に収束していったのが衝撃だった。平和ならセラフィマは人を撃たなかったし、ミハイルは優しいままだったし、お互い変わってしまったといえばそれまでなんだけれど、死んだほうがまし -
Posted by ブクログ
敗戦間近の日本で秘密のミッションを
任せられた3人
将来の日本経済の為にマッカーサーから奪った金塊やダイアなどを
山間の弾薬庫に隠す
金塊を運ぶ為に35人の中学生女子が動員された
ミッションが終わったのは日本の敗戦の日
天皇のお言葉を聴くように準備していたが34人と教員1名が薬を飲んで自害
たった1人を残して
3人の内実戦で足を痛めた曹長は残された学生を故郷に送り
男手のなくなった家を支え彼女と結婚
米軍基地周辺の土地を買い
秘密を守り通そうとする
大蔵省のエリート小泉は日本経済の
立て直しをマッカーサーに進言し
彼と対峙し6階から投身自殺した
リーダーの真柴は愚直な軍人で
指示を出し -
Posted by ブクログ
輝く山と書いて「輝山」。きざんと読む。辞書には載っていない著者の造語。
江戸時代後期、石見銀山が小説の舞台。つまり銀山を輝く山と表現している。
銀山で懸命にあるいは命がけで働く人々の姿に心動かされる。代官の身辺を探る密命を帯びた代官所の中間、金吾の行動。読み終わったイメージは、女流、山本周五郎かと思った。
銀山界隈は年配の男の姿が極めて少ない。危険と隣あわせで鉱石を採掘する掘子たちは、咳を繰り返して煤のようなものを吐いた末に短い命を終えるからだ。
だが、金吾がこの町で出会った掘子たちはみな恬淡と陽気で、四十歳までは生きられない境遇を嘆く色は微塵もない。
それとも命に限りがあると知ればこそ、短 -
Posted by ブクログ
イギリスの階層を描写するエッセイの続編
これで完結という事だけど、本当に終わりなのだろうか?
まだまだ続きを読みたいものだけど
息子くんはもうお年頃なので、母親と素直に話すより他のコミュニティーで成長していく段階になったということなのだろうか
アイルランド人の父と日本人の母の間に生まれた息子くん
小学校は市内1位のカトリック校に通っていたが、中学からは「ホワイト・トラッシュ(白い屑)」と呼ばれるような白人労働者階級が通う元・底辺中学校に通うことを選択する
人種差別、貧困多様性、格差社会などの社会問題に対して、母視点での気づきと息子との会話での新たな解釈などについて前作では描かれていた
前 -
Posted by ブクログ
有名小説で、映像も大ヒットしたので、期待していましたが、期待を楽々越えるおもしろさでした。
教師の娘が学校のプールで亡くなった事件から関係者がそれぞれの視点で事件について語る。事件の裏にあるボタンの掛け違いが明らかになっていくが、それでも小さな子どもが命を落としてしまう憎悪がずっと粘りついて離れない。
加害者側の人間は被害者の母親である元担任から凄まじい復讐をされるが、その復讐すらも母親が仕組んだボタンの掛け違いを利用した完全犯罪となっている。(完全犯罪とは言えないかもだけど)
先日、湊かなえさんの暁星という小説を読んで、おもしろかったので、これも読もうと思いましたが、小説の構成が似てい
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