ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 星の王子さま

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    薄めで読みやすい本です。
    内容:
    ある小さな星の王子さまがお喋りな薔薇の世話が嫌になって、星を巡る旅に出ます。いろんな星を巡り、王子さまは"大切なもの"を見つけます。王子さまの見つけた宝物とは・・・?

    この本を初めて読んだのは大学生の頃、就活の一環で自己啓発としてが初めてでした。その時は、「この本の何が良いんだ?子供向けだからって過大評価では?」と言うのが率直な感想でした。

    ところが、社会人になって改めて読んでみると、目を見張りました。王子さまの旅を通じて、忙しく生きる内に見落としていた大切なものを思い出させてくれます。

    決して説教臭くない、純粋な澄んだ物語り。きっと

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    2026年02月05日
  • 目には目を

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    リーダビリティの高いイヤミスと思わせておいて、中盤終盤に企みがある。なかなか面白いのではないでしょうか。

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    2026年02月05日
  • 成瀬は信じた道をいく

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    ネタバレ

    やっぱり全篇いい方向で終わってくれるから安心して読めるのが嬉しい。どの話も面白かったけど、第五篇の「探さないでください」が特に印象に残った。スタンプラリーをしていることはわかったが、けん玉は一体…と思っていたらまさかの紅白歌合戦のけん玉ギネス記録。「なるほど〜!」と心の中で叫んだ。
    「GPSを調べられたら、わたしがNHKに行くことがバレてしまうじゃないか」
    徹底しすぎててめちゃくちゃ面白い。

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    2026年02月05日
  • そして、ぼくは旅に出た。 はじまりの森 ノースウッズ

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    若き日の著者は、この旅の途中に何度も助けられます。本気で夢に向かってゆくものに対して、人はみな手を差しのべるのだと思いました。読み終わったとき、元気になれる本でした。

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    2026年02月05日
  • 立つ鳥の舞 くらまし屋稼業

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    シリーズ7作目にしてくらまし屋の一人である赤也回(あらすじとは?)
    舞台関連はあまり興味ないので前半少し話に入り込めなかったけど、後半はグイグイ引き込まれる(毎回言ってる笑)
    それにしても、平さんは毎回カッコいいねぇ。→

    赤也がくらまし屋になったエピソードも良いし、それが今回の事件と繋がるのがまた良き……あと、阿久多……いい仕事しやがるじゃねぇか……となったり。前回の炙り屋もやけど、敵キャラが憎めないのがこれまた良き……もう完全に少年漫画……

    くらまし屋側としては色々話が進んでいるんだけど→
    平九郎個人の、このシリーズのキモとなる物語は停滞を続けているので、そろそろ次で動くのかな?とワクワ

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    2026年02月05日
  • 家族シアター

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    辻村美月による家族をテーマにした短編集。

    天才作家×家族 は外さないとは思っていましたが、予想以上に良かったです。

    家族というものに対して、万人が、家族って良いもんだよなって思っているなんてことはないと思っています。いろんな事情があると思いますし。
    それでも、これを読んだ後は、久しぶりに両親に電話してみよっかなという気にさせる力がある本だと思います。

    どの短編も甲乙付け難いのですが、「タマシイム・マシンの永遠」がコンパクトながら、グッとくる内容でした。

    愛が不足してるなーって時に読んでみてください。最高のサプリメントですよ笑

    ◾︎「妹」という祝福
    p36「どうして、広瀬先輩とケンカし

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    2026年02月05日
  • 硝子の塔の殺人

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    ネタバレ

    ミステリ小説×装丁の美しさに惹かれた一冊。
    しかも犯人視点で物語が進む作品は大大大好物なので、プロローグの時点で心を鷲掴みにされた。

    正直、かなり期待値は高かったと思う。
    それでも、その期待を余裕で超えてくる展開が何度も用意されていて、読むたびに「まだ来るか…!」と嬉しい裏切りを味わった。

    途中で唐突に渡される挑戦状も新鮮。
    普段なら勢いで読み進めてしまうところを、一度立ち止まって推理する時間を与えてくれる。
    (推理は大外れ)
    それでも、ヒントはきちんと物語の中に散りばめられていて、すべてを理解した上で読み返すことで二度目も楽しめた。

    記憶を消して、もう一度挑戦したい。

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    2026年02月05日
  • しっぽのカルテ

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    長野の動物病院を舞台にしたハートウォーミングな連作短編集。

    とってもよかったです!

    各話で描かれる命との向き合い方も良いし、梓院長のキャラも大好き。
    何よりエルサの森が魅力的で、私もここで働きたーい!!深雪の立場になりたーい!って思いました。

    「天国の名前」「それは奇跡ではなく」は涙ボロボロ。

    良い物語と出会えると嬉しい。

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    2026年02月05日
  • 八甲田山死の彷徨

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    124年前に起きたこの事件を、今の感覚で、誰が悪かったのかと断じることはできないと思った。

    極寒の中、前例のない雪中行軍で、正しい判断を下すことが無謀にも程がある。

    雪山という自然界の厳しさと、個人の意思では抗えない縦社会の権力。
    その両方から逃れられない状況は、残酷でしかなかった。

    権力を持つ者が、立場の弱い者の命を軽く扱ってしまうこと。
    それは過去の出来事ではなく、今も繰り返されている人間の怖さだと思う。

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    2026年02月05日
  • 1(ONE)

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    え!駒子の続きなの?
    サザエさんの世界ではないから、時が経てば大人になり、妻になり、母になり…とそういうことか
    犬の視点、娘の視点、息子の視点、母の視点からストーリーが語られる…
    エピローグを読んだ後に、再度、プロローグを読むことをお勧めします
    泣ける…

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    2026年02月05日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    綿矢りささんめっちゃおもろい。
    あれ?これってどっちが悪いんやったっけ?ってなるくらい開き直った主人公とか出てきて、どの作品もいい感じに毒が回ってて笑ってしまいました。
    綿矢さんの作品はどれもワードセンスが良くて、どの作品も飽きずに読めるのですが、今回のはセンスもいいし、好きな作品すぎて一気読みしました。

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    2026年02月05日
  • 言語化するための小説思考

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    ネタバレ

    小説家の方たちが作品を作るとき、どのような思考回路で作っているのかずっときになっていたので読ませていただきました。
    小川哲さんのエッセイのようなニュアンスもあり、時にブラックユーモアもありながら説明してくれるので、かなり好きな文体でとても読みやすくて楽しく読めました。
    皆がみんな同じように作っているのではないとしても、いろいろな弊害やパターンを考えに考え抜いてやっと一つの作品を作っているのだなと感慨深かったです。
    これからもっと小説を今以上に大切に読みたいと思えました。

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    2026年02月05日
  • 新版 貧困旅行記

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    多分、むかし読んでいるのだが、もう一度読みたくなって文庫版の新版を読み始める。写真がものすごくよい。
    温泉で執筆していた文豪のことや、民俗学者・宮本常一のことなども出てくる。自身の神経病みのことも少し出てくるが、社会的弱者からの視点、弱者への眼差しが感じられる。読んでいて心がほぐれる。

    期日前投票に行ったが長蛇の列で、約1時間この本を読みながら順番を待った。高齢者が多く、膝や腰が痛くて立っていられない、座ったは良いが順番がわからない。などなど、嘆きの声があちこちから聞こえてくるなかで、赤ん坊の鳴き声も一際目立っていた。日本の人口構成がわかるような気がした。

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    2026年02月05日
  • 生きるぼくら

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    感度しました。登場する人物皆んな悩みや葛藤などあり、周りに支えながらも成長していくのがよかった。すごくみんなの気持ちもわかる。

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    2026年02月05日
  • マンションポエム東京論

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    巷で「マンションポエム」と呼ばれている不動産広告コピーを収集・愛好する著者が、集めに集めたマンションポエムから(時代時代の新築マンション購入層の)人々の都市への欲望を読み解く本。
    マンションの広告に関しては、かねてから謳ってるなあ、読めない熟語出てくるなあ、建設予定地光ってるなー、と思ってはいた。しかし実例を並べられると壮観というか、無茶苦茶なコピーに見えてしっかりとしたパターンがあるということが分かり興味深かった。量から見えてくるものがある。

    あと「マンションポエム」という名称については広告コピーを馬鹿にしてんのかという話と詩を馬鹿にしてんのかという話があったようだが、まあそれはそうですね

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    2026年02月05日
  • 全員犯人、だけど被害者、しかも探偵

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    ネタバレ

    SHIKAGAWA社の発売した電動自転車のブレーキ性能欠陥のために事故が多発した。過熱する世論に耐えきれなくなったと思われる社長の縊死体が社長室から見つかった。その事件に関わっているとみられる7人がある廃虚に集められる。「48時間後に事件の犯人以外は毒ガスで殺す」と謎のゲームマスターから告げられた彼らは自白合戦を繰り広げることとなる。
    大変ワクワクさせられたと同時に考えさせられる話だった。ネット社会の現代、特にSNSを使う人間には他人事とは思えない話ではないか。「加害性に無自覚」と話した記者の言葉は、戒めとして心に刻みたいと思うぐらい衝撃を受けた。
    ミステリーとしてもよくできていると思った。読

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    2026年02月05日
  • たとえば孤独という名の噓

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    警視庁公安部の佐島は、被疑者取調べに駆り出された。
    その被疑者が、大学時代の友人・稲澤であり、女性部下・八代を殺害した容疑をかけられていた。

    二重に驚くことになるのは、被害者の女性が学生時代に共に恋焦がれていた綾と瓜二つだったことだ。

    それだけでは終わらないのは、佐島が嵌められていたことで…。

    1話から濃度の高い内容であり、2話、3話と進むうちに真相がどこにあるのかと、特捜すらも翻弄されるのが予想を超えていて、より一層凄味を増していく。

    警察とスパイのミステリーのなかに密かに愛が隠されているのも苦しく哀しい。





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    2026年02月05日
  • 探偵小石は恋しない

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    伏線回収が凄い!
    人間の思い込みも沢山あってビックリと納得!
    凄く良かった!
    この人の他の作品も早く読みたいと思った!

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    2026年02月05日
  • 神様の暇つぶし

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    一晩で読み終えた。
    激烈な恋愛。
    親を亡くした主人公の、最後の砦。
    縋りたくなるに決まっている。

    なんていったらいいか分からないけど
    《人間味》の煮凝りみたいな作品。
    文面から体温が伝わってくる。
    そして月並みだけど
    ご飯の描写が美味しそうで…
    思わず晩酌しながら読書した。

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    2026年02月05日
  • 死刑にいたる病

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    一人のシリアルキラーと、彼の周りの人々の物語。

    やっぱりこの世には、どうしても自分の理解の外にある人や物事があることを、認めざるを得ない気持ちになった。

    個人的に、終わり方が好みだった。

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    2026年02月05日