1(ONE)

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小説・文芸
1,799円 (税込)

8pt

大学生の玲奈は、全てを忘れて打ち込めるようなことも、抜きんでて得意なことも、友達さえも持っていないことを寂しく思っていた。そんな折、仔犬を飼い始めたことで憂鬱な日常が一変する。ゼロと名付けた仔犬を溺愛するあまり、ゼロを主人公にした短編を小説投稿サイトにアップしたところ、読者から感想コメントが届く。玲奈はその読者とDMでやり取りするようになるが、同じ頃、玲奈の周りに不審人物が現れるようになり……。短大生の駒子が童話集『ななつのこ』と出会い、その作家との手紙のやり取りから始まった、謎に彩られた日々。作家と読者の繋がりから生まれた物語は、愛らしくも頼もしい犬が加わることで新たなステージを迎える。

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1(ONE) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    久しぶりの「ななつのこ」シリーズ。子育てや犬飼いを通して、様々ない気づきや学びを得たり、昔の自分の行為を振り返って恥ずかしく思ったり、大人として成長していく一方で、たくましい想像力を膨らませてビックリするような行動を展開する駒子さん。穏やかに優しく守る旦那様と天使のような子どもたち。夫婦で「人間は意外と脆いし、気をつけていても災いに見舞われることがある。でも人間は意外としぶとい。」みたいな会話ができる関係性もなんか良い。

    0
    2026年06月08日

    Posted by ブクログ

    え!駒子の続きなの?
    サザエさんの世界ではないから、時が経てば大人になり、妻になり、母になり…とそういうことか
    犬の視点、娘の視点、息子の視点、母の視点からストーリーが語られる…
    エピローグを読んだ後に、再度、プロローグを読むことをお勧めします
    泣ける…

    0
    2026年02月05日

    Posted by ブクログ

    駒子シリーズ最新作!やっと読めて嬉しい。
    やはり加納朋子さんの作品は読みやすくて好きだなぁ。
    駒子シリーズを読んでなくても楽しめると思う。最後の着地点の仕方がやはり加納朋子さんだなぁと思う、ほんわかした感じ。面白かったのであっという間に読めてしまった。犬好きな人は、きっと好きなんじゃないかな。こんな風に大事に思ってくれてる存在がいることが羨ましい。

    0
    2025年03月07日

    Posted by ブクログ

    成り行きで世話をすることになった犬、そしてその子犬。犬を通じて家族の「ONE」を描く、駒子シリーズ30年ぶりの新作。
    --------------------
    駒子シリーズを読み始めたのは、この犬小説である「ONE」を読みたかったからなんですが、「ななつのこ」から始まって実に楽しい読書体験ができました。
    最初は駒子シリーズがどうつながるのかわからず、うっかり気づいたのはけっこう後半になってからで、あの二人がこうなったのか。そうかそうかと感慨深いことになっていてとても良かったです。
    それにしても、まあ犬小説なので、加納さんのちょっとコミカルな筆致が犬と家族が紡ぎ出す絆を優しく描いているのが本当に素敵でした。シリーズを通して、ちょっとコミカルでちょっと切なかったり楽しかったり、ちょっとミステリだったりする中で、人の優しさを感じられるほっこりした話運びにすごく癒されました。疲れた時は加納さんの本を読もうそうしよう

    0
    2025年03月01日

    Posted by ブクログ

    駒子シリーズ4作目。うちには(白い)犬がいるのでエピローグとプロローグ含めゼロ、1(前編・中編・後編)と最初から最後までずっと犬の話で嬉しい。ただ、犬の命についてや人への接し方についてかなり憤り感じる人間も出てくるので悲しさもあった。駒子には最初の方でピンときた!相変わらずで楽しい。あったかさに癒され、大事なことに目を向けさせてくれることもたくさんあった。ゼロとワンの大切な存在を守ろうとする勇気と愛情がとても優しい。犬がたまらなく愛しくなる物語、読めてよかった。膝の上でぐっすり寝ている犬を愛でながら。

    0
    2024年10月29日

    Posted by ブクログ

    「ななつのこ」を最初に読んだのはいつだっただろう?!
    「駒子シリーズ」だとは思わずに手に取ったが、正直、記憶は曖昧だし、特にシリーズを読んでいてもいなくても十分理解できる作りになっている。

    ペットを飼ったことがない私でも、出てくるわんこたちと飼い主の絆にうるうるしてしまう。
    それぞれのキャラも良くて、さすが加納朋子さんだなぁという、読後感の良い一冊。

    0
    2024年05月30日

    Posted by ブクログ

    【ONE:ワン】はやての愛犬。黒くてカッコいい。ゼロを指導している。じつは…
    【ゼロ】玲奈が大学生になったとき希望して飼い始めた茶色の雑種。頭にシュガードーナツのような白い輪っか模様がある。
    【玲奈】瀬尾家最弱の生物。なんとか大学生にはなった。ONEはゼロに彼女を守らなければならないと常に指導している。
    【はやて】ONEの主人。『ななつのこものがたり』で母から語り聞かされていた少年と思われる。
    【お母さん】たぶん駒子さん。
    【お父さん】たぶん瀬尾さん。
    【犬】犬は常に健気で…
    【1】人はナンバーワンであることを、唯一であることを求める。

    0
    2026年09月04日

    Posted by ブクログ

    これ単品でも十分面白いんだけど、過去シリーズの登場人物の名前とかエピソードが随所に散りばめられているので、過去作の復習をしておけばもっと楽しめたかも。過去作を読んだのは15年ほど前だったので、全然思い出せなくて残念。

    0
    2024年07月15日

    Posted by ブクログ

    前書きと後書きがよかった。
    これは手紙だ、と思った。
    そもそも、ななつのこが往復書簡の形式だったと思うし、その後も駒子は大学の授業中に延々手紙を書いていたし、加納さん、手紙好きと見た。
    同類でしょう。
    ファンレター、書きたくなってしまった。
    書いたことないし、勇気もひねり出せそうにないけど。

    片っ端から本を読んで、好きな作者の言葉を丸ごと鵜呑みにする傾向は私にもある。良く言えば素直、悪く言えば単純で浅はか。加納朋子さん、親近感しか感じないよ。早速、鵜呑みにしちゃってるけど。

    0
    2024年07月11日

    Posted by ブクログ

    既に読んだつもりでいたけど、表紙と帯に怯んで(動物が辛い目に遭うのや別れは❌)読まずにいたらしい。
    悲しい場面はあったけど、でも読んで良かった。
    ななつのこシリーズのようだけれど、すっかりうろ覚えなのでそちらも読み返したい。

    0
    2024年05月23日

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