ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 死刑にいたる病

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    ネタバレ

    これは面白かったな〜
    サイコパス的な?
    人を操るとか洗脳の恐ろしさね
    イメージとしては知的な男性?
    そのあたりサイコパスの本にも興味がある。

    なるほど
    まだ人格が出来上がってない子供か…
    己が理想とする容姿とその気質を持つ子に狙いを定める冷静さ
    じっくり餌を撒き時期を伺う執拗さ
    焦る必要はない…
    必ず上手くいくのだからという自信

    気持ち悪さを感じながら進むストーリーは、連続殺人鬼・榛村と操られる雅也の調査で進んでいく。
    次第に魅せられて危うくなる雅也がどうなるのか?


    中盤までくると雅也が第二の榛村になる先も考えられるし…洗脳から解ける何かがあるのか…
    どうなる?そこを考えるとまたまた面

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    2026年02月05日
  • 書くことについて ~ON WRITING~

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    タイトル通り、「書くことについて」の技術、考え方、著者のこだわり、作家としての生き方などが綺麗に言語化されている。作家志望、著者が好きな人、あるいは文章に携わる人は読んでまず損はしない。気に入った箇所をメモしたら結構な量になった。それだけ面白い部分が多かったという話だ。
    外国人なので当然だが、外国の話や具体例が多い。そのため知らない作品や人物名が多く表れるが、やはりベストセラー作家というべきか、語りや比喩が上手いので読んでいても苦にならない。楽しめて読めた。技術の提示だけを著した本も多いが、この本はスティーブン・キングのエピソードも絡めて技術を説明しているので読み心地が良い。

    作家としての技

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    2026年02月05日
  • 津軽(新潮文庫)

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    苦い海に浮かぶ安寧の島「津軽」
    名家津島家にとっては黒い種
    友人にとっては愛すべき厄介な男、薄いつながりの糸でも大きな安らぎにしてきた哀しい人
    人生では自分の人生のあざなえる縄に周りをまきこんだひと
    作家として私小説という泥の浮き沈みに身を任せ、女体を巻き添えにして沈んでしまった人。生きる悲しみにあふれた生き方に流されていった人。
    野獣派とはそれぞれ勝手な生き方を選んだ人々。大雑把に一括りにされた作家のひとり。

    「津軽」を読めば心の底に潜んでいた悲しみに気がつく。苦しみにムチ打たれ続けた日々を書いた作品は読者を傷つける。たまたま日ごろ目を背けている自分の些細な出来事が、この苦しみの根源ではな

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    2026年02月05日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    金田首相の暗殺事件の濡れ衣を着せられ、容疑者となった青柳雅春の逃走劇。 「人間の最大の武器は、習慣と信頼だ」

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    2026年02月05日
  • はじめての日本国債

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    数少ない、金利に関する分かりやすい良書です。
    金利というとアカデミックで分かりにくい本はたくさんありますが、実務に精通した人が書いた本は少ない中で、本書は大変貴重です。
    最近、金利に関わるニュースをよく目にしますよね。米国の次のFRB理事候補がタカ派とか、高市政権の責任ある積極財政に対する金利上昇とか、物価高やその原因の円安において黒田日銀前総裁の金融政策が妥当だったのか等。
    分かってるようで実は分かってない、複雑な金利の世界を大変分かりやすく解説してくれてます。
    政府とか日銀ももちろん大事なプレーヤーではあるものの、見逃しがちな点は、市場がそこにあるという事だと思います。銀行なり生保なり各プ

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    2026年02月05日
  • リア王

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    素晴らしい天才の世界は、4大悲劇と呼ばれる、中でもリア王の大惨劇の世界は、登場人物の惨めさが群を抜いていて。舞台用の残酷できらびやかな詩的な言葉で語られていく。
    愚かな親の決断は愚かな子供をますます愚かな泥沼に引きずり込む。ブリテンという広大な領土と位を餌に老後を安楽に暮らそうとしたのが間違い。見る目が曇っていたのに気がついた時は手遅れ。

    いつの世にも変わらない心情は身に染みて読める。老いに心身ともに蝕まれ、恵まれた生涯だと思っていたのが、権威も位もなくなって初めて経験するような、並みでない恐怖と落胆。幾重にも重なったショックのあまり命を縮める結果になった。
    それでもなかなか自分を顧みること

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    2026年02月05日
  • 黒い空

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     アイスランド発のミステリーということで滅茶苦茶希少価値の高い翻訳ミステリーのシリーズ最新作。そもそもレイキャビク警察のエーレンデュル捜査官のシリーズなのだが、レギュラー刑事が他に二人いて、前作『悪い男』では女性刑事エリンボルクが主役を務め、本書では残る一人の刑事シグルデュル=オーリが主役を務める。
     かつてのエド・マクベイン(この作家には生前に会ったことがありますよ)著87分署シリーズを思わせる警察小説シリーズ。
     何と言っても人口30万という小さな国アイスランド発のミステリーというところが楽しい上、その内容も充実したシリーズであり、本書でも人間模様とその深みをやっぱりしっかりと味わえました

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    2026年02月05日
  • 神の蝶、舞う果て

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    元々は昔に書かれたものだとは思えないほどの上橋ワールドでした。ここはどんな絵になるんだろうと想像しながらぐんぐん文章に引き込まれていきました。先生の作品の中では短いものなので、今でも綺麗にエンディングを迎えてはいますが、彼らの今後がとても気になる!読みたい!と思わせてくれる一冊でした。読む手が止まりません。

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    2026年02月05日
  • 猿

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     「猿がいる。」
     本書は祐美の夫隆顕のこの言葉から始まる。引き篭もりで精神的に不安定な夫を気に掛けつつ、祐美は岡山に向かう。百歳で亡くなった曾祖母の土地を見に、弁護士と助手の案内で又従妹の芽衣と県境の限界集落へ赴くのだが...。
     本書363ページ内の殆どが4人が道中交わす「恐怖」論で占められる。閉鎖的で村の掟が支配する所謂「因習村」は現代日本にあるのか。何故人は幽霊や祟り、古びた人形、ひいては暗闇や死を恐れるのか。「恐怖」のエキスパートである著者の言葉はとても説得力があり、読者も何も怖がることはないのだ、という気持ちになるのだが...。ラストは嘗て読んだことがないような幕切れとなる。
     賛

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    2026年02月05日
  • スピノザの診察室

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    人の幸せとはなにか、京都の小さい病院で働く内科医が患者の病気や死を通して考えを深め、哲学的に考えさせられる小説だった。
    この作者の作品は初めて読んだが、過去に映像化もしていて有名な作品も読んでみたい。
    また、京都のお菓子がたくさん出てきて、知らないお菓子もあったので、ぜひ食べてみたいと思った。

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    2026年02月05日
  • エピクロスの処方箋

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    スピノザの診療室、続編。この本から読んでもわかるような書き方にはなってますが、最初から読んだ方がより楽しめます。スピノザの方は、主人公の雄町哲郎が、病気で亡くなった妹の息子である小学4年生の龍之介を引き取るために、大学病院の医局長を辞めて地域医療を行う小さな病院で働く様があまりにも聖人すぎて、ちょっと嘘くさいと思ってしまったのですが、もうそこを受け入れ切ったこの本は素直に良かったです。医療は人を救わない。嘘のようだけど、確かに治ることが救いなのだったら、治らない人は救われないのか?そもそも、全員がもれなく死ぬのに!
    死を間際に控えた哲郎の多くの患者から、私もいろいろな学びを追体験させていただき

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    2026年02月05日
  • 羊と鋼の森

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    すごい丁寧な文で、音を文で表現するのは難しいと思うが、ピアノに触れ合って生きていなかった自分でさえ、想像ができるような小説だった。
    こういう、自分には触れ合う機会がない職業や事案やら、そういうのを知りたくて本を読んでいる。
    海の近くで育った私は、森の音を知らないが、森の近くで育った人が海鳴りを知らないということに、心から驚いた。
    考えたら当たり前だが、そういう1つ1つのことを知りたいし、覚えていたいと思った。

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    2026年02月05日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    宛て行い扶持の民主主義を、当時(占領期)を生きた人間であれば当然に抱えたであろう葛藤と共に、逆境の中で学んでいく姿をリアルな時代描写と共に描かれています。日本が敗戦から立ちあがろうと奮闘していたあの時代に興味がある私にとって、非常に興味深いストーリー構成であり夢中で読み進めました。

    途中からミステリー小説を読んでいる気分になります。

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    2026年02月05日
  • なんなん自分

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    ダイアンファンです。
    ダイアンのよなよなから聴き始め、今はダイアンの東京スタイル。YouTubeも2人のも個々のも観ています。

    ユースケの本は楽しみにしていて
    初版で購入。重版オメデトウゴザイマス!
    読み終わるのがもったいなくて
    ちょこっとずつ読んだのに
    あっという間に読み終わっちゃいました。

    家族エピソード、学校時代のエピソード
    にやにやしたり時々じんわりしながら
    読みました。オモロカッタ〜!
    短大ネタはよく耳にするけど高校時代の話知らんかった。

    他の方も書いておられましたが、本を読みながら
    ラジオやポッドキャストを再生している感覚で
    読めて、とても読みやすかったです。

    "

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    2026年02月05日
  • 美しき愚かものたちのタブロー

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    230ページまで読み途中。
    松方幸次郎の人柄描写が素敵。本当に大物だったんだな。日本の近代という時代への興味や、絵画の商業的、政治的側面への興味があるので、今まで読んだ原田マハ作品の中で1番面白い!

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    2026年02月05日
  • アフターブルー

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    久しぶりにハマる本に出会えました。
    私は納棺師という職業もこの本を読むまで全然知りませんでした。残された遺族はどう生きればいいのか、主人公また過去の苦しみを抱えながらこのお仕事に向き合っている姿に感動しました。それぞれの喪失を抱えた人たちが明日を生きるために暗闇にあるわずかな光を見出していく姿に自分自身の今までの人生やこれからの人生について考えさせられた。


    どんなに考えても、探しても、人が死んだ理由なんて絶位に見つからないんだよ

    この言葉に自分の価値観や先入観をぶち壊された。
    読んでよかったと思いました。

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    2026年02月05日
  • 好きか、嫌いか、大好きか。 で、どうする?

    k

    購入済み

    元気が出る

    若い頃からの経験談が面白くて、カッコイイ名言がいっぱいで、読んでいると少し落ち込んでいても元気になります。前向きな考え方が素晴らしく伝わってきます。何回も読みたいと思います。

    #カッコいい #タメになる #スカッとする

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    2026年02月05日
  • 銀将の奇跡―覇王の譜2―(新潮文庫)

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    元奨による将棋小説。

    いやーよかった。勝負師たちの内面が丁寧に描かれているし、おそらく今も関係のある棋士たちと交流しつつ現在の将棋界の事情も盛り込んでてくれてるっぽく、すごく楽しめた。

    ただ、将棋に興味ない人にはあまり響かないかもしれない。

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    2026年02月05日
  • イクサガミ 地

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    ハラハラドキドキしながら東京までの道のりの半ばまで来ました。新たな登場人物が出てきて、戦っては死んだり、「蠱毒」の主催者が判明したり、無骨はバケモンだし、目まぐるしい2巻でした。
    進次郎がちょこちょこ活躍するのがよかった笑
    あと監視役の人の名前が難しくて覚えきれません笑

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    2026年02月05日
  • 国宝 下 花道篇

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    ネタバレ

    襲名する前までを読んで映画鑑賞。
    映画では端役の説明が少ないところを本で補完できたので良かった。あらすじは知らないまま映画を見たので物語の流れは、映画を初見として楽しめたのも良かった。
    映画、本と内容が大きく違うところはそれぞれの良さがあり、脚本家も作家も素晴らしい作品の構成に感動。
    最後は、映画の方が好みかな。
    本は喜久雄の最後が悲しすぎて、、せめて人間国宝になったのを知ってからだったら良かったのに(T-T)

    後半は映画鑑賞後に読んだので、違いを楽しんだり、頭の中で映画の俳優陣を思い浮かべながらでより堪能。
    本も映画も何度か楽しみたいと思える作品。

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    2026年02月05日