小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
『花屋さんが言うことには』の続編で物語は美大へ通っていた深作ミドリが主人公となってました
キクちゃんもしっかり出てくるし、途中あれ…もしかして…と嬉しい気持ちとなる場面も
ミドリちゃんの気持ちの移り変わりや成長を感じることができ最後まで読んでいて楽しかったです
花や花言葉も前作同様楽しむことができました
ミドリちゃんの描く絵を見たいなととにかく思い続けてました
特に『ちょんまげ市助』や『ジョージとドラゴン』は是非とも見たいと感じました
野球が好きな自分としましては千尋と西さんの女子野球の話しはとても嬉しかったです
あと1年先であればイチローも出てきたのかもとも思いました
最後のあれは夏目漱石の -
Posted by ブクログ
小川哲、やはりいい
こんなに手の内を見せてしまっていいのか、と帯の投稿にもあったが、ほんとだ。
それが今ののやり方なのかも。
手の内を見せたところでできないし、こうやって作品を生み出しているんだな、と想像してさらに好感があがる。小川氏の凄さが現れた一冊。とてもよかった!
小説はコミュニケーションだ、結局、どれだけの人に伝わるか、だ
読みやすさ、とは、視点人物と読者の情報量の差を最小化する、事によって感じられるものなのではないか
行き先の分からない電車に乗っていると多くの人は不安に感じる、僕は自分なりにどこへ向かっているのか考えながら読みすすめるのが好き
小説家に必要とされる力とは、 -
Posted by ブクログ
やばすぎ、めちゃくちゃ良かった、良すぎ、泣いた、感動、なんでこんなにも心温まるんだろう、本当にどの物語もすごく素敵で、だけど素敵なだけじゃなくて、勉強になるような言葉もあったり、思わずメモしたくなるような言葉が、沢山散りばめられていて、本当にだいすき。何度も読み返したくなるような作品だった。もちろんそれぞれ一つ一つの物語がとっても良くて、それぞれ主人公が居て、その方達の視点で進んでいくのも、とても面白くて、本当に、みんながみんな主人公だということが、よく分かる。最後の観覧車はもう本当に良かったです。僕がめちゃくちゃ大好きな構成で、鳥肌とか、色々凄かった、超感動。青山先生大好き
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Posted by ブクログ
一万円選書で手にして、積読になっていた本。
はちゃめちゃでパワフルな人たちが特別養護老人ホームの開所にこぎつけるまでの話なのだが、介護の話ではなく、介護施設の話。
自分が普段手に取るものとはずいぶんテイストが違うので最初は読みにくさも感じたのだが、このへろへろワールドに馴染んでいくと、どんどんとページをめくっていくことになった。
話に出てくる人たちはどの人も個性的だし、ちょっと変わっているけど、多分、人として大事なものを持っている。そして、決してバカではない。
下村さんの「もらっていいお金」の発言や、村瀬さんの住民説明会での「これからの老い」の話だったり、その節々に、芯のようなものを感 -
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【あらすじ】
葉山で小さな楽器店を営むギタリストの哲也。
彼の亡父が姪っ子である涼夏のために書いた譜面が見つかり、その曲で涼夏をデビューさせたいと敏腕プロデューサーの麻田が動き始めたことから、ふたりの運命が動き出す。
〈しおさい楽器店ストーリー〉完結編。
【感想】
〈潮風キッチン〉シリーズに続き、こちらも完結してしまいました。
爽やかなラストで清々しい気持ちもありますが、やはり寂しい気持ちのほうが強いかな?
年に数回、葉山を舞台にした新しい物語に出会えることが喜びでした。
〈CFギャングシリーズ〉の主人公である爽太郎が登場するところもお気に入りのひとつだったので、また彼の物語を書 -
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本棚にあったのを再読。書斎の硝子戸の中で世間と隔たって佇む漱石のイメージを思いながら読んだ。
文章がリズムが良くすらすらと頭に入ってくる。漱石の文章が私は好きだ。明治の人も今の人も頭は1つ、手足は1組ずつ、内臓の機能だって違いはないのだからテクノロジーが進んでも人生について思うことはさほど変わりはないだろうと思いながら読む。「死ぬ時まで生きる」は腑に落ちた。
胃潰瘍が生涯の宿痾なのだから神経の細かい人だったのだろうと思う。犬のヘクトーの死、2代目の猫の死などが印象に残った。
読むのは2回目か3回目か。たまに読みたくなるから本棚に置いておく。
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