ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 64(ロクヨン)(上)

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    ネタバレ

    何度も読み返している一冊。久しぶりに読みたくなったので再読。

    昭和最後の年に発生した誘拐事件、ロクヨンの長官視察に端を発する警察組織内の攻防。
    記者クラブとの駆け引き。
    失踪した娘、あゆみの行方。

    自らを取り巻く様々な問題に翻弄されつつも、正面から向き合っていく三上の姿が印象的。
    特に刑事部対警務部の警察内部の派閥争いの描写が細かく、引き込まれます。警察小説好きにはたまらん。
    ストーリーは時に滞留しながら、でもそのもどかしさもまた三上の焦燥感を共にしているように感じられる。

    上巻では、ロクヨンの鍵となる幸田メモに迫る。
    隠されたその内容に三上がたどり着いたとき、そこにもあまりにたくさんの

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    2026年08月06日
  • 旅猫リポート

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ泣きました。ナナが露骨に悲しまないところがまた涙がとまらなかった。サトルとナナだけじゃなくて、サトルの周りの人達の話も面白かった。

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    2026年08月06日
  • 囁く逆婿 怪民研に於ける記録と推理

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    ネタバレ

    大好きな三津田信三先生の新刊本!

    怪民研シリーズ3作品目

    今回はシリーズ作品の中でも怖いシーン満載!

    身代わり堂の話は強烈!
    霊婚儀礼の話で、バンバンって探すシーンはシンプルに怖すぎ!

    愛ちゃんよく気絶しないね。

    ラストのオチには鳥肌もの!

    後ろに誰かがついてくるのは絶対に嫌…絶対に振り向いてはいけないが気になってみちゃうよね。

    合理的な推理…そして…合理的に解決できない怪異…さすが三津田信三先生!

    今回もドキドキがとまらない。


    ぜひ〜

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    2026年08月06日
  • 何者

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    ネタバレ

    この本は就活というテーマをリアルに捉えた上で、各人のスタンスの是非を問おうとする。最初は、同期で就活対策をしていこう、というありふれたシチュエーションから進んでいくのだが、それぞれ異なる個性や立場を持つため、シリアスな展開も孕むことになる。そしてこの本の面白い部分は、リアルに表現する以上のことをしているところにあると思う。就活において何が間違いで何が正しいのか決めつけることは難しく、そこのモヤモヤを上手く言語化していると思う。さて、あなたは何者か、一緒に考えましょう!

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    2026年08月06日
  • 人間標本

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    蝶に魅せられた大学教授がなぜ凶行に至ったのか?の流れかと思ったが、二転三転するところは、さすがと言いたい。最後の榊史朗の心情が1番読んでいて辛かった。人の感情を読み解く事、周りに左右され身近な存在を信じることの難しさについて再認識した。次が知りたく一気に読んだが、どの立場でも救いがなく読んでいて辛かった。ただ、読んできてのここまで感情が揺さぶられることを考えると、エンターテイメントとしては素晴らしいと思う。

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    2026年08月06日
  • ネバーランド

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    冬休みに帰省しない組が集まってわちゃわちゃする話だが、帰省しないだけあって、みんな親に問題抱えすぎ。寮に住んでいてそのまま残る組は3人だが、片親で父親は天文学者のため家を空けることが多く実質一人暮らしの統も参戦。

    美国となら一緒に寝てもいいよなどとサラッと発言している寛司など、若干のゲイ要素あり。
    それぞれに悩みを抱えており、なんやかんやで順番に告白している。統のキャラクターが濃くて好き。

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    2026年08月06日
  • 増補版 九十歳。何がめでたい

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    ブチギレ九十歳面白すぎる。
    パワフルで暖かいおばあちゃんのエッセイ。
    勇気が湧いてきました。こんな生き方もあるんだなぁと思いました。

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    2026年08月06日
  • 小石川養生所青春譜

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    急逝した父親の職を継いだ養生所見廻り同心の結城長三郎が、新米同心として諸々の事件に悩み懊悩し、父親の影を追うように事件に向き合う物語。

    何でもお見通しではなく、迷いや不安など抱えながら長三郎が成長していく様が良い。
    派手な物語ではないが、相変わらずじっくり人間を描いた読んで安心する小説だった。

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    2026年08月06日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    読みやすく面白かった。
    ホラーというジャンルでありつつも、友情模様が丁寧に描かれていた。

    ゾッとするようなシーンもあれば、切ないようなシーンもあり、どこか温かい印象のお話。

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    2026年08月06日
  • 老人と海

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    これは本当に素晴らしい作品ですね…。120ページでこの濃密さですか。凄い読書体験させてもらいました。

    初期の修飾語や心理描写などの表現を排除したソリッドな文体から、老人の心理描写も織り交ぜられてスタイルの変化が見られたのが本作みたいです。
    それでもヘミングウェイを初めて読んだ私からすると、一切の無駄が削ぎ落とされた非常にソリッドな文章に感じました。翻訳も非常に素晴らしかった。

    三島由紀夫が豊かな修飾語で飾り立てる足し算の美学だとしたら、ヘミングウェイはまさにその逆。私は三島も好きですが、一切のムダのない短文で読み手を引き込み、情景を浮かび上がらせるこの文章力には心の底から感嘆しました。

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    2026年08月06日
  • ここで1球チェンジアップ

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    大好きな芸人エバース佐々木の幼少期からの記録。
    生い立ちを知れるのはもちろん、佐々木が大事にしてるポイントとかダセェと思うこととかが好きな芸人にはこうあって欲しいと思うところが多くてますます好きになった。ほんとに芸人としてかっこいい人でずっとファンでいたい。これを機にstand.fmを初回から聞く。町田も面白い。

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    2026年08月06日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    今回のキーワードは素直になること、かな。

    心が疲れてきてどうにもこうにもいかなくなって、手に取りました。完結してほしくないゆえに、ゆっくりゆっくり読んでいるマカンマランシリーズです。

    その時々に伝えなければいけない言葉、自分に嘘をついて選んだ未来はいつか自分を苦しめる。でも素直に伝えることで、思ってもみない未来が見える。疲れ切った心に染み渡る暖かさ、今回も沢山泣きました。

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    2026年08月06日
  • 時間移民 劉慈欣短篇集Ⅱ

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    一気読みしてしまった。SFの短篇っていいですね。なんか、好き勝手詰めたい放題みたいで、お得な気分です。
    三体にも出てきた丁儀ってなんか、主人公にはなれないけど、派手な人だなぁって思いました。

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    2026年08月06日
  • パンドラ 猟奇犯罪検死官・石上妙子

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    暑い日が続きますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか
    いくら暑いからといってあられもない姿で、例えばパンツ一枚で過ごしていたりしませんよねってそれは「パンイチ」( ゚д゚ )クワッ!!

    はい、スピンオーフ!
    シリーズの名物キャラ死神女史こと石上先生と個性あふれる刑事たちをまとめるガンさんの若かりし頃の出会いの物語

    なので比奈ちゃんは出てきません

    なんだよ、じゃあもう絶対つまんないじゃん!ってどアホウ!
    男どアホウ甲子園!(by水島新司大先生)

    めちゃくちゃおもろかったわ!
    今回キーとなるのは「法医昆虫学」だわ!
    内藤了さんも色々勉強してるんやわ〜きっと
    すごいね〜
    プロだね〜

    「法医

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    2026年08月06日
  • 成瀬は信じた道をいく(新潮文庫)

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    文庫化されて「大津ときめき紀行」が収録されているとのことで再読。大津土産とかもオススメしてくれる。
    成天の文庫本の巻末にあった森見登美彦先生の解説が嬉しかったけれど、今作の成信の文庫本の巻末には、なんとミルクボーイの駒場さんの解説が!成瀬ファンの代弁者!成瀬に対して思っていること、言いたいことを全部言ってくれた。ラスト第3作の文庫本の解説が今から楽しみ!

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    2026年08月06日
  • 神様からひと言

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    お客様相談室に左遷になった主人公
    一癖ある社員の方と関わりながら成長し、仕事とはなんだろうを見つけていく。
    展開はよくあるものかも知れないけれど、読み終わってすかっとする面白さがあった。
    また謝罪のテクニック?
    が書かれていたり、グッとくる文面があったりと
    社会人にと呼ばれる今の年齢でであってよかったと思える本だった

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    2026年08月06日
  • センス・オブ・ワンダー(新潮文庫)

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    こんな感性を持った人間になりたい、そう節々から思わせられる文章だった。

    自然は40億年かけて現在の形になったとか、たしかに考えてみればとんでもないこと。

    これを読む機会をくれた大学の先生に感謝

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    2026年08月06日
  • 正欲(新潮文庫)

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    自分がマイノリティ側にいるとか、
    明日死にたくないとか、
    考えさせられることがたくさんあった。

    勝手に理解する側になっちゃダメだよな〜…みたいな。

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    2026年08月06日
  • 千曲川ワインバレー 新しい農業への視点

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    とても面白かった!5年以上前に友人に連れられてヴィラテストへ訪れたことがあったけれど、ストーリーを知らずに訪れたので『素敵なワイナリーだな』止まりだったことが悔やまれる。2026年現在、玉村さん予想通りたくさんの個性的な作り手が集まっている千曲川ワインバレー。これから更に注目していきたい。

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    2026年08月06日
  • ブティック

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    ネタバレ

    audibleにて。池井戸潤さんの小説は初めてでした。

    期待に違わぬアツアツの名作でした。終わり方もちょうどいいし、満足感がすごい!!

    たくさん映像化されてる作家さんの作品の弊害だと思うのですが、坂崎が関西弁を喋る阿部寛で再生され始めた時は頭を抱えましたが、話自体が大変面白く最後まで読めました。

    一応ネタバレ設定にしたので、未読でここを見てしまった人は阿部寛がめちゃくちゃ出てくる呪いにかかってしまったかもしれません。

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    2026年08月06日