ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 猫を処方いたします。6

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    ニケ先生、ひとりになって大変そう、と思っていたけど、なんだか、けっこうそうでもない?w
    須田心先生の事情も見えてくる。
    ああ、もう、もうちょっと自分のことも考えて、、、
    心先生に処方された猫もしっかり効果を発揮してくれてよかった。
    でも、それゆえ、今まで以上に忙しくなったりして?w
    シリーズ完結は残念だけど、いろんなことに決着がついてよかった。
    とはいえ、どこか別の場所で、猫を処方してくれるクリニックは続いてほしい。

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    2026年10月01日
  • ようやくカレッジに行きまして

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    50歳でカナダに渡り、今度は現地で働くことを目標に料理学校へ進む話。学費もかなり高額なのに、卒業後の仕事まで考えて「料理」を選ぶ現実的な判断が面白かった。しかも学校は「イエス・シェフ」が絶対の厳しい世界で、メンタルを病むほど追い込まれる。日本では有名人でも、海外ではただの一人の日本人になるというのも印象的。50歳からここまで環境を変えて挑戦する行動力がすごい。

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    2026年10月01日
  • 龍の守る町

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    自分も被災しつつも最前線で命を救う消防士の話。
    『救えなかった命は、俺を救ってくれた。俺を生かしてくれた。』『あの人たちのおかげで今がある。』
    少しでも心が前を向く事に、どれ程の時間がかかるのだろう。同じ様な事が現実でも起こっていて、それは悲惨で、想像すらもできない恐怖と悲しみに溢れているのだと思うとただ胸が痛い。
    自然豊かな日本だからこそ、避けられない災害。
    金銭的な支援、そして自身の身の回りの対策、自分にできる事を探して行動しようと思った。
    読んでよかった。

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    2026年10月01日
  • ようやくカナダに行きまして

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    めちゃくちゃ引き込まれた…!
    50歳・コロナ禍真っ只中でのカナダ留学を描いたエッセイ。光浦さんの感情表現が豊かで、まるで自分も体験しているかのように感情移入してしまう。特にコロンビア人の友人・ヘレナとの友情にはグッときた。

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    2026年10月01日
  • カフェーの帰り道

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    明治から昭和にかけての5人の女給さんのお話ですが、独立した短編ではなく、「カフェー西行」に携わった人たちの日常が穏やかに描かれていたり、戦争に翻弄される女性たちの営みがあったりして、一気に読み進められました。
    分かり易い文書表現で、その場の情景が思い浮かんで、コーヒーの香りさえしてきそうな読書時間でした。
    嶋津先生の作品、他にも読んでみたいです。

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    2026年10月01日
  • ギャルにひかれて寺マルシェ

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    宮島未奈さんの本はとても読みやすくてサクサク読める。そして表紙の絵が素敵。近所にこんな感じのマルシェがやってたらいいのになーと思った。

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    2026年10月01日
  • ホルモー燦燦

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    ネタバレ

    大好きな作品の続編って、楽しみ半分、がっかりしたらどうしようという怖さも半分あるもの。この作品も正にその心境で読み始めたのですが…読んでよかった!これぞホルモー!!お帰りなさい!!鬼たちは元気だし、個人的に妄想していた「東京にホルモーがあったら」という夢のような話まで!そして安倍とふみちゃん、よかったね。お腹いっぱい大団円、大満足です!

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    2026年10月01日
  • ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~

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    古本屋同士のネットワークがあるなど、知らない話があるのも面白かった。
    スマホがない時代の話を描いているのも、今読むと新鮮だなと思った。

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    2026年10月01日
  • レーエンデ国物語 喝采か沈黙か

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    ネタバレ

    今のところ、シリーズの中で1番好き。

    歴史における物語の役割とは何か。
    それが描かれた3巻。

    最初から、リーアンのこともアーロウのことも愛しくて仕方なかった。
    23歳なのに、2人とも15やそこらの少年みたいに生きるのが下手くそで、なんともじれったい。
    リーアンは言動も幼い。でも常に色んなことを考えてて、そう、頭では誰よりもたくさんのことを考えてて、家族のことを心から思ってるのに、それを伝えられない不器用な性格。
    アーロウは一見して、そして同じ顔のリーアンと比べて、とても大人びている。一種の諦観のような。でも、根っこのところでは世界を諦めてない少年の心を持っている。それを必死に取り繕って、大人として振舞いながらも、大事なことには気づけない鈍感な青年。

    お互いを憎たらしく、そして疎ましく思っているように見える2人だけど、本当は誰よりも愛している。
    世界でたった1人の兄弟。魂を分けたような2人。
    2人の魂は、最期まで共にあっただろう。

    構成が、素晴らしいと感じた。
    多崎礼作品のファンなら、馴染みのある構成なんじゃないだろうか。
    私のバイブルとも言える「八百万の神に問う」の3巻と、同じ香りがした。
    とても似ている。章の間に小話が挟まれるという構造もそうだし、ジッパーの両側が噛み合っていくような物語展開も、そして、「成り代わる」ところも。

    中盤から、嫌な予感、死の香りは感じていた。
    それでも、縋る思いで、どうにかこの双子を救ってくれと、ページを必死でめくった。
    この結末を、私は救いがないとは言わない。

    歴史における、物語の役割。
    多崎礼の作家としての矜恃が感じられる一作だった。

    八百万シリーズもそうなんだよね。
    人の心を動かすのは、世界を変えるのは“ことば”だ、っていう、言葉を扱う人間の矜恃。

    11年前、11歳の私が八百万シリーズを読んだあの日の、魂を揺さぶられた、あの思いをを思い出すような本だった。

    ことばのちから、文筆のちから、物語のちから。
    私の胸にある。

    【追記】
    八百万の神に問うの3巻、読み返してたんだけど、全く同じフレーズ出てきた…!!!!
    これは、もう絶対、多崎先生わざとだよね!?
    震えた…。
    めちゃくちゃ好きだ…

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    2026年10月01日
  • DRY

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    ネタバレ

    詩人・社会学者である水無田気流さんの解説がよかった。藍も美代子も「ヤングケアラー」だという。2026年の今はよく聞くワードだけど、刊行当時の2019年はそこまで浸透していなかったのでは。原田ひ香さんの鋭い視点に圧倒される。貧困や知識の不足、礼節の欠如などは親子で連鎖し、特に子どもが女児である場合、その連鎖から抜け出るのは難しい……と。女性はやはりケアを押しつけられやすいし、自らケアを引き受けようとしてしまう(藍もなんだかんだ言いながら結局母と祖母のケアをしている)。お金や教育、職歴、家柄や一般常識がないとゼロからはい上がるのは困難で、その困難さは男性以上なのでは……と思わされる。

    ヤングケアラーは自由や教育だけでなく、愛情も奪われてしまう。潤沢な愛情を受けられなかった結果、藍と美代子のようにからからに乾いてしまうんだな、と見ていて辛かった。藍も我が子たちへの愛情が薄いことに後から気づくが、それは愛し方を親から教わっていなかったからじゃないだろうか。
    美代子の家庭がどうだったかは詳しく描かれていないけれど、もっとひどかったのかもしれない。じゃないと死体を平然とミイラ処理できる感覚は育たないだろう。

    「誰でもこうなる可能性がある」と書く人もいるけど、そうはならないと思う。これは境界線を越えられる人たちの話だ。実の母を包丁で刺そうとする人、家がゴミだらけでも構わない人、死体をミイラ処理しようと思いつける人、祖母が一人暮らす部屋で不倫相手と行為に及べる人。原田さんは越えられない側の人だとは思うので、どうやってこの側の人たちの生活を取材したのかとても気になる。参考資料にはミイラ作りと生活保護受給の方法に関する本しかなかったけれど。

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    2026年10月01日
  • 死にたがりの君に贈る物語

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    (まちがえて感想消してしまったのでもう一回同じの書きます!いいね押してくれてた方すみません泣泣)
    最後の最後で泣いたーー!!!
    本が好きな人や好きな作家さんがいる人に絶対読んでほしいです!!!

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    2026年10月01日
  • ボーダーライト ~神奈川県警少年捜査課~

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    古本屋でずっと探してた。その前に読むべき本があったみたい。また探す、これも楽しい。

    信じやすい自分はあっさり信じた。

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    2026年10月01日
  • 夏物語

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    すごく奥深い話だった。
    女性特有の悩みや葛藤が生々しく描かれている。わたしもアラサーだからなのもあり主人公と似たような悩みを持っていることもあり、共感するところが多かった。こどもをもつこと、もたないこと、結婚すること、しないこと、色んな選択肢があるけど、産まれてきて良かったとすべての人が思える世の中になってほしい。
    生きていてほしい。

    緑子の思春期特有の悩みや母に対する苛立ちや母を想うきもちにも感ずるものがあったし、彼女の成長にはホッコリさせられた。

    情景描写が長くて平和なシーンもあるが、全体的に重いのとショッキングなシーンもあるので読むのを途中でやめてしまおうと思ったときもあったが、学びの多い話でした。




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    2026年10月01日
  • 月の影 影の海(上) 十二国記(新潮文庫)

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    ほんと何十回目の再読か不明ながら、2010年ごろも同じような感想を上げていました。
    しかし下巻の登録なかったようです…
    今回新刊出たので、せっかくなので家にある分は再読しようと思い立ち。

    わたくしこれ初読時は多分陽子とほぼ同じ年齢でした。地方の女子校に通ってたわー。
    本当に名作。特にこの上巻は救いが無さすぎて、しんどくてしんどくて、今読んでもしんどいわこれ。
    学校の閉塞。家の閉塞感。そしていざ異世界に渡ってみれば、人は信用できないし妖魔は執拗に追ってくるし、意味わからん。
    本当に陽子頑張っておりますが、上巻のままだとしんど過ぎる。
    ということで、いざ下巻をば読まんとす。

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    2026年10月01日
  • キラーストレス 心と体をどう守るか

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    ストレスの悪影響を多々まとめている
    精神疾患だけでなく、がん、老化、炎症の原因に

    ストレス源を断つのが一番だが、コーピング(ごく簡単なストレス解消法を100個リストかしておく)、マインドフルネスでストレス回避・解消を意識的に図るのが大事

    また、子供時代の高ストレスが生涯影響してしまう点も印象に残った(ストレスに過剰反応してしまう等)

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    2026年10月01日
  • わざわざ書くほどのことだ

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    ごはんパズル素敵!!見習う!!
    セーラームーン電車で読んで吹き出した。危険。
    旦那さんおもろい。最後の話好き!!

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    2026年10月01日
  • 初雪 海は灰色 第一部

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    元妻の行方を探しに行った先で起きた事件。
    元刑事というか、根っからの刑事然とした麻生の立ち振舞い、自己分析による自身の立場があって、紐解いていく様はRIKOシリーズ、麻生龍太郎シリーズ、嬉しくもありました。
    花咲シリーズも読んでいますが、ちょろっと出てましたがこの後の話かな、と想像しました。

    今年中に2部が出るとの噂です。
    麻生の本心が語られる中、山内練はどんな重い想いがあるのか。
    境界線のない2人の関係はどんな結末なんだろうか。


    -わたしの落ち度で希望を奪ってしまった青年が、裏社会の泥水の中を這い回って、それでも生きていてくれた。
    生きていてくれたんです。




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    2026年10月01日
  • 星の王子さま

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    本質的なことを思い出すのに度々読み返したい1冊。読み返すと、前は「わかるようなわからないような…」という所に新しい気付きがあったりも。

    この本では、「バラの花にひまつぶした時間があるから特別」というような訳があったところも、別の本には「費やした時間があるから特別」と訳してあって、やっと意味不明な部分の謎が解けた!

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    2026年10月01日
  • フィクサー

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    どうしても、岸田内閣、岩谷外務大臣を想像してしまう…。
    これは小説だけど、現実にはもっとすごいことが起きているんだろうな。と思わせる程リアル。
    こんな世界とは合間見ることはないだろうけど、とても知能が働かない。自分の凡人さ、を痛感させられる。

    ハゲタカぶりに真山仁の作品を読んだけれど、やっぱり凄いな!

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    2026年10月01日
  • 犬を盗む

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    ネタバレ

    視点がおもしろくて話がトントン拍子で進むから続きが気になってすぐに読み終わった.
    読んでるときに想像しやすい描写だったのも個人的には素敵なポイント.

    自分自身犬がだいすきだからミステリー作家の小野寺さんの気持ちもよくわかるような気がするけど
    何かに没頭して周りが見えなくなるっていうのは本当に恐ろしいなと改めて思った

    松本さんがこれからもシロと一緒に過ごせる結末でよかったです.

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    2026年10月01日