【感想・ネタバレ】アーモンド のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2020年02月11日

生まれつき扁桃体(アーモンド)が小さく「感情」がわからない主人公ユンジェと、親の愛に恵まれず感情を持て余す不良少年ゴニ。真逆の彼らが日々の出来事のなかで成長してゆく物語。
ユンジェの語りで進むストーリーは、彼らしく淡々としていてまるで白黒の無声映画のよう。ここはこんな色、ここはこんな音楽、、と自分の...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年02月10日

一気読み 
素晴らしかった、面白かったし、最後は涙が出ていた。 
おばあちゃんとお母さんの命懸けの愛が、彼に
友と恋と涙を平凡に生きることを教えてくれた。
映画化もよいと思う。

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Posted by ブクログ 2020年02月09日

感情を持たない怪物と感情を持て余す怪物の物語。扁桃体が小さく、感情を感じとることができないユンジェ。少々いびつながらも幸せな家族に事件が起き、ユンジェは一人身に。高校生になり、真逆の”怒り”の感情を持て余したゴニと出会い…。

感情を持たないユンジェが語り手。読んでいるこちらも何かしらのカルテでも見...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年02月06日

失感情症の男の子が主人公だけど、ずっと著者のあたたかい眼差しが感じられて、最後は涙涙…。社会状況が今の日本と似ているし、ユンジェくんの気持ちにもすごく共感できて、すいすい読めた。
「感情を感じられない」というのは「感情がない」ということとは違う、というところを丁寧に描き出しているのがとてもよかった。

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Posted by ブクログ 2020年01月04日

訳者の後書きいわく、短期間に急成長した韓国は競争社会で、人より少しでも多くのものを持たなければ生き残れない。他人の痛みに寄り添うどころか、自然な感情さえ持っていては生きづらい社会の中で、共感が育つ余地はどんどん小さくなっている。それは、日本の現状とも相通じるのではないか、と。

主人公は扁桃体が人よ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年11月10日

ユンジェは扁桃体(アーモンド)が人より小さく、怒りや恐怖を感じることができない、感情がわからない高校生。小さい頃より、母に感情の表現パターンを教え込まれ、普通の子に見えるように訓練されてきた。15歳の誕生日の日、目の前で祖母と母が通り魔に襲われ、祖母は亡くなり、母は植物人間になってしまった。その事件...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年10月12日

 感情がわからず、恐れを感じないユンジェの一人称で、この物語は淡々と語られる。
 母には普通を装うように感情や対応のパターンを教え込まれるが、彼はそれを是としない。必要とする意味が理解できない。
 怪物と呼ばれ、ひどい事件に巻き込まれ祖母を亡くし母と離れ、学校で孤立するユンジェ。彼はそのつらさに悲し...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年09月21日

扁桃体(アーモンド)が人より小さく、怒りや恐怖を感じることができないユンジェ。
母が願う「普通の子」になれるのか。
しかし、目の前で起きた祖母と母の悲劇に対して、何の感情も抱くことはなかった。
ユンジェを優しく見守る、シム博士。
P161
「君は白紙と同じようなもんだ。悪いものじゃなくて、いいものを...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年09月05日

生まれつき脳にある扁桃体の異常で、感情を感じられず、他人の感情も分からない主人公ソン・ユンジェと幼い頃に両親とはぐれ人の愛を知らず育ち不良少年となったゴニ

それぞれの理由で、『怪物』と呼ばれ、級友からも社会からも疎んじられている二人の少年が、全く自分にはない相手の行動を訝り、不思議に思いながら...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年11月29日

韓国で話題の小説の和訳本、孫元平(ソンウォンピョン)さんの作品。生まれつき脳内の扁桃体異常で感情を表せない子が愛を知り友達を知る話。大卒の母さんとばあちゃんと3人暮らしの幼少期に不幸にして扁桃体異常と指摘され、しかも彼の15歳の誕生日祝いの最中に通り魔事件で一人残されたユンジュ。喜 怒 哀 楽 ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年10月02日

“怪物”という言葉にも色々な捉え方がある。人の気持ちが表と裏で違う事があるのと同じように。人間には喜怒哀楽があり、それを表現することが考えなくても出来て、それが当たり前だと生活をしていたけれど、当たり前ではない。その当たり前とは違う人が現れた時に排斥するのは間違っていると感じた。目に見える形でなくと...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年09月22日

生まれつき扁桃体の異常で怒りや恐怖を感じることができないユンジェ。
そんな彼に、喜怒哀楽愛悪欲を丸暗記させて、普通の子に見えるように訓練させた母。
そんな二人を大きく包むばあちゃん。
どうにか生きていこうとする三人に訪れた最悪の夜。

ばあちゃんは亡くなり、母は植物状態になり、ユンジェは一人で生きて...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年09月01日

20190901 感情が無い人と感情過多の人が必然的に出会う。足して割る話ではなく、あるべき状況について苦しみながら近づく。行き着く先は人間とは?というところなのだろう。読んでいて共感より痛みを感じた。

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Posted by ブクログ 2019年08月05日

「道端の石ころを見てみろ。何も感じられない代わりに、傷つくこともないだろ」
生まれつき扁桃体が人より小さく、喜びも悲しみも愛も恐怖も感じることができない16歳のユンジェは、感情が分からないが故にいつも無表情。
道端の石ころのように何事にも共感することもなければ傷つくこともない。
「普通」とは違う。
...続きを読む

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Posted by ブクログ 2020年02月06日

失感情症の少年を語り手としているので、やたらと淡々としているが、むしろとても読みやすく情景がありありと浮かんでくる。

愛とはなにか。
この作品にもいろいろな愛が描かれていて、とても興味深い。

中高生のころに読んだらどんな感想を持ったかな。
大人になってからだけど、出逢えてよかった一冊。

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Posted by ブクログ 2019年08月30日

失感情症を持って生まれた男の子は、シングルマザーの母と口うるさい祖母と3人で、平和に暮らしていた。
通り魔に襲われ、祖母は即死、母は植物状態になる。
感情を持てない少年は、周りの不理解の中で、孤立するが、悲しみも苦しみも感情というそのものを持たない。
そうしてるうちに出会う不良の少年や陸上を愛しなが...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年08月03日

生まれつき脳内の扁桃体(アーモンド)が小さく、怒りや恐怖といった感情をもてない少年が主人公。その特殊な症状ゆえ、からかわれ、蔑まれる彼の成長譚だが、本人の一人称で語られるためか妙に客観的だ。このあたり、うまいなと思う。本書のもう一人の主人公は少年院出の暴力的な少年で、主人公とぎこちなく友情を育む姿は...続きを読む

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