ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 生きとし生けるもの

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    転移性肝臓がんを患う成瀬と、過去の傷を抱えて人生に迷う医師の佐倉。この二人が、それぞれの後悔と向き合いながら続ける旅の軌跡に、私は激しく心を揺さぶられた。

     死の影が色濃くなっていく成瀬の、一つひとつの言葉や行動が今も胸に焼き付いている。もし自分が余命を告げられたら、絶望の中に立ちすくんでしまうだろう。しかし成瀬は違った。彼は限られた時間の中で、必死に自分なりの生きる答えを探し求めようとする。そのひたむきな姿は、「生きる」ということの本質が、単に時間の長さではなく、誰かと出会い、想いを手渡し、自分らしく時間を紡ぐことなのだと、言葉以上に雄弁に物語っていた。

     そんな成瀬の命の光に照らされる

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    2026年06月09日
  • 運転者 未来を変える過去からの使者

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    惹き込まれ1日で読み終わった。
    損得勘定と文句ばかりの自分をちょっとずつやめていけたらいいなぁ。とりあえず明日はいつもより口角あげて挨拶してみようと思えた。

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    2026年06月09日
  • あのころ

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    たまにこフッと笑い声が出てしまう。
    こんな時代が自分にもあったなぁと両親と兄弟と暮らしていた頃を懐かしく感じた。

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    2026年06月09日
  • かがみの孤城

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    ラストの情景が頭の中でアニメーションとして浮かんだ。読後、本を閉じてから堰き止めていた感情が溢れ出して、涙が止まらなくなってしまった。
    人の感情のダムを決壊させる辻村深月おそるべし。

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    2026年06月09日
  • 8番出口

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    映画ではなく本派です。

    私も私生活で違和感を感じていても流してしまうことが多かったのですが、「異変を見逃さないこと」という最後のページの文字で自分が感じる異変(違和感)を見て見ぬフリをするのはやめようと改めて感じさせられました。

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    2026年06月09日
  • 倫敦スコーンの謎

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    完結した小市民シリーズの番外編を読むことができて嬉しい。

    小鳩くんは何を考えているのか分からない子だと思っていました。でも、小市民シリーズの完結を見届けた後に読むと傷ついた人に寄り添う心ももっている子なのかなと新しい気づきがありました。
    もう一度、最初からシリーズを読んで小鳩くん、小山内さんの日常を振り返りたいです。

    最近、日本1になったジェラートを食べる機会があり、羅馬ジェラートの謎の小鳩くんのジェラートの表現がしっくりきました。米澤先生はミステリーだけでなく味の表現も素晴らしいと思います。

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    2026年06月09日
  • とどけチャイコフスキー

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    下手に戦争の物語を読むより、こうやってふっと日常から戦火に飛ぶ方がよっぽど残酷さが際立つ。
    やっちゃいけないことなんだ、って気がつかされるのです。その点で少しセンチメンタルなラストが私は好きです。
    あとは演奏のシーン。
    楽器の演奏は本当に体力勝負。
    必死さが伝わってきてとても良かった。

    音楽の力を信じている私には色々グッとくるものがある作品でした

    2026.6.9
    86

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    2026年06月09日
  • ぼくらの七日間戦争(角川つばさ文庫)

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    ネタバレ

    迷路を作るとこがいいです。『右を見ろ、左を見ろ、上を見ろ、バカの顔』が面白かったです。他にも『反省する部屋』も面白いです。「解放区いいな~」と思った‼️ 

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    2026年06月09日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    誰が犯人なのか、誰が作者なのか、開始数ページから最後までわくわくが続いた。それにしても、とにかく騙された気持ち良いぐらいに。

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    2026年06月09日
  • 水滸伝 一 曙光の章

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    全19巻。19冊もの大満足する小説と偶然出会うことなんてないだろうと思って、気づいたら手に取って4周ぐらい読み返しています。本当に面白い。

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    2026年06月09日
  • 京都下鴨 神様のいそうろう3 初夏の宴と恋の行方

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    今回は白イタチの神様がかわいい⁡。この世は不思議な縁で繋がっている。⁡
    ⁡⁡理龍様の圧倒的な力で解決される事案がすっきりした。⁡
    ⁡理龍様かっこいい♡

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    2026年06月09日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    フハハハ、これまで私のことを「察しが悪い」、「アンポンタン」、「ド低能がァーーッ」と罵ってきた紳士淑女のみなさまご照覧あれい!その指摘が間違いではなかったことが今ここに証明されましたよ。自分で自分が嫌になるぜ。

    今度こそ犯人を当てられたと思ったんだけどなぁ……。これまたまんまと罠にハマってしまいました。自分で言うのも難ですけど、私以上のカモはいないんじゃないんすかね。私だって悔しくないわけではないんですよ。だからこそミステリー小説を読むときはいつも「騙されないぞ!」意気込んで挑んでいるわけですし。それでもすっかり騙されて真相が明らかになったときの快感と言ったら!!!!
    おそらくその快感を得る

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    2026年06月09日
  • スティグマータ(新潮文庫)

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    これまでのシリーズに出てきた登場人物が一気に出てきます。私はミッコが出てきてうれしかった!
    シリーズ集大成、完結なんですよね…。短編集でいいのでみんなのその後が知りたいな。
    ミステリー小説という導入で、いつの間にか知らなかった世界の一片を得られる。
    読書の醍醐味が得られるシリーズでした。

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    2026年06月09日
  • 時をかけるゆとり

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    朝井リョウさんの失敗談や学生時代のエピソードが満載で、何度も笑ってしまったw

    人気作家とは思えないほど親しみやすく、「こんな人だったのか」と驚かされる。

    くだらなさと知性が絶妙に混ざり合った、とても楽しいエッセイでした!

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    2026年06月09日
  • まず牛を球とします。

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    YouTubeのほんタメや小川哲さんの帯で期待していたが、作者の視点や考え方が面白い
    今後も注目していこうと思う

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    2026年06月09日
  • 白いしるし(新潮文庫)

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    たぶん10年前後くらい前に買って
    あんまり刺さらなくて途中で読むの止めてた小説。
    間島さんに狂ってた彼女は狂気じみてたけれど、今の年齢になってある程度落ち着いた自分も昔そんなようなものだったかとしっくりくるような。なんとなく腑に落ちてしまったお話だった。短くて読みやすかった。そしてさっき表紙の写真を撮っていて、表紙が猫の後ろ姿だったことに気づいて震えてる。

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    2026年06月09日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    十角館のあとに続けて読みました。
    翻訳家さんのおかげもあると思うが、読みやすい文体、量。
    構成に無駄がない。そしてタイトルの秀逸さ。
    これが87年前の作品だなんて。面白い作品は時代を超えますね。今この時代に読めて感謝です。

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    2026年06月09日
  • 一瞬の風になれ 第三部 ドン

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    10年ぶりくらいに再読。主人公の神谷新二含めキャラクターの成長や、にじみ出てくる人間臭さなど描き方が秀逸。3巻ともすごい勢いで読んでしまうし、読み終わってしまうのが本当に惜しい。もっと皆の物語を、皆の成長していく姿を目に焼き付けていたいと思える傑作です。

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    2026年06月09日
  • みずいらず

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    どす黒い夫婦関係の話かと思ったら違って、心温まる短編集。「悪い夏」のイメージで勝手に想像してた自分が恥ずかしい。現実社会で親子間の事件が続いた後だけに良さが引き立った。

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    2026年06月09日
  • 終わらない歌 新装版

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    シオンの娘/スライダーズ・ミックス/バームクーヘン、ふたたび/コスモス/Joy to the world/終わらない歌

    むっつのプログラムが終わってしまった
    玲が千夏が歌う、あの時歌った皆も集まってくる

    知らない歌も有るけれど
    文章の間から音楽が聞こえてくる
    私もずっと歌っていたい

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    2026年06月09日