小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
「その日」に向けて、愛猫の里親探しの旅をするストーリー、タイトルそのものなんだが、、、
描写がヒト目線、猫目線が交錯して面白い。
死の恐怖や恐れをむき出しにせず、猫と巡る旅の爽やかさの裏に、これはきっと何かあるな、と思わせる流れに惹き込まれる。
死の概念を持たない猫目線のコミカルだが本能的に真意をわかっている描写、特に終盤の猫の行動に泣けた。
いっときの悲しさだけで終わらず、「その日」の後が悲しさから寂しさに変えてくれる作品。
猫に限らず、コンパニオンアニマルは家族の喜びや辛さを静かに見守り、いつもそばにいてくれるから愛おしいのだな。
そうか、無償の愛だ。
頷けた一文
•世界には猫(ヒ -
Posted by ブクログ
なんだかこのシリーズはシャールさんに話してすべてうまくいく!というパターンが多かったが、それぞれ持つ悩みが自分とはかけ離れていたため、第三者の目線で読むことが多かった。
何故か今回は身近というか、心にガツンとくるものが多かった。
特に離婚式の話は読み進めて行くうちに自分の中てなんとも言えない叫びが溜まっていくのがわかった。
離婚式というより、こちらにとって理不尽なことを言われているのに、相手側はとても讓渡しているような話し方をされる展開というのにとても腹が立った。
シチュエーションはちがえど、現実にはもちろんすべて解決!みたいな綺麗な展開にはならないが、心が落ち着く場所というのは大事だなと -
Posted by ブクログ
ネタバレ文化人類学者の畑中幸子氏のフィールドワーク先であったニューギニアの奥地へ、旅行気分で訪ねてしまって大変な思いをしたという滞在記。
異国のジャングルの、過酷な環境のなかで繰り広げられる女二人の会話が面白かった。ご友人でもある畑中氏の、怒りっぽいけれどカラッとした雰囲気がよかった。
ジャングルが文明によって開拓されて、否応なく文化や価値観が移り変わっていくことにはやはり懸念があり、現地の人々を心配する記述があった。1ヶ月の滞在期間のあいだにも人々の変化はある。
狩猟民族シシミンの人々は今ごろどうしているだろうか。
冒頭で「なぜ誰も止めてくれなかったのか」といった叫びが綴られていて笑ってしまったのだ -
Posted by ブクログ
ずーっと気になっていた本作を、ようやく読み終えることができました。
石神さんの印象が、後半に進むに連れてどんどん変わっていき、感情が見えにくい人から、こんなにも愛情深いのに、決して自分から真相を語ることはせず、罪を1人で被ろうとするその様子に衝撃を受けました。
湯川がいなかったら、誰も真実を知ることはなかったのだと思うと、複雑な気持ちになるけど
結末はすっきりはもちろんしないけど、湯川の謎解きのおかげで、ある程度救われた気がしました。
家族でもない他人の誰かが存在してるだけで、別の誰かの生きる意味になることもあるのだと気付かされました。
優しい言葉をかけるだけが愛じゃない。
行動で本人 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かったです!!!満足です!!!
読み始めは、大穴の謎を解き明かす物語だと思っていましたが、大穴を利用する人間たちの謎を解き明かす物語でした。
まさか、未散が2代目アナヅラさまになっていたとは驚きでした…!そこからの流れは、順当に進んでいき、大変スカッとしました!
3代目アナヅラさまとなった穂香、果たして、実の父親の始末だけで終わることができるのか…きっと穂香なら終わりそうですね。分からないけど…
素敵な両親に引き取られても過去のトラウマは永遠に消えないのが切ないです。穂香がトラウマから開放される日が来ることを願ってやみません。
登場人物について、どこかで読み飛ばしてしまったのか、メイ