ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ダクダデイラ

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    顔を背けたくなるほど醜く汚い腐敗物の中に、
    悲しいほど美しい破片が鋭く光っている。
    もう二度と手に取れない破片が
    確かにその中で光っている。
    そんな切ない物語。

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    2026年08月27日
  • タイム・アフター・タイム

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    長編ながらも、物語に引き込まれてスラスラと読めた。
    高校3年生の時に不幸に見舞われたが、「好きな人と共にいられるならそれだけで生きていける」と信じていた2人にまさかの人物からの横ヤリが...
    沖縄の離島での逃避行は、働き詰めのオッソーが事故に合い、その後直ぐに2人で貯めたお金を盗まれ、わずか半年で終わりを迎えてしまう。
    その後、2人は離れ離れとなり、それぞれの人生を1年遅れでやり直す。月日は流れ、20年後に再会を果たすが、お互いに様々な出来事を経てフリーになった後も、元に戻るのではなく「良き友人」としての関係を選んだ。
    過去も現在も精一杯に頑張った2人の、切なくも温かい20年間の歩みを覗き

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    2026年08月27日
  • 銀河ホテルの居候 あのときの夕日を胸に

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    5巻。生と死絶望と希望、新しい生活への不安、破いた手紙の記憶から脚本を書く、どの話もなかなかに深い。1.銀河ホテルの息子の裕作さんは大学で文芸部に所属していた。その頃の友人杉田はテレビで銀河ホテルを見て泊まりに行くことを決める。2.三姉妹の末っ子三葉は高校でラグビー部に入っていた。春からの大学が決まり姉の転勤もあり、いつも頼りにしていた姉が家を出ること、高校では部活に熱中していた自分が大学でちゃんとやっていけるのか不安だった。3.謎解きイベント会社の桜井は銀河ホテルでのイベントを企画する。

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    2026年08月27日
  • シュレディンガーの密室

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    何この本、やばい。本当にやばい。鳥肌20回ぐらい立った。うせやん。やばい本当にやばい。なんかもう感想とかどうこうじゃない。本当にやばい。凄すぎる。面白すぎる。衝撃すぎる。ミステリーってここまで進化するものなのか……。

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    2026年08月27日
  • 蜜蜂

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    ネタバレ

    蜜蜂

    蜜蜂の謎の失踪というニュースを見たことがあると思います。
    ある日急に何の前触れも無く蜜蜂がいなくなってしまう。そして、その行く先もわからず、死骸も見つからない。
    原因として農薬説やホルモン異常説、地球温暖化説などいろいろと推測されていますが、真の原因はわかっていない。
    そんな蜜蜂を巡る、過去・現在・未来の3つの物語が平行して描かれます。
    過去は、養蜂用の巣箱を考案した男一家のお話、現在は、養蜂家一家のお話、未来は蜜蜂の絶滅により、衰退した人類社会の中で受粉労働者として働く女性の一家のお話。
    この3つのお話しが、エンディングで見事に一つの物語を紡ぐという見事な構成です。
    何より、人類が衰

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    2026年08月27日
  • 機械ぎらい 機械音痴のテクノロジー史

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    人間の脳はそれほど進化していないにもかかわらず、急速に進化し続けるテクノロジー。いつか人間の脳がその進化についていけず、パンクする時が来るのではないか。そんなことを考えていたときに発売され、気になっていた本。

    炊飯器やエアコンなど、身近な家電ひとつをとっても、さまざまな機能が追加され、必要な機能以外のボタンまで増えて複雑になっている。さらにハードだけでなく、ソフトウェアやアプリも細分化されている。

    例えばアクションゲームひとつとっても、攻撃ボタンが○だったり□だったり、R1ボタンだったりと作品ごとに異なり、操作を覚えるだけでも一苦労する。さらに、カメラの「少し押す」、スマホやタッチパネルの

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    2026年08月27日
  • カフェーの帰り道

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    直木賞受賞作ということで手に取った。

    大正から昭和を生きた女給たちの物語。
    100年前の私たちの物語。

    時代の移り変わりを感じながら読み進めるうちに、心が温まり一気読みしました。
    登場する女性たちも、一見個性豊かに感じるけど、意外と身近にいそうで親近感が湧いた。
    いつの時代も懸命に生きている私たちをホッコリさせる良書でした〜♡

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    2026年08月27日
  • 六月のぶりぶりぎっちょう

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    『八月の御所グラウンド』に続く万城目ワールド京都編。三月はあけぼの、六月は本能寺の変。

    現代と過去、日常と非日常が同じ空間に現れた時、何かが起こる。その何かとは…。

    日本史最大のミステリーと呼ばれる本能寺の変の謎を、現代劇に置き換えてみせる手法に驚きました。
    清少納言が鴨川デルタで叫び、信長が鴨川河川敷で葉巻を燻らす。
    そう、京都ならありえるのです。万城目さんの書く京都なら。

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    2026年08月27日
  • 変な地図

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    ネタバレ

    このシリーズの中で個人的にはダントツ読みやすい!登場人物がいつもより少ないしあっという間に読み終わった。おばあちゃんの自死の理由を探ってた母が死んで息子がそれを調べ始めるんだけど奇妙な地図の正体がだんだん分かってくるところが面白くてすぐ読み終わった。そっちが祖母だったのか。完全に引っかかった。最後の楽しい思い出だったのかもっていうのいいよね。

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    2026年08月27日
  • 口訳 古事記

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    Audibleできいたのでめちゃくちゃ面白かった。おかしな関西弁で、「いやよ〜」とかつい笑ってしまう。古事記ってこのくらいのゆるさで読んだほうがいいのかもしれない。普通に考えて、ありえないことてんこ盛りだし、豪快だし、ひどすぎるし、まともに読んでたら続かない。

    個人的には仁徳天皇あたりからちょっと退屈になっちゃった。

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    2026年08月27日
  • はじまりのスープ、夏ゼリー

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    瀬尾さんて食いしん坊なのかな
    もうめっちゃお腹が鳴る
    美味しそうな料理がたくさん
     主人公はあの人に演じてもらいたいなぁ

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    2026年08月27日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    ネタバレ

    さみしいさみしいさみしい、とにかく幸せな気持ち

    鈴香は小さくても大田くんのこと覚えているだろうし、
    定期的に2人で遊んでいて欲しい泣

    かわいい妹がやってきても、そのあと弟とかがまたやってきたとしても、鈴香がすげえ大事なやつだってことはかわんねえからな
    のシーンと、
    別れだとはわからないであろう鈴香が言う
    「ばんばってー」は泣いた

    もうだいぶ大田くんのファン。前作あるの知らなかったら次読みたくなった

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    2026年08月27日
  • 流浪の月

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    凪良ゆうさんの小説を読むのは今回で3冊目だが、文章ひとつひとつが繊細で美しく、透明感があって好き。それでいて、小難しい感じや理屈っぽさがなくて、すっと心に入ってくる。

    今回のテーマの一つは、「事実と真実は違っていて、本当のことは当事者にしかわからない」ということ。
    世間は、自分たちが見たいように被害者と加害者の枠組みにあてはめる。まわりが良かれと思ってと介入すればするほど、当事者たちはどんどん生きづらくなる。こういう構図は現実世界でも本当によく見かけるし、こういうのって無くならないよな、自分も無意識のうちにやっているんだろうなと胸が苦しくなった。

    そして、やっぱり見どころなのは、二人の不思

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    2026年08月27日
  • 夜光の階段(上)

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    ネタバレ

    序盤はあまりストーリーに入り込めなかったけど、佐山道夫が本名ではないとわかったあたりから、俄然おもしろくなってきた。

    この小説のポイントって、佐山道夫がイケメンじゃないってところだと思うんだよね。
    イケメンじゃないのになぜか女性たちが貢ぎ、嫉妬し、群がってくる、それがおもしろいのにドラマだとイケメンにされちゃうんだよね。
    最後四股だもんね、すごいよね。

    下巻は転落のストーリーなんだろうか。
    それともうまいことやってしまうんだろうか。
    楽しみー!

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    2026年08月27日
  • カフネ

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    なんかすごい良かった、心があったかくなって、でも思い返すと泣きたくなって、、実家でお母さんが作ってくれた料理とか思い出したり、家族や大事な人の頭をこれでもかってほど愛情込めてなでたくなった。本当に久しぶりにこんなに心が暖かくなる本を読んだ。

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    2026年08月27日
  • 春にして君を離れ

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    湊かなえさんが「あの本読みました?」でオススメしていて読んだアガサ・クリスティ初作品。新しい扉を開けてもらった気がする。舞台は第二次世界大戦前のイギリスだが、21世紀にも通ずる思想だ。心の葛藤の描写にグイグイ引き込まれた。自分が知る自分と他人が思う自分。誰しも自分の見たいように自分を見る。自己評価との乖離。栗本薫さんの解説に共感する。「それは最終的にはその当人の責任でしかない」「この小説は永遠に苦い切ないバイブルである」

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    2026年08月27日
  • いい写真は誰でも撮れる

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    写真を撮るのが好きです。なので標題に惹かれて。
    とても面白かったです。読み物としても…
    そして自分の機材に愛しさが増しました…読んでよかったです。

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    2026年08月27日
  • 項羽と劉邦(中)

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    司馬遼太郎は毀誉褒貶が好きだなぁと思う。誰かを祭り上げる筆には嬉々として余念がないし、劉邦を貶めるときは本当に楽しそうだ。古代のゴシップを描いている気分なのだろうか。

    張良、字名は子房、韓の国の宰相の息子である。劉邦に会い、配下に入り、項梁の下に入る。韓の王族を探してきて王とする。項羽と分かれてから、西進する。勝ったり負けたりしながら、楊熊を破る。南陽と宛を下し、武関から関中に咸陽に入る。趙高は焦る。胡亥に自殺させ、兄の子の子嬰を立てる。子嬰は趙高を殺して秦王となった。咸陽宮に入ると、劉邦は美女に突入した。蕭何は行政文書を押さえた。霸上に戻る。秦の法を撤廃し、人を殺すもの、傷つけるもの、盗む

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    2026年08月27日
  • ノーサイド・ゲーム

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    ラグビーの事はさっぱり分からないけど、池井戸先生の真骨頂である、熱い人間ドラマが随所に散りばめられていて、何度も涙した。アストロズが優勝するまでのプロセスが丁寧に描かれているからこそ、最後の一戦は自分もその場にいるかのような熱狂的な感情を覚えた。毎回裏切らない、読みごたえと胸が熱くなる展開はさすがだ。

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    2026年08月27日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    最初から最後までワクワクする展開で満足できました。

    物語が中弛みすることなく、次々に謎が出てきて犯人に翻弄されているのがすごく良かったです。

    最後まで、謎が謎のままずっと味が濃くなり続け、落とし所も斬新で面白かったです。

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    2026年08月27日