ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 成瀬は信じた道をいく(新潮文庫)

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    あぁ〜、成瀬ぇ、島崎と同じ気持ちだよ〜
    わたしは島﨑と同じ気持ちなんだよ

    大学生になった成瀬は
    これまでと変わらず生きている

    出会った人たちに
    小さな変化を与えながら

    それは読者にとっても同じ

    もし出会っていなかったら
    こんな気持ちになれなかったもん

    それぞれの出会いが
    オールスターのように重なり合う

    なんでか涙も出ちゃったよ

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    2026年09月19日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    今さらですが
    初めて読みました
    推理小説の原点ともいえる
    1939年の作品に
    ただただ驚くばかりです

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    2026年09月19日
  • かたみ歌(新潮文庫)

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    たまたま手に取った本だが、1ページ読むごとにあれ?面白いぞ?なんだこれ?となるようにどんどん読んでしまう。
    読みやすく、また昭和のあの雰囲気を紙を通じて感じられるため今の令和の子供達にとって知ることのない懐かしさを感じられる。
    この本のすごいところはホラーミステリーという形でありながら非常に考えさせられる部分がある。
    ネタバレとして話すよりはなにも知識がない状態で一度読んでみてほしい。
    最高の本です。

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    2026年09月19日
  • 透析を止めた日

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    苦しい。ヒトとして尊厳のある死を迎えたいだけなのに、綺麗事を言っていられない現実を知った。
    主に患者目線の前半部分を読んでいた時は、病院や医薬品・医療メーカーの利益でなく、目の前の患者に人として向き合って欲しいと素人の外野は思ってしまった一方で、現状の医療制度だと緩和ケアが病院にとっては要はサビ残であるというところも知って、やるせない。
    このやるせなさをどうにかするのが国の仕事じゃないの?と怒りの疑問で胸がいっぱい。

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    2026年09月19日
  • 神の棘II

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    読み終わった時思わず大きなため息。
    久しぶりにこんなに引き込まれる世界観を楽しめた。
    この本のストーリーは第二次世界大戦のナチス政権下にいた二人のドイツ人の話であり、民族とは何か、正義とは何かを常に考えさせられるお話である。
    二人のドイツ人は幼なじみでありながら対極の場にいる。同じドイツ人でありながらもそれぞれが自分の運命のもとに立ち向かっていく話である。
    かなりの長作だが、あっという間に読み終わってしまうのでぜひ壮大なストーリーを読んでほしい。
    個人的な話だが、自分もまた聴覚障害があるのでもし当時ユダヤ人だとしたら真っ先に自分はユダヤ人の障害者として殺されていたのだろうなと自分に置き換えて色々と考えさせられた。

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    2026年09月19日
  • 空、はてしない青 下

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    ネタバレ

    最高に良い物語でした。
    アルツハイマーって本当に恐ろしい病気だし、自分がもしエミルだったら、、とかジョアンナだったら、、または家族だったら、、と思うと、読みながらつらい気持ちになった。
    でもそんな中でも冷静に、暮らしを積み上げて、そして、最後まで付き合ったジョアンナは本当にすごいし、過去のシーンも本当に切なくて辛くて。
    なんでそんなに悲しい経験ばかりしなきゃいけないんだ、、とも思ったけど、エミルとの生活の中にも、彼女の中で救いがあったり、幸せがあったり、最後のお姉ちゃんとのシーンで嬉しいサプライズがあって、本当に読者である自分も救われた。
    確信はしてたけど、やっぱり号泣してしまった。
    悲しいけど、切ないけど、温かい、とてもステキな物語だった。
    本屋大賞とったのも大納得。
    帯を書いてる方々も著名な人ばかりで、でもそれも納得。

    あとは、瞑想、やってみたいなと思った!

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    2026年09月19日
  • 空、はてしない青 上

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    とてもとても良かった。
    上下巻ものは、上巻で感想書くの難しいけど、長い物語だけど、めちゃ読みやすくて、あと、フランスの自然の描写や、物を大事にするところ、暮らしを大事にしているところとか、物質主義の日本と全然豊かさの質が違う感じがして、ステキと思った。

    また、エミルとジョアンナが旅を通して変化していく姿が微笑ましくて、、最後絶対悲しいエンドってわかっているからこそ、それも切なくて。。
    でも先が気になってしまった。

    読み始めるのに勇気がいるボリュームだし、絶対泣いちゃうから、自分のメンタルとか読む場所を選ぶ本だけど、本当におすすめの心が温まる物語です。

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    2026年09月19日
  • 山に抱かれた家 けもの道

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    2026.09.18〜09.19

    美晴、嫌な奴。でも、確かにポットントイレは私も嫌かな。文哉に言い放つ言葉は、色々と考える。文哉の方が先に成長していくことに、焦ってる感、バリバリ出てるし。
    そう、文哉の成長が今回も出まくってます。ちょっと情けない時もあるけど、でも、考えて実行することの重要さを分かっている。卵に涙するなんて、どんだけいい奴なんだ、と思う。
    人間の無知や傲慢さを知っていく。このまま、自然と共に生きていってね、文哉。


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    2026年09月19日
  • 儚い羊たちの祝宴

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    百合好き、ミステリー好き、米澤穂信様好き故即決購入したこの作品
    想像以上
    特に第四章玉野五十鈴の誉ではこれぞ百合の真髄
    最後の一行で本当に震えた
    眠れなかった
    伏線回収の素晴らしさたるや
    一段と米澤様が大好きになりました

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    2026年09月19日
  • アンナ・カレーニナ 2

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    ネタバレ

    タシケント行くんだ! と思ったら速攻で取りやめてて笑った

    ロシアで農業やるのって大変なんだな……地理的条件がかなり厳しい

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    2026年09月19日
  • 時をかけるゆとり

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    解説で全て言ってくれてたけど、俯瞰力がすごい

    実際すごいことしてるから全然違和感ないけど、仲間内で直木賞受賞とかの話されたらたしかにちょっと冷める、けどそのこともちゃんとわかってるから「さっきまであんなスカしてましたが」みたいなスタンスも取れる

    一般人の感覚をしっかり持ちながらも、表現力や描写力、「あの場所に行かなきゃ」と思ってちゃんと実現する実行力も兼ね備えてる
    これだけの言語化力あったら人生楽しいだろうな



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    2026年09月19日
  • 本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

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    本を読むのも特殊能力
    宗教の教えを伝導するのに歌や演劇のエンタメが使われているのと同じ
    本を動画 アニメ化 朗読と変換して伝える方がわかりやすい

    ライターが自身の仕事の立ち位置とこれからを
    苦しみながら書き綴っている
    そして 本を売るだけではなく 本に関してメディアや講演に出演する副業の方が収入が途切れない資産価値になっているなど
    今時の事情も綴られている

    本に限らず 知性は磨かれる
    知る手段が 本か 動画か 音声か 人かの
    違いだけなのだ
    そして 本は値が張り 美術館に行く人くらい
    希少な趣味になってきている
    ならば無料で垂れ流されて受け取るだけの媒体へ
    お手軽な手段や値段で使う方が
    コスパ タイパがいい

    本を持つのは趣味だ
    読んで共感する快感
    知らないを知った驚き
    知識を得る手段は本に限らない
    本を読めなくても代わりがある
    それでも
    私は本も好きだ

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    2026年09月19日
  • 疾風ロンド

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    表紙を捲ると「こんなに面白くなるとは自分でも驚き」という東野圭吾さんの言葉が書かれている。
    期待値が上がってしまう。
    スキー場で起こる捜索ドタバタ劇ではあるが、テンポよくハラハラドキドキ感もあり面白い。
    最後の局面では二転三転、温かな気持ちで終われた。
    面白いので一気読みです。ありがとう東野圭吾さん!

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    2026年09月19日
  • メソポタミアのボート三人男

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    高野先生の新著書が出たので楽しみに読みました。面白かった!

    「イラク水滸伝」と同じエリアの旅でしたが、川下りと通常の陸路の旅でここまで印象がガラッと変わるとは。。川下りは2人だけでするからか同行者の山田隊長の存在感が前作よりも濃かったです。めちゃめちゃ面白くてチャーミングな方ですね。

    そして、探検家?としてのお二方のど根性に脱帽です。わたしなら風邪っぽくてお腹下してる時に川下りはきっとできません。。でも、きっと行った人にしか見れない景色、味わえない食事、触れ合えない人々との交流があるのでしょう。

    食事といえば「ガブルガ・ドルマス」がものすごく美味しそうで食べてみたいです。ただ、そんじょそこらでは食べられなさそうな代物ですね。いつか巡り会えたらきっと食べます。その前にまずは駅前にきてるキッチンカーのケバブを食べようかな。

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    2026年09月19日
  • この闇と光

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    ネタバレ

    光であったものが闇であったり、闇と思われるものが本来の光であったり…。あれ?っとなった辺りからあっという間に読んでしまいました。
    ダーク系でとても好きな雰囲気です。

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    2026年09月19日
  • 私の居る場所 小池真理子怪奇譚傑作選

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    人間の執着を感じる短編集です。

    正直、話のオチは予想しやすいものでしたが…まさかこれで終わりじゃないよね? からの、「本当にそれで終わるんだ…」というモヤモヤ。これもホラーと言えるのかな、と考えたりしました。

    全編通して、物理的な怖さというよりは、精神的な恐怖を感じました。

    人間が誰かを想い続けることは大事なことですが、それを忘れられないこと。手放せないこと。
    そして、手放してもらえないこと。

    人間の執着を、ひしひしと感じました。

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    2026年09月19日
  • 切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

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    面白かった!臓器を取り出すと言った猟奇的な話だが、母の愛を感じる温かい話で爽やかな気持ちで読み終えた。

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    2026年09月19日
  • ゾンビ回収婦

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    読み終えた後、まさにVRゴーグルを外して現実に戻ってきたような心地。私はこちら側に戻ってこられた、という、安堵。
    読んでいて楽しい気持ちはなれないし、カタルシスはないけれど、小砂川さんの圧倒的な筆致でこの物語を「体感」できたと思う。小説を読むことも仮想現実を体験することなのだと。

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    2026年09月19日
  • ゆきうさぎのお品書き 親子のための鯛茶漬け

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    相変わらず心温まるお話で、
    読み終えると優しい気持ちになります。

    どのお話も、
    時間の流れとともに移り変わっていくもの、
    それでも変わらない、人々の愛情を感じました。

    特に桜屋の親子のお話が好きだったなぁ。

    ミケさんの退職はさみしいけれど、
    彼女がよりよい未来に進めますように。

    タマちゃんと大樹さんはどうなるのかなぁ。応援しています。

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    2026年09月19日
  • 新装版 長い家の殺人

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    歌野晶午さんのデビュー作ということ以外知らずに読みました。大胆なトリックというものが読んでいて中盤ら辺で分かりました。
    このバレやすいトリックに対しては非常に面白いと思いました。トリックが分かるから面白くないにならないくらいプロローグの伏線回収や登場人物の内面描写や信濃が現れてからのテンポ感の良さなど満足いくミステリー小説でした。

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    2026年09月19日