小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレすごく久しぶりに読んだ。
前回読んでから十年以上は経っていると思う。
大学生のときに初めて読んで大号泣したあの日から、この小説は私にとって特別な存在になっている。
『人間失格』の感想を語るには、私の人生も語らなければならなくなる。
だから詳しい感想は書かないでおく。
それほどこの作品に漂う精神的傾向は、私自身とよく似ている。
自分に重なりすぎる。
過去の自分に思いを馳せながら読んだ。
◇
世間とは、いったい、何の事でしょう。人間の複数でしょうか。どこに、その世間というものの実体があるのでしょう。けれども、何しろ、強く、きびしく、こわいもの、とばかり思ってこれまで生きて来たのですが、しかし -
Posted by ブクログ
ネタバレ恩田陸さんのQ &A、ドミノ…
あと思いつかないけど笑
これって舞台と登場人物、行動と時間、そういうの頭に叩き込みつつ読まなければ真の面白さ(笑)はわからなくて…でも正直、途中で叩き込めなくなってそのまま読み進めることになっちゃうんだけれど笑
これは大体把握しながら読めたぞ!笑
いずみの周辺の物語、菊乃さんの真相(なんでそんなところで?ってすぐ思ったぞ!ドヤァ)、少しずつ解けて埋まっていくのがとても面白かった。
いずみも何か隠してるだろうとはずっと思った。後ろめたいことをしたのか? 銃弾は全部使い切ったという一文を見てヒヤリとし、ただ生き残った小梢といずみのことを思った。どっちだ -
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KADOKAWAの編集課に届いた一通のテキストデータ。それは顔が人間で、体が牛の予言する妖怪「くだん」に関する、手紙の色合いの強い大学ノートだった。第二次世界大戦中、岡山県の山間の村「守ノ関村」の地主の娘だという蔵橋塔子(トコちゃん)が、長良由布子に宛てたものだという。差出人の塔子は長良由布子が義理の姉であると書き、「ねえさん」と呼ぶが、一度も会ったことはないらしい。
なぜか他の村と違って豊かな暮らしを送り、「人間じゃない」と噂される守ノ関村の話や死んで顔がなくなった家族の話、妖怪「くだん」の予言の話を綴った手紙は(作中人物にとって)真実めいていたり小説めいていたり虚実が曖昧なまま、どこ -
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最後に驚き。イバラの道を辿ってきた翔太郎の、でもその裏には親の愛が隠されていた。自分の禁断の淡い恋心が叶いはしないけれども報われた。終わり方がとても好き。
ネトフリのthis is AIを思い出させた。
自分の家族に性同一性障害に悩む兄弟や親がいたら、自分はすんなり受け入れてあげられるかな…と考たし、自分がもしそうだったらかつての友人にカミングアウトとかできる勇気があるのかな…とも考えたけど、どちらも正直躊躇が先になるなと思った。
父が恋人ならいいのに、息子を受け入れられなかった気持ちもよく分かった。
この本の登場人物はみんな温かい。その人をその人として受け入れることができる、そんな風にな -
Posted by ブクログ
パワハラに関しての対話が凄みがありとても惹きつけられました。
パワハラした側、された側の心理をどちらも丁寧に書いたエンタメ作品は初めて出会いました。
人事の種井とのやりとりも良かったです。人と人とのコミュニケーションなのだから
ルールを作ったから全て解決出来るわけではない。考え続けなければならないという答えに開放感を感じました。
元々ドラマから入り原作を読ませていただいて、ドラマ制作側が原作の世界を壊さないようリスペクトして作られたんだなと感心していたのですが、
逆に3.0では原作者からのドラマへのアンサーというか感謝が感じられて本当に幸運な実写化だったのだろうなと思いました。
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