ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 革命前夜

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    読んでよかった、と思える本に久しぶりに出会った。

    クラシックについて、そして冷戦下のドイツについての見識が全くなく、最初は読みきれるか不安だったけどあっという間に読み終わった。

    作中のキャラ一人一人の人生に厚みがあり、途中から本当に実在しているような気すらした。単なる「設定」ではなくて、真にそうだと感じさせるような骨太さに感動した。

    文体が軽すぎず重すぎないので読みやすい部類には入ると思う。もっと色々な作品を読んでみたい!

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    2026年04月08日
  • 仮面病棟

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    ネタバレ

    終始緊迫感があり、一気に読み終えた。
    犯人は分かりやすかったものの、動機やトリックはなるほどと思わされ、面白かった。
    映像化されてるようなので、そちらも観たい。

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    2026年04月08日
  • 木挽町のあだ討ち(新潮文庫)

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    悪所で生きる人たちのオムニバスとしても面白かったし、連続したストーリーとして、最後に生きてくるのもよかったです。

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    2026年04月08日
  • 謎の香りはパン屋から

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    ネタバレ

    新聞広告を見て、このミス大賞であること、タイトルと表紙の絵が可愛くて気になり、本屋で購入。

    章ごとにスポットライトが当たるパンがあり、参考文献にもパンの事典などが挙げられていて好きな作品でした。

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    2026年04月08日
  • 禁忌の子

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    『禁忌の子』で印象に残ったのは、最後に真相が明かされることで、タイトルの意味が推移するところだった。

    禁忌の子。読み始めは、主人公とその片割れを指していた。でも読み終えたあと、その題名はまったく別の輪郭を持ちはじめる。ああ、そこだったのか、と気づかされるあの瞬間がよかった。

    真相についての驚きはただの衝撃では終わらず、そこにはやるせなさがあり、少し意地の悪い残酷さがある。けれど、救いのなさの中には愛もある。そこも含めて、この作品らしいと思った。

    最後に一気に真相が収束していく流れや探偵役の存在感にも魅力が詰まっている。
    重いテーマを扱いながらも、鮮やかな仕掛けを楽しませてくれる1冊だった

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    2026年04月08日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    ネタバレ

    私も52ヘルツの叫びを聴ける人になりたいと思った。聴こうとしているだろうかと考えた。
    与えられる側だった貴瑚が与える側になっていく過程に胸が熱くなった。過去は変えられないし、人はそんなにすぐ強くはなれないけど、人と手を取って温もりを分け与えれば前を向いて歩き出せるのだと思った。
    虐待という重いテーマを扱っているから、終始読んでいて苦しかったけど、最後は一筋の光が見えて終わる感じが良かった。最後名前を呼ぶシーンがだいすき。号泣した。
    そしてアンさん、、、彼は幸せだったのだろうかと考えると涙が止まらない。

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    2026年04月08日
  • 飢餓旅行

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    終戦から半年後の日本。淡路島から宮崎までの家族旅行を軸に描かれる、終戦により、価値観が180度変わった時の様々な人間心理の描写が素晴らしかった。時代背景の細々したデータも散りばめられ、ドキュメントとしても読むことができる。阿久悠の子供時代をベースにしているともいわれているので、さらに感情移入してしまう。阿久悠という天才は本当に天才だったのだとわかる本。

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    2026年04月08日
  • 最後の一色 下

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    好きな作家の最新作。12年も待った甲斐があったと言うか、最後の参考文献見ると12年ぐらいかかるよなー、と。

    信長の死後、丹後国で起こった一色家と長岡家、その領主同士のお話。史実に基づいているとは言え有名な出来事では無いのでラストまでどうなるか分からずにハラハラしながら一気読み。

    面白かった♪
    周辺のお話も読んでみたくなった。

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    2026年04月08日
  • 変な地図

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    言うまでもない、雨穴先生の「変な」シリーズの最新作(^ ^ 独特の、イラストと引用を多用した相変わらずの作風で、読み始めるとすぐに作品の世界観に引き込まれる(^ ^

    本作は、何やら伝奇的な雰囲気がぷんぷん漂っているが、「民俗学的」「おどろおどろしい」というよりは、もっとカラッと理系な謎解きである。青年栗原の、ひねた理屈っぽい思考や言動の「ルーツ」が明かされたり、雨穴ファンには堪らないような(^ ^

    探偵役が「超人過ぎて」とても嘘くさい...とも言えるが、追求される側の「本当に何でもお見通しなんですね...」みたいなセリフで、何故か違和感が薄まるような(^ ^;

    解決した、と思っても、そこ

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    2026年04月08日
  • サラバ! 下

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    宗教、生き方、信ずるもの。それぞれの人生において見えないけれど非常に大切なもの。
    人ひとりの人生を追うことって、本当に面白い。それぞれにドラマがある。
    争いを避けるために中立にいる。それによる存在を消してしまう能力。それは相手を思いやりながらも、結果的にはいつまでも使える方法では無かったし、積極性が無いがゆえの受け身な決断には自分の気持ちが無いという負の部分ともなった。
    にしても主人公の深い自叙伝、回想録であった。

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    2026年04月08日
  • 星月夜 藩邸差配役日日控

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    砂原氏本来の面白さの片鱗が垣間見えたので、少し甘めの評価5。冒頭2編のプロットの弱さは否めないが、徐々に良くなり、後半3編はなかなかの出来。特に最終の表題作「星月夜」は確実に面白い。前作「藩邸差配役日日控」からの連話なので、順番に読むことをオススメする。

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    2026年04月08日
  • 教誨

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    教誨師という仕事を初めて知った。
    中盤までは主人公と一緒に「真相を知りたい」という気持ちでどんどん読み進められて、最後の方はただとにかく哀しい。
    どんな犯罪も何かが違えば当事者は自分だったかもしれなくて、今穏やかに一般的に言う「普通」の暮らしが出来ているのは色んな幸運を積み重ねてきたから。当たり前じゃないよなぁと思う。
    全ての悪い事は環境が生み出すもので、人そのものはいつでもどっちにでも傾く。
    じゃあ、運悪く良くない環境にしか行けなかった人は一体どうしたらよかったんだろう…

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    2026年04月08日
  • 人の財布 ~高畑朋子の場合~

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    さすが第四境界さんの作品、めちゃくちゃおもしろかったです。
    サブケースもクリアしました!かなり難易度は低めなのでARGが初めての人にもおすすめですね。
    行が空いて図もところどころ入っていたからか、とても読みやすかったです。

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    2026年04月08日
  • 神様の御用人 見習い

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    ネタバレ

     御用人シリーズの新たな章の幕開けだ!実際神様の知識は多いけどもそれが逆に足枷にも助けにもなっている点が全シリーズとの違い、また良くも悪くもかなり若いので扱うテーマもちょっと違う。かなりマイナーな神様が出てくるのでそういう点でも面白い。観音様までしれっと現れたのは驚いた。

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    2026年04月08日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    これまで読んだ作品の中で1番のどんでん返しを喰らった。呆然としてここまで感想が出てこない作品は初めてだ。拙い感想になるがその事がこの作品の魅力を表すことになるだろう。

    改めて物語を振り返ってみれば登場人物の名前など高齢者達の話であることを匂わす要素はあったが、自分の中にある固定概念や若者だと思わせる叙述トリックが圧巻だった。

    ミステリー作品に当たると思うがその中で繰り広げられるヒューマンドラマも魅力的だった。
    成瀬将虎と麻宮さくらの若者らしい恋愛だったが、成瀬の相手が古屋節子になると大人の恋愛な一変する。

    人生の最盛期を桜の最盛期に例えると満開をすぎた葉桜の季節が人生の晩年を表すこととな

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    2026年04月08日
  • 闘う君の唄を

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    『普段どんなに行儀よくしていても、いったん箍が外れたら人間なんて感情の動物ですから』(作中の台詞より引用)

    中山七里作品で幼稚園教諭の話!?とびっくりして購入。最初の方はそのまま幼稚園のお話でさらにびっくり!
    主人公の凛先生の思ったことをはっきり口にしてしまう性格が、自分と似てていつも以上に感情移入して読んでしまいました…笑
    幼稚園での心温まる話、モンペとの闘い、そして最後の方にミステリー要素も……!!七里作品でお馴染みのあの警部も出てきます!!
    でも、いつもの中山七里作品のような最初っから最後までの濃いミステリーを期待してる人には物足りないかもしれません。
    私自身はめちゃくちゃ楽しめたので

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    2026年04月08日
  • 一刀斎夢録 下

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    寡黙な人斬りというイメージながら幕末の動乱を生き抜き、維新後に名前を変えながら警察官として奉職後に天寿を全うしたという不思議な人生を歩んだ斎藤一。
    恐らく殆どが創作にも関わらず彼の語りは真に迫るものがあり、かつ冷徹な印象が変わる心情の描写が秀逸です。
    新撰組三部作はいずれ劣らぬ素晴らしいもので、浅田さんの筆力に脱帽です。

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    2026年04月08日
  • しあわせのねだん

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    角田光代さん、歳が近いこともあるけれど、ここまで「そうそう‼︎」と思えるお金の感覚の方に出会えるとは思いませんでした(*⁰▿⁰*) 私の最近のしあわせのねだんは、この本を読みながら行った旅先で見つけた手織り一点もののバッグ5000円です^ ^

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    2026年04月08日
  • 喫茶おじさん

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    コーヒー片手に読みました。いや、読んでいるとお腹が空いてトースト焼いて食べながら。おじさんの行く末にワクワク?ドキドキしながら読んじゃいました。
    喫茶店は奥深い。私も色々行きたくなりました。
    原田ひ香さんの本、好きです。

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    2026年04月08日
  • 天才はあきらめた

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    前に山ちゃんは最低とウワサされていたし、シズちゃんもすごく悪口を言っていてよくないイメージを持っていたけど、本当に最低な性格だった。相方は山ちゃんの人がらに惚れていたのか厳しい山ちゃんに3人もついてきていたのは人に恵まれていたんだなぁと羨ましい。そしてキレイな奥さんをもらって人徳もあるんだろうなぁ。

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    2026年04月08日