ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 一瞬でいい

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    唯川さんの作品が好きで20冊以上読んでるけど、
    ダントツで好きな作品だった。
    まだ大人になりきれていない18歳という年齢で友人を亡くす経験をして、みんながみんな自分を責めて苦しんで、その後の人生においても悩み葛藤を抱えながらそれぞれの人生を生きていく。
    わたしにはそのような経験はないけど、彼らの心情描写、心のうちがとても丁寧に書かれていてすごく感情移入してしまった。
    ページをめくるにつれて悲しみも苦しみも増すけれど、少しずつ少しずつその中に未来が見えてくるのがとてもよかった。

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    2026年05月21日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    ネタバレ

    日常で起こる「個人的なやらかし」を描いた五篇からなる短編集。
    その「やらかし」をどのタイミングで清算するかということを表したタイトルが秀逸。

    黒歴史というには大き過ぎるし、大事件というには小さ過ぎる、絶妙なラインの嫌な出来事を、登場人物達の生々しすぎる内面描写とともに描かれていて、どの話も読んでいて「ほら言わんこっちゃない」ってなる。
    五篇とも目先にある「ひとまずやり過ごす手段」を取るせいで、最小限のリスクを逃していくのがリアルで辛い。

    『ただ、運が悪かっただけ』
    この短編集のテーマ的に「一発目のジャブ」という丁度良い「嫌さ」を感じられる。

    『埋め合わせ』
    「嫌さ」で言ったらダントツ。

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    2026年05月21日
  • 消える総生島 名探偵夢水清志郎事件ノート

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    シリーズ第3巻。変わらず誰も死なないミステリー。今回のトリックは大がかりでした。相変わらず私は謎が解けませんでした。

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    2026年05月21日
  • 誘拐ジャパン

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    タイトル通り「日本を誘拐する」話、と言いたくなるような奇想天外な犯罪小説。犯人グループの要求が身代金ではなく「突飛な政策の実現」という一点で、ありがちな誘拐サスペンスから完全に逸脱している。

    しかも誘拐犯たちが少しも悪役然としていない。それぞれに事情と志があり、読み進めるうちに応援したくなるのは誘拐された側ではなく誘拐する側、という倒錯した構図が立ち上がってくる。

    読後にはふしぎな爽快感と「この国、ちょっとくらい誘拐されてみてもいいのでは」という突飛な感想を抱いてしまうだろう。

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    2026年05月21日
  • 四畳半神話大系

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    面白かった…!
    いちいちクスッと笑ってしまう文章が面白くてあっという間に読み終えてしまった。登場人物もみんな愛らしい。

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    2026年05月21日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    歴史やアートに興味はあるものの、何から手をつければいいか分からなかった私に、壮大な物語でそのきっかけをくれたマハさんに感謝です。現代から俵屋宗達の人生まで歴史を遡り、臨場感あふれる展開に釘付けでした。上だけでも約450ページに及ぶ大作ですが、最後まで飽きることなく読み進められました!

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    2026年05月21日
  • 私達は、月が綺麗だねと囁き合うことさえできない

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    ネタバレ

    すごく面白い!
    久々に一気読みした本でした。
    元々Xに140字で投稿していたとか。
    そのため文章は1ページの文字数が多くなくスイスイ読めるのにストーリーに引き込まれました。
    恋愛ものでも人間以外との恋愛ストーリーが好きなので久々にワクワクしました!

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    2026年05月21日
  • 0・1・2さいの ことばずかん500 英語つき

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    息子にはヒット。これで色々な物や言葉を覚えられた。なぜかパプリカをよく指差していたり、どんぐりをつまんでいて可愛い一面が見られた!

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    2026年05月21日
  • 水滸伝 十六 馳驟の章

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    戦の間、インターバル回。それぞれの日常を楽しめるのかと思いきや、退場者続出で私涙目。特に中盤から後半!!マジか!?となる展開……上手い……話の作りがうますぎる……ッ!
    とにかく燕青がカッコ良すぎるし史文恭!
    あ、女が強い回でもある。

    シリアスとコメディの配分がうますぎるんよ……読み出したら止まらない……楽しすぎる。
    聞煥章は相変わらず拗らせているし、その結果が扈三娘のアレ(笑)
    李陵の逃げ足の速さに笑ってたらラスト!!うっわー!!クライマックス感やっばい〜!!
    童貫も動き始めたし、これはもう止まらないッ!!

    それにしても、本気でこの辺りなんも話せんね(笑)何話してもネタバレやん……カッコい

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    2026年05月21日
  • そして生活はつづく

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    「そして生活はつづく」は星野源さんの初エッセイ。

    今まで「蘇える変態」「いのちの車窓から」「いのちの車窓から2」と発売順と全く関係ない順番で読んでしまいました。

    「そして生活はつづく」は、処女本とのことで、やはり今まで読んだ3作品とは、文章の熟成度が違いました。

    でも、その若々しさが良くもあり、「蘇える変態」を彷彿とさせる下ネタエピソードも多く、時に哲学的なことも絡めてくるエッセイ。
    私好みでした。


    俳優、歌手、文筆家。
    1人で二足の草鞋、いや三足の草鞋を履いてい、しかもそのどれもが一線級。

    綺麗なお嫁さんもいてね。

    光り輝く人生を歩んでいるのかと思えば

    携帯料金をいつも払い忘

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    2026年05月21日
  • アフター・ユー

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     母親が殺人犯であるという過去を背負い、その影を引きずったまま、幸せになることをどこかで拒んできた男の話。
     彼は、自分の過去に関わる女性と出会い、時間をともにするが、その女性もまた突然亡くなってしまう。彼女の過去を追いかけることは、同時に自分自身の過去を見つめ直すことでもあった。どれだけ探し求めても、はっきりした答えは出ない。それでも、答えのないままさまよい続けるしかない世界で、自分にできることをし尽くそうとする姿勢が印象的だった。

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    2026年05月21日
  • 殺し屋の営業術

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    面白い。めちゃくちゃ爽快で痛快。「殺し屋の営業」は新しすぎる観点だったが不思議と想像できてしまう滑らかな文章だった。

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    2026年05月21日
  • 源氏物語 12 姫君、若紫の語るお話

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    ネタバレ

    かなり読みやすく書かれていて、初心者向け入門の一冊としてとてもいい。難しい時代背景や複雑な人物関係の把握に悩まされず読めた。爽やかさすらある。
    ので、藤壺の女御や紫の上とはどうなるんだろう?と興味を持ち調べた結果、今とても正気度が下がっている。
    紫式部、千年以上経ったが、あなたほど複雑な人間模様を描ける作家はいない。あなたがナンバーワンだ。

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    2026年05月21日
  • 焼きそばうえだ

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    ほんっとにくだらなくて面白い笑
    2時間もかからず読み切った!

    冗談が本当になるみんなの行動力とか結束力とか
    たまに何やってんだ…って思いながらもやり切る所とか
    大人になってもこうやって馬鹿できるのいいな、ちゃんと大人しかできない馬鹿やってるのもいいな

    バリ行きたくなったな〜〜

    酷評も色々あると思うけど、毒舌も込みで私は好きだな

    心に残った言葉
    親切にする人になるんじゃなくて親切にされる人になる

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    2026年05月21日
  • 階段途中のビッグ・ノイズ

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    廃部の危機から仲間を集めて艱難辛苦踏み越えて、文化祭の舞台でロックンロールを! 
    青春小説ど真ん中! ラストの熱い展開には、泣きながら大笑いしてました。
    視点切り替えでそれぞれの想いが深まるのも、素敵な構成です。楽しい読書時間でした。

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    2026年05月21日
  • オール・ノット

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    ネタバレ

    単行本で一度読んでいたが、もう一度読み直してみると印象が全然違った。
    前回読んだときは主人公は努力をしているのに全然報われておらず、四葉さんも元お金持ちで優しい人という印象しかなかったが、どちらも逞しく、逆境でも自分の人生の主導権を握っていく芯のある人だと思った。
    物語の最後も希望が持てる展開でよかった。

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    2026年05月21日
  • 国宝 下 花道篇

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    映画を観ていなくても浮かぶ情景、圧巻でした。特に印象的なのは源氏物語のシーン、映画では描かれていないとの事で、とても残念ですが、映像に勝る小説の方が読書家としては嬉しいですね。
    (ちょうど来月からアマプラで配信されるということなので、観てどう感じるか、楽しみです。)
    メディアや反社との関係など、古き良き昭和という感じで、何もかも露わになって、美しさの欠けらも無い現代に警鐘を鳴らしている様に感じました。歌舞伎役者たちの生き様が(死ぬ直前まで)本当に格好良い!

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    2026年05月21日
  • ハーモニー

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    虐殺器官とハーモニーどちらも読むことが良い。とても良かった。

    精神(質的)と肉体(物質的)について。
    何となく自分がさも当然のように精神が肉体より、大切な概念であると思っていたことに気づかされた。そもそもその前提自体、私が勝手に思っていたことだったなぁ、と。

    解析されてしまっていろんなことが分かってしまった。
    私たちは「ただの生物」なのに。
    そこにあるものは何も意味がなくって、意味とはそもそもあるものではないのに。意味は主観でつくるもの。
    だから、そのままでいいのだけれど、なかなかそうもいかないエゴとか欲とかそういうものが、なんだかねぇ、と。
    正解もないしそういう風に考えるものでもないんだ

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    2026年05月21日
  • 片をつける

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    ネタバレ

    自然体で居させてくれる人は、その人自身が自然体でいるからなんだと感じられました。阿沙のおかげで八重の片づけが終わるし、八重のおかげで阿沙は片をつけられたんですかね。

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    2026年05月21日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    食堂で出会った見習い絵師は、カラヴァッジョだ!と思ったら、やはりな展開で歓喜でした。
    全てはフィクションですが年代は史実に基づいており、マハさんに歴史も教わっている気分になります。
    絵の真髄に触れられる作品です。

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    2026年05月21日